問題となっているのは、立憲民主党の公式ツイッターアカウントが13日に投稿したポスターデザイン。紫のトップスとヒョウ柄のズボンを穿いた小太りの女性が寝転がってテレビを見ているというもので、「大阪市にいらんことせんとってや、ほんま。」とつづられていた。また、ツイートには、都構想に反対する日本共産党大阪市議団の山中智子団長の「『(都構想が)分からない』という人は反対と書いて」と訴えるネットニュースへのリンクも記されていた。
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しかし、このポスターデザインについてネット上からは、「大阪の女性のイメージを下げてるし、偏見がひどすぎる」「大阪の女性はテレビ見ながらダラダラして、政治のことは適当にしか考えてないって表現してるとしか思えない」「解らないなら、解るように丁寧に説明していくのが政治家の仕事では?」といった批判が集まる事態となっている。
また、このデザインについて大阪府の吉村洋文知事は「これが反対派の立憲から見た大阪市民のイメージ。酷いね。大阪の民主主義のレベルは立憲が思ってるよりよっぽど高いよ」と苦言。堺市の永藤英機市長も「これが政党公式なのか・・・酷いな」と困惑していた。さらに、ジャーナリストの石井孝明氏も「このポスターをつくる立憲民主党のセンスのなさに驚愕。大阪人を馬鹿にし、ステレオタイプの大阪の豹柄を着た太ったおばさんの絵をかき、何も関心のない市民をたたえている」と批判していた。
都構想の是非はともかく、多くの有権者がデザインに疑問を覚えたようだった。
記事内の引用について
吉村洋文公式ツイッターより https://twitter.com/hiroyoshimura
永藤英機公式ツイッターより https://twitter.com/nagafujihideki
石井孝明公式ツイッターより https://twitter.com/ishiitakaaki