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立民応援キャラが「20年おきに起こった総理大臣の健康問題」ツイートで物議 立民は「無関係です」

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安倍晋三総理大臣

 立憲民主党の応援キャラクターを名乗る「立憲民主くん」のツイートが物議を醸している。

 問題となっているのは、25日に立憲民主くんが投稿したツイート。「20年おきに起こった総理大臣の健康問題」として、「1980年6月12日、大平正芳首相死去(70歳) 2000年5月14日、小渕恵三首相死去(62歳) 2020年…安倍晋三首相(現在65歳)」と、20年おきに死去した歴代総理大臣の名前を挙げ、「20年おきに起こった総理大臣の健康問題。安倍さんには十分に気をつけて欲しいですね」とつづられていた。

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 しかし、このツイートについて、「総理の具合が悪い時に不謹慎」「ヤクザが言う『夜道には気をつけろ』と同じ意味に聞こえる」「人として言っていいことと悪いことがある」という批判が殺到。翌26日には、元民主党で現在無所属の細野豪志衆議院議員も「書いているのが誰か想像はつくが、さすがにこの非公式アカウント、もう止めた方がいいのではないか」と苦言を呈していた。

 立憲民主くんは、もともと「民主くん」の名前で、かつては民主党の公式ゆるキャラとして活動していたもののの、2016年に民進党が発足した際に公認剥奪となり、引退。その後、2017年に立憲民主党結成に伴い登場し、立憲民主党議員の街頭演説に駆け付けたり、立憲民主党の情報をツイッターで発信したりなどしており、立憲民主党の公式ツイッターや、枝野幸男代表のツイッターも立憲民主くんをフォロー。しかし、これまでも立憲民主党の職員ではない部外者が立憲民主くんを運用していると立憲民主党は明かしていた。

 立憲民主党公式ツイッターはこの騒動を受け、26日に立憲民主くんについて「立憲民主党とは、無関係です」とあらためて言及。その上で、「前からアカウントの存在及び発信内容については把握していましたが、今般のツイート内容は看過できるものではなく、当該アカウントに速やかに適切な対応を求める申入れを行いました」とし、立憲民主くんもほぼリアルタイムで、「ご指摘とお叱りを受けているツイートは、報じられている安倍首相の健康問題について、在職中に急病で死去された故大平、小渕両首相の事例を紹介し、決して若くはない安倍さんを心配するつもりで記したのですが、却って『不謹慎』だと受け取られたようです」と説明し、「お詫びの上、当該ツイートは削除いたします」と、ツイートを削除した。

 謝罪後もネットからは、「無関係って切り捨てるのか…」「明らかに立憲民主党の内部関係者しか知り得ない情報も発信してるのに無関係は無理がある」という指摘が寄せられていたが、一方では、「これまでも無関係って言ってるし、勝手な暴走は立憲民主もカバーしきれない」「職員が運用してるわけじゃないんだし…」といったフォローも寄せられ、さらに騒動は大きくなっている。

記事内の引用について
立憲民主くん公式ツイッターより https://twitter.com/rikken_minshu
細野豪志公式ツイッターより https://twitter.com/hosono_54
立憲民主党公式ツイッターより https://twitter.com/CDP2017

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