最終回の視聴率は第8話の25.6%を7.1ポイント上回り、前回第9話(9月20日)の24.6%からは一気に8.1ポイント増で新シリーズの番組最高を更新。
>>脚本家のプライドが砕かれた? 制作サイドのせいで放送延期になっていた『半沢直樹』<<
NHK・民放キー局を通じた全ドラマのうち30%超えは前作最終回の42.2%以来、7年ぶりとなった。
「前シリーズの最終回超えはならなかったが、制作サイドも納得の数字だったのでは。放送中からネット上では話題になり、放送後は“半沢ロス”が巻き起こった。気が早いファンは続編の展開を予想し始めている」(テレビ局関係者)
前作から7年、ファンは続編を切望していたが、新型コロナの影響で4月スタートの予定が、3カ月遅れの7月スタートに。さらに、9月6日に放送予定だった第8話は制作スケジュールの遅れを理由に放送されず、主要キャストらが出演した緊急生放送スペシャルとなってしまった。
「前作の脚本家が交代するなど、舞台裏はドタバタだったが、香川照之、市川猿之助、片岡愛之助の歌舞伎勢の“顔芸”のおかげで大いに盛り上がった」(同)
続編制作までもいろいろあったようだが、放送にこぎ着けることができたキーマンは堺と同じ事務所の夏目三久アナだったという。
「夏目アナがMCを務めるTBS系の情報番組『あさチャン!』は視聴率が低迷。しかし、夏目アナは事務所の社長の寵愛を受けているといい、TBSとしては降板させることができなかった。一方、夏目アナサイドも、いつまでも『半沢』の続編にゴーサインを出さなければ、夏目アナが降板させられてしまうかもしれないのでようやくゴーサインを出したようだ」(芸能記者)
「半沢」シリーズが続く限り、夏目アナの“地位”は安泰かもしれない。