>>『半沢直樹』の続編が毎回高視聴率をキープし続けているある要因<<
第5話から物語は後半に突入。航空会社・帝国航空再建に挑む半沢の前に理不尽な要求を突きつける敵が立ちはだかる。
そして、第6話では、頭取室に呼び出された半沢は、香川照之演じる取締役・大和田らの前で佃典彦演じる審査部次長・曽根崎の悪事を明らかに。半沢の行動を妨害してきた曽根崎は、北大路欣也演じる頭取に土下座をすることになった。
土下座といえば、13年の前シリーズでは役員会の席で大和田が半沢に土下座を命じられるシーンがクライマックスだったが、23日に香川は自身のツイッターを更新。
頭取室の土下座のシーンを『ついに土下座が炸裂しました』と振り返り、『曽根崎役、名古屋で劇団を主宰する佃典彦さんは、一日中あの長いシーンを何度も繰り返し撮影したのに、ただのひと言もセリフを間違えませんでした。もちろん堺さんも』と共演者たちのすさまじい集中力を称えた。
「『半沢』の魅力は、役者同士がソーシャルディスタンスをまったく無視した顔の距離感でのバチバチの掛け合い。さらに、演出を手掛ける福澤克雄さんはテスト撮影をせず、ずっとカメラを回しておいて“取れ高”の良かったカットを使うので、OKが出るまでキャスト陣は気を抜けない。その緊張感が視聴者に伝わっているのだろう」(TBS係者)
香川は自ら進んで“宣伝活動”に励んでいるが、現場でも細やかな気遣いを見せているというのだ。
「『半沢』は香川にとって代表作となったので、続編の決断をしてくれた堺に対して恩義を感じている。そのため、現場を盛り立てようと常に気遣っている。そんな思いもあって、アドリブでの名ゼリフ『おしまいDeath!』と首を掻き切るポーズが誕生した」(同)
香川は撮影現場で今作での名セリフ「施されたら施し返す、恩返しです!」を実践してるようだ。