同番組は同局のドラマ「半沢直樹」の第8話が、新型コロナウイルスの感染拡大による撮影スケジュールの遅れで13日に延期されたことを受けて放送。
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番組はミニドラマ仕立てでスタートし、半沢役の堺雅人、同期の渡真利役の及川光博、金融庁の黒崎役の片岡愛之助が出演し、半沢が視聴者に放送延期をわびると、黒崎が生放送で対応することを提案。半沢が「これは恩返しなんだ!」などと叫んで幕を開けた。
番組は本物のドラマセットのあるスタジオから放送され、堺、愛之助、及川に加え、大和田役の香川照之、議員秘書・笠松役のお笑いコンビ・アンジャッシュの児嶋一哉らが出演。同局の安住紳一郎アナウンサーの進行で、話題となったシーンや撮影の裏話などを披露した。
「特番の視聴率は第1話の22.0%、第2話の22.1%を上回り、同時間帯の番組では圧勝。同局としては思わぬもうけものだったが、気になるのは放送延期の理由。撮影は“撮って出し”のタイトなスケジュールだそうで、となると、主要キャストの誰かが新型コロナウイルスに感染、もしくは、スタッフの集団感染により延期になったのではと言われていた」(放送担当記者)
発売中の「週刊新潮」(新潮社)によると、脚本家が今作では7年前の人物と交代。同作の福澤克雄監督は職人かたぎで何度も台本を書き直すため、撮影当初から台本づくりが遅れたといい、どうやら、それが放送延期の理由だというのだ。
「福澤氏が納得できなかったようで、すでに、第6話の時点で脚本家は3人目。おまけに、第2話で話題となった香川のセリフ『お・し・ま・いDEATH!』は、香川自身が考えたアドリブ。ほかにも、役者陣のアドリブのおかげで名シーンや名ゼリフが誕生しているので、脚本家のプライドはこっぱみじんだろう」(同)
とはいえ、特番で香川が予告した、13日の第8話の名ゼリフが期待される。