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『半沢直樹』最終回、第1シリーズ最大の謎がやっと解けた?「怒涛の伏線回収が最高」の声

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堺雅人

 日曜劇場『半沢直樹』(TBS系)の最終回が27日に放送され、平均視聴率が32.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で自己最高視聴率を更新したことが各社で報じられている。第9話の24.6%からは8.1ポイントの大幅アップ。全話平均視聴率は24.8%となった。

 ​>>脚本家のプライドが砕かれた? 制作サイドのせいで放送延期になっていた『半沢直樹』<<​​​

 最終回は、伊勢志摩ステートから箕部幹事長(柄本明)への金の流れが記された決定的証拠は、大和田(香川照之)と中野渡頭取(北大路欣也)によって箕部の手に渡ってしまった。怒りに燃えた半沢(堺雅人)は3人に対して1000倍返しを誓うも、帝国航空再建プロジェクトから外されてしまい――というストーリーが描かれた。

 大人気シリーズの2作目の最終回では、前作からの疑問点も回収され、シリーズファンを多いに喜ばせた。
 「前作では大和田の不正を暴き、土下座までさせて糾弾した半沢が出向に。一方で、大和田は降格処分だけにとどまり、処分に対し視聴者からは疑問の声が上がっていました。しかし、本作の最終回の中で、大和田が降格処分だけだった理由について、頭取が大和田に旧Tの問題融資の実態を調べさせるためだったことが判明。さらに、半沢が証券会社に出向になった理由については、頭取が『銀行と証券で成り立っている。この世界で生きていくなら証券を知ることは必ず君の力になる』と説明し、『半沢、君はいずれ頭取になる男だ』という頭取からの力強いセリフもありました。前作の疑問点を伏線として見事に回収したこの演出について視聴者からは、『めっちゃ練られてる!』『前作で叩かれた点を伏線で使うってすごい…』『怒涛の伏線回収が最高だった』という声が聞かれました」(ドラマライター)

 また、第1シリーズでは敵だった大和田、黒崎(片岡愛之助)がクライマックスでは味方に。中盤までは敵対していた白井大臣(江口のりこ)も最終的には味方となる展開にも反響が集まっていたが――。
 「一方では、最終回に近づくにつれて過激になっていったキャストたちの顔芸やオーバーリアクションに対し、『もはやコント』『これギャグでしょ』といった呆れ声も聞かれていました。香川、片岡、尾上松也、市川猿之助など歌舞伎役者が多く出演していることでも話題になっていた本作ですが、過剰になりすぎていった演技が話題になった反面、『ドラマとしてどうなのよ』『怒鳴り合いがただただうるさい』といった厳しい声も集めていました」(同)

 早くも続編を求める声も上がっているが、果たして実現するだろうか――。

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