今作はベストセラー作家・池井戸潤氏の代表作「半沢直樹」シリーズのうち、「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」を実写化したものだが、智美はドラマオリジナルのキャラクター。
>>『半沢直樹』の放送延期でささやかれる噂 既に撮影はほぼ終わっている?<<
これまでの放送では、店内で半沢(堺)や渡真利(及川光博)がニューヨーク支店から異動してきた紀本常務(段田安則)の話をしていると、智美のやや不安そうな表情がアップになるなど、意味深な演技が話題に。
そして、8月30日放送の第7話では、智美が元銀行員で、半沢にとっての大きな敵かもしれない中野渡頭取(北大路欣也)の元部下だったことが明らかになったのだ。
「もともと、ドラマはキャラの濃い“男祭”で、女性キャストは半沢の妻役の上戸彩ぐらいしかいなかった。さすがに、それだと視聴者が飽きてしまうかもしれないので、ドラマの“息抜き”となるように、ビジュアルも抜群な井川を投入したようだ」(テレビ誌記者)
もともと、グラビアで活躍し世の男性たちを魅了した井川だが、02年に女優業に転身。すでにキャリアは20年近くになるが、発売中の「週刊文春」(文芸春秋)によると、撮影現場ではかなりのこだわりを見せているという。
撮影現場では新型コロナの感染予防対策のため、スタッフは全員マスクを、出演者もリハーサルではフェイスシールドを着用して、本番時だけ外して演技しているという。
ところが、井川1人だけが、フェイスシールドやマスクを着用せず。フェイスシールドを着用するとセットした髪形が乱れ、マスクをして顔に跡がついてしまうのを危惧しているという。そのため、共演者とは距離を保って撮影しているのだとか。現場入りした時点で女将役になりきり、ビジュアルにも気を配っているようだ。