23日の参議院予算委員会で安倍晋三首相が、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて東京五輪の延期を容認する考えを示した。これを受け同日には東京五輪大会組織委員会の森喜朗会長が会見、IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長と22日夜にテレビ会談した結果、今後4週間にわたり延期をめぐり議論することになったと明かすなど、海外だけでなく日本国内でも開催延期の見方が強まっている。
一方で五輪の恒例である聖火リレーも、トーチを使って複数のランナーにリレーさせる通常の方式を見送り、聖火をともしたランタンを車で巡回させるという代替案が一部で報道されている。
『バイキング』のスタジオでも聖火リレーをめぐり議論していたが、その中で坂上は「ホント大ひんしゅく買うかもしれないけど」と前置きしながら、「そんな火って大事なの?」と世界がコロナ禍に揺れる最中の聖火行事強行を疑問視した。坂上はなおも「何で無理やり車で巡回させる方にこだわるんだ」と批判を続けつつ、世界でコロナ禍が落ち着くまで「どこかでそれこそ保管しておくっていうのは、甲斐さん、ダメなんですかね」とゲストのミュージシャン・甲斐よしひろに話を振った。
ところが甲斐は「でもあのランタン、すごくかわいいですよね。あのランタン欲しいな~」と話を変えて笑いを誘った。これにヒロミも「あのランタンでキャンプしたいんだよね」などと乗っかっていると、坂上が苦笑しながら「はい、(ネットで)二人も大炎上」とツッコミを入れた。
ネットからは坂上の発言に「聖火の意味知らないんだ~。毎回ギリシャから運ばれる『聖なる火』なのに」「火ってそんな大事なんですかぁ?って笑いながら言う坂上忍嫌い」「大会延期・中止の宣言が出ない以上、スケジュール通りにやらないと余計グダグダになるんじゃないの?」と批判が集まっている。しかしヒロミと甲斐のランタンをめぐるやりとりに関しては「私もあのランタン欲しい。甲斐さん可愛い」「ヒロミナイス合の手」「『ランタン、すごくかわいいですよね』発言に笑う」など、坂上の指摘とは裏腹に好評だった。
坂上は聖火をめぐる発言で”炎上”したが、ランタンをめぐるヒロミと甲斐の発言は受け入れられたようだ。