男は3月8日午後6時頃、自宅で妻の太ももを蹴るなどして暴行。妻が痛みでうずくまると、さらに背中を複数回蹴った。妻が110番通報し、駆けつけた警察官が暴行容疑で現行犯逮捕した。当時、男は350ミリリットル缶のビールを2本飲んでいたそうだ。
子供に物を教える立場の人間が、妻に暴力を振るうだけでも驚いてしまうが、世間をドン引きさせたのは、その動機。警察の取り調べに対し、「妻が子供(幼児)ばかりかまって、俺をかまってくれず、腹が立って蹴った」と話しているというのだ。男は日常的に妻に暴力を振るっていたものと見られているが、それが「かまってくれない」という理由だったとすれば、実に幼稚と言わざるを得ないだろう。
「妻が子供ばかりでかまってくれないからDV」という事件に、「子供が一番手のかかる時期に一緒に世話もせず暴力。ありえない男。これが教師なんて情けない」「育児を妻に任せて飲酒、暴力。私利私欲にもほどがある」「そんなに妻にかまってほしければ、自分も育児に参加しろ。親になった自覚がない、しょうもない男」と男について怒りの声が相次ぐ。
また、「こんな男を教壇に立たせるな」「学校ではどんな態度で働いていたのか。生徒にも暴力を振るっていたのではないか」「人としてのレベルが低い。こんな男に教えられた生徒は不幸」と、教育者としての「資格」や「資質」についても疑問視する声が相次いだ。
今後、離婚や懲戒免職なども囁かれている34歳男。行動の代償は大きなものになりそうだ。