逮捕された男は、1月28日午前2時頃、生後8ヶ月の長男に対し両足をテープで縛った上、車の中に放置。さらに自宅に戻り、手で首を絞める、顔にタオルを押し付けるなどして虐待した。
当初、事件は隠ぺいされていたが、3日になり20代の母親が警察に「夫が子供に暴力を振るった」と相談し、事件が発覚。30歳の男は保護責任者遺棄と暴行の疑いで、逮捕された。
自分の子供になぜこのような行動に出たのか。警察の取り調べに対し男は容疑を認め、「子供の泣き声に腹が立った」「子供が泣き止まないのでどうにかしたいと思った」などと話していることがわかっている。なお、子供に怪我はなく、無事だった。
この信じられない事件に、「許せない。絶対にこの男を父親に戻してはいけない」「泣き声がうるさいから縛る、放置する、首を絞める…。頭が悪い」「カッとなってやった行動ではない。考えてやっている。悪質すぎる」などと怒りの声が相次ぐ。
また、「今後どうやって子供を育てていくのか心配」「行政がしっかりと母親と子供をサポートしてほしい」「今後絶対に父親と子供を会わせないでほしい」と将来を心配する声も多かった。
育児は親にとって相当なストレスが溜まるものだが、それ以上に「かわいい」という感情が上回り、世話をするのが親というもの。「泣き止まない」という理由で足を縛る、駐車場に放置する、首を絞めるなどする行動は、言語道断で「あり得ない」と言わざるを得ない。