子供たちが投げた雪玉が男の乗る車に当たったことで、男は激怒。男は車から降りて、車にあった銃で、子供たちを撃ったという。子供たちは男の銃を見て、その場から逃げたが、3人の子供が負傷した。1人目の13歳の子供は脚を撃たれ、2人目の子供は腕を撃たれ、3人目の子供は胸を撃たれた。1人目の子供以外の年齢は明かされていない。いずれも命に別状はないという。
男は銃撃後、車に乗って逃走したが、事件から8日後の1月12日、男は危険な武器の使用や人に危害を加えた罪などで逮捕されたという。『CBS 58』によると、男は薬物を使用していたか、飲酒をしていた可能性があるそうだ。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「相手は子供だし、雪玉を投げられただけでそこまでキレる必要がない」「子供に向かって銃を突きつけるなんて怖すぎる」「何歳の子供がいたか分からないけど、善悪の区別がつく年齢の子供もいたはず。車に向かって雪玉を投げる行為も良くなかった」などの声が挙がっていた。
海外には、他にも子供たちから雪玉を投げられたことに腹を立て、子供たちに危害を加えた人間がいる。
アメリカ・ノースダコタ州で、当時68歳の男が、少年に雪玉を当てられたことに腹を立て、少年を暴行したと、海外ニュースサイト『METRO』が2019年10月に報じた。同記事によると、男は犬の散歩中、数人の少年が雪玉を投げて遊んでいる横を通り過ぎたそうだ。男が通りすぎた時、少年のうちの一人の当時9歳の少年が、男に雪玉を投げつけた。
男は雪玉を投げつけられたことに腹を立て、9歳の少年に向かって叫びながら石を投げつけたという。石を投げつけた後、男は9歳の少年を地面に叩きつけ、少年が意識を失うまで殴る蹴るの暴行を加えた。少年はすぐに病院に運ばれ、命には別状はなかったが、左脚がうまく動かない状態が続いたそうだ。後遺症が残ったかどうかは明かされていない。男は暴行の罪で逮捕された。
不快な思いをさせられ腹を立てることはあるかもしれないが、相手を傷つけるべきではないし、ましてや子供相手に銃を撃ったり暴力を振るうなど許されないことだ。
記事内の引用について
「Milwaukee man charged with shooting 2 kids throwing snowballs at his car」(CBS 58)より
https://www.cbs58.com/news/officials-milwaukee-man-charged-with-shooting-2-kids-throwing-snowballs-at-his-car
「Wisconsin man charged after allegedly shooting kids who threw snowballs at his car」(New York Post)より
https://nypost.com/2020/02/19/wisconsin-man-charged-after-allegedly-shooting-kids-who-threw-snowballs-at-his-car/
「Dog walker, 68, ‘smashed young boy’s face into ground after being struck by snowball’」(METRO)より
https://metro.co.uk/2019/10/16/dog-walker-68-smashed-young-boys-face-ground-struck-snowball-10932153/