search
とじる
トップ > トレンド > 名古屋・大須演芸場で赤穂浪士討ち入りの夜に贈る“アウトレイジ落語会”が開催される

名古屋・大須演芸場で赤穂浪士討ち入りの夜に贈る“アウトレイジ落語会”が開催される

 名古屋の大須演芸場で12月14日“異端の落語家快楽亭ブラックvs孤高の噺職人 元笑福亭小松夏川鴈二郎”というとんでもない落語会が開催される。

 快楽亭ブラック師匠といえば1969年に立川談志に入門。これまでに17回も改名。現在は月に10日程度、名古屋・大須演芸場に出演している。芸達者な方で落語以外でも映画評論家としても活躍している。

 一方、元笑福亭小松夏川鴈二郎は、1972年に笑福亭松鶴師匠に入門。たいへん可愛がられたそうで、酒と女、ギャンブルでしくじったが、そのたびに許してくれたという。しかし、やばいスジからの借金で関西におれなくなり、東京へ逃亡。東京では相方を見つけて「青空ピン児ポン児」を結成。漫才新人コンクールで優勝するなどツービート、セントルイスに次ぐポジションにいたが、師匠の「関西に戻ってこい」の一言でUターン。再び落語家に戻った。

 その後も谷あり山あり。波瀾万丈。97年に胃ガンで「余命半年」と宣告されたが、日本縦断の旅に出る。全国各地で「ガン克服落語会」を開き、一世を風靡した。胃ガンを告知し、脚光を浴びる。映画「栄光の3000キロ」のモデルにもなった。2000年には「小松のらくだ」で芸術祭優秀賞を受賞した。ところが信頼していた人物に裏切られ、数千万円の借金を背負い込む。薬物にも手を出し、覚醒剤所持で逮捕され、大津刑務所に服役。とうとう落語家を廃業するはめに。

 以上が笑福亭小松のプロフィール。よって元がついている。夏川は本名。今回の落語会にあたってyou tube(http://www.youtube.com/watch?v=NNz_5rPhNXg)にて意気込みを語っている。

 刑務所内で結核にかかり肺に影ができた。出所後精密検査をしたところなんと「肺ガン」と宣告された。胃ガンとはまったく別のガンだという。

 残された人生噺職人として高座に賭けたいという。落語会では持ちネタの創作落語「アイラブ松鶴」のほかに塀の中のことや、薬物のこと、ガン闘病のことなど赤裸々に語るつもりだという。デンジャラスな2人の落語会、まさに必見必聴!!

 アウトレイジ落語会の詳細は(http://ameblo.jp/officeplus1/)にて随時更新中。

関連記事

関連画像

もっと見る


トレンド→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

トレンド→

もっと見る→

注目タグ