search
とじる
トップ > 社会 > 『ヒプマイ』コラボグッズ、「店員による不正購入」を認めタニタカフェが謝罪 ファンの不信の声止まず

『ヒプマイ』コラボグッズ、「店員による不正購入」を認めタニタカフェが謝罪 ファンの不信の声止まず

pic pic

画像はイメージです

 ラップバトルプロジェクト『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』(通称『ヒプマイ』)とタニタがコラボした企画「ヒプノシスマイク×タニタカフェ」について新展開が見られた。

 1月31日から2月28日までの期間限定で、新潟県長岡市の「タニタカフェ」で開催されている同企画。カフェではオリジナルフードや限定グッズなどが販売されていたが、その中の「オリジナル缶バッジ」は出現率の低いシークレットバージョンが4種類あることがファンの間で話題になっていた。

 しかし、企画開始直後、フリーマーケットサービスでシークレット缶バッジが大量に出品されているのが判明。また、店員が缶バッジの入った袋の重さを感覚で測り、より分けているような場面が収められた動画も流出し、ファンからは「店員による中抜きじゃないか」「あらかじめより分けておいてあとから購入しているのでは?」といった不正が指摘されていた。

 これに対し、イベントをプロデュースしているタニタの子会社・タニタヘルスリンクは8日、公式サイト上で「不正行為は認められず、またこれに類する行為の目撃情報も得ることが出来ませんでした」と疑惑を否定。「引き続き調査を続けてまいります」とつづられていたものの、ファンからの不信感は過熱。同企画への不信の声がSNSなどに連日書き込まれる騒動になっていた。

 その後、タニタヘルスリンクは14日になり、公式サイトに「『ヒプノシスマイク×タニタカフェ(長岡)』 従業員による不正購入に関するご報告とお詫び」という文章をアップ。それによると、引き続き調査していた結果、「販売スタッフが不正な手段でオリジナル缶バッジを購入していることが分かりました」とファンが指摘し続けた不正が認められたという。当該スタッフは否認しているものの、購入総数と手に入れたシークレット缶バッジの数、シークレット品の出現率から考えると「確率的に考えにくい」とのこと。そのスタッフはすでに業務から外れているといい、今後について「弊社では業務妨害として警察に被害届を提出して実態を明らかにしていくとともに、当該の販売スタッフと派遣会社に対して損害賠償を求めていく考えです」とつづり、謝罪していた。

 また、「2月1日から2月8日までの期間、『シークレット』品が適正な割合で入っていなかった可能性」があるといい、救済処置として商品の引き直しや返品なども考えているとのことだが、ネットからは「大した調査もせずに済ませようとしてたら、どんどん騒ぎが大きくなってやっと認めた感じ?」「いわゆるバイトテロかもしれないけど、ここまでタニタ側の対応も悪すぎる」「最初からちゃんと調べてくれたら印象も違ったのに…」という声が噴出。ファンの不信感はいまだ止まない状態となっている。

 果たして今後、すべてのファンが納得する対応をしてくれるのだろうか。注目が集まる。

記事内の引用について
タニタヘルスリンク公式サイトより https://www.tanita-thl.co.jp/

関連記事


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ