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来春スタートNHK朝ドラ『エール』脚本家“電撃交代”泣き笑い

 NHKが11月5日、来春にスタートする連続テレビ小説『エール』の脚本担当が交代すると発表した。林宏司氏に代わり、清水友佳子氏と嶋田うれ葉氏が執筆する。同局は交代理由を「制作上の都合」と説明したが、ウワサでは、林氏と演出担当スタッフが方針の違いで対立し、修復不可能な状態まで関係が悪化しているという。現場で一体、何があったのだろうか。

 「林氏は『ハゲタカ』(NHK)や『BOSS』シリーズ(フジテレビ系)など、数多くのヒット作を生み出している有名な脚本家です。当初は局側も林氏の手腕に期待していたようですが、クランクイン前にはすでに、物語の方向性や構成などで対立していたようです。朝ドラは注目度も高いことから、視聴率が低迷することは許されません。放送期間中の平均視聴率は20%以上が合格点とされ、それ以下は責任問題に発展することもあるといいます。常にプロデューサーはピリピリしていますよ」(テレビ誌記者)

 2012年後期の『純と愛』では、脚本家の遊川和彦氏とヒロインの夏菜が演技に関して対立し、現場は常に不穏な空気が流れていたというが、案の定、平均視聴率も17.1%という“散々”なありさまだった。

 「ドラマにおける絶対的な権力者はチーフプロデューサーなんです。橋田壽賀子氏や倉本聰氏くらいの超大物以外は、通常、脚本家が口出しできる立場にはありません。頭を悩ませて執筆した脚本が、プロデューサーの鶴の一言でひっくり返ることなど決して珍しくないんです。脚本家にとっても朝ドラを担当することは名誉と実績になりますから、大抵は泣き寝入りですね。林氏はドラマ性にもこだわりのある脚本家ですから、無理やり構成を変更させられて、我慢がならなかったんじゃないでしょうか」(同・記者)

 『エール』は、高校野球全国大会の行進曲「栄冠は君に輝く」で知られる作曲家・古関裕而氏をモデルにしたドラマで、主演は窪田正孝、妻を二階堂ふみが演じる。2人にしてみれば、放送開始前から別の意味で世間の注目を集めてしまい困惑していることだろう。

 ここ最近の朝ドラは脚本家自らがSNSでドラマ情報をツイートするなど、出演俳優並みに注目が集まっている。NHKにしてみれば、放送中に恨み、つらみを吐かれるよりも、早い段階で“切って”しまいたいと考えていたのかもしれない。

 ドラマが開始され、視聴率が公表されたとき、果たして林氏とNHKどちらの“高笑い”が聞こえるのか。来春の放送を楽しみに待ちたい。

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