M-1グランプリ2020
-
芸能ニュース 2021年01月07日 22時15分
マヂラブ主催ライブ、異例の売り上げで歴代1位に! 爆発的人気が出た理由は、前代未聞の“ヤジ”?
1月1日、ヨシモト∞ホールで『マヂカルラブリーno寄席』が無観客で開催。その内容が話題を呼び、見逃し配信が延長に。結果的にチケットが14,000枚以上売れる大盛況イベントとなった。 こちらは『M-1グランプリ2020』(ABCテレビ・テレビ朝日系)で優勝を果たしたマヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)が好きな芸人を呼んで、ネタをしてもらうというシンプルなイベント。もともと野田は、事務所に所属していないフリー芸人として地下ライブで活動していたこともあってか、同じ境遇で非吉本の、永野、モダンタイムス、ランジャタイ、ザ・ギース、脳みそ夫を呼んでライブを行った。 メンバーは、テレビスターというわけではないが、ライブでは名を馳せているメンツ。マヂラブ優勝の話題性も相まって、前売りの時点で900枚の配信チケットが売れていたという。吉本では『◯◯no寄席』と題して、同じようにライブを開催しているが、ここまでの話題にはなっていない。なぜ、そんな中でも、今回のネタライブに注目が集まったのだろうか。 >>マヂラブ野田の提案に相方・村上が「叩かれるどころじゃない」 M-1“漫才じゃない”論争後日談も明かす<< 「無観客ということもあって、客席にいた芸人がネタ中にヤジを飛ばし始めたんです。特に不条理な漫才をするランジャタイには、野田や永野が『話を進めろ!』『理解しようとするな!』と強烈なツッコミを連発。そのやりとりが大爆笑を生みました。普段なら、人のネタを邪魔するなんてあり得ないこと。しかし、このヤジに芸人たちは倒れ込んで笑っていましたし、一部聞こえないところがあるほどだったのに、視聴者も同じく爆笑していましたね。ネタ終了後、出演者たちが『伝説の寄席になりました』と語るほど、手応えがあったようです」(芸能ライター) 見逃し配信はわずか3日程度だったものの、翌日には7,000枚売れるなど、あまりにもチケットが売れ始めたため、野田が自ら配信延長を交渉(販売は1月9日正午、視聴は10日21時まで延長となった)。ネットで話題となったことも相まって、960円のチケットが5日の時点で12,000枚以上売れたという。この時点で、よしもとの配信ライブ歴代2位の記録。1位は、アキナ、和牛、アインシュタインの『アキナ牛シュタイン』の14,000枚と言われている。彼らはチケットが2,000円で、会場にもお客さんを呼んでいたため、条件が同じではないものの、『マヂカルラブリーno寄席』は異例中の異例だということが分かる。ネットでも満足の声が多く、「ヤジ飛ばしすぎだろwwwすきwww」「腹ちぎれそうだった」とのコメントがあった。 2人は4日深夜に放送された『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)にて、同ライブを述懐。ネタでトップバッターを務めたマヂラブは「視聴者数も多くて、他の出演者の方々が気を遣っていたんだよね。俺(野田)としては“いいんだよ”ってつもりで(二番目の出番だったランジャタイに)ヤジを言い出したら、もうみんな止まんなくなっちゃって」と振り返った。また、チケットの売り上げに応じてギャラも反映されるため、「(アキナ牛シュタインの)光と(マヂラブ寄席の)闇の戦い。何枚行くか楽しみ」と語っていた。 そして7日午後4時54分、野田が「マヂカルラブリーno寄席が14000枚を超えてオンライン配信歴代売り上げ枚数1位となったそうです 伝説のライブとなりました」と、自信のツイッターで報告。勢いは続いているようだ。 『M-1』優勝で、地上波でもライブでも無双状態のマヂラブ。彼らの伝説はまだまだ続きそうだ。記事内の引用についてマヂカルラブリー 野田クリスタルの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/nodacry
-
芸能ニュース 2021年01月06日 22時00分
オール巨人、紳助さんに『M-1』審査員をオファー 引退宣言続出で今年の審査員は大きく変わる?
カジサック(キングコング・梶原雄太)のYouTubeチャンネルが5日に更新。審査員を務めたオール巨人を迎えて『M-1グランプリ2020』(ABCテレビ・テレビ朝日系)の総括を行った。 巨人は、優勝したマヂカルラブリーを筆頭に、それぞれのコンビのネタを振り返った。大会中には語られなかった審査員としての重圧、得点の理由、ネタの良い点悪い点などを包み隠さず話し、カジサックを感動させていた。 「以前、巨人は、同チャンネルで長年務めた『M-1』の審査員を卒業すると示唆。それがネットニュースとなり、2020年大会の審査員をオール巨人が務めるかどうか一部で話題となっていました。大会でもその件は触れられ、スタッフの熱い思いで引き受けたことを明かしています。そんな中、巨人がある人物に審査員を頼んでいたことが明らかとなったのです」(芸能ライター) >>キンコン梶原、失踪事件の原因は西野だった? 真相を明かし、オードリー若林も「もう宗教ですよ」<< カジサックから、2021年大会も審査をするのか、今の純粋な気持ちを問われた巨人は「(島田)紳助(さん)に『行ってくれ』って言うてん」とポツリ。以前、紳助さんとゴルフに行った際に代役をお願いしたものの、「行けへん」と断られたという。さらに、「あいつ『M-1』見てへんらしい」「(紳助さんに)去年オモロかったやろ? あんな漫才できるやつおるから、審査してくれって言うたら、『ミルクボーイって誰?』って言うてたよ」と明かし、カジサックを驚かせた。 「『M-1』は紳助さんが作った大会です。彼が再び審査するとなったら、世間は驚いたでしょうね。ちなみに、ダウンタウン・松本人志は、紳助さんから依頼されて審査員をするようになった一人。そのためか、当時、紳助さんが謹慎中で審査をしなかった2004年大会には出演していません。裏番組に相方の浜田雅功が出ていたからというエピソードもありますが、一部では、紳助さんが出なかったからだと言われています。また、紳助さんが芸能界を引退し、不在だったものの、松本は2016年大会から審査員を再開。それは、上沼恵美子がいたことが大きいようです。松本は、卒業を示唆している上沼が審査員を辞めると、自分も辞めると語っています。彼には『自分より先輩で尊敬する人がいないとやらない』という信念があるようですね」(同上) 上沼も2020年大会を以って審査員卒業を示唆。となると、松本の出演も危うい。芸人にとって、彼の出演はモチベーションの一つなので、ぜひ出てほしいところ。今回の発言を機に、紳助さんの審査員待望論が巻き起こるかもしれない。
-
芸能ニュース 2021年01月05日 20時00分
マヂラブ野田の提案に相方・村上が「叩かれるどころじゃない」 M-1“漫才じゃない”論争後日談も明かす
1月4日深夜放送の『オールナイトニッポン』(ニッポン放送系)特番に、『M-1グランプリ』(朝日放送制作・テレビ朝日系)のチャンピオンとなったマヂカルラブリーが出演した。 マヂラブは深夜3時からの『オールナイトニッポン0(ZERO)』は2度担当しているが、深夜1時からの枠は初となる。 野田クリスタルは「M-1」優勝の感慨について、「びっくらこきましたよ」と前置きしつつ、「やっぱあの瞬間さ。若干冷静になれてたね。このシーン永遠に使われると思って、一瞬あそこ焦ったね」と独特の感性を発揮した。さらに、「キングオブコントで正統派漫才やろうぜ」と話し、世間を騒がせている「あれは漫才じゃない」論争についてもサラリとコメント。これには、相方の村上から「叩かれるどころじゃないでしょ」と冷静にツッコまれていた。この後のトークでも論争について話し、マヂラブは自らのネタに取り込んでるようで、野田は「何周もしてるから漫才のツカミが完璧になってる」と後日談を披露していた。 そんな村上は、賞金の使い道について「200万円の時計購入」をさまざまな番組で話しているが、その前段階のエピソードとして、「時計を買う男だから。秘密にしてましたけど、今付けてる時計も80万円くらい」と初告白。これには、相方の野田から「家賃3万8千円の奴が時計80万円付けて、滞納もしてんでしょ。払えよ。買うな時計」とツッコまれていた。 >>「マヂラブは時代を変えた」おぎやはぎ、M-1優勝をたたえる “裏優勝”コンビも発表、過去にダメ出しも<< 村上は放送後にツイッターを更新。「オールナイトニッポンありがとうございましたー! 黒スーモってなに?」とツイートし、番組発のフレーズがトレンド入したことに驚きの様子だった。 ネット上では「マジ面白かったです」「レギュラー化希望」といった絶賛の声が相次いだ。ネタの世界そのままのシュールなボケとツッコミを繰り広げたマヂラブのさらなる活躍に期待がかかるところだ。記事内の引用についてマヂカルラブリー村上のツイッターより https://twitter.com/mlmurakami
-
-
芸能ニュース 2021年01月01日 07時00分
『M-1』真の王者は、錦鯉、おいでやす小田? 2021年のバラエティーを席巻するのは
『M-1グランプリ2020』(ABCテレビ・テレビ朝日系)は、マヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)が王者となって幕を閉じた。優勝翌日には10本以上のメディアに露出し、引っ張りだこに。野田クリスタルは『R-1ぐらんぷり2020』(関西テレビ・フジテレビ系)優勝、プログラミングを駆使してゲーム作るほどのゲーム好きなど、トピックも多く、2021年は忙しい毎日を送ることになるだろう。 例年であると、厳粛な空気、出場者の緊張もあって、漫才以外に笑いが生まれることは少ない『M-1』だが、2020年大会に関しては、審査員や司会とファイナリストのやりとりが大いに盛り上がった。 一昨年トップバッターで点も芳しくなかったニューヨークが、松本人志とのやりとりで爆笑を生んだことで、バラエティー番組に呼ばれるように。『キングオブコント2020』(TBS系)準優勝も相まって、今やお笑い第七世代にひけをとらぬほど、世間の人気者となった。2020年の大会でも、優勝はできなかったものの、審査員や司会とのやりとりで爆笑を生んでいる。そんなニューヨークや多数のCMにも出演するぺこぱように、バラエティーで活躍するファイナリストがいると注目が集まっているという。 「準優勝となったおいでやすこがのおいでやす小田ですね。大会終了後の配信番組で、千鳥・大悟が彼と絡んだ際『(小田のツッコミが)ほしくなる』と絶賛していました。確かに、彼のシンプルで気持ちいい音域のツッコミは、ボケがほしくなるタイプ。ドッキリ番組に多く呼ばれることでしょう。コンビとしては錦鯉も注目です。彼らは昨年より少しずつメディアに露出していましたが、今回を機に爆発しそう。ネタ番組はもちろん、ボケを担当する49歳の長谷川雅紀の極貧生活、歯が8本しかないこと、遠距離恋愛している彼女がいるも数回しか会ったことがないことなど、とんでもないエピソードが山盛りなので、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)などのバラエティーに顔出しした後は、ゴールデンにも進出していくと思いますよ」(芸能ライター) >>『R-1』芸歴10年以内のルール変更で、資格喪失芸人が悲鳴 不出場となった優勝候補は<< 見取り図はもちろん、8位と結果が振るわず、その後出演した番組でも「恥ずかしい」漫談で爆笑をかっさらったアキナも注目したいところだが、彼らはあるネックがあるという。 「実は、関西ですでに人気がある2組。レギュラー番組も抱えているため、東京の番組に出演する時間が取れない可能性が高いのです。2009年『R-1』で優勝した中山功太も同じ現象に悩まされた一人。彼は帯でレギュラーを抱えていたため、優勝後すぐに東京進出が叶わず、ブレイクを逃しています。東京進出する気があるのならば、早めに上京した方が得策かもしれませんね」(同上) とにもかくにも、おいでやす小田や錦鯉が2021年のバラエティーを席巻するのは間違いなさそうだ。
-
芸能ニュース 2020年12月28日 17時30分
小倉智昭、マヂラブの面白さ解析に「このデータは気にしなくていい」 サンド引き合いに出し物議
28日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)に『M-1グランプリ2020』(朝日放送制作・テレビ朝日系)で優勝を果たしたマヂカルラブリーが出演し、”新漫才”の面白さを科学的に分析した。 『M-1グランプリ2020』で優勝したマヂカルラブリーだが、そのネタの内容に対して「漫才なのか否か」といった議論がネット上を駆け巡っている。これを受け、マヂカルラブリーが出演した『とくダネ!』にて、各専門家がネタの面白さを科学的に分析するという企画が実施された。 「コミュニケーションにおける身体表現」を研究している阪田真己子同志社大学文化情報学部教授は、データの一つとして「観客の笑い1回あたりの最長持続時間」を提示。M-1歴代チャンピオンの笑い最長持続時間が棒グラフにて表されているデータであったが、このデータによると、これまでの最長記録はアンタッチャブルの「9.9秒」であった。しかし、マヂカルラブリーの記録は「23.7秒」。圧倒的な数字にスタジオはどよめいた。 このデータに対してMC小倉智昭キャスターが「この秒数っていうのはそんなにアテにならないと思う」とすぐさま指摘。「今一番人気があると思うサンドウィッチマンが5秒だから、このデータはそんなに気にしなくていい」と発言した。この指摘に対してマヂカルラブリーも「僕らもあまり気にしていない」と返し、笑いを誘った。この一連のやりとりに、視聴者からも「(小倉キャスターの指摘は)間違いではない笑」「小倉さんが言ってたことわかる」などの声がTwitterで挙がっている。 >>『とくダネ』小倉、古市氏に「またそんなことを」と苦笑い 西村大臣の「Stay with…」訴えに細かいツッコミ?<< また、印象行動学の面からの分析によると、野田クリスタルの「笑いどころが見えづらい動き」に対して視聴者が笑う前に、村上の「ものすごいツッコミがはっきりとして解説として入る」という点が面白さの要素に現れているようだ。Twitterでは「生で見たらもっと面白い!」など肯定的な意見が寄せられる一方で、「面白さがわからない」「正直、笑えない」という厳しい意見も多く挙がっている。 M-1を優勝したものの、その芸風に賛否両論巻き起こっているマヂカルラブリーだが、2021年はより視聴者を惹きつけるための飛躍を期待していきたい。
-
-
芸能ニュース 2020年12月26日 20時00分
M-1、“漫才じゃない”論争は過去にも?「完全にボーク」と評された芸人も
12月20日に放送された『M-1グランプリ2020』(朝日放送制作・テレビ朝日系)で優勝を果たしたマヂカルラブリーのネタに関して、ネット上を中心に「これは果たして漫才なのか」といった議論が巻き起こっている。今大会は、最終決戦に大会史上初のユニットコンビのおいでやすこが、関西弁の正統派漫才と言える見取り図、そしてマヂカルラブリーが進み、審査員の票が分かれる大接戦となた。 審査員の一人を務めたナイツ(2008年3位など)の塙宣之は、放送後に更新したYouTube動画で、自身が「M-1」に出演していた時、予選でセオリーを無視した歌ネタで大爆笑をさらうも、「漫才ではない」という理由で落とされたエピソードを披露している。 「M-1」では、オーソドックスな漫才の技量を披露すべきなのか、面白ければ何でもありなのか、はっきりとした結論を早急に出すことはできない。何より初期の段階から、そうした議論は生じていた。 2002年の第2回大会の決勝に進出したテツandトモ(6位)は、ギターを使った「なんでだろう」ネタを披露。松本から「これを漫才と取るかっていうことですよね」と疑問を示された。漫才はセンターマイクの両側で見せるボケとツッコミの応酬が基本スタイル。多少の逸脱は許されても、さすがに小道具のギターを用いるのはダメなのではないかと松本は言いたかったのだろう。 さらに、初期には漫才コントを巡る議論もあった。漫才こそが王道で、漫才コントは邪道といった見方だ。実際、第1回優勝の中川家、第2回のますだおかだ、第3回のフットボールアワーは正統派漫才スタイルだった。だが、その後の第4回大会で、アンタッチャブルが、漫才コントかつ関東芸人で初めて優勝を果たしたことで、漫才コントに否定的な声はなくなっていったと言える。 >>たけし、マヂラブをめった斬り「これで優勝しちゃったの?」 人気芸人らを瞬殺、鋭い指摘に驚きの声<< ただ、変化球スタイルのネタに関しては、相変わらず厳しい見方が続いた。06年の第6回大会に、変ホ長調(8位)がアマチュアコンビとして出場した時には、当時審査委員長を務めていた島田紳助さんが「完全にボーク」と実質的に評価の対象外であるといったスタンスを示した。 そうした時代に比べれば、笑いの裾野は広がってきているだろう。それ故に「漫才とは何か?」といった、原点回帰的な議論が巻き起こっているのかもしれない。
-
芸能ニュース 2020年12月26日 16時00分
「M-1」おいでやすこが、ユニットで準優勝 AKBやジャニーズのコンビの結果は?
12月20日に放送された『M-1グランプリ2020』(朝日放送制作・テレビ朝日系)は波乱の展開となった。特筆すべきなのは、ピン芸人の「おいでやす小田」と「こがけん」が組んだユニットコンビである「おいでやすこが」の躍進だろう。大会史上初の決勝進出を果たし、最高得点でファイナルラウンドへ進出。審査員からは上沼恵美子とダウンタウンの松本人志の2票を獲得し、準優勝を果たした。 おいでやすこがの2人は『R-1グランプリ』(フジテレビ系)の決勝経験者。「R-1」が今年から芸歴10年位内に改められたため、出場資格を失い「M-1」に賭ける形となった。ネット上では「コンビ芸人に荒らされた『R-1』出身のピン芸人が逆に『M-1』引っ掻き回している」といった評価の声がある一方で、歌ネタへの特化は「漫才のスタイル壊しすぎ」といった否定的な声も聞かれ、賛否両論となっている。「やはり下積みを重ねてきた芸人に評価を与えるべき」といった声もあり、ユニット芸人の是非が問われていると言えるだろう。 おいでやすこがは大会史上初の、決勝まで残ったユニット芸人だが、「M-1」全体を見ればそうしたコンビは少なくない。今年は彼ら以外にも、AKB48の大家志津香と中西智代梨が「めんたい娘。」として出場し、福岡出身の方言を生かした漫才で1回戦を突破している。 このほか、ジャニーズ事務所からも、昨年は3回戦までコマを進めた「つ〜ゆ〜」のほか、「おつゆ」も出場したが、ともに1回戦突破にとどまった。両コンビは4人グループのふぉ〜ゆ〜を2組に分けたものであり、実質的な「M-1」仕様コンビと言える。 ただ、これらのコンビが決勝まで残るかと言えば、疑問符が付く。やはり、おいでやすこがは芸歴、実力ともに十分だったため勝ち上がったと言える。ルール上は、ベテラン芸人の片割れ同士がユニットを組んで出場も可能になってしまうため、今後は力のあるユニットコンビの取り扱いについては議論も起きそうだ。 >>『R-1』芸歴10年以内のルール変更で、資格喪失芸人が悲鳴 不出場となった優勝候補は<< ユニット、企画系コンビでは過去には誰が活躍してきたか。よく知られているところでは、2018年に出場した『ろくでなしBLUES』の森田まさのりさんと、『SHIORI EXPERIENCE』の長田悠幸さんが結成した、そのものズバリなコンビ「漫画家」が準々決勝まで進出。職業を生かした漫画ネタで会場を沸かせた。にぎやかし的な存在に見えながらも、彼らはきちんと笑いに対するリスペクトが感じられると話題になった。 同年の大会ではしゅんしゅんクリニックPが、大学の同級生の医師と組んだコンビ「しゅんしゅんクリニックPと循環器内科医」として出場し、3回戦まで進んだ。ネタではしゅんPのキレのあるダンスがメインであり、これはピン芸人が「M-1」に出るための急ごしらえユニットコンビだったと言えるだろう。 さらに、TRFのものまねを専門とする「イージードゥダンサーズ」も、ピンやコンビの片割れが5人組として集まり、2017年から3年連続で3回戦まで進出。他にも、3人組の四千頭身や、6人組の超新塾が「M-1」には出場しており、出場芸人は2人である必要はないが、かなり個性派のグループだろう。 何より、今回優勝を果たしたマヂカルラブリーも、変わり種漫才の一種とも言えるだけに、かつてよりは大会の裾野が広がっているとは言えそうだ。
-
芸能ニュース 2020年12月25日 22時00分
M-1、R-1、KOCに続くお笑いの賞レースが急成長? 『歌ネタ王』芸歴制限なく芸人集中か
今年はお笑いの賞レースに注目が集まったと言えるだろう。これまでのスタイルを覆す漫才でマヂカルラブリーが『M-1グランプリ2020』(朝日放送制作・テレビ朝日系)で優勝を果たした。さらに、マヂラブの野田クリスタルはピン芸人日本一を決める『R-1ぐらんぷり2020』(関西テレビ制作・フジテレビ系)でも優勝を果たしており、2冠を達成。この大会は、来年から『R-1グランプリ』と名前を改め、参加資格者が芸歴10年以内に絞られた。そこから漏れたおいでやす小田とこがけんによるユニット、おいでやすこがが『M-1』で準優勝するなど、賞レースがお互いに影響を与え合っていると言える。 何とかしてチャンスを掴みたい芸人にとって、『R-1』の芸歴制限は厳しいものとなりそうだ。そこで、注目を集めている新たなお笑い賞レースが『歌ネタ王決定戦』だ。大阪の毎日放送制作によりTBS系の一部局で放送されている。ただ、『M-1』や『R-1』のような全国同時生放送でなく知名度は低い。 『歌ネタ王』は芸歴の制限はなく、『M-1』『R-1』に同じくプロアマ不問。さらに、広く音楽や音をネタにするものならば何でも良い。著作権処理の関係から、洋楽の使用はできず、国内の楽曲でもただの替え歌は使えない。『M-1』でおいでやすこがが見せたようなネタは、厳しく見ればできなさそうだ。 >>「このニュース死ね」M-1評にゆにばーす川瀬が怒り「怒らない奴は芸人ちゃう」批判にも応戦、同情の声も<< 『歌ネタ王』は2013年にスタートし、第1回の優勝者は、大阪の吉本興業所属のすち子&真也。吉本新喜劇生まれのコテコテの笑いを届けた。 16年の第4回はかまいたち、翌17年の第5回は藤崎マーケットと、東京でも知られた芸人も優勝している。 最新の20年の第8回の優勝者は、大阪の吉本興業所属のコンビ、さや香。『オールザッツ漫才2019』(同)のネタをベースに、音楽やダンスを取り入れた動きのあるネタで優勝を果たした。こうしたエピソードからわかる通り、『歌ネタ王』は既存ネタのアレンジなども可能となっており、かなり柔軟性のある大会だと言える。 『歌ネタ王』は大阪で開催されるため、やはり関西芸人が強い傾向が見られるが、17年の第5回大会ではナイツ、18年の第6回ではどぶろっくが、それぞれ準優勝を果たしており、芸歴やキャラに関係なく「面白い“歌ネタ”ならば何でもアリ」な大会だと言える。ここから新たなスターが現れる可能性は十分ありそうだ。
-
芸能ニュース 2020年12月25日 19時00分
「マヂラブは時代を変えた」おぎやはぎ、M-1優勝をたたえる “裏優勝”コンビも発表、過去にダメ出しも
12月24日深夜放送の『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ系)で、『M-1グランプリ2020』(朝日放送制作・テレビ朝日系)の話題となった。 優勝を果たしたマヂカルラブリーのネタに関して、「あれは漫才なのか」といった議論がネット上を中心に巻き起こっている。おぎやはぎ自身、2001年(10位)と02年(4位)に2年連続で「M-1」の決勝へ進出。はっきりとボケとツッコミを作らないスローテンポな漫才で、新たなスタイルを提示したコンビだ。 おぎやはぎの2人は仕事と被っていたため、「M-1」をリアルタイムでは見られなかった。先に結果を知り、矢作兼は「面白いけど優勝するようなタイプじゃない」と驚き、家に戻りネタを見ると、「まあ優勝だよ」と納得したようだ。もともと、矢作はマヂラブの大ファンだったため、優勝はかなり嬉しそうだった。 さらに話は、マヂラブの漫才のスタイルを巡る論争の話に。小木博明は「なんか定義がどうのこうの言うけど関係ないもんね」「プロのお笑いの審査員が7人いて決めてるんだからさ。なのに何も知らない素人が……」と不満そうだった。矢作は「真面目なんだよ。みんな真面目」と話し、そうした議論が起きていることは「漫才って伝統芸能になって来てるんじゃない?規範が出るってことは。認められるんだよ伝統芸能として。やってる方も審査してる方もまったく考えてないんだけど、世間的にはけっこうレベルの高い芸能になってる証拠でしょう」とポジティブな方向に解釈していた。 >>たけし、マヂラブをめった斬り「これで優勝しちゃったの?」 人気芸人らを瞬殺、鋭い指摘に驚きの声<< このほか、矢作は「優勝したからこそ論争になる。5位なら論争にならない。だからマヂカルラブリーは時代を変えたな」とも話し、これには小木も「論争になるほどのもので優勝するって一番格好いいじゃない」と共感を寄せていた。ネット上では「これはいいエールの言葉だな」「おぎやはぎならではの視点だと思う」といった声が聞かれた。 さらに2人は、「M-1」の裏優勝コンビには5位だったニューヨークの名前を挙げていた。おぎやはぎは、コントはうまいが漫才が下手なニューヨークにダメ出しをしていたようだが、それが良い方向に転んだようだ。矢作はニューヨークにも「最高に面白い漫才をやってくれた。ありがとう」とメッセージを向けていた。
-
-
芸能ニュース 2020年12月25日 12時50分
マヂラブ野田、“漫才じゃない”評価されたネタだけの大会を企画?『NOT.M-1グランプリ』動き出すか
マヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)が優勝をして幕を閉じた『M-1グランプリ2020』(ABCテレビ・テレビ朝日系)。大会が終了して数日が経つが、ネット上では、いまだに彼らのネタが『漫才である』『漫才ではない』という意見で割れている。 マヂカルラブリーの漫才は、野田の暴走に村上が的確にツッコミを入れていくスタイル。大会終了後、従来の“掛け合い”という点においては、ほぼ皆無のため、「あれは漫才なのか?」と疑問の声がネットで散見された。そんな中、『モヤモヤさまぁ〜ず2』の元ディレクターで、現在は、お笑い色の強いゲーム番組『勇者ああああ~ゲーム知識ゼロでもなんとなく見られるゲーム番組~』の演出を担当するテレビ東京の板川侑右さんのツイートに、多くの絶賛の声が集まっている。 板川さんは「『これは漫才じゃない』って言われたネタもしくは言われそうなネタだけを集めてただワイワイやるネタの祭典『NOT.M-1グランプリ』どうですかね」とツイート。彼のつぶやきに『勇者ああああ』にたびたび出演している野田が「全く同じ事を企画しようとしてました」と反応し、「参加の条件は漫才である事 審査基準は漫才ではない事」という具体的なルールまで作られるやりとりまであった。 >>たけし、マヂラブをめった斬り「これで優勝しちゃったの?」 人気芸人らを瞬殺、鋭い指摘に驚きの声<< 「野田は、ネットで話題となっているマヂラブの『漫才・漫才ではない』論争について、『批判されてる方々、擁護していただいてる方々、いろいろご迷惑をおかけしております! 来年は満場一致のチャンピオンが生まれますように!』というツイートもしています。今回の板川さんの案は、ネットの声を逆手に取ったもの。当の本人である野田も同じ企画を考えていたとなると、批判していた人たちは、彼らにいいネタを提供していたことになりますね」(芸能ライター) 彼らの案には「めちゃくちゃ見たいな」「絶対面白いじゃんカオスじゃん」「批判を笑いに昇華させるとか天才かよ」と期待の声もある。実現される日は近い!?記事内の引用についてマヂカルラブリー・野田クリスタル公式Twitterより https://twitter.com/nodacry
-
芸能ニュース
マヂラブ野田、“漫才じゃない”評価されたネタだけの大会を企画?『NOT.M-1グランプリ』動き出すか
2020年12月25日 12時50分
-
芸能ニュース
南キャン山里、マヂラブ村上のバラエティ活躍を確信?「漫才中にあれやれる勇気」野田の“大物感”も絶賛
2020年12月24日 22時00分
-
芸能ニュース
マヂラブ野田、『R-1』『M-1』に続き優勝で“3冠”に?『水ダウ』松本人志からコウメに危ない疑惑も
2020年12月24日 21時00分
-
芸能ニュース
「ただ喧嘩したいだけ」M-1で3位見取り図が『漫才』論争に苦言「漫才していないコンビ1組もいない」
2020年12月24日 12時45分
-
芸能ニュース
たけし、マヂラブをめった斬り「これで優勝しちゃったの?」 人気芸人らを瞬殺、鋭い指摘に驚きの声
2020年12月24日 11時55分
-
芸能ニュース
『M-1』見取り図を称賛した関西の人気漫才師に苦情集まる?「個人的に送ったLINEに…」本人も困惑
2020年12月22日 22時00分
-
芸能ニュース
「絶対必要な存在」M-1優勝のマヂカルラブリー、“因縁”の上沼恵美子に「辞めないでほしい」今年“怒られ枠”不在で心配
2020年12月21日 05時30分
-
芸能ニュース
M-1敗者復活戦、全組ネタ終了! 上位3組発表で大波乱? 投票は決勝戦スタート前まで可能
2020年12月20日 17時50分
-
芸能ニュース
M-1敗者復活戦スタート! ぺこぱ、コウテイ、インディアンスのネタ終了、現時点での平均点No.1コンビは
2020年12月20日 16時10分
-
芸能ニュース
爆問太田のアドバイスが転機に? 『いいとも』レギュラーの過去も、M-1決勝初進出注目コンビのウエストランド
2020年12月20日 10時00分
-
芸能ニュース
「芸人が1番カッコイイ」反響続々! M-1戦士×Creepy Nutsスペシャルムービー、ピッタリの楽曲『板の上の魔物』使用し大会盛り上げる
2020年12月15日 17時05分
-
芸能ニュース
松本人志に「審査外れてもらっていいですか?」 2年連続『M-1』決勝進出のニューヨークが暴言?
2020年12月04日 23時00分
-
芸能ニュース
ぺこぱ、『M-1』敗退も決勝メンバー発表でガッツポーズ? コンビ揃って同じ3組にエール「地下芸人の復讐劇」興奮の声
2020年12月04日 22時00分
-
芸能ニュース
『M-1』今年のダークホースは“訳アリ”ピン芸人コンビ! 敗者復活は待望のコンビが勝ち上がる?
2020年12月03日 22時00分
-
芸能ニュース
“霜降りに似てる”と叩かれ「辞めようかと思った」東京ホテイソンが悲願の『M-1』決勝へ 9組中4組が初進出の大波乱
2020年12月03日 01時00分
-
芸能ニュース
ぺこぱ、コウテイ、マヂカルラブリーらが熱戦!『M-1』準決勝が終了、決勝に勝ち上がる9組は
2020年12月02日 20時30分
-
芸能ニュース
EXIT兼近、『M-1』予選落ちで観客に「お笑いが好きな自分に酔ってる」苦言で物議 「ただの負け惜しみ」批判と擁護の声
2020年12月02日 12時30分
-
芸能ニュース
有吉の“予言”にも注目 今年の「M-1」ダークホース、2年連続準決勝進出のおじさんコンビ
2020年11月21日 16時00分
-
芸能ニュース
和牛、『M-1』不出場も「今年も何かやらかすと思います」 騒動を起こしたスーマラ武智に恨み節!?
2020年11月19日 18時10分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分