今年のエントリーは昨年を超える5,081組、応募資格は結成15年以内(2005年1月1日以降)のコンビであれば、プロ・アマは問わない。審査基準は“とにかくおもしろい漫才”で、この準決勝を勝ち抜けば、12月20日午後6時34分よりABCテレビ・テレビ朝日系列24局にて生放送される、決勝への進出が決まる。
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準決勝に進出したのは、タイムキーパー、金属バット、ウエストランド、ニッポンの社長、ランジャタイ、祇園、マヂカルラブリー、からし蓮根、カベポスター、ゆにばーす、キュウ、アキナ、おいでやすこが、オズワルド、ロングコートダディ、インディアンス、東京ホテイソン、コウテイ、学天即、ダイタク、見取り図、ぺこぱ、滝音、ニューヨーク、錦鯉の25組に加えて、準々決勝敗退ながらもワイルドカードとして復活したラランドを合わせて26組。
ここまで勝ち上がってきた精鋭とあり、トップバッターのラランドから大トリの錦鯉まで滑りしらず、ウケっぱなしの準決勝となった。出場者のラインアップを見てわかる通り、既にテレビで観たことのあるコンビは多々いるものの、第一線で活躍しているのはぺこぱのみ。「お笑い第7世代」と呼ばれる人気者たちは軒並み準々決勝でふるい落とされている。ここに、今年のM-1の本気度が表れている。
第4ブロック4番目に登場したぺこぱ。もちろん会場の爆笑を誘っており、昨年よりも華が出てタレントオーラをまとっていた。しかし、それ以上に会場が揺れるほどの爆笑をとった芸人が数組いた。審査は会場の笑いの量だけで判断されるわけではないが、観客は彼らの決勝進出を期待しただろう。
しゃべくり、コント漫才、いつものスタイルの進化版、従来のスタイルから変えてきているもの、スタイルは様々だったが各組が全力でぶつかった準決勝。決勝進出者は、この後21:30の記者会見で発表される予定だ。