特に大きな変化は芸歴だろう。これまで『R-1』は芸歴は不問だった。そのため、ハリウッドザコシショウやアキラ100%などの、いぶし銀的な芸人が優勝してきた。
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『M-1グランプリ』(朝日放送制作・テレビ朝日系)は、芸歴は15年以内だが、新たにコンビを組んだ場合は、結成歴でカウントされる。『R-1』の場合、そうした裏ワザも使えないため、実質若手芸人に絞られた形だ。
2016年から5年連続で決勝進出を果たしていた、おいでやす小田は同日のツイッターで「M-1準決勝進出で浮かれてるところで、まさかのR-1出場資格を失いました。、、、、そんなことある?!?!」「公言してたR-1優勝の約束、守れなくてすいません」と書き込んだ。これには、「これからR-1で小田さん見れない悲しさと優勝姿見れない悲しさがすごいですが」「小田さんの優勝を心待ちにしてたのでめちゃくちゃショックです」といったファンからのコメントが相次いだ。
さらに、2019年に決勝進出を果たしたこがけんも、同日のツイッターで「こういう日が来るかもとは思っていたけれど…。R-1で一度でいいから優勝したかった!!」と書き込み、悔しさをにじませた。「こうなったら必ず〝おいでやすこが〟でM-1決勝行きます!!」と宣言している。こがけんは小田と即席コンビを組み、『M-1』準決勝進出を果たしているだけに、活躍に期待したいところだ。
2020年の決勝に進出した、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の「新元号当て」で話題となった、ななまがりの森下直人も同日のツイッターで「R-1が芸歴10年迄となり、僕は前回でラストとなりました!コンビ芸人の僕より思う事が多い人が沢山いるのでこれ以上は。単純に結果ラストイヤーで決勝に行けた事がとても光栄に思います!」と書き込んだ。
それぞれの芸人の中に、さまざまな思いが去来しているようだ。
記事内の引用について
おいでやす小田のツイッターより https://twitter.com/oideyasuoda/
こがけんのツイッターより https://twitter.com/kogakogaken
ななまがり森下のツイッターより https://twitter.com/morishitanaoto/