ナインティナインの岡村隆史から「優勝は取りに行っていた?」と問われると、粗品は「そうですね」とツッコミ同様に短く返した。さらに、本番当日の粗品の大物ぶりが語られ、日曜であったため、大部屋の楽屋では趣味の競馬を楽しんでいたという。これには、『R-1』優勝経験のある三浦が「横綱みたいだった」と話した。
岡村も「新人類なのか。緊張してるけどしていないように見せているのか」と驚くことしきりだった。また、おいでやす小田も「昼間のリハーサルは動きの確認くらいをするのに、粗品は客席に降りてお客さんから見えるフリップの角度を確認していた」といったエピソードを披露した。
これを受け、ネット上では「やっぱり粗品、大物の貫禄だな」「きちっと努力家の側面が見られるのもいいね」「なんか天下取りそうな勢い」といった声が聞かれた。
さらに、粗品の奇跡は続き、『R-1』の決勝の後に発表された新元号の「令和」の手話は、粗品がネタで使っていた手を広げるポーズと一緒であった。粗品は「政府の人が無意識に僕のネタを見てくれていたのかな」と話し、笑いを誘っていた。これにも、ネット上では「やっぱり粗品持ってるよな」「この偶然も引き寄せていそう」といった声が聞かれた。
霜降り明星は、この4月から本格的に東京進出を果たした。お正月に岡村の代打を務めた深夜ラジオ『オールナイトニッポン』(ニッポン放送系)も好評を博し、レギュラー化された。霜降り明星の快進撃は衰えることがなさそうだ。