番組では、霜降り明星が相手を知らされず超高層マンションへ突入する形で始まった。粗品は「空気がちょっと薄い」と話し、笑いを誘っていた。いざヒカキンと対面すると、エアコンのリモコンが17個登場。それだけ広い部屋に住んでいるのだ。ヒカキンが間取りを「6LLDDKK」と話すと、粗品は「wifiのパスワードやん」と見事なツッコミを見せた。これには、ネット上で「ヒカキン、どんな部屋に住んでんだよ」「霜降りとヒカキンの組み合わせは新鮮」といった声が聞かれた。
さらに、ヒカキンの来歴が語られ、幼少期はオリンピック出場を目指しスキーの練習に励んでおり、「青春のすべてをスキーにささげていた」「友達と遊んだ記憶がない」とも語った。マックスの成績は全国8位という。十分スゴイ数字ともいえるが、本人としては挫折を味わったようだ。そこで新たに抱いた夢が、得意のヒューマンビートボックスで世に出ることであり、のちのヒカキンの鉄板のボイパネタにつながる。上京後はスーパーで働きながら、最初の給料で小さいスピーカーとマイクをそろえた苦労話が披露された。
番組では、マンション内のバスタブに作られた氷風呂も登場した。過去に話題になった動画ネタである。ヒカキンにうながされるまま、せいやが入る場面も見られた。ただスタジオでは、せいやはガチで冷たいので芸人としてリアクションが取れず、「命を維持しようとして、ハァ、ハァ」と息をするだけだったと語り、笑いを誘っていた。これには、ネット上では「YouTuberも楽じゃないよな」「やっぱりヒカキンはクオリティ高いし努力家」といった声が聞かれた。ヒカキンの新たな一面が見られた放送となったといえるだろう。