>>有吉弘行、『R-1』優勝者を予言していた? 『M-1』王者も的中させ注目集まる<<
「R-1ぐらんぷり2020」で優勝したマヂカルラブリー・野田クリスタルの冠番組。優勝者特典の「R-1優勝者特番」で、これから芸能界を生きていくために野田は「何か後ろ盾が必要」と考え、芸能界の実力者である和田アキ子に取り入ろうと画策した。
野田は和田をモデルにしたゲームを作ることに。和田に気に入られようと陣内智則、カンニング竹山のアドバイスを聞きながら制作。
ゲームは、「アッコ無双」という和田をモデルにした内容で、和田の誕生パーティに参加したくないアッコファミリーの面々を和田が巨大な足で踏み潰すというもの。だが、土下座をしている人物を踏み潰すと「さすがの和田も良心が痛む」という理由でゲームオーバーとなる。
すぐに帰ろうとする陣内智則、峰竜太は逃げ足が速いので逃げ切られないように注意するなど、ファミリーの人間関係をよく研究した内容に和田は驚き。また、課金システムを使うと和田が高速で走りファミリーを次々に蹴飛ばし、最後は和田が尊敬するレイ・チャールズの音楽が流れてエンディングという構成で、ゲームに慣れてない和田も完成度に関心し「コロナが収まったら野田をアッコファミリーjr.として飲み会に呼ぶ」という約束を取り付けた。
番組ではアッコファミリーに取材し、ゲーム用の音楽も作成。最後に和田にゲームをプレイさせるところまで放送した。
野田は独学でゲームプログラミングを習得。お笑い芸人らしいセンスを交えた「野田ゲー」と呼ばれるジャンルを確立。R-1ぐらんぷり優勝時も「野田ゲー」を使ったネタを繰り広げた。
視聴者は野田がアッコファミリー入りしようと、黙々とゲームを作る姿に心打たれた様子。「アッコ無双でめちゃめちゃ笑った!楽しかった!」「ゲームの完成度すごい!」「毎週は無理でも定期的にシリーズ化してほしい」「アッコさんも笑ってて良かったー」といった声や「ゲーム作りの大変さ面白さがわかってよかった」「大物芸能人はまだいるので深夜放送で時々長時間で放送してほしい」という声が相次いでいた。
野田はR-1優勝後、コロナ禍で本来得るはずだった仕事がなくなる不幸に見舞われた。因縁のあった上沼恵美子とも共演しようと画策していたが、野田が優勝してから数カ月後に『快傑えみちゃんねる』も終了してしまった。
今回の特番で大物との共演を果たし、野田の苦労が報われた形。感情移入する視聴者は非常に多かったようだ。
2020年は難しいそうだが、2021年にブレイクできるか?!