さらに、EXIT、四千頭身、ミキなど注目のお笑い第7世代コンビが準々決勝で敗退。一方で、昨年3位で今年のエントリーをギリギリまで迷ったぺこぱ、上沼恵美子が天敵とも言えるマヂカルラブリー、爆笑問題の直属の後輩となるウエストランドらは準決勝に残る展開となっている。
>>EXITりんたろー。「壁たけぇー!」ミキ、四千頭身、ぼる塾も、人気第7世代が『M-1』敗退! ファンから悲しみの声も<<
勝ち残った25組の中で注目コンビの一つが、錦鯉だろう。二年連続で準決勝進出を果たしている。錦鯉の見た目は、若手というよりもはや中堅、ベテラン芸人の域だ。
特に、濃い目の顔立ちの坊主頭に白のスーツと、完全にアウトロースタイルの長谷川雅紀は、今年49歳とかなり“イイ歳”だ。もともと札幌吉本の1期生であり、1995年デビュー。タカアンドトシとほぼ同期の関係で親交もある。芸歴はすでに25年だ。
相方の渡辺隆も1978年生まれの42歳。長谷川よりは若いが、こちらも東京NSC5期出身のため、平成ノブシコブシ、ピース、三瓶などを同期に持ち、芸歴は20年のベテランだ。ただ、「M-1」のルールは本人の芸歴ではなく、「コンビ結成歴」でカウントされる。2012年結成の錦鯉は9年目であり、まだまだチャンスはあるだろう。
このおじさんコンビは、有吉弘行の好みに合致しそうだ。有吉は昨年のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN系)で、昨年の「M-1」の優勝予想にミルクボーイを挙げていた。その理由は「おじさん(芸人)が好き」というもの。有吉の予言は見事に実現したのは周知の通り。新たなおじさん芸人、錦鯉の活躍に期待したいところだ。