>>今年の『M-1』、ルール変更で縮小 あの芸人はもう一度上沼恵美子に見てもらうために出場表明!<<
もっとも大きなものは3回戦廃止だろう。これまでは、ノーシードから決勝に進出するには5回勝ち抜く必要があったが、1回減った4回になる。これは芸人にとって必ずしも有利になるとは限らない。当然、厳しい絞り込みが行われることになるため、決勝へ向けた地ならしができなくなる可能性がある。より勝負のガチンコ度が高まると言えそうだが、今年の注目出場コンビは誰がいるだろうか。
昨年ノーシードから勝ち上がり、決勝7位の成績を残したオズワルドは、ここ1年でツッコミの伊藤俊介が、妹が女優の伊藤沙莉であることが広く知れ渡るようになった。今年の7月には、妹の方が3倍多く家賃を払っていたと言われる、同居物件からの引っ越しも報じられた。ここは「無名芸人の兄」からの脱却を目指したいところだ。
2018年の大会で、2度目の決勝進出を果たすも最下位となってしまったゆにばーすも、気になる存在だ。ツッコミの川瀬名人は「M-1」優勝をかねてより目標に掲げており、優勝できた場合は解散と芸人引退を明言している。2020年とキリも良いため、今年あたり、本気を出してくる可能性もありそうだ。
何より気になるのは「無冠の帝王」と言える和牛だろう。昨年は上沼恵美子からの公開生説教も話題となった。敗者復活から決勝進出を果たすものの、最終決戦に一歩届かない4位の成績に。和牛は、今年は「M-1」そのものに出場しないと明言している。ただ、和牛はシード権があり2回戦からの出場が可能かつ、昨年不出場を撤回しラストイヤーに挑戦したかまいたちの例もあるだけに、今後の動向も気になるところだ。