バカリズムの司会により、レイザーラモンRG、霜降り明星のせいやなど6人の芸人が「街中あるある」を披露し、観客が最高100ポイントでジャッジ。そのネタが実際に街中にあるかを探すもの。ただ見つけるのではなく、100からポイントが引かれた数字が実際の得点となる。ポイントの低かったレアなあるあるを見つけた者が有利となる流れだ。
野田は「路上にある潰れた犬の糞」「Lサイズのコーヒーでふさがれた自販機のゴミ箱」を連続して発見し、一躍トップに躍り出る。これには、ネット上で「これはすごい偶然」「これ収録は『M-1』前だけど、ツキは持っていそう」といった声が聞かれた。
ただ、せいやが、河川敷の階段で干からびたミミズを発見するなど、ほかの芸人の追い上げも生まれる。
それでも、野田は最終的に新宿駅前で数時間粘り、「信号待ちの時、車止めの頭を撫で回す」ネタを獲得し、90ポイントで優勝を果たした。最後の締めのナレーションは「2020年は『M-1』『R-1』『あるある』と三冠達成」と時事ネタを早速反映したものに。ネット上では「12月頭に新宿駅で野田さん見たけど、この企画だったのか」「この粘り強さが『M-1』優勝に繋がったのかも」と称賛の声が集まった。
>>R-1優勝・野田クリスタル、初の冠番組で和田アキ子をゲーム化「めちゃめちゃ笑った」シリーズ化望む声も<<
この日の企画には、コウメ太夫も出演していたが全く結果を残せず、あるあるネタでも謎フレーズを連発。ダウンタウンの松本人志から「最近大麻をやめたのかな」とまさかのジャンキー疑惑をツッコまれる場面も。『水ダウ』らしいエッジの効いた企画だったと言えるだろう。