「『M-1』が終了して数日経っているものの、野田クリスタルの暴走に村上がツッコミを入れていくマヂカルラブリーの漫才について、いまだに『漫才・漫才ではない』論争が繰り広げられています。しゃべくり漫才で3位になった盛山の元には、ファンからねぎらいの言葉の意味で『(最終決戦)漫才だったのは見取り図だけです』とのメッセージが来ているようで、その件についてトークしていましたね」(芸能ライター)
盛山が『M-1』に関するツイートをした後、リプ欄で「漫才・漫才ではない」でコメントした人同士が揉めていることを明かし、「皆さん、ぜひ揉めないでください。ファイナリストってすごい予選を勝ち抜いて戦い抜いて、ボロボロの状態で決勝を迎えて……。それを漫才じゃないって言う方もいますけど、正直、漫才していないコンビなんて1組もいなかったですから」とバッサリ。リリーも「逆に言うたら違うことを探したすごさ」と絶賛する。さらに、盛山は「どんな組み合わせ、どんな順番でも優勝はマヂラブさんですよ。芸人満場一致で納得していますから」と訴えた。また、揉めている一部のユーザーのアカウントを見ると、特に彼らのファンというわけではなく、“ただ喧嘩したいだけ”の人たちだったとのこと。
ネットでも、彼らの言葉に「漫才、漫才じゃない論争1番喜んでないの見取り図さんですよね」「芸人全員が抱いてるであろうM-1への、漫才への思い入れを代弁している盛山さんの言葉に涙してしまいました」「本人たちが称え合って、認め合ってるのに外野がやかましいよな」との声があった。
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しかし、出場した芸人がこれだけ訴えているのにも関わらず、『漫才・漫才じゃない』論争はまだまだ続いているようだ。
「『M-1』はある意味で漫才を大衆化させました。本大会を見て漫才師になる芸人さんも多くいて、夢を与える役割を担っていますよね。その一方で、プロ野球選手にバックネット裏から罵詈雑言を浴びせる素人と同じように漫才を酷評したり、何の脈略もない点数をつけてSNSで発表したり、何かと騒ぎになるデメリットもあります。動画内でリリーも『昔のM-1と違うよな。昔はその時の殴り合いの感じやったけど、その後も考えんといかん。芸人としてしんどい』とこぼしていましたね」(同)
場外乱闘状態になってしまった今回の論争。収束することを願うばかりだ。