-
芸能ニュース 2019年01月21日 12時20分
“推しメン”は北原里英 援助交際問題の前新潟県知事が『サンジャポ』出演で批判殺到
前代未聞のスキャンダルが起きたのは昨年4月16日のことだった。米山隆一新潟県知事に女子大生への援助交際問題が発覚。報道を受け、会見を開いた米山氏は汗だくになりながら経緯を説明。「好きになってもらおうと思っていた」などと、金銭を受け渡していた相手に“愛”を求めていたことも明らかになった。 「同知事が女子大生と使っていたサイト『ハッピーメール』は話題となり、『ハッピー米山』というありがたくないニックネームまでつけられる始末。ちなみに約1年半という在職期間は歴代新潟県知事で最短という不名誉な記録まで残りました」(芸能ライター) 県知事にまでのぼりつめ、さらには医師・弁護士の資格も持つスーパーエリートの転落ということで当時大いに話題となったが、それ以来まったく音沙汰のなかった米山氏が20日放送『サンデー・ジャポン』(TBS系)に、騒動後初のテレビ生出演を果たしたのだ。 だが、やはり視聴者からの拒否反応はすさまじく、「ロリコン米山は『恥』とは何かを知らないのかな?」「米山元知事やめて。恥ずかしい新潟の恥だよ」「県民として恥ずかしい」「米山とかいう援交野郎どのツラ下げて出てんだこいつ」と大ブーイングが巻き起こってしまったのだ。 今回、彼が出た理由としては、未だ収まらないNGT48の暴行騒動に関し、彼女たちを現職時代から知っているということでオファーがあったようだ。だが、米山氏の“答弁”は歯切れが悪く、「見てる周りはパブリックだと思って見てるのに、運営側のほうが、プライベートとして運営していた。プライベートからパブリックになっていってほしい」などと、およそテレビ的ではない発言を連発。たいした活躍もできなかったのである。 ただ、唯一盛り上がったのは、「推しメン」を聞かれて「北原里英」と名を挙げると、爆笑問題・田中裕二から「ちょっと気持ち悪い」と言われた場面ぐらいである。現在は弁護士で生計を立てているという米山氏だが、少なくともテレビに居場所はないようだ。
-
アイドル 2019年01月21日 12時15分
NGT48メンバー暴行事件、真相を究明する気がない? 運営による“取材自粛”要請に疑問の声
メンバーの山口真帆が昨年12月に自宅を訪れたファンの男2人から暴行を受けた事件をめぐる騒動が長期化しているアイドルグループ・NGT48が20日、公式サイトを更新。一部マスコミに対し、行き過ぎた取材の自粛を求めた。 同サイトでは、「一部マスコミの方々により、NGT48のメンバーのご家族に対し、突然の訪問、深夜の取材、ご近所への聞き込み等、行き過ぎた取材がなされているため、ご家族は強いストレスを感じており、その生活の平穏やプライバシーが侵害されております」と報告。 ほかのマスコミ各社に対し、「皆様におかれましては、行き過ぎた取材を自粛していただきますよう、お願い申し上げます。ご理解のほど、何卒よろしくお願い申し上げます」と要請した。 「御用メディア以外は現地入りして騒動の真相を探ろうとしている。しかし、それをされると、運営側の不備が続々と明らかになるので、運営側にとっては都合のよろしくない話。とはいえ、AKB48グループと付き合いのないメディアの取材は止められないはず」(芸能記者) 運営側の責任者は14日、都内で騒動後初の会見。前任の支配人の更迭と対応の遅れを謝罪し、調査のための第三者委員会の設置を発表していたのだが…。 「結局、運営側は本気で事件の真相を究明する気がない。第三者委員会といってもお抱えの弁護士や、メンバーたちの所属プロダクションの役員から構成するようで、まったく公平性はなさそうだ」(芸能記者) 18日と19日、NGTのメンバーたちは都内で行われたAKB48グループの公演に出演するも、騒動についての言及はなし。 このままうやむやにしそうな気配が漂っている。
-
芸能ネタ 2019年01月21日 12時10分
各局人気女子アナに独立情報 億単位の札束が飛び交う争奪戦
新年早々、TBSの宇垣美里アナに続いて同局の吉田明世アナのフリー転身が明らかになったが、民放テレビ界では日本テレビの水卜麻美アナ(31)とNHKの桑子真帆アナ(31)の独立に注目が集まっている。 水卜アナは3年前に『関ジャニ∞』横山裕との熱愛が発覚。ジャニーズ事務所との関係を忖度した日テレ上層部に交際を反対され退社を模索していたとされる。「安い給料で仕事量が多いことへの不満も持っていた。プライベートまで干渉されたんで退社を直訴したんですが、K専務に引き留められていた」(日テレ関係者) 水卜アナへは複数の大手芸能プロが破格の移籍条件を提示しているようだ。「彼女がフリーに転身すれば、1億円以上の年収は堅い。いつ決断するか? 人気女子アナだから番組の編成にも多大な影響を及ぼす。日テレ上層部は警戒モードを強めていますよ」(制作会社プロデューサー) 水卜アナと同じ2010年にNHKに入局した桑子アナも以前からフリー転身が噂されていた人気者だ。「『ブラタモリ』で共演したタモリは“物怖じしないどころか、突っ込みも入れる。桑子はタレント性も持ち合わせている。化けるよ”と大絶賛。芸能プロの争奪戦が展開されたんです」(芸能プロスカウトマン) 昨年2月の平昌五輪開会式中継で、桑子アナは“閉会式”と言い間違えるミスを犯してしまった。「当然、上層部から叱責を受けたが、彼女は納得がいかず開会式後、一時休みを取って姿を見せなくなった。キャスターを務める『ニュースウオッチ9』の放送後の反省会もそっちのけで、飲みに行って早朝帰宅という日が続いたようです。この頃から退局問題が燻っていた。そして、昨年6月にフジテレビの谷岡慎一アナと離婚したことで、独立が一気に現実味を帯びてきたのです」(女性誌記者) 桑子アナは2年連続で紅白司会を務め、燃え尽き症候群だという。「水卜アナ同様に1億円以上の年収が見込まれる桑子アナのフリー転身は時間の問題ですよ」(芸能関係者) 30歳は女子アナの節目。
-
-
社会 2019年01月21日 12時10分
24歳父親、生後5か月の長女に哺乳瓶をねじ込み顎を骨折させる 「人間じゃない」批判相次ぐ
徳島県阿南市で生後5か月の長女の口に哺乳瓶をねじ込み顎を骨折させたとして、24歳の父親が逮捕されたことが判明。その行動に怒りの声が相次いでいる。 事件が発生したのは今月4日。阿南市日開野町で、授乳中だった生後5か月の長女に対し、父親の男(24)が哺乳をねじ込む、瓶の底を何度も叩くなどして、顎の骨を折る重傷を負わせた。 長女が口から血を流している様子を見た母親が、病院に搬送。当初、父親は「目を離したすきに血が出ていた」などと説明したが、不審な点が多かったため、病院側が児童相談所に通報し、事件が発覚。父親の犯行であることが判明し、傷害の疑いで逮捕された。 男は容疑を認めており、「イライラ」を子供にぶつけていた様子。詳しいことはわかっていないが、この長女は連れ子だったとの情報もある。詳細は、今後明らかになるものと思われる。 将来を担う赤ん坊の口に哺乳瓶をねじ込むという悪質な行為に、ネットユーザーからも「卑劣過ぎる」「人間のクズ」「生後5か月なんて一番可愛い時期。こいつは人間じゃない」と非難轟々。一方で、「子育ては上手くいかない。気持ちはわかるがやっちゃいけない」「夜泣きなど苦労を重ね精神的に参っていたのではないか」と指摘するネットユーザーもいた。 また、「この後が心配」「家族の元にまた戻したら殺されるかもしれない」「ケアをしっかりしてほしい」という声も出た。なお、この子供は現在児童相談所で保護しているという。 このような児童虐待は繰り返される傾向がある。記憶に新しいところでは、昨年3月には東京都目黒区に住む5歳の女児が両親から虐待を受け死亡する事件があった。子供がひらがなで書き残した「もうおねがいゆるして ゆるしてください おねがいします」という悲痛な訴えが公開され、尋常ではない虐待をした父親に怒りが集中した。 事件発生時、その一家は香川県に住んでおり、そこでも虐待を起こし、子供は児童相談所に数回保護されていた。ところが、香川県の児童相談所は最終的に子供を返してしまう。そして、一家は東京に引っ越し。その際、東京の児童相談所にも事態は伝達されていたが、有効な対策を取らず虐待は続き、小さな命は失われてしまった。 今後、哺乳瓶をねじ込まれた子供が元の生活に戻れば、当然虐待を受ける可能性は高い。逮捕・保護だけはなく、女児の今後についても注意深く見守ってもらいたい。文・神代恭介
-
社会 2019年01月21日 12時00分
国道17号線沿いで起こった八大陰惨殺人事件
◎秋葉原事件差別殺傷事件(東京都千代田区)08年6月8日、秋葉原で7人の命を奪った加藤智大死刑囚。青森県内の進学校で挫折を経験し、その後は自動車工場で期間工などをやりながら生計を立てていた。少なからず友達もいて、社交的な性格だったようだが、彼にしか分からない不満を抱えていたことが犯罪へ繋がったことは想像に難くない。ネットに依存した生活を送っていたと言われている。◎東電OL殺人事件(東京都豊島区)97年、東京・渋谷にある時代に取り残されたような古ぼけたアパートの一室で、東京電力の幹部OLが刺殺されているのが発見された。彼女は、昼間はOL、夜はこの界隈で立ちんぼをしていたことから事件は世間の注目を集めた。事件後、ネパール人男性が逮捕されたが、後に冤罪だったとして釈放。彼女を殺害した男の行方は杳として知れない。◎桶川ストーカー事件(埼玉県桶川市)99年10月26日、桶川駅前の路上で白昼堂々、女子大生の猪野詩織さん(事件当時21歳)が刺殺された。犯人は池袋で風俗店などを経営していた元交際相手の小松和人ら3人で、犯行以前から小松らは猪野さんに誹謗中傷などのストーカー行為を繰り返していた。猪野さんは何度も地元・上尾署に相談に行ったが相手にされず、警察の怠慢が大きな社会問題となった。◎熊谷ペルー人無差別殺傷事件(埼玉県熊谷市)15年9月13日、住所不定無職のペルー人男性が熊谷市内の民家の庭に侵入。通報を受けた警察が駆けつけ熊谷署へ案内したが、警察官が隙を見せると逃走。すると翌14日、同市内の住宅で夫婦2人が殺害され、その後も小学生2人を含む合計6人が殺害された。犯人は自殺を図った後に回復したが、犯行に関して現在も「やっていない」と否認しているという。◎埼玉愛犬家殺人事件(埼玉県熊谷市)「透明なボディーにしてやる」―埼玉愛犬家殺人事件の関根元死刑囚が吐いた言葉だ。犬の取り引きを巡るトラブルなどから4人を殺害。立証された殺人が4件だけで、もっと殺しているという証言もある。犬を薬殺する毒薬を栄養剤だと偽って飲ませ、死体を解体して内臓はきれいにはぎ取り、骨は焼却して灰にするなど、文字通り透明にして操作を混乱させた。◎本庄保険金殺人事件(埼玉県本庄市)00年3月24日、埼玉県警は金融業・八木茂と、八木の愛人3人を逮捕した。八木は95年、3億円の保険金をかけて偽装結婚させていた45歳の男性に毒入りのあんパンを食べさせて殺害。ほかにも同じような手口で計3人を殺害していた。八木は逮捕まで240回にわたってテレビ出演し、出演料を受け取っていたが、八木には死刑判決が確定し、愛人らも獄に下っている。◎大久保清連続婦女暴行殺人事件(群馬県内)昭和の殺人事件で最も有名な犯罪者の一人が、大久保清だろう。ベレー帽をかぶり「絵のモデルになってくれませんか?」と、目にとまった女性に声をかける。ナンパされた女性は、つい乗り気になったに違いない。大久保はこうして1000人以上の女性に声をかけ、うち十数人と性的関係を持ち、8人を殺害したが、76年1月22日、死刑に処された。◎連合赤軍事件(群馬県内)新左翼運動が盛んだった当時、連合赤軍の山岳ベース事件(71 〜72年)では、同志12人がリンチにより殺害され、その犯行を主導したのが森恒夫、永田洋子らだった。「総括」の名のもとに殺されたメンバーは、榛名山中に埋められていた。逮捕後、森は73年に自殺。永田は獄中で脳腫瘍となり、死刑執行されることなく11年に東京拘置所内で病死した。 国道17線沿いでいかに血と金と欲望にまみれた事件が多発していることか、お分かりいただけることだろう。 なぜ、国道17号線沿いで、これら陰惨な大事件が多発してきたのか。それは、この街道のルーツに起因していると思われる。 国道17号線のルーツは、江戸時代以前から江戸と越後を結んだ三国街道、そして中山道である。江戸時代において代表的な街道となり、街道筋の街は繁栄、付近には自然と人と金が集まった。この三国街道、そして中山道が脚光を浴びるのは、江戸時代中期に上州や武州(主に現在の群馬や埼玉)で盛んになった養蚕の影響が大きい。養蚕は換金作物であり、付近の農村を潤したことで、自然と遊び人と呼ばれた現在のヤクザの前身となる者たちを生み出したのだ。彼らは、人と金が集まる北関東の農村や中山道、三国街道の宿場で盛んに賭場を開いたのである。その代表的な存在が、国定忠治である。ちなみに中山道69宿のうちで一番栄えていたのは、本庄宿であったと言われている。養蚕がもたらす現金は、人を集めたのだった。 北関東に人と金が集まるようになると、当然ながら人心は乱れ、治安は悪化した。そのため、幕府は風紀を引き締めるために、1805年に関東取締出役という出先機関を設け、遊び人や無宿人たちを取り締まった。 つまり、江戸時代の中期には、中山道や三国街道といった17号線の前身の街道において、犯罪の温床ができあがっていたのだ。 さらに時代が下り、明治時代に入っても本庄の繁栄は続き、東京から遷都すべきだと唱える者もいたほどだった。そして、今も北関東に公営のギャンブル施設が目立つのは、この土地の持つ歴史と無関係ではない。 現在においても、北関東には自動車工場や食品工場が数多くあり、日本経済の重要な役割を担っている。工業地帯で必要とされるのは、安い労働力である。ここに南米を中心とした外国人のコミュニティーができているのは、こういう理由がある。 一方で、労働者として日本にやって来た外国人による犯罪は後を絶たない。2015年、熊谷で起こった事件は、行き詰まった彼らによる象徴的な事件かもしれない。 17号線という東京と北関東、新潟を結ぶ幹線道路は、昔も今も日本経済の大動脈であり、常に様々な国と地域から人を集め続ける。それ故に、犯罪は宿痾のように17号線沿いの地域で起こり続けるのである。
-
-
芸能ニュース 2019年01月21日 12時00分
関口宏、張本勲氏の矛盾指摘で一触即発 「野球が一番よくやってる」発言も不穏な雰囲気に
20日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、司会の関口宏と張本勲氏が一触即発になるシーンがあった。 まず、チクリと嫌味を言ったのは関口。テニス・全豪オープンの話題で、大坂なおみ選手が第1セットを失った際、ラケットを投げて悔しがった様子に喝を入れなかったことについて、 「いいんですか? ラケット投げてましたけど…」と咎めたのだ。 張本氏は13日の放送で、同じようにテニスのラケットを投げて悔しがったダニール・メドベージェフ選手に対し、「道具は相棒。自分の年俸を稼ぐ相棒をあんなことしちゃダメ」と猛批判していただけに、関口は同じことをスルーする張本氏を見ていられなかった様子。ここは張本氏が「次やったら喝」と事実上ブレを認める形となり、一本取られてしまった。 さらに、2人が「バチバチ」したのが、ジャンプの話題。ゲストの荻原次晴氏が、小林陵侑選手のフォームについて、「東京都北区の国立スポーツ科学センターで色々な姿勢を試し、現在のようなお尻を突き出すフォームを開発した」と説明すると、関口は「まだまだ進化してんですね」と驚きの声を上げる。 関口は「ハリさん今の話どう思いますか?」と質問。すると張本氏は、 「どこの協会でもみんな勉強してますよ。野球界でも大変ですよ、何十年も。足の一本までね、どこに体重を乗せたらいいか。しっかり強く、正確に打たなくてはいけないから。その研究は未だにやってますから」 と発言する。これを聞いた関口は、「野球もやってましたか」とつぶやくと、張本氏は少々憤慨した顔で「野球もというんじゃないよ、あなた。野球が一番良くやってますよ」と発言。出演者が笑ったため雰囲気は和やかだったが、一瞬不穏な空気が流れた。 「関口は張本氏を切りたいのでしょうが、『サンデーモーニング』は『週刊御意見番』が最も視聴率の取れるコーナー。張本氏の炎上コメントなくして、番組存続はありえません。 この日も韓国をトンデモ理論で擁護するなど、思想が偏っている『サンモニ』は、そのほとんどが『週刊御意見番』だけを見ている人。切れば視聴率はガタ落ちで、打ち切り必至ですから、切るわけには行きません。 そんな張本氏は安倍総理と懇意で、政治家として高く評価している。思想が違う2人が、仲が良いはずがない。関口としては、張本氏ばかりが注目されるのは面白くないのでしょう。最近は節々に『嫌味』が飛んでいますよ」 2人の「バチバチ」としたやりとりに今後も注目したい。
-
社会 2019年01月21日 06時30分
森永卓郎の「経済“千夜一夜"物語」 ★モノの自給を守れ
財政再建をしないと、日本がハイパーインフレに襲われると主張する学者がいる。財政赤字が拡大すると円の信認が失われ、為替が暴落、輸入品の価格が暴騰するため、それがハイパーインフレを招くというのだ。 そうした見方に私は、これまで一貫して反論してきた。日本はモノ作り大国だ。万が一、極端な円安が訪れたら、日本は世界へ雪崩のように輸出をして、高度経済成長が訪れる。そうなったら、円は再び高くならざるを得なくなる。 いまでも、その考えに変わりはない。しかし、遠い将来を考えると、この理屈が通用するのか不安になってきた。日本の製造業が空洞化を始めているからだ。 農業分野では、食料自給率という数字がよく使われる。これは国内消費(=国内生産+輸入−輸出)の何%が、国内生産で賄われているのかという数字だ。 産業連関表という統計を使うと、すべての産業の自給率を計算できる。製造業の自給率を計算すると、1985年に108・9%あった自給率が、2011年には102・1%に下がっている。産業連関表では、そこまでしかデータが採れないので、SNA産業連関表というGDP計算に使われる統計で、直近の動向をみると、2016年の自給率は、100・6%まで下がっていた。つまり現時点の日本は、モノをギリギリ自給できるところまで追い詰められているのだ。 なぜそんなことになったのか。それは、製造業の内訳ごとに自給率をみれば明らかだ。輸送用機械の自給率が131・1%と、非常に高い一方で、繊維製品の自給率は、48・5%と半分弱。情報・通信機器の自給率も56・4%という悲惨な状況になっているのだ。 かつて、日本は家電王国だった。それは、携帯電話が全盛の90年代でも同じだ。ところが、スマートフォン(以下、スマホ)が主流になると、日本の家電メーカーは、次々とスマホ生産から撤退してしまう。いま、スマホの国内メーカーは、ソニーと富士通とシャープだけ。しかも、シャープはすでに台湾資本のため、純粋な国内メーカーと言えるかどうか微妙だ。 国内家電メーカーがスマホから撤退した理由は、米国、韓国、中国製のスマホが日本の消費者に好まれたからだ。しかし、学生がパソコンやテレビを持たない現状や、IoTで様々なモノがスマホとつながっていく状況を考えると、今後は家電の中心がスマホになることは確実だ。だから私は、国産スマホを守るべきだと考えている。 中国は、米国がファーウェイ製スマホの使用を禁止する決定をしたのを受けて、国内でiPhoneの使用を止め、ファーウェイに切り替える運動が起きている。日本の人口は中国に比べて少ないので、国産機使用の推奨が、中国のような大きな効果は持たないだろう。それでも、崖っぷちに追い詰められた日本のスマホを少しは元気づけられるのではないか。 もちろん、国産スマホを守る責任は国にある。ところが、国は経営危機に陥ったシャープを救済しなかっただけでなく、官民ファンドの産業革新投資機構も、国内メーカーだけでなく、アメリカのベンチャー企業にまで出資している始末だ。早く国内製造業を守らないと、日本経済が破たんするリスクは高まるばかりだ。
-
芸能ニュース 2019年01月21日 06時00分
米津玄師、10代から圧倒的人気のワケ 年始からクラスを一つにした話題とは
おじさん世代の、学校での会話の中心はテレビだった。“ドリフ“や“ひょうきん族“などのバラエティーや、“ザ・ベストテン“などの歌番組。クイズやドラマも人気で、自然と話題の中心となっていた。 しかし今はどうだろう。現役女子高生によると、ネット社会世代のティーンエイジャーではYouTubeやニコニコ動画が人気で、テレビに魅力をあまり見出せていないようだ。こども部屋にテレビが置かれないことも今や普通の光景となっている。 クラスでの会話も趣味が多様化しており共通の話題はあまりなく、グループごとにさまざまなトピックで盛り上がっているという。 しかし年明けから異変が起きたという。多くのグループの話題が“米津玄師“になったのだ。米津が紅白歌合戦で“しゃべった“ことが高校生にとっては衝撃だったらしく、Twitterで“#米津がしゃべった“がトレンドになるほど注目を集めたため、多くのクラスメイトの共通の話題になったというのだ。 米津玄師といえば、『Lemon』の大ヒットで世の中に知れ渡り、今やCMソングでもおなじみの人気アーチスト。しかしおじさんたちにとっては“突然出てきたシンガー”程度の認識しかないかもしれない。だが若者たちには数年前から有名な存在であったという。それは米津がインターネットの活動が出発点で、“ボーカロイドクリエイター・ハチ“の名で成功を収めていたからである。ニコニコ動画で、あの初音ミクを使って作品を発表していたこともあり、若者たちにとっては身近な存在なのだ。 これまで米津が話すことを見る機会がなかったため、紅白の場で話したことが“事件“となった。テレビを見ない世代にも“米津は見たい“&“大晦日の紅白“のシチュエーションが合致し、注目度が上がっていたことも要因となり、クラスメイト共通の話題となったのだ。 「米津しゃべったの見た?」「見た見た!」の会話がグループ間の壁を壊し、クラスメイトでワイワイと話したという。これがきっかけとなり、クラスは年明けからいい雰囲気になったとのことだ。 ジャニーズやAKBグループでも、それぞれの“推し“が違うため、クラス内で共通の話題にはならなかったという。クラスを一つにするほどの米津の圧倒的人気は、インターネットから火がついたという身近さから、親近感がわき応援したくなる、というのもあるだろう。 実際に10代に米津の魅力を聞くと、それぞれの個性に応じたハマるポイントを持ち合わせているところにあるようだ。独特のメロディや歌詞、時にはこぶしを利かせたような歌い方をするなどシンガーとしての才能に惹かれる音楽好き、メディア露出の少なさからくる神秘性でハマる意識高い系。ボーカロイドのプロデューサー出身なので、ネット動画に精通している、いわゆるオタク系の人気も高く、『Lemon』のヒットで流行歌好きまで取り込んだ。 幅広い層に、多角的に高い支持を得ている米津こそ、ティーンたちの“時代のヒーロー“なのである。文 / 萩原 孝弘
-
スポーツ 2019年01月21日 06時00分
新日本YOSHI-HASHIが3ヶ月ぶりに復帰!「コケたらまた立ち上がればいい」
新日本プロレスCHAOSのYOSHI-HASHIが5日、後楽園ホール大会でサプライズ復帰した。 YOSHI-HASHIは昨年の9.23神戸ワールド記念ホール大会で、棚橋弘至対オカダ・カズチカの試合後に乱入し、棚橋とオカダを急襲したジェイ・ホワイトの暴挙を止めるべく、花道をダッシュしてリングに向かったが、リング手前で足をすくわれる形となり転倒。頭部と肩を負傷しリングに上がるも、ジェイに一蹴されてセコンドの肩を借りて控室へ退場。そのまま病院に直行し長期欠場となった。YOSHI-HASHIが運ばれた後に外道が現れ、ジェイに加担。ジェイと外道、そして翌月には邪道もCHAOSを脱退し、バレットクラブに合流することとなった。 9月シリーズでYOSHI-HASHIは、棚橋から「俺のとこに来いよ」と勧誘を受けていた。オカダとのタッグでも誤爆を繰り返し、リングにオカダを残して1人で退場するなど、ジェイとは違う意味でCHAOSの中で不穏な動きをしていた。あの時、棚橋を救いたかったのか、オカダを救いたかったのかは定かではない。しかし、YOSHI-HASHIが欠場している間に、話は急展開。ジェイの暴挙がキッカケとなり、棚橋とオカダ、新日本本隊とCHAOSがいったん休戦し、バレットクラブと対峙することとなった。 「俺があの時コケてなかったらこのタッグは実現していない」 YOSHI-HASHIはこのように話し笑っていたが、唐突に発表された復帰戦では、YOSHI-HASHIの脇を棚橋とオカダがしっかりと固めていた。これがYOSHI-HASHIが当初から描いていた狙いだったとするならすごいことである。 復帰戦では左肩にテーピングをガッチリ巻いていたが、復帰戦とは思えぬ動きを披露。棚橋とオカダも6人タッグの実戦が増えてきたこともあり、連携もスムーズ。2人がYOSHI-HASHIをしっかりとお膳立てしていたのが印象的だった。試合はジェイのブレードランナーでYOSHI-HASHIが3カウントを奪われたが、YOSHI-HASHIは充実した表情を見せた。 「復帰戦、負けだったけど、神戸のときと一緒で、コケたらまた立ち上がるだけだから。また、これからまた、始まるから。まだまだこれから」 試合後、インタビュールームに現れたYOSHI-HASHIは新たなる闘いに向けて目を輝かせていた。『G1クライマックス』ではケニー・オメガから勝利した実績もあるだけに、棚橋とスムーズ絡んだことが、自身のステータスをさらに押し上げるキッカケになればいいと思う。取材・文・写真 / どら増田
-
-
社会 2019年01月21日 06時00分
田中角栄「名勝負物語」 第四番 三木武夫(4)
「三木のバカヤロッ」 ロッキード事件による逮捕、保釈からしばらく経って、田中角栄は好きなゴルフを再開した。ドライバーを打つとき、こう言って打つと、「よく飛ぶんだ」と冗談めかして言っていた。ただし、側近ら口々の「三木はけしからん。惻隠の情もない」との言葉に対し、田中は人前で三木を名指しで批判することはなかったのだった。保釈後、初めて会った神楽坂の“別宅妻”の前で、いかにも悔しそうに「アメリカの差しガネで、三木にやられた」と口にした以外は、である。 しかし、三木の“独走”に対する自民党内の批判は、「三木おろし」の気運を一気に高めていた。早や田中逮捕から1週間ほど経った昭和51(1976)年8月4日、まず田中派から公然と「三木退陣」の声が上がり、同月19日には「ポスト三木」に色気十分の福田赳夫率いる福田派、さらに田中の盟友・大平正芳率いる大平派、三木首相“生みの親”の椎名悦三郎率いる椎名派など中間派も結集し、「人心を一新して挙党体制を確立する」との名目で挙党体制確立協議会を立ち上げ、数の力をバックに三木に退陣を迫った。集中砲火の「第2次三木おろし」の勃発である。福田派幹部からは、「見ていろ。これから“忠臣蔵”が始まるぞ」との声が出たものだった。 これに対して、三木は衆院の解散をチラつかせながら応戦、一歩も引こうとはしなかった。しかし、いかんせんの少数派、結局のところ解散権を行使できないまま、戦後唯一だった任期満了による衆院選を余儀なくされることになる。 結果、この年の暮れの衆院選では、「またぞろの党内抗争か」などと世論の集中砲火を浴びた自民党は苦戦を強いられ、終わってみれば249議席と前回より22議席も減らし、昭和30年11月15日の自民党結党以来、初めて過半数を割る事態に陥った。この選挙で、田中は逮捕という衝撃をはねのけて旧〈新潟3区〉で16万8000票を獲得してトップ当選を果たした。少なくとも地元・新潟では健在を証明、田中のこれから始まるロッキード裁判への対峙、政局をにらむ意欲を高めたものであった。 一方のしたたかさで鳴った三木も、さすがに敗北を認めざるを得ず、責任を取る格好でついに首相辞任を表明した。その三木の後継は、「三木おろし」工作を推進した福田に回った。思惑がズバリ“的中”し、まんまと首相の座に就くことができたのであった。 退陣後はさしもの三木も、少数派閥だけに大派閥を率いる田中のようには、苦境をはね返す余力はもはやなく、以後、急速に影響力を失っていった。「飛び乗り、飛び降り名人」とも言われた往時のエネルギーはなく、派閥も間もなく三木派幹部だった河本敏夫に譲ったものだった。★生き残る“便法”の両雄 その後の三木は、河本派における若手議員の相談役的立場の一方で、趣味の読書や書、油絵の筆を取ったりの日々であった。 昭和58年、「もし夫人がオチンチンをつけて生まれていたら、間違いなく三木より早く首相になっていた」との声もあった“女丈夫”で知られる妻の睦子が、陶器の作品展を開いた。睦子の作陶歴は長く、その出品作の一つに、睦子は「武夫よ、黙すなかれ」との題をつけたのだった。しかし、これには長女らが反対、ようやく睦子を説得して「武夫よ」だけは削らせたというエピソードがある。暗に、田中角栄への金権批判を含め、徹底して「既成政党の浄化」「悪弊の打破」を掲げてきた夫の“沈黙”を、この女丈夫はガマンができなかったということのようであった。 閑話休題。筆者は三木が首相になる前から、田中派の取材が多かったが、どういうものか退陣後の三木はよく取材に応じてくれた。時には、東京・渋谷区松濤の自宅のリビングで、出前の寿司をつまみながらの話もあった。リビングといっても造りはかなり質素で、言うなら台所といったおもむきであった。生活を楽しむことに興味がなく、生涯にわたって「政治」以外に頭の回らなかった三木の素顔がのぞけたものであった。 そうした三木とのやりとりは、いくつか記憶に残っているが、印象深い言葉がある。“宿敵”田中に触れた部分だが、意外と遺恨めいた話は出なかった。「田中君ね。彼も苦労してあそこまでいった人物だ。政治家としては、優秀だった。ただ、政治一筋の人生だった僕とは、政治に対する目線が違っていたということだろうね。まぁ、僕は精一杯やったという思いはあるよ」 一方の田中も、三木をおおやけに批判したことはなかった。長い田中取材から、筆者は田中の「三木観」を次のように憶測している。〈政治の原点は、あくまで国民のためということだ。三木はしたたかな政治家だが、政治一筋の人生だっただけに、ある意味で政治を純粋に見る部分があった。泥水をすくって飲んだオレの人生とは違う。三木を恨む気持ちは、毛頭ない。人生は、生きた道程で物を見る目線が違って当然だ。政界では、それを超えなければ生き残れないということに過ぎない――〉と。 生き残るための“便法”が、「クリーン三木」の“仮面”との戦いを演じた田中の、じつは“胸中”であったような気がするのである。(文中敬称略/次回は小沢一郎・自由党代表)***********************************************小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材49年のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『愛蔵版 角栄一代』(セブン&アイ出版)、『高度経済成長に挑んだ男たち』(ビジネス社)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
-
芸能ニュース
ゆずが朝の連続テレビ小説の主題歌
2013年05月30日 11時45分
-
芸能ニュース
江頭2:50がポロリで事情聴取
2013年05月30日 11時45分
-
レジャー
ハッシーの中央競馬新馬セレクション(6/1東京6/1阪神)
2013年05月30日 11時45分
-
トレンド
ライアン・ゴズリング主演最新作「Only God Forgives(原題)」が来春公開
2013年05月30日 11時45分
-
社会
タクシー車内で運転手らが覚せい剤を密売
2013年05月30日 11時45分
-
社会
フジの“OK牧場の決闘”はKに軍配 それでも変わらない日枝会長の独裁体制
2013年05月30日 11時00分
-
芸能ニュース
ダンディ・ヒロシ・よしお・髭 みんな“ワイルド”なサンミュージック芸人
2013年05月29日 15時30分
-
芸能ニュース
世間を騒がした過去の不倫騒動
2013年05月29日 15時30分
-
芸能ニュース
目指せ! 賞金女王 “美巨乳”女子プロゴルファー・森田理香子
2013年05月29日 15時30分
-
ミステリー
千葉県我孫子市にUFOが現れた!?
2013年05月29日 15時30分
-
スポーツ
最下位独走チームの余裕!? 日本ハム・大谷が“リアル二刀流”に挑戦へ
2013年05月29日 15時30分
-
芸能ネタ
岡村隆史vs久米宏 テレビ史に残る仁義なき戦い
2013年05月29日 14時00分
-
芸能ネタ
小泉今日子vs神田うの 「女子会」覇権争い
2013年05月29日 14時00分
-
その他
物忘れは20代から始まっている! 普段からできる「健忘症」に陥らない徹底対策術(2)
2013年05月29日 12時00分
-
芸能ニュース
効果を体験したはずの森公美子が苦言を呈した美木良介のロングブレスダイエット
2013年05月29日 11時45分
-
芸能ニュース
AKB48総選挙 指原莉乃の注目は「どこで下げ止まれるか」
2013年05月29日 11時45分
-
芸能ニュース
壇蜜、インタビューで「2泊3日で8回」とポロリ
2013年05月29日 11時45分
-
芸能ニュース
伊勢谷友介、「交際は順調ですか?」の質問に爽やかなほほ笑みで立ち去る
2013年05月29日 11時45分
-
芸能ニュース
サンミュージック相澤会長の通夜に松田聖子や酒井法子が弔問
2013年05月29日 11時45分