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教師が部活の遠征先の宿舎で教え子の女子生徒にわいせつ行為

 兵庫県警少年育成課は6月24日、部活動の遠征先で教え子にみだらな行為をしたとして、奈良県橿原市立八木中学校の常勤講師・山口和哉容疑者(26=同県奈良市青山)を児童福祉法違反(淫行)の疑いで逮捕した。

 同課によると、警察の取り調べに対して、山口容疑者は「やっていない」と容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は、兵庫県内の私立高校教諭だった10年9月と11年1月、顧問を務めていた運動部の活動で遠征した際、滋賀県大津市、東京都新宿区の宿泊先のホテルで、部員だった当時高校1年の女子生徒(当時16)に、18歳未満と知りながら、みだらな行為をしたとしている。いずれも、山口容疑者が部屋に女子生徒を呼び出していた。

 当初、女子生徒は他の部員に迷惑がかかることを危惧し、周囲に隠していた。しかし、耐えかねて、昨年9月に兵庫県内の警察署を訪れ、被害を届け出て発覚した。

 女子生徒は「指導力があり、尊敬していた。部活の遠征先や合宿などで、他にも数回わいせつ行為を受けた」と話しているという。

 橿原市教育委員会によると、山口容疑者は今年4月から八木中学校で、常勤講師として、社会科を担当していた。

 教師が顧問という立場を利用して、遠征先の宿舎で、教え子にわいせつ行為をはたらくなど言語道断。しかも、1度や2度ではないというから、常習犯。事実なら山口容疑者は教育者失格で、厳罰が下ってもいたしかたないだろう。
(蔵元英二)

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