宝塚市によると、西消防署の隊員15人は2019年5月から20年9月にかけ、夜間勤務中にスマートフォンでオンライゲームをしていた。この行為は不適切だとして、隊員8人を停職や減給の懲戒処分とした。
また、監督責任のある消防長ら7人は、厳重注意処分に。そして35歳消防司令補については、ゲームを率先してプレーしていた上、調査の過程でパワーハラスメントも発覚したとして、停職1か月と2階級降任の処分となっている。
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勤務中のスマホは不適切であるものの、本来消防士は暇である方が良いとされる職業。それだけに、「夜間帯に仕事がない場合、スマホで時間を潰すことを許してもいいのではないか」「労務管理上問題があるんだろうけど、これくらいは黙認してほしいよ」「リラックスする時間があるからこそ、緊張感のある仕事ができる。こういうことで処分を受けてしまう消防隊員は不憫」と処分を受けた隊員に同情的な声が上がる。
一方で、「バレてしまった以上処分せざるを得ない。極端な話、仮眠を取っていればよかった」「かわいそうだけど、黙認するわけにはいかなかったよね」「スマホがダメだというなら、待機中のあり方についてガイドラインを示すべきだ」「ゲームに熱中して消火作業が遅れては困る。処分は致し方ない」などという指摘も出た。
同情的な声もあるが、管理者が「不適切」と判断した以上、処分は致し方なしということだろう。