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「悪ふざけの度が過ぎた」消防職員4人、20代職員をバットで叩く・蹴るなど暴行し処分

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画像はイメージです

 茨城県日立市の多賀消防署で男性職員4人がパワーハラスメントをしたとして、日立市消防本部が懲戒処分としたことが判明。その行動と釈明に憤りの声が上がっている。

 日立市消防本部によると、処分は昨年多賀消防署の署員だった4人。昨年1月から3月にかけ、20代の男性職員に対し、プラスチック製のバットで叩く、足を蹴り全治1か月の怪我を負わせるなどした。
この後、男性職員の家族が日立市に相談。47歳、42歳、41歳、34歳の職員が関わっていることが判明し、消防本部が調査を行ったところ、パワーハラスメントに該当すると認定した。

 調査に対し、4人は「悪ふざけの度が過ぎてしまった」と話しているという。日立消防本部は41歳と34歳の消防司令補を停職2か月、42歳の消防司令が停職1か月、42歳の消防司令補が減給1か月の処分とした。

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 プラスチック製バットで殴る、足を蹴るなどの行為はパワーハラスメントと言うよりイジメであるような印象を受けるが、当事者たちは「悪ふざけ」と感じており、日立市消防本部もその主張を受け入れた様子。それだけに「イジメではないのか。悪ふざけで処理していいのか」「納得がいかない」「完全なイジメでしょう」と消防本部の対応に疑問の声が上がる。

 また、「懲戒免職処分が妥当だと思う」「この処分は職場での集団イジメを認定していないと思う」「あまりにも軽すぎる。権力のある方を優遇して、若者を切り捨てているように思える」などと、処分の軽さを指摘する声もあった。

 異常と言わざるを得ない後輩への暴力行為。その処分が数か月の停職や減給という事実に、憤る人が多かったようだ。

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