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市の嘱託職員、タイムカードを不正打刻し遅刻・早退を繰り返す 市の対応に批判も ​

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 大阪府富田林市の嘱託職員4人が、日直勤務中に不正をしていたとして減給3か月の懲戒処分をされたことが判明。その姑息な行動や市の対応に、怒りの声が相次いでいる。

 富田林市によると、この4人は総務課に勤務しており、土・日曜と祝日に日直業務を担当していた。本来2人で勤務することになっていたが、昨年6月末から1人が遅刻や早退を行い、もう1人が正規時間のタイムカードを押すなどして、報酬を不正に受給していた。

 ​>>大阪市職員、勤務中タバコ休憩を170回とったとして懲戒 処分に「重すぎる」の声も<<​​​

 嘘が明るみになるきっかけとなったのは、昨年12月。別の職員が休日出勤すると、日直業務担当者が1人しかいないことに気がついたのだ。富田林市は不正の疑いがあるとして4人に話を聞くが、当時は事実を認めようとしなかった。

 そこで市は今年3月末、防犯カメラを新調。勤務状況を監視していたところ、1人が遅刻や早退を繰り返し、もう1人が正規時間で働き、2人分のタイムカードを出勤していた職員が押していたことが判明。富田林市はこの4人を減給3か月の懲戒処分とした。
 なんとも姑息な行動だが、嘱託職員の報酬は市民の税金から賄われているもの。それだけに、「こんな人間をなぜ嘱託で雇ったのか。真面目に納税しているのがバカらしくなる」「モラルが低い。採用した人物も処分されるべきだ」「自分たちの税金を食い物にしたのは許せない」と怒りの声が相次ぐ。

 また、「1人で賄うことができるような職場に2人を配置した上、嘱託職員を4人も採用している。これは無駄の一言。こういう無駄のために市税を取られているのか」「まだこの4人を雇うつもりなのか。誰のおかげで生活ができているんだ」「無駄な人件費は全国に広がっている。これをカットすれば消費税を上げる必要もなかったはず。公務員天国は許せない」と、富田林市の体制を批判する声も多かった。

 4人のモラルの低さはもちろんだが、不正を簡単に行うことが出来る環境、それを掴むまでに長くかかってしまう現状も、問題があると言わざるを得ない。市民の税金を不正に取得した罪は重い。

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