職員のうち最も重い処分を受けたうちの1人は、愛知県立大府特別支援学校に勤務する35歳の男性教諭。心身の不調で休職中だった今年3月、刈谷市や岡崎市などの釣具店からルアーなどの器具88点、計14万円分を盗んだ。
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3月23日に釣具を盗んだところを現行犯逮捕され、10日に停職6か月の懲戒処分に。この教諭はその後、依願退職した。そして大府市では、愛知県立大府もちのき特別支援学校に勤務する29歳の男性教諭も、昨年11月長野県内の高速道路で制限速度を59キロ超過したとして、道路交通法違反で検挙され、減給処分を受けている。
さらに、愛知県教育委員会東三河教育事務所に勤務する50歳の男性主査は、昨年2月から今年4月にかけ、同僚のロッカーの上に置かれていた私物のジュースやカップラーメンなどを度々盗み、停職6か月となった。
愛知県で立て続けに発生した教育者による耳を疑うような稚拙な事件に、「酷すぎる。教育者として、人間として著しくモラルを欠いている。なぜこんな人間たちが教育の場に携わることができるのか」「手癖の悪い人間たちは、きっと職場の物も盗んでいたと思う。余罪も追及され、辞職したのでは」「愛知県は色々おかしい。知事がああだから、職員もたるむ」と厳しい声が並ぶ。
また、「こういう人間を他の都道府県で再就職させないでほしい」「少なくとも教育の現場に戻すな」という声や、退職をしていない2人についても、「辞めるべき」「教育に携わる資格がない」と厳しい声が並んだ。
「人の物を盗む」「ルールを守れない」人間に、教育に携わってもらいたくないと考えるのは、ごく自然のことだろう。