鬼滅の刃
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芸能 2020年11月10日 12時10分
志らく「はっきり言ってクズ」発言で称賛 番組出演の『鬼滅の刃』高額転売ヤーに怒り爆発
立川志らくが、10日放送の『グッとラック!』(TBS系)で怒りをぶちまけた。人気アニメ『鬼滅の刃』グッズをネットで高額転売する通称「転売ヤー」に、“クズ”発言を連発したのだ。 「キャラクターのシールが入っている『鬼滅の刃マンチョコ』の定価は1個108円で、1箱30個入りで3240円なのですが、フリマサイトでは1箱10500円で売られていることが判明。ほかにも、主人公・竈門炭治郎のシールや妹の禰豆子のシールは1枚1万円、さらにレアなシール4枚セットだと、出品価格は50万円だったそうです」(芸能ライター) >>劇場版『鬼滅の刃』の韓国公開、現地で“不安視”の報道 「物議を醸すくらいなら公開しない方がいい」の声も<< 番組では、30代のウエダと名乗る転売ヤーを直撃インタビュー。リモート画面越しの出演で、顔はモザイクが掛けられてはいたが、『鬼滅の刃マンチョコ』の転売について、「かなりおいしい商品」と解説。チョコの発売当日は朝7時から夜11時までコンビニをひたすら回り、10店舗以上で12箱、計360個集めて販売。ネットで出品をしてから5~10分で売れたという。ただし、儲けた金額としては「3万円くらい」だそう。 ウエダさんは転売に対する批判について、「資本主義の社会だとしょうがないのかなと思います」と割り切っていた。ちなみに『鬼滅の刃』は見たことも読んだこともないという。 これに対して、志らくは「資本主義だからと言われれば仕方ない」としながら、「こういう連中がいるから世の中悪くなる」とピシャリ。「子どもの夢ですよ、子どもたちがみんな欲しがってる。うちの娘も発売当日にママと一緒にコンビニに行ったけど、売ってなかったって」と経験談を語りつつ、「法に触れてないからいいんだけど、子どもたちの夢を壊す」「だから、こいつらクズです。はっきり言ってクズだよ」と激怒。 さらに、「見てる人ほとんど、『こいつらクズだ』と思ってます」と視聴者の良心にも訴えかけつつ、「ちゃんとした転売ヤーの人たちもいますよ。でも、この『鬼滅の刃』に関して言えば、さっきの仮の名のウエダさん、あいつはクズです」と“クズ”を連呼していた。 SNS上では「志らくさん、よく言った! 最近は、テレビで言うのリスクあるけど、よく言った!」「『こういう奴はクズ』に、完全同意」「志らく『転売ヤーはクズ!!』 たまにはいい事言うやん」と称賛の声が続いている。だが、この間にも転売は続いている。抑止策はないものだろうか?
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芸能 2020年11月10日 06時00分
今年の紅白、嵐と『鬼滅の刃』主題歌LiSAで歌手別視聴率の“ねじれ現象”が起きる?
今年大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」で、大ヒットとなった「鬼滅の刃」を特集することを、一部スポーツ紙が報じている。 記事によると、劇場版の主題歌「炎(ほむら)」を歌う歌手のLiSAが、テレビアニメ版のオープニング曲「紅蓮華」を披露した昨年に続いて、2年連続の出場が確実になったという。 >>『鬼滅の刃』主題歌、今年の売り上げナンバーワンに躍り出る可能性が浮上?<< 「鬼滅の刃」は、原作漫画の累計発行部数が1億部を突破。10月16日公開のアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は、史上最速で興行収入200億円を突破した。 国内のみならず、海外からも注目されている「鬼滅」だけに、LiSAはアップルミュージックが行う、世界で最も聴かれている楽曲を紹介するプレイリスト「トップ100:グローバル」で、日本のアーティストとして歴代最高位の10位にランクイン。 また、米ビルボードのグローバル・チャート「Global200」でもトップ10入りを果たしたという。「間違いなく、“今年の顔”と呼べるアーティストの代表格。大幅に時間を割いて『鬼滅コーナー』が設けられることになりそう。国民の関心が高いだけに、その時間だけ紅白にチャンネルを合わせる人も多いはず。企画の正式発表が待たれる」(音楽業界関係者) 今年の紅白といえば、年内いっぱいで活動休止を発表している人気グループ・嵐のラストステージ。嵐については、すでに大トリでの歌唱が内定していると言われているが、注目されるのはどこまで数字を伸ばせるかだ。 「昨年も嵐は大トリを務めたが、歌手別視聴率はトップながら40.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。一昨年の歌手別トップはサザンオールスターズの45.3%だったので、大幅に数字を落としたことになる。今年は『鬼滅』に食われてしまう可能性が高そうで、例年は大トリに向かうに従って視聴率が上昇するが、登場順が早いLiSAの方が高視聴率という“ねじれ現象”が起こることもあり得そうだ」(芸能記者) 国民的グループ・嵐のラストステージに立ちはだかるのは、国民的人気アニメになりそうだ。
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芸能 2020年11月09日 20時00分
志らく「たけしさん、松本人志さんが面白いと言っていない」『鬼滅の刃』を読まない理由に疑問の声
11月8日放送のフジテレビ系『ワイドナショー』で落語家の立川志らくが漫画『鬼滅の刃』を読まなかった理由を口にし、話題になっている。 この日、『ワイドナショー』では2020年度の『ユーキャン新語・流行語大賞』のノミネート30語が決定したことをニュースに。スタジオではどのくらい新語を理解しているのか話題にした。 >>劇場版『鬼滅の刃』の韓国公開、現地で“不安視”の報道 「物議を醸すくらいなら公開しない方がいい」の声も<< そのなかで今年、原作漫画や映画が記録的大ヒットを記録した『鬼滅の刃』の話題に。司会の東野幸治が志らくに「鬼滅」を読んでいるか尋ねたところ、志らくは「自分の子供はハマっている」と返答。「全巻家にあるので、自分も1巻だけ読んでみたけど、展開が早すぎてついていけなかった」と挫折したことを告白。 また、続きは読むつもりがないそうで、志らくは「読む時間があまりない」と前置きしながら理由を口に。「もちろん(鬼滅には)興味はあるんだけど、みんなが面白い、面白いっていうけど、まだ僕のリスペクトしてる人が誰も面白いと言ってない」とし、「僕のリスペクトしている(ビート)たけしさん、松本人志さん、あるいは山田洋次監督が『志らく、これは面白いぞ~』と言ってくれたらすぐに読みたいけどね」と説明した。 この発言にネットユーザーは違和感を抱いたようだ。「尊敬した人が勧めたら読むって……読む漫画くらい自分で決められないのかな?」「俺は有名人とつながりがあるっていう事を誇示したいだけじゃん」「人から勧められないと読まないって小学生かよ」「1巻読んで面白くなかったなら、たけしさんの名前とか出さずに素直に言えばいいのに」といった声が相次いだ。 志らくは『グッとラック!』などテレビに落語会にと多忙な日々を過ごす。漫画を読む時間がないのは分かるが、読まない理由として著名人を挙げ、巻き込むのは見当違いというものであろう。
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社会 2020年11月08日 10時00分
大ブーム『鬼滅の刃』も絶対に見ない? 流行を拒否する人の心理的特徴とは
最近ではもはや社会現象といえるほど大規模なブームとなっている『鬼滅の刃』。中には、まだ漫画や映画を見ていない人に対してバカにするような態度を取ったり、見ることをしつこく勧めるような情熱的なファンもいて、これらの行為には「キメハラ」と名が付けられ、話題を呼んでいる。「キメハラ」とされる内容の幅は広く、その他にも「『鬼滅の刃』が好きではない」と言えない雰囲気や、あらゆる商品のパッケージデザインに採用されていることに圧迫感を持つ人もいるようだ。 その一方でどれだけ流行して、勧められても「漫画も映画も絶対に見ない」という人もいる。『鬼滅の刃』だけに限らず、このように世間で何か特定のものが流行している時、「自分は受け付けない」という姿勢を貫く人が一定数存在する。 >>玉川氏『鬼滅の刃』に「ヒットすると見ない」、斎藤アナ「この映画で優しさを学んでほしい」発言で称賛の声<< もちろん、そのコンテンツに対する好みの問題が関係している場合もあるが、ここでいう「流行を拒否する人」とは、コンテンツそのものが嫌いというわけではなく、あくまでも「はやっているものが嫌い」というタイプをさす。こうした人の心理には、一体どのようなメカニズムが働いているのだろうか。 流行という現象のメカニズムを説明する代表的なものに、「イノベーター理論」というものがある。これは1962年にスタンフォード大学の社会学者エヴェリット・ロジャースによって提唱された理論で、流行の現象を構成している人々の、流行しているものに対する姿勢について5タイプに分類・定義されている。 まず、全体の2.5%とされる「イノベーター(革新者)」のグループは、その他大勢の人がまだ取り入れていないような目新しいものに関心を示すタイプで、流行を作るパイオニア的存在である。 「オピニオンリーダー」や「インフルエンサー」とも呼ばれる「アーリーアダプター(初期採用者)」は流行に敏感で、すすんで情報収集を行い、その情報を広める役割を持ち、全体の13.5%とされる。 全体の34%を占める「アーリーマジョリティ(前期追随者)」は目新しいものを取り入れることにやや慎重なタイプだが、このグループが取り入れると流行が一気に広まる。 アーリーマジョリティと同じ割合を占める「レイトマジョリティ(後期追随者)」は、目新しいものに対して懐疑的なタイプで、大多数が取り入れているところを確認してからやっと取り入れる、いわゆるはやり物好きのグループだ。 そして、最も流行に対して慎重または無関心なのが、「ラガード(遅滞者)」というグループである。全体の16%ほどとされるラガードは、世間の動向に対して関心が低く、社会生活に定着するレベルにならなければ取り入れないタイプだ。このグループが取り入れればその流行は世間に浸透したということができる。ただし、ラガードの中には、徹底して流行を拒絶する者もいるという。 流行がピークになるにつれ、取り入れる人たちが多くなり、その状況が、独自性の高いイノベーターが流行しているものに対する関心を低下させる。そして、独自性の強いイノベーターたちの新たなものへの関心によって、さらに新たな流行が作り出されるという循環のメカニズムがある。 イノベーター理論の分類に基づいて考えると、流行を拒否する人は「イノベーター」か「ラガード」に当てはまるだろう。 イノベータータイプの人なら、日頃から創造性や独創性にこそ価値があると感じ、大多数が同調しているものを敬遠する傾向があると考えられる。ラガードなら、商業戦術に食われたくない、あるいは同調圧力に屈したくないなど、負けず嫌いな心理的特徴を持っている人もいるだろう。いずれの場合にしても、同調性が低く主体性が高いタイプと言える。 こうした独自性や主体性の高さから流行を拒否してしまうタイプの人は、同調性が高いタイプの人から見ると、うらやましく思えたり、場合によっては「気難しい人」「目立ちたがり」「付き合いづらい」などと捉えられることもある。 しかし、それは相手に自分と同じ価値観を求めた時に生まれる捉え方であって、イノベーターやラガードにとっては、感覚的に生じる流行に対する嫌悪感を、どうすることもできないのだ。中には、「格好をつけたい」という理由で流行を拒否している場合もあるかもしれないが、多数派に流されないことに価値を置いているという時点ですでにイノベーターやラガードとしての要素があると言えるのではないだろうか。 いずれのタイプにせよ、多様な価値観を尊重し、それぞれの個性を受け入れたいものだ。文:心理カウンセラー 吉田明日香
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芸能 2020年11月01日 12時00分
『鬼滅』の映画ヒットの裏でバトルが勃発しそうな2人の女性芸能人
10月16日に公開されたアニメ映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の興行収入が、25日までで107億5400万円に達したことを同26日、配給元の東宝とアニプレックスが発表した。 初日から10日間での100億円突破は史上最速。これまでの100億円超えの最速は、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」(01年、最終興行収入308億円)の25日間で、2位は「ハリー・ポッターと賢者の石」(01年)と「君の名は。」(16年)の28日。 その勢いを受け、同作の主題歌である歌手のLiSAの最新シングル「炎(ほむら)」が、週間売り上げ4.2万枚で、11月2日付のオリコン・シングルランキング(集計期間10月19日~25日)で、2週連続1位を獲得し、累積売り上げ枚数11万枚となった。 2週連続1位は、女性ソロアーティストでは、2011年1月10日付と1月17日付で記録した、植村花菜の「トイレの神様」以来、9年10か月ぶりとなった。 「ここまで興行収入が伸びている要因は、作品の内容やクオリティー以外にもある。まずはPG12指定で子どもだけで劇場に足を運ぶことができず、親も一緒に行くので客単価がアップ。そして、各劇場の上演回数が多いので、待たずに自分の好きな時間に見られるのでリピーターも増える」(映画業界関係者) 芸能人や著名人も続々と同作を絶賛しているが、発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)によると、主人公の竃門炭治郎役の声優を務める花江夏樹の大ファンが女優の広瀬アリスと、元SMAPで俳優の木村拓哉の長女でモデルのCocomiなのだとか。 >>広瀬アリス、アナザースカイのゲストに緊張!「ずっと会いたかった人」はあの人気声優? ファンから期待の声<< 広瀬は花江のツイッターの投稿に「いいね」を連打しまくったことを花江にその事実を指摘されると、照れまくりの絶叫ツイート。 Cocomiは花江の誕生日に自身のインスタグラムにお祝いのメッセージを投稿。今年7月には雑誌の企画で対談が実現し、ガチガチに緊張してしまったというのだ。 「今後、2人はさらに“花江ラブ”をアピールしそうだが、花江はすでに既婚者。今のところ、対談したCocomiが“距離”は近いが、広瀬の巻き返しが注目される」(芸能記者) 2人ともそれぞれの親族を巻き込めば、バトルはさらに盛り上がりそうだ。
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芸能 2020年10月30日 13時00分
劇場版『鬼滅の刃』の韓国公開、現地で“不安視”の報道 「物議を醸すくらいなら公開しない方がいい」の声も
大ヒットしている劇場版「『鬼滅の刃』無限列車編」が12月に韓国でも公開されることが決定したものの、日本のファンからある懸念が集まっている。 日本のみならず、世界中で人気を博している『鬼滅の刃』。韓国でも12月に公開されることが決定しているが、公開に先立ち、一部韓国メディアが韓国国内での興行の成功を不安視する記事を発表した。 >>大ヒットの『鬼滅の刃』、子どもたちに与える影響は? 心の成長とトラウマにも懸念<< 成功を懸念する原因となっているのは、主人公の炭治郎が両耳に着けている耳飾り。山と太陽光が描かれてた長方形のイヤリングだが、アニメ化以前から韓国国内の一部の人の間では、このデザインが「旭日旗模様」として物議を醸していた。 しかし、韓国でのこうした声に日本のファンも反応。「もはや難癖では?」「物議を醸すくらいなら公開しない方がいい」「お日様っていうのが物語で重要なキーワードになるのに、どうしろっていうのか」といった困惑の声が集まっている。 アニメ『鬼滅の刃』は、日本でヒットした後に海外にも配信されたが、実は韓国を含む一部の国向けの配信では、炭治郎が着けている耳飾りに描かれているのが山と太陽光ではなく、山と日の丸と数本の横線に変更に。「旭日旗」の指摘を配慮したものと思われるが、作品の世界観を重視する日本のファンからは残念がる声も聞かれていた。 現在発表されている韓国版「『鬼滅の刃』無限列車編」のポスターに描かれている炭治郎の耳飾りも、横線のものとなっている。本編でも修正が入っていれば、韓国でも興行成功となるのだろうか――?
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社会 2020年10月24日 07時00分
大ヒットの『鬼滅の刃』、子どもたちに与える影響は? 心の成長とトラウマにも懸念
国内にとどまらず、海外からも多くの熱狂的なファンを獲得している人気漫画『鬼滅の刃』。16日から公開されている劇場版アニメ『鬼滅の刃 無限列車編』は、3日間で342万人以上を集客し、46億円を超える記録的な興行収入を得ている。 SNSでは「良かった!」「感動した」といった肯定的な感想が多く、アニメ映画作品としてのクオリティの高さが絶賛されている。 しかし、作中にたびたび登場するグロテスクな描写について、「結構グロいけど子どもは大丈夫?」と心理的な影響を心配する声や、実際にショッキングなシーンで「泣き出してしまった子どもがいた」という声もある。映画倫理機構(映倫)が定めた本作の区分は「PG12」であり、特に年齢制限はないものの、「12歳未満の観覧は保護者の助言・指導が必要」とされている。 >>『鬼滅の刃』ブームの裏で「#キメハラ」が話題に「苦手なのに世の中どこ行っても鬼滅」の声<< 『鬼滅の刃』は、大人も楽しめる深いストーリー性を持つにもかかわらず、小学生はもちろん、未就学児ほどの低年齢層からも高い人気があることで知られている。ストーリーやキャラクターの詳細を把握していなくても、魅力的なキャラクターに惹かれたり、親やきょうだい、友人などが好んで見ていることに影響されて興味を惹かれ、愛着を持っている場合もあるようだ。 しかし『鬼滅の刃』は、映画版に限らず、作中で鬼が人を無残に食い荒らしたり、鬼の首をはねるなどのショッキングな描写がたびたび登場する。グロテスクなシーンやショッキングな映像を見た子どもに実際どんな影響があるのか。こうしたテーマについては、実際に子どもたちにショッキングな映像を見せて実験することに倫理的な問題があるため、因果関係をはっきりとさせるようなデータはない。だが、大人でもハッとするようなショッキングな描写を、ただでさえ迫力のある映画館の大画面で見れば、少なからずトラウマ(心的外傷)を負ってしまう可能性は否めないだろう。 トラウマといえば、その原因になった事柄や、それに似た事柄を再体験することによってショック反応を引き起こすというイメージが一般的にある。だが実際の反応はそれだけにとどまらず、様々な形で間接的に表れることもある。 変化が表れるタイミングや期間には個人差があるが、身体的、精神的な症状が出てくる。例えば、不眠、食欲不振、頭痛、便秘や下痢などの身体症状。悪夢を見る、怒りっぽくなる、情緒不安定になる、映像がフラッシュバック(再体験)して怯える、集中力が低下するなどの精神症状。繰り返しそのシーンについて話す、赤ちゃん返りなどの退行現象、体がこわばる、無口になる、表情が乏しくなるといった行動や様子に表れることもある。 トラウマ体験後に表れるこれらの変化やサインは、おおむね5歳から小学生までの子どもに当てはまるもので、1カ月以上続けばPTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断され、専門的なケアが必要になる場合もある。たとえささいな反応でも、観賞後にショックによる影響とみられる変化があった場合は、保護者による十分なスキンシップや傾聴、安心感を与える言葉掛けなどのフォローが必要だ。 とはいえ、『鬼滅の刃』が子どもたちに与える影響は悪いものばかりではない。 子どもたちは純粋であるほど憧れのキャラクターに影響されやすく、その言動や行動、思想を観察学習(モデリング)し、意識的にも無意識的にも、自分の中に取り込んでいこうとする傾向がある。 例えば本作の主人公・竈門炭治郎が、初めは弱くても努力を重ねて成長していくひたむきな姿や、敵役の背景をも案じる情の深さ、家族や仲間を大切に思う気持ちなど、倫理観を養うために好ましい要素も多くある。また、弱音や自分を鼓舞する言葉など、今の心理状態をその都度セリフとして具体的に表現されていることが多いため、キャラクターの心情をくみ取りやすく、感情移入しやすいという特徴がある。キャラクターとの一体感が高くなるほどその思想や考え方の影響力は強くなり、自分の考え方に取り入れやすくなるため、倫理観や正義感の育成に対するポジティブな影響が期待できる。 『鬼滅の刃』は多くの人々を惹きつけてやまない魅力的な作品である。しかし、子どもたちの鑑賞には注意が必要といえそうだ。文:心理カウンセラー 吉田明日香
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芸能 2020年10月22日 12時00分
『鬼滅の刃』ブームの裏で「#キメハラ」が話題に「苦手なのに世の中どこ行っても鬼滅」の声
劇場版『鬼滅の刃』が大きなムーブメントとなっている。 公開から3日間で興行収入46億円を突破し、話題になっている劇場版『鬼滅の刃』。原作の累計発行部数は電子版を含め1億部を突破しており、現在、テレビでは毎日のように特集が放送され、多くの著名人がファンを公言したり、コスプレを披露するなど社会現象ともなっている。 >>『99人の壁』、小学生が挑戦の『鬼滅の刃』クイズに“やらせ”疑惑 佐藤二朗のフォローに称賛の声<< そんな中、ツイッターなどでは、「キメハラ」というワードが話題になっているという。 「“鬼滅ハラスメント”の略の『キメハラ』という言葉ですが、劇場版公開以降、主にツイッターなどでハッシュタグが生まれるほど多く使われているという事態になっています。テレビをつければ各ワイドショーやバラエティ番組でも『鬼滅』現象が取り上げられ、ネットを開けば毎日『鬼滅』に関するニュースがトップに。まさに日本中が『鬼滅』フィーバーとなっていますが、漫画やアニメに興味がなく、『鬼滅』にもまったく触れていない人がいるのも確か。こうした現象に『鬼滅』を押し付けられていると感じている人の一部から、『盛り上がってる雰囲気に乗らなきゃいけないの、キメハラって感じる』『苦手なのに世の中どこ行っても鬼滅鬼滅鬼滅だからキメハラって呼んでる』『映画館も鬼滅ばっかりで他の作品が見えないこともキメハラだと思う』といった声が。『鬼滅』現象にうんざりしている人もいるようです」(芸能ライター) 一方では、この「キメハラ」に対し、「なんでもハラスメント化するのはどうなんだろう?」「押し付けられてるわけでもないのにハラスメント?」「なんでもハラスメントと言えばいいと思ってるとしか思えない」と、ハラスメント視することに対する疑問の声も多数寄せられている。 いずれにせよ、『鬼滅の刃』が無関心な人にも何らかの影響を与えるほど盛り上がっていることは間違いないようだ。
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芸能 2020年10月21日 20時00分
爆問太田が『鬼滅の刃』ヒットに「今の子たちは純粋」 田中も「うちの子は俺らの頃より純粋」
10月20日深夜放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ系)で、『鬼滅の刃』ブームについて語られた。『週刊少年ジャンプ』(集英社)の連載を元にした単行本の発行部数が1億部を突破し、アニメに続き、現在は『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が大ヒット公開中だ。 >>「邪魔なんよ!」千鳥ノブ、爆問太田にイライラ? トークに割って入る大暴走<< 太田は「鬼滅の子もすごい悩むじゃん。すごい純粋。『何を〜』みたいにな感じになる」と、主人公の竈門炭治郎の印象を語った。続けて、「いつも叫んでるあの子。心優しく。ああいうの見ていて、今の子はどんどんまた純粋になってきているんだな」といった印象を抱いた。 太田は『巨人の星』の星飛雄馬が感動して目がメラメラと燃えるシーンを引き合いに出し、「ああいうのって馬鹿にするようになってさ。俺らの時代」と振り返った。その影響を及ぼしたのは、紛れもなくビートたけしだろう。ただ、そうしたひねくれた精神は無くなりつつあるのではないかと語った。 そこで、中村雅俊主演の王道ドラマである「『われら青春!』(日本テレビ系)とかやったら、今の子たちはストレートに感動するかもしれない」と話し、相方の田中裕二も「うちの子たちと見ていて、俺らの頃より純粋な気がする」と共感していた。これには、ネット上で「鬼滅って、太田にも響いているんだな」「流行ってるポイントってやっぱり純粋さなのかも」といった声が聞かれた。 この日の放送では、太田は『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)にゲスト出演した滝沢カレンを絶賛。マイペースな滝沢に対して、高田文夫の早口のツッコミがうまい具合にハマっていく様子を詳細に解説。「完璧に面白かった。あれコンビ組んだ方がいい。絶対あの二人で特番やった方がいいと思う」と絶賛していた。 売れっ子芸能人として多忙な生活を送りながらも、しっかりと流行りのエンタメ作品をチェックし続ける太田の感性が光る放送となった。
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芸能 2020年10月21日 11時55分
玉川氏『鬼滅の刃』に「ヒットすると見ない」、斎藤アナ「この映画で優しさを学んでほしい」発言で称賛の声
21日放送の『羽鳥慎一のモーニングショー』(テレビ朝日系)で、斎藤ちはるアナが、同局の玉川徹氏をやり込める場面があった。 それは大ヒット中の映画『鬼滅の刃』を取り上げていた時に起きた。同作は公開初日から3日間で観客動員数342万人、興行収入も46億円超えと、一世を風靡した『アナと雪の女王』の倍以上のペースでヒットを続けている。 >>「あんま面白くなかったって」坂上忍、『鬼滅の刃』映画視聴の伊藤アナを揶揄? ファンから猛抗議も<< だが、玉川氏は「非常に残念なんですが、ここまでヒットすると、見ない法則が僕にはあってですね」と自身のアマノジャクな性格を“法則”として言及。さらに、「いまだに『アナ雪』見ていないですからね」と補足説明。そして、『鬼滅の刃』についても「残念です。もう見れなくなりました」と早くも「見ない」宣言を下した。 すると、ここで元アエラ編集長で水曜コメンテーターの浜田敬子氏が「先日見た女性誌では、『鬼滅の刃』のセリフで部下とどう付き合うかを学びましょうなど、応用展開がされている」と解説すると、映画館で実際に同作を見て「泣いた」という斎藤アナが「主人公たちがまだ後輩の役割なので、先輩との関わり方も出てくる」と大いに共感。 すかさず、羽鳥慎一が玉川氏に「どうします?」と、鑑賞をさりげなく促すも、同氏は「そういう説教くさくなると余計見たくなくなっちゃうんだよね」「(いろいろ言われると)うざくなっちゃう」とボヤキを連発。一方で、斎藤アナに向かって「どこがいいの!?」と、『鬼滅』の魅力について問いただした。 斉藤アナは「主人公たちが優しいんですよ、とにかく。素直で優しくて友情の面もあれば家族愛もある」と主張。すると、玉川氏は「なに?ボクに素直に優しくなれって言ってるの?」と追及。これに斎藤アナは「(玉川さんに)学んでほしいなって思って」とズバリ辛口アドバイス。この言葉に少しショックを受けたのか、玉川氏は「わかりました」と言いながら、少しうなだれていた。 SNS上では、『モーニングショー』が『鬼滅の刃』を取り上げたことに「すり寄ってきたな」と驚く声とともに、玉川氏の「流行ると見ない」発言に、意外と「分からなくもない」という共感コメントも。そして、斎藤アナからの玉川氏へのアドバイスには「お見事、一本!」「その通りです」「ちはるさんナイス!」など称賛の声が寄せられていた。 最後に、羽鳥から「玉川さん、(もし『鬼滅の刃』を)見たら感想をお願いします」と求められていたが、果たしてこの後玉川氏は見に行くのだろうか?
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