問題となっているのは、劇場版『鬼滅の刃』が巻き起こしているムーブメントについて取り上げている際の一幕。『鬼滅の刃』は公開3日間で興行収入46億円を突破し、日本中にフィーバーを起こしている作品となっているが、番組では福岡県・太宰府市にある宝満宮竈門神社が、主人公の竈門炭次郎と名前が同じことなどの共通点があり、聖地になっていることを紹介した。その際、訪れた人はもちろん、飼い主と一緒に神社を訪れていた犬や猫もキャラクターのコスプレをさせられており、これを見た坂上は、「犬や猫が嫌がっているような気がします」と首を傾げていた。
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そんな中、進行の伊藤利尋アナウンサーもこの前日、朝8時半の回に娘と『鬼滅の刃』を見に行ったといい、「もう、まあまあ入っていました」と朝早い時間にも関わらず客の数も多かったと話していたが、これに対し、坂上は「あんま面白くなかったって」と暴露。急な言葉に伊藤アナは慌てて「言ってないよ!」と訂正し、「面白かったですよ! 面白かった……なんで!?」と坂上を振り返ったが、当の坂上は大爆笑しっぱなしだった。
また、出演者の野々村友紀子は「もう大炎上ですよ、そんなこと言ったら」と咎めていたが、伊藤アナは「ちょっと待って……坂上さん! 嘘はやめろ!」と苦笑いしながら絶叫。「面白かったですよ。後半ちょっとうるうる来ちゃいました」とフォローするように話していたものの、なおも坂上が笑い続けていたため、「本当ですよ! フォローが変な感じになっちゃった」と落胆する場面も。最後にも「とっても面白い作品です!」と力説していたが、坂上は「へえ……」と冷めた目線を向けており、伊藤アナは「なんかおかしくなっちゃったな、もう」と力なく呟いていた。
この一連のやり取りに視聴者からは、「人を貶めるようなことよく言えるよな…」「作品のマイナス評価をしたという嘘を垂れ流して爆笑してるけど、なんにも面白くないよ」「人として最低」といった批判が殺到。また、『鬼滅の刃』ファンからも、「フィーバーを取り上げている時にこの発言はどうなの?」「楽しく観に行った人がたくさんいて、これから観に行こうとする人もたくさんいるのにこれはひどい」といった抗議が見られた。
坂上にとっては出演者同士の身内のおふざけだったようだが、少々度が過ぎてしまったようだ。