>>坂上忍、自身への誹謗中傷に「完全無視、スルー」 発言直後に伊藤アナにパワハラ?<<
問題となっているのは、県が採用した高価な公用車に関する報道を取り上げていた際の一幕だった。兵庫県で井戸敏三知事が乗る公用車が昨年、レクサスから高級車センチュリーに変更され、リース契約にかかる費用が1台で年間約300万円と、これまでの1.5倍となっていたことが発覚したことに端を発するこの問題。番組では、山口県でもこれまで3台のセンチュリーを保有しており、2台を下取りに出したものの、今年7月に公用車として1台2090万円のニューモデルのセンチュリーを購入していたことも報じていた。
このセンチュリーの用途について、山口県の担当者は「主に皇族の方や海外の要人など来賓用として使用する車となります」と説明していたとのこと。しかし、この担当者のコメントを聞いた坂上は、「確かにこうやってお聞きすると、『あ、そういう時用には必要かな』と思いますけども、要は頻度というか」と指摘。続けて、「申し訳ないけど、山口県でしょ?」と発言した。
これを聞いた進行の伊藤利尋アナウンサーは「いや、山口県が悪いわけじゃないですよ。申し訳ないけど……。いや、それは申し訳ない。やめましょう」と坂上を制止。坂上は憮然とした表情で、「頻度の問題。頻度、頻度」と指摘していたが、伊藤アナは「それは山口県に限ったことではなくて」と言い、直近3年間で来賓用として使用したのが13日だけだったことを紹介していた。
しかし、あたかも山口県には来賓の頻度が少ないというような坂上の物言いに対し、山口県民からは「なんで見下されなきゃならないのか」「めちゃくちゃバカにしてて心底気分悪かった」「センチュリーの保有は別として、坂上の山口を馬鹿にした発言は許せない」という怒りの声が殺到。フォローした伊藤アナに対しては、「伊藤アナがいなかったらもっとムカついてた」「ちょっと溜飲が下がった」といった称賛も聞かれていた。
センチュリー購入の是非はともかく、不要な山口県ディスは多くの山口県民に不快感を与えていた。