阪神
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スポーツ 2020年03月19日 11時35分
阪神・矢野監督、藤浪を切れない切実な事情 期待を裏切る背信投球、鳥谷の退団も決断に悪影響か
まだ、「迷走中」ということだろう。 阪神・藤浪晋太郎はオリックス二軍との練習試合に登板チャンスをもらったが、矢野燿大監督を喜ばすことはできなかった(3月18日)。 1点ビハインドの試合途中からの登板だった。しかし、結果は3イニングを投げ、被安打5、失点1。視察に訪れた矢野監督は「今日(の結果)だけで判断するつもりはない」と言いつつも、「しっかり捉えられてる打球も多かったし」 と“落第点”を付けた。 前回3月11日の登板では、4イニングを投げ、被安打2、無失点。「ひょっとしたら!?」と首脳陣も期待を寄せていたが、このザマである。 「11日の登板後、二軍降格を通達する予定だったと聞いています。でも、ピッチング内容が良かったので、改めてテストしてみようということになり、今回の登板につながりました。矢野監督も今後について決めかねている感じでした」(在阪記者) このまま、一軍に帯同させるか、それとも、二軍で調整させるかを決めかねているという。指揮官が決断できない理由は、「二軍だと、彼のモチベーションが一気に落ちてしまうから」だそうだ。 「藤浪は余計な力を抜いて投げることに終始していました。力の入れすぎが制球難につながっていると彼なりに分析し、脱力投球で相手打者を抑えようとしていました」(前出・同) しかし、昨秋キャンプから山本昌・臨時投手コーチのもとで学んできたのは、脱力投球だけではなかったはず。「手首をしっかり立てなさい」と技術的なアドバイスを受け、そのために余計な力を抜く必要があると指摘されてきた。余計な力を抜くことなく、手首を立てて、リリースポイントを安定させることが目的なのだが…。 「2回続けて良いピッチングができないのは、真の実力が備わっていないからです。矢野監督は『18日の結果だけで判断しない』と言ったそうですが、行く先々で必ず質問されるのが藤浪のこと。矢野監督もつらいはず」(球界関係者) 18日は味方の守備に助けられたところもあった。こんな言い方は難だが、二軍相手に結果を出せなければ、やはり、今季も復活はないと見るべきだろう。 「選手個々のグッズの売上げなんですが、これまでのトップは鳥谷でした。その鳥谷がいなくなり、阪神グッズの売行きは頭打ち状態です。その中において、藤浪のグッズの売上げは上位に来ています。こんな体たらくなピッチングを続けているのに…」(前出・同) 矢野監督が藤浪を切り捨てることができないのは、そんな営業的事情による圧力もあるからでは? チーム関係者によれば、18日の登板前の投球練習では重量感、キレともにバツグンのボールが投げ込まれていたそうだ。そのボールを見せられたら、「なんとかしてやりたい」と思えてくるそうだ。 藤浪は試合後のぶら下がり取材で、反省点、課題を明確に挙げていた。自身を客観的に見ることができるのは、野球偏差値の高い証拠でもある。考えるべきは、「ならば、どうすればいいのか?」である。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年03月12日 17時00分
ヤクルトベンチ「当たったら死ぬぞオイ!」 阪神藤浪へのヤジが物議、「誰がヤジ飛ばしたんだ」犯人捜しも
11日に行われたヤクルト対阪神のオープン戦。この試合中にヤクルトベンチから飛ばされたヤジが、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、4回裏2死の場面。ヤクルトの打者は塩見泰隆、阪神の投手は藤浪晋太郎という状況だったが、2ボール2ストライクから藤浪が投じた150キロの速球が塩見の頭部付近へ向かう暴投に。塩見が体をひねりながら間一髪で回避したため、この一球は大事には至らなかった。 塩見が回避した直後、テレビ中継の映像は一度阪神ベンチ内の映像に切り替わった。するとその直後、ヤクルトベンチから「当たったら死ぬぞオイ!」というヤジが飛ばされた。 今回の一件を受け、ネット上のファンからは「当たったら死ぬぞってなんだその言い方は」、「誰が言ったか知らんがヤクルトには失望した、無観客だから余計に目立つし」、「野次が飛ぶのは当然、そりゃ大事な選手の頭に抜け球がいったら怒るだろ」、「ヤジがひどいじゃねえよ、藤浪のコントロールの方がよっぽどひどいぞ」といった反応が寄せられている。 同時に、「藤浪の野次は誰が言ったのか出所が気になるな」、「口汚いヤジ飛ばした奴誰だよ」、「ヤクルトベンチの誰がヤジ飛ばしたんだ、特定して問題にした方がいい」と犯人捜しにも発展している。 「頭部付近に抜け球が当たると打者に脳震とうや目・鼻・顎の骨折をもたらす危険性があり、高校野球やメジャーリーグでは過去に死亡事故も起きています。そのため今回、藤浪が投じた抜け球に、怒りのあまりヤジを飛ばした人物がいたのは致し方ないところかもしれません。試合が通常とは違い無観客で行われていた点も、余計に注目が集まってしまった要因といえるでしょう。ただ、ファンならともかく同じ土俵で戦う他球団の人間が投手を口汚くヤジるのは、報復死球のリスクなども考えると控えた方がいいのではとも思いますが…」(野球ライター) ここ数年は制球難に陥り死球も数多く与えていることから、「またか」と呆れ声も挙がっている藤浪。ただ、同戦で投じた抜け球はこの1球だけで、この日は「4回無失点・2安打・1四球」と上々の数字を残している。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年03月10日 19時00分
前阪神・鳥谷「ある球団と契約がいいところまでいった」? チームOB里崎氏、ロッテ移籍の裏側を暴露
元ロッテ・里崎智也氏が10日、自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿。同日発表された前阪神・鳥谷敬のロッテ移籍について言及した。 2004年から2019年まで阪神一筋でプレーした鳥谷は、昨シーズン限りで阪神を退団。そこから行き先が決まっていなかったが、10日にロッテから獲得が発表されている。 鳥谷の移籍について里崎氏は「どこの球団かは言えないですけど、昨年ある球団との契約(交渉が)結構いいところまでいったらしいんですよね。でも(結局)それがうまくいかなくて、そこからどこに行くか分からなくなった」と暴露。 続けて、「井口(資仁監督)さんと鳥谷が師弟関係にあるので、最後『まだやりたいんだったら』っていう救いの手をロッテが差し伸べるんじゃないか」と、自身は最終的なロッテ移籍を予想していたことを明かした。なお、井口監督は現役時代、鳥谷と自主トレを共に行っていたことが知られている。 「キャンプでとりあえずテスト的なことを建前上やって、それで『入団決定しました』みたいな形になる」と予想していたという里崎氏。キャンプ期間中に目立った動きがなかったため「じゃあロッテも獲らないのかな?」と見方を変えつつあったというが、その後話し合いの場が持たれ入団が決定したことを聞いたと語っていた。 ネット上のファンからは「破談になった球団がどこかすごく気になる」、「テストとかしてないから獲らないと思ってた、井口監督はフロントに獲得直訴し続けてたのかな」、「ビジネス的には間違いなくプラスになるっていう計算もあるのかも」といった反応が寄せられている。 また、破談した球団について「報道で名前挙がってた西武、中日、DeNAのどれかだろうな」、「2年前には松坂も拾ってるし中日なんじゃないか?」、「阪神と同リーグで内野が薄い球団って考えたらDeNAっぽい気がする」と予想するコメントも複数見受けられた。 球団の公式サイトを通じ、「今は感謝の気持ちしかありません。とにかくチームの優勝に少しでも貢献できるように精一杯、プレーをさせていただきます」とコメントを発表している鳥谷。ようやく決まった新天地で、一体どのようなプレーを見せていくのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について里崎智也氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCFCtAX45lgHcf4s0vAgAxww千葉ロッテマリーンズ公式サイトよりhttps://www.marines.co.jp/
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スポーツ 2020年03月04日 11時50分
阪神が敵視するのはあの球団 他球団も警戒する中、藤浪が勝負のカギとなる可能性も? 矢野監督の評価変わるか
前回ヤラレた相手に、再登板。矢野燿大監督の藤浪に対する評価が見えてきた。 阪神・藤浪晋太郎投手の“追試登板”が変更された。当初は鳴尾浜の二軍球場での近大戦で登板するはずだった。それが同日、甲子園球場で行われる広島東洋カープとのオープン戦に変わった(天候不良で中止)。藤浪は前回の広島戦(2月23日)に投げている。成績は2回を投げ、四死球3、被安打3、失点3。イヤなイメージは残っているだろう。投手陣を預かる福原忍投手コーチも「いろいろあって…」と、登板変更の理由を教えてはくれなかった。 「大学生相手にぶつけて(死球)、万が一のことがあったら一大事ですよ」 そんな際どいジョークも飛び交っていた。 しかし、この変更の理由を追ってみると、藤浪自身に事情があったわけではなかった。藤浪が一軍の広島戦で投げる代わりに「登板」がなくなったのは、高橋遥人。高橋は二軍の近大戦にも登板の予定はないという。 「高橋は左肩に故障歴があります。天気予報では4日は暖かくないみたいなので、無理をさせないことにしました」(関係者) つまり、高橋は今季の矢野構想に入っており、「怪我をさせたくない」とし、慎重になったのだ。藤浪が代役に決まったのは、同じ4日の登板に向けて調整していたからだろう。 二軍選手が主力の代役を務め、それをきっかけにブレイクした話はたくさんある。藤浪もそうなってくれれば良いのだが、矢野監督のコメントは”ビミョ~”だ。 「開幕一軍メンバーに生き残れるか?」の記者団の質問に対し、「そういう目線はおかしい」と否定した上で、こう続けていた。 「目の前のことに集中してやるのは大事なこと。もっと先の目指すところがある」 額面通りに受け止めれば、戦力というよりも、復活を目指している途中。藤浪は厳しい評価を受けていると解釈できる。 しかし、こんな情報も聞かれた。藤浪にも「絶対にチャンスが来る」というのだ。 「阪神が今季の要注意チームとして挙げているのが、DeNAなんです。DeNAをマークしている球団は他にもあります。主砲・筒香はいなくなりましたが、ロペス、ソト、新加入のオースティンも良い。宮崎、梶谷がいて、佐野、伊藤、細川らの若手も成長しています。右バッターの多い打線になりそうですが」(前出・関係者) DeNA打線が右偏重打線となって、藤浪にチャンス到来となる根拠だが、藤浪のストレートはシュート回転することが多い。そのため、右バッターは「ぶつかってくる」と、一瞬、錯覚してしまうそうだ。近年は、そのままぶつけてしまうが…。右バッターがもっともキライな投手が藤浪なのだ。 昨季、阪神は16勝8敗1分けと大きく、DeNAに勝ち越している。勝因だが、阪神側はDeNAの本拠地・横浜スタジアムに行くと、「打てそうな気になるからだ」と話していた。確かに同球場は広くはなく、ホームランの出やすいバッター・パラダイスと位置づけられているが…。DeNAを今年も“お客サマ”にしなければ、阪神は優勝戦線で戦えない。藤浪の復帰が阪神の大きなキーポイントになってきた。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年02月28日 11時30分
阪神・藤浪、3月がラストチャンス? 史上最悪クラスの守備難が影響、先発ローテに発生した異変とは
阪神がキャンプを打ち上げた(2月26日)。矢野燿大監督は「100%に近いところでやれた」「すごく手応えを感じている」と前向きなコメントを出していたが、アクシデントはすでに起きていた。ガルシアは開幕絶望、36歳の岩田稔が代わって一軍昇格――。トラの先発スタッフがパワーダウンしてしまった。 「左腕・ガルシアは計算に入っていたはず。左肩に痛みを抱えたままのキャンプインでしたが、首脳陣が想像していた以上に回復が遅れています」(取材記者) 西、青柳、高橋、そして、オープン戦で好投したガンケル。この4人の先発ローテーション入りは確定だろう。阪神の19年チーム防御率は12球団トップ、先発投手が4人まで確定し、その4人に計算が立つのなら、ガルシアの戦線離脱は大きな痛手にはならないはず。しかし、こんな指摘もチーム内外で囁かれていた。 「大山とマルテがレギュラー争いをしています。大山は今のところ、打撃不振。マルテは来日2年目で日本の野球にも慣れたからか、打撃は絶好調ですが、このまま2人がサードの定位置争いを続けていくのなら、守備の巧い方がレギュラーに決まります」(関係者) 三塁のレギュラー争いが投手陣に影響する理由は、失策の多さにある。エラーの数は2年連続で12球団ワースト。しかも、昨季は3ケタの102個。これは、今年球団創設85年目を迎える阪神の歴史において、1979年の103個に迫るものだ。 「西、青柳、好調のガンケルは相手バッターを力でねじ伏せるのではなく、打ち損じを誘う技巧派です。味方がエラーしていたら、勝てるピッチャーも勝てなくなってしまいます」(前出・同) 2月24日のヤクルト戦では、内野陣が7回までに3失策を犯し、投手のリズムを狂わせた。守備難は今年も続きそうだ。 「ガルシアは力でねじ伏せにタイプ。こういうピッチャーが先発にいると、力のない打球が飛んでくるので守っている方はラクなんです。一般的に、技巧派投手による打ち損じの打球というのは、ちょっとヘンな回転が掛かっていくことが多く、捕球しにくいんです」 内野手出身のプロ野球解説者がそう言う。 ガルシアに代わって昇格してきた岩田は、技巧派だ。技巧派投手が守備難のチームで勝ち星を積み上げていくのは大変なようだ。ガルシアの戦線離脱は、やはりダメージが大きい…。 「藤浪にはもう一度チャンスを与えるようです。3月4日の広島戦か、同6、7日の日本ハム戦が有力視されています」(前出・取材記者) 藤浪は三振を奪いに行く豪腕投手だ。何度も期待を裏切ってもチャンスがもらえるのは、守備難のチーム事情にも理由がありそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年02月27日 16時05分
阪神・高山、同僚青柳への“外見揶揄”に改めて警告「それでも言ってくる人がいたら…」 ファンの暴走を止めるきっかけとなるか
阪神・高山俊が26日、自身のインスタグラムに投稿。一部ファンのマナーについて改めて釘を刺した。 高山は22日、自身のインスタライブ内で同僚・青柳晃洋の外見をやゆするコメントが複数寄せられたことを受け、インスタのストーリーに「それが阪神ファン。面白ければ何でもいいと思ってる人ばかり」と投稿。ファンからは「選手にこんなこと言わせるなんて、同じ阪神ファンとして恥ずかしい」、「これを機にインスタライブしてくれなくなるんじゃないか」といった声が挙がっていた。 26日には、自身のインスタストーリーに「キャンプ終了しました!たくさんの応援ありがとうございました!またインスタライブ等もタイミングがあればやります^_^」と投稿した高山。 同時に、「選手もファンも“同じ気持ち”で今シーズン頑張りましょう!野次が減るよう結果を出します!(それでも言ってくる人がいたらこの前みたいに書く。笑)」と、今後も心ない野次やコメントがあった場合は、22日の投稿のように苦言を呈する旨も表明している。 今回の投稿を受け、ネット上のファンからは「高山がマナー悪いファンに物申してくれてて嬉しい、善良なファンは何も困らないしどんどん言って欲しい」、「応援の形は人それぞれだけど、心無い野次を応援と思ってる奴は高山の言葉で反省しろ」、「こうやって選手が意思を示すことで、些細なことでもすぐに選手が罵倒される風潮が変わってほしい」、「選手がここまで言ってるんだから心当たりのある奴は改心しろよ」、「最近は誹謗中傷に加えてサイン問題とかも多いし、そろそろ本気で行動を見直す時期にきているんじゃないか?」といった反応が多数寄せられている。 「熱狂的な阪神ファンによる野次はファン全体を象徴する“名物”のような扱いをされていますが、中にはただ選手を誹謗中傷しているだけの野次も少なくありません。また、2018年にはチームの宿泊先であるホテルの前で金本知憲監督(当時)を野次ったファンが監督ともみ合いになり、その様子を収めた動画がネット上で拡散される騒動も起こっています」(野球ライター) 最近では同じ阪神ファンからも、「子供に悪影響」という声が挙がっている熱狂的ファンの野次・コメント。思い当たるファンは今一度、応援マナーを考えるべき時期にきているのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について高山俊の公式ツイッターよりhttps://www.instagram.com/shun_takayama09
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スポーツ 2020年02月25日 17時00分
阪神・青柳、ファンからの“外見揶揄”に激怒「人としてのモラルない」 インスタライブでの誹謗中傷に同僚高山も苦言
共に阪神に所属する青柳晃洋、高山俊がそれぞれ自身のインスタグラムに投稿した内容が、ネット上の阪神ファンの間で波紋を広げている。 今回の一件のきっかけとなったのは高山が自身のインスタで22日にライブ配信した、自身や青柳を含む1993年度生まれの選手ら6名が集まった食事会。配信内では飲食店内で鍋を囲みながら和気あいあいと会話をしたり、鍋を食レポしたりする選手たちの様子が映し出されていた。 この配信には多くのファンからコメントが寄せられ、高山らも寄せられたコメントから目についたものを読み上げたりしていたが、中には「ハゲいた」、「青柳さん眩しすぎ」、「1人ベテランがいる」「はげやぎくん」などと青柳の容姿について揶揄する一部ファンのコメントも複数。こうしたコメントも一部が読み上げられたが、青柳は「誰がベテランや!」、「(眩しく見えるのは)上にライトがあるから」などと笑顔で切り返していた。 しかし、同日に自身のインスタストーリーに投稿した青柳は「インスタライブで僕に対して心ない声がありましたね!会ったこともない人にそんなこと言われてなんとも思わない人はいないと思います。こうやってファンサービスとかしなくなるんだと思いました」と一部ファンのコメントに憤っていたことを告白。 さらに、一夜明けた23日にも自身のインスタストーリーに投稿し「僕が言いたいのは野球以外の人としてのモラルない言動のことです!SNSやる年齢なら何が良くて何が悪いかわかると思いますし!」と苦言を呈した。 また、ライブ配信を行った高山も、同日に自身のインスタストーリーに投稿。前述の青柳の投稿が画面に映し出されている携帯を映した写真を添え、「それが阪神ファン。面白ければ何でもいいと思ってる人ばかり」と青柳に同調して怒りをにじませている。 今回の両名の投稿を受け、ネット上の阪神ファンからは「誰だこんなこと言った奴は、青柳と高山激怒してるじゃないか」、「せっかく楽しそうな食事会だったのに、これじゃ青柳がかわいそうすぎる」、「青柳には球場で『おいハゲ!』ってヤジ飛ばしてる奴もいるし、こういうのは本当に不愉快」、「ハゲハゲ言ってる奴は本当にモラルが無さすぎる、青柳はお笑い芸人じゃないんだぞ」、「本当にファンサービスしてくれなくなったらどうするんだ」といった一部ファンへの批判が多数寄せられている。 青柳、高山の両名は前述のインスタストーリー投稿後、25日正午までに自身のインスタグラムで新規投稿は行っていない。選手側から距離を置かれてしまうというファンの懸念は、現実味を帯びつつあるのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について青柳晃洋の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/aoyagi.koyo高山俊の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/shun_takayama09
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スポーツ 2020年02月25日 11時35分
阪神・藤浪、登板試合での異様な光景 “二軍仕様”のひ弱なメンタル、チームからも愛想を尽かされたか
今季も、藤浪抜きのローテーションとなりそうだ。 復活を目指す阪神・藤浪晋太郎がオープン戦に登板したのは、2月23日だった(対広島)。2番手として4回裏からのマウンドに立ったが、2連続の押し出しを含む3四死球、2イニングを投げ、被安打3、失点3と大炎上してしまった。試合後、矢野燿大監督は「より実戦に近づけて、やっていかなければならない課題が出た」と奮起を促していたが、表情は曇っていた。 「次の登板が一軍に残ることができるかどうかのラストチャンス」(在阪記者) そんな厳しい意見も聞かれた。 矢野監督の口から批判的な言葉は出ていない。立ち直ってもらいたいと思っているのは本当だが、「まだ時間が掛かる」とも考えているのではないだろうか。しかし、阪神ベンチはそうは思っていない。この日、藤浪が“構想外”であることが分かった。それも、マウンドではなく、攻守交代でベンチに引き上げる時に…。 問題のシーンはいくつか見られた。 藤浪は4回裏からマウンドに上った。広島の4番・鈴木誠也に犠飛を許した直後、ホームベースカバーに回っていた藤浪がマウンドに帰ろうとした。すると、捕手の原口文仁が二言三言、声を掛け、藤浪のお尻をポンポンと叩いた。「気にするな。気持ちを切り換えろ」と伝えたかったのだろう。今度は、後続を抑えてベンチに下がろうとした時だ。大勢の選手が立ち上がって出迎え、「ナイスピッチング」と声を掛ける。しかも、タッチを求めた選手もいて、藤浪もそれに応じていた。 タッチは好投したピッチャーに対してのみ、行われる行為のはず。藤浪も「下」に見られたものだ。応じた藤浪も悔しいとは思わなかったのだろうか。また、四死球を連発して帰って来た5回も、ドンマイの声や、「次に頑張れよ」を意味する拍手で迎えられていた。 これでは、藤浪を一軍戦力として見ていないのも同然だ。 「試合は14失点の大敗です。オープン戦の勝敗は関係ないとはいえ、先取点を挙げてもピッチャーが持ちこたえられない試合展開は問題です」(前出・同) 球界のご意見番的な年長の解説者が「荒れ球が魅力」と藤浪を評したことがある。同日の試合を見て、こう思った。197センチ、100㎏(公称)の大きな体で、全身を使って投げてくる。他投手よりも体が大きい分、マウンドとバッターボックスの距離が短く感じる。バックネットから見ていても、怖さが伝わってきた。もったいない…。 「二軍に長くいたせいか、すぐに『ダメだ』と思ってしまうようになった」(ベテラン記者) この時点での情報だが、チーム関係者によれば、別メニューで調整させることは考えていないという。その通りならば、課題を克服できるかどうかは、藤浪次第ということになる。失点して温かく迎えるよりも、ガツンと言ってやったほうが本人のためではないか? (スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年02月19日 11時35分
阪神・藤川、中日だけが攻略できたワケは…走り込みで復活の40歳、矢野監督の“方針転換”も助けに?
昨季、阪神は12球団トップのチーム防御率をマークした。セ・リーグの他球団は「今年もトラの投手陣は要注意」と警戒を強めていたが、その攻略の糸口は、中日ドラゴンズが握っているようだ。 「矢野燿大監督は今季40歳になる藤川球児をクローザーに据えるつもり。各メディアでもそう発言していますが、リップサービスではなく、本当にそのつもりです」(在阪記者) 藤川は昨季56試合に登板し、16セーブ、23ホールドの好成績を残している。今春キャンプでも順調な仕上がりを見せており、特に原巨人は「藤川攻略」に躍起になっているという。 昨季対戦カード別の「藤川の防御率」 巨人 0・00 DeNA 0・00 ヤクルト 0・90 広島 3・00 中日 5・23 シーズン成績としての防御率は1・77だから、「藤川は中日が苦手」と言っていいだろう。 「山本昌氏に臨時コーチを頼み、同じく中日OBの井上一樹氏を打撃コーチに招聘したのは『藤川に強い理由を聞き出すため』なんて話も出ていたんです。実際は違いましたが」(プロ野球解説者) 中日サイドを取材してみると、「特に対策はない」らしい。ザックリとだが、藤川は昨季中盤からストレートの威力も取り戻し、クローザーに返り咲いた。中日打線はストレートの威力、球速が蘇っても脅威には感じなかったとのことだ。中日打線にしか分からない藤川の弱点があるのだろう。 「藤川は中日を意識しています。中日にだけ打たれていますから、意識するなという方が無理かもしれません」(前出・在阪記者) キャンプでの藤川だが、カーブを投げる割合が多かったような気がする。関係者に確かめてみると、「中日対策の一環と思ってもらってもいい」とのことだった。 「巨人、DeNA、広島なども独自に藤川対策を立てていますが、同時に『なぜ、中日だけが藤川を攻略できたのか』も研究しています」(前出・プロ野球解説者) 今年の阪神キャンプだが、練習施設が増設されている。これまではウエイトトレーニング、選手の一時的な待機所は仮設テントだった。指揮官が矢野監督に代わって、それまで必須メニューとされていたウエイトトレーニングが「本人の自由」と改められ、昨年は「自分には合わない」とし、やらなくなった選手もすくなくなかった。新しい施設ができたことで、またウエイトトレーニングに興味を持ち始めた選手もいたが、藤川は違う。 「ウエイトトレーニングの器具を使った練習は、あくまでも補助。ランニングなど昔ながらの練習で体を作っています。復活できたのはウエイトトレーニングを止めたからでしょう」(球界関係者) 藤川は若手に混じって、黙々と走り込んでいる。矢野監督が“40歳クローザー”でもシーズンを乗り切れると思った理由は、この辺にありそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年02月10日 17時00分
阪神OB・掛布氏、好投の藤浪に「インコースを投げさせて」で賛否 「余計な口を挟むな」解説席からの注文に反発も
9日にCSスポーツチャンネル『スカイA』がCS・ユーチューブで生中継した阪神対日本ハムの練習試合に、元阪神で現在はチームの親会社・阪神電鉄が今季新設したポスト「HANSHIN LEGEND TELLER(HLT)」を務めている掛布雅之氏が解説として出演。この日先発マウンドに上がった阪神・藤浪晋太郎について言及した。 秋・春季キャンプで臨時コーチを務める元中日・山本昌氏の指導の下、直近3年間で8勝という不振からの脱却、具体的には制球難の改善に取り組む藤浪。同戦では2回を投げ四球を2個記録したものの、被安打・失点は共に0だった。 結果を報じる各メディアの報道では、おおむね「好投」と伝えられているこの日の藤浪。しかし、同戦の中継中には解説の掛布氏がたびたび藤浪に注文をつける場面があった。 1回表、日本ハムの2番・石井一成への投球中に掛布氏は「バッターからするとボールが見やすい。(だから)そんなに怖さというものを感じることはなくなった」と、藤浪の投球から威圧感が失われていると発言。 次打者の3番・王柏融への投球中には、怖さがなくなった理由について「腕の振りがすごくコンパクトになっている。コンパクトになると打者はタイミングを合わせやすくなる。投手に長くボールを持たれた方が打者はタイミングを合わせづらいが、今の藤浪はそう長く持っている感じはない」と指摘した。 また、4番・横尾への投球中には「あとは先発投手としての投球のリズム(が課題)。これはすごく考えなきゃダメ。(野手は)守っていて疲れてしまう」と、投球間隔についても苦言を呈した。 一方、掛布氏はインコースの使い方についてもコメント。2回表、7番・高浜祐仁への投球中に「(捕手はインコースのサインを)出さなきゃいけないと思う。(この試合での要求は)9割以上アウトコース。(藤浪には)意識してインコースを投げさせてほしい」と阪神バッテリーに注文をつけていた。 掛布氏の一連の発言を受け、ネット上の阪神ファンからは「確かにインコース投げないとシーズンは苦しみそう」、「球速は150キロ台バンバン出てたけど、意外とバットには当てられてたな」といった同調の声が多数寄せられている。 一方、「3年も不振の投手にあれこれ求めすぎ、まず大事なのは形はどうあれ0点に抑えることだろ」、「それができないからここ数年苦しんだのに、いい加減なことを言わないでほしい」、「投手コーチでも無いのに余計な口を挟むな、この時期からプレッシャーかけてどうするんだ」といった苦言も複数見受けられた。 直近3年は計8勝にとどまっているものの、その前の4年間では計42勝を挙げ、2015年には最多奪三振(221個)のタイトルも獲得している藤浪。極めて高いポテンシャルを秘めている投手なだけに、掛布氏の要求が高くなるのも致し方ないのかもしれない。文 / 柴田雅人
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2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
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2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
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2023年09月10日 17時00分