西武
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スポーツ 2023年05月20日 11時00分
わいせつ致傷疑惑の西武・山川、解雇回避の可能性も? 早期復帰できても逃れられない深刻問題は
2014年のプロ入りから西武でプレーし、昨季までに「769試合・.256・218本・570打点」といった通算成績を残しているプロ10年目・31歳の山川穂高。5月に入り明らかになった不祥事は多くのファンに衝撃を与えた。 山川は昨オフに知人女性の膣内や下半身などにけがをさせたとされ、強制わいせつ致傷容疑で被害届を受理した警察から事情聴取を受けていたことなどを5月11日に『文春オンライン』(文藝春秋)が報道。球団は翌12日に「総合的に判断して、コンディション的に」という理由で山川を登録抹消としたが、ファン・メディアの間では事実上の謹慎処分ではないかとみられている。 「山川の今後については警察の捜査次第ですが、仮に不起訴・示談となれば解雇は免れるものと思われます。ただ、仮にこのような展開になってもファン、特に女性ファンに納得してもらうのは非常に厳しいでしょう。山川本人の性格を考えても先行きは非常に厳しいと言わざるを得ないところです」(野球ライター) >>西武・山川穂高のわいせつ致傷疑惑、WBC侍ジャパン映画に影響? 再編集必要か<< 山川は身長176センチ、体重103キロという体格を生かしたパワーを武器に、これまでに本塁打王3回(2018-2019,2022)、打点王1回(2022)と複数タイトルを獲得している球界屈指の強打者。今年は開幕前に行われたWBCにも参加し、準決勝・メキシコ戦では2点ビハインドの8回に1点差に迫る犠牲フライを放つなど侍ジャパンの優勝に貢献した。ただ、堂々とした見た目とは裏腹に、自身に対するファンの反応を気にし過ぎる面があることを過去に公言している。 2019年1月20日放送の『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)に出演した際には、ネットの評判が気になるかという番組からの質問に「YES」と回答。その上で「特に打てなかった試合はなんですけど、エゴサーチをしちゃう。よく『死ね』、『死ねデブ』と(書かれている)」、「言われたことを…なんていうんですかね、心に刻んで(いる)」と、試合後は頻繁にエゴサーチをしていること、目にした批判を受け止めながら練習・試合に臨んでいることなどを明かしている。 また、2022年10月12日には自身の公式インスタグラムに投稿。同年シーズンの終了をファンに報告すると同時に「たくさんの批判ありがとうございます笑笑 もし街で見かけたらあの批判してるのは私ですとお声かけください!! マジでラリアットします」と、批判的な声に対して不満をにじませるような一文も記している。 「球界では選手に対する誹謗中傷が長らく問題視されており、NPB・各球団もSNSなどを通じて定期的に注意を呼びかけているものの効果は今ひとつ。今回の山川も今後の展開にかかわらず、不祥事関連のヤジやバッシングを長きにわたって受け続けることは避けられないでしょう。となると、メンタル的に打たれ弱い面がある山川が本来の実力を発揮できなくなることは想像に難くない上、成績不振でさらに風当たりが強まるという負の連鎖に陥る可能性も決してゼロではないのでは」(同) チームがパ・リーグ4位(17勝19敗1分/17日試合前時点)と苦戦する中、誰も予想しなかった形で一軍を離れた山川。今後の展開にも要注目だが、どのような顛末になっても茨の道が待っていることは間違いなさそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について山川穂高の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/hotamyon3/
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スポーツ 2023年05月15日 21時00分
西武・山川穂高のわいせつ致傷疑惑、WBC侍ジャパン映画に影響? 再編集必要か
プロ野球・西武の主砲である山川穂高だが、シャレにならないスキャンダルを報じられた。 5月11日にニュースサイト「文春オンライン」(文藝春秋)が報じたところによると、山川が昨年のオフに20代女性に膣内や下半身から出血するケガを負わせ、警視庁から事情聴取を受けたという。 山川は文春の取材に対し、事情聴取を受けたことは認めつつ、「絶対に無理やりではない」と主張。記者の電話に出れないほど〝心の傷〟も負った被害者とは対照的だ。 山川は記事が出た11日の試合には出場したものの、翌12日には出場選手登録を抹消。西武の球団広報は「総合的に判断して、コンディション的に」と抹消理由を説明しているが、記事が影響していることは明らかだ。 >>下半身故障の西武・山川に「帰ってこなくていい」の声 WBCの後遺症? 松井監督は軽症示唆も“長期離脱”望まれるワケ<< 山川といえば、日本代表・侍ジャパンが3大会ぶりに世界一を奪還した、3月に開催されたWBCのメンバーに選ばれ、主に代打として出場。 準決勝のメキシコ戦では、リードされた場面で1点差に迫る犠牲フライを放ち、日本のサヨナラ勝ちにつなげた。 そして、6月2日から侍ジャパンがWBCで優勝するまでの軌跡をたどったドキュメンタリー映画「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」が3週間限定で全国公開の予定。 大会直前に行われた宮崎合宿、本大会ベンチやロッカーでの様子、選手の苦悩や葛藤、そして歓喜の瞬間まで、チーム専属カメラだからこそ捉えることのできた貴重な映像の数々で振り返るというのだが……。 「山川はムードメーカーだったので、カットインしている場面が多いはず。もし、公開の時点までに捜査が進展しているようなことがあれば、さすがに、山川のシーンをカットしたバージョンを公開せざるを得ないだろう。製作サイドも、まさか、こんな形でとばっちりを受けるとは思わなかったのでは」(映画業界関係者) いずれにせよ、しばらく山川の試合復帰はなさそうだ。
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スポーツ 2023年05月10日 18時30分
西武・今井、ロッテ戦中にブチギレ? 降板直後の“道具叩きつけ”に批判、故障リスクへの心配も
9日に行われ、西武が「2-6」で敗れたロッテ戦。先発を務めたプロ7年目・25歳の今井達也が自軍ベンチ内で見せた行動が物議を醸している。 問題となっているのは、「1-3」と西武2点ビハインドの7回表のこと。今井は前の回まで粘りの投球を続けていたが、この回は2死から池田来翔にプロ初ホームランとなる1号ソロを浴びると、四球を挟み中村奨吾にも2号2ランを被弾。「6.2回6失点・被安打9・四球1」となったところで降板となった。 中継では交代を告げられた今井がベンチへ下がる様子が映ったが、今井は粘り切れなかった自身への怒りが抑えられなかったのか、ベンチへ足を踏み入れた直後に右手で持っていたグラブを思い切り地面にたたきつける。さらに、その後座席に腰を下ろす際にも、被っていた帽子を右手でつかんで地面に勢いよくたたきつけた。 >>日本ハム・上沢に「見てて不快」「新庄監督も怒るよ」球界OBが酷評! 西武戦の大炎上をバッサリ、メジャーにも行けないと断言<< この今井の行動を受け、ネット上には「今井がここまでイラついてるのは初めて見るかも」などと驚く声が寄せられた。また、「何やってんだ今井は、怪我でもしたらどうするんだ」、「モノに当たるのはやめてほしい、指とか痛めたらどうするつもりなの」、「去年の森みたいなことするなよ…」といった故障リスクを心配するコメントも見られた。 「球界では自身のプレーなどへの怒りをモノにぶつけた選手が思わぬけがをしたケースが少なからずあります。西武では昨年4月2日・ロッテ戦で8回裏に途中交代となった捕手・森友哉(現オリックス)が、試合後にベンチ裏ロッカーでキャッチャーマスクを投げた際に右手人さし指の基節骨を骨折。森の行動は『1-8』の大敗を招いた責任を感じたからとされていますが、この故障で翌5月下旬まで戦線離脱をしいられました。今井はこれまでのキャリアの中で、道具に八つ当たりするほど感情をあらわにしたことはほとんどないのですが…」(野球ライター) 今井は9日の試合こそ振るわなかったものの、今季はここまでリーグ2位タイの3勝をマークしている主戦投手。現在リーグ4位(15勝16敗)のチームにとっては欠かせない選手なだけに、故障リスクのあるような行動をとったことに不満を抱いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年04月15日 11時00分
下半身故障の西武・山川に「帰ってこなくていい」の声 WBCの後遺症? 松井監督は軽症示唆も“長期離脱”望まれるワケ
松井稼頭央新監督の下、今季4年ぶりのリーグ優勝、15年ぶりの日本一をめざしている西武。チームの絶対的主砲であるプロ10年目・31歳の山川穂高の故障離脱が大きな話題となった。 山川は3月31日の開幕戦・オリックス戦から4月9日・ソフトバンク戦まで4番起用されていたが、9日の試合でふくらはぎの張りを訴え、1回裏の守備で早々に途中交代。翌10日に一軍登録を抹消されたことがNPBに公示された。 今年の山川は3月8日~22日にかけ行われたWBCに参加。「3試合・.200・0本・2打点」と出場機会は多くはなかったが、春季キャンプ・代表合宿ではたびたび休日返上で練習を行うなど精力的に調整していた。また、帰国後も3月25日のオープン戦・DeNA戦から復帰とほぼ休まずにシーズンに入っていたが、ここにきて疲労の影響が出たようだ。 >>WBC、森保監督始球式で一部客に「日本の恥」と批判! 中継カメラに映った問題行動が物議<< 松井監督は9日の試合後に「ここは無理するところじゃない」と大事をとっての措置と説明していることから、山川の離脱はそこまで長引かないとみられている。ただ、一部ファンからは「しばらく帰ってこなくていいからじっくり調整するべき」、「怪我の場所が場所だから、調整は日数かけすぎなくらいでいいと思う」、「最短で戻さんでいいぞ、代役見極める時間もほしいし」などと、仮に軽症でも長い目で調整させた方がいいという意見も見られた。 プロ1年目の2014年から西武でプレーする山川は体重103キロ(身長は176センチ)を誇る右の大砲で、昨季までに通算218本塁打をマーク。ただ、体格の関係もあるのか、近年は右足首捻挫(2020)、左ハムストリング肉離れ(2021)、右太もも裏肉離れ(2022)と毎年のように下半身故障に見舞われている。今回痛めた箇所も下半身ということもあり、古傷再発をケアする意味も込めて二軍再調整にはしっかり時間を割くべきと考えているファンは少なくないようだ。 また、山川は今季中に国内FA権を取得する見込みで、場合によっては今オフ、他球団に移籍する可能性もある。これもあってか、仮に山川の離脱が長引いても、その分“ポスト山川”を見定める時間が増えると前向きに捉える意見も多い。 今季の山川は9日終了時点で「.269・0本・1打点」と元々本調子ではなかったが、それでもチームはパ・リーグ3位(4勝4敗)とまずまずの滑り出しを見せている。主砲不在でもそれなりには戦っていけそうだが、首脳陣が今後どのように山川を扱っていくのかは要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年04月12日 15時50分
西武・平良、ロッテ戦開始直後にブチギレ?「今まで見たことない」ロジン叩きつけ驚きの声、試合後も怒り収まらず
11日に行われ、西武が「8-3」で勝利したロッテ戦。先発マウンドに上がったプロ6年目・23歳の平良海馬の様子が話題となっている。 注目が集まったのは、試合開始直後の1回表1死一塁でのこと。平良は打席の中村奨吾に対し、カウント「1-2」からストレートを投じる。しかし、この球は真ん中付近に甘く入ってしまい、見逃さずに捉えた中村に左翼席に飛び込む1号2ランを打たれてしまった。 先制弾を食らった平良は、マウンド上で両手を膝につき悔しさをにじませる。また、中村が本塁を踏んだ後に捕手・古賀悠斗から返球をもらう前にも、右手に持ったロジンバッグを地面に思い切りたたきつけるなど感情をあらわにしていた。 >>元西武・石毛氏に球団マネージャーが激怒「どうするんだこれ!」 “一流の勲章”を巡る修羅場を暴露<< 被弾直後の平良の様子に、ネット上では「平良が明らかにブチギレてる」、「ロジン叩きつけるほど怒るのは今まで見たことないぞ」、「投げミスでいきなり劣勢にしてしまったことに憤てるのか」、「チームや自分の勝利にかける執念がにじみ出てるな」、「球団に無理言って先発転向してるから、結果で応えないとって気負ってそう」といった驚きの声が寄せられた。 「平良はプロ入りした2018年から昨季まではセットアッパーとして活躍し、今季からは自身の強い意向で先発に転向。ただ、今季初登板となった4月2日・オリックス戦は『7回1失点・被安打5・四球3』と好投するも勝ち負けはつきませんでした(チームは勝利)。11日の試合はチームの勝利はもちろん、自身の先発初白星のためにもという思いで先発マウンドに上がったのでしょうが、いきなり出鼻をくじかれたことで少々動揺してしまった部分もあったのでは」(野球ライター) リリーフ時代の平良は通算防御率が「1.66」と安定感があり、痛打に感情的になるような場面もほとんどなかった。ただ、今季は反対する球団を何とか説得して先発に転向しているだけに、投球・結果にかける思いはリリーフ時代以上に強くなっているようだ。 同戦の平良は「6回2失点・被安打1・四球4」と中村の一発以外は一つの安打も許さず。降板までに打線が5点を援護し、その後もリードを守ったことで先発初白星をマークしている。ただ、本人は初回の被弾が納得いっていないようで、試合後の報道では「全然狙ったところに投げられなかった」、「形の上で勝ちがついただけ」と自身の投球を辛口で振り返ったことが伝えられている。 文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年04月11日 11時55分
西武・松井監督、“WBC後遺症”で低迷? 山川・源田の代役候補にも不安要素アリ
「災難」ではある。しかし、松井稼頭央新監督がめざすチーム像に近づけるチャンスなのかもしれない。 埼玉西武ライオンズ・山川穂高内野手、登録抹消--。 鹿児島へ遠征中の4月9日時点で、「山川が1打席も立たずに交代した」というショッキングなニュースが駆け巡っていた。だから、翌10日の抹消の一報には驚かなかったが、松井監督はベストメンバーを組んで試合に臨んだことが一度もない。ファンの間では“WBC被害者”とも言われている。 「右手小指を骨折している源田壮亮選手は開幕戦からチームを離れ、別メニューでの調整が続いています。山川と一緒に昨季の最優秀中継ぎ投手である水上由伸投手も出場選手登録を抹消されました」(スポーツ紙記者) 外崎修汰選手もスタメンを外れた試合があった。 >>WBC、森保監督始球式で一部客に「日本の恥」と批判! 中継カメラに映った問題行動が物議<< 源田の骨折はWBC韓国戦で被ったもの。山川は「ふくらはぎを…」と話していたそうだ。山川も侍ジャパンの打線を牽引した一人、「源田に続いて山川も」となれば、“WBCの後遺症”が懸念されるのも当然だが、こんな指摘も聞かれた。 「松井監督が掲げたチームスローガンは『走魂』、山川の一発に頼らなくても得点を挙げられるチームになろうとしています」 パ・リーグの試合中継を担当することが多いプロ野球解説者がそう言う。 2018年、19年に西武が連覇を果たした時、原動力となったのは打線。チーム打率、総得点ともにリーグトップで、投手陣も「多少の失点なら、打線がカバーしてくれる」と安堵し、投打の相乗効果につながった。しかし、浅村栄斗内野手(現・楽天)、秋山翔吾外野手(現・広島)などの看板選手が相次いでフリーエージェントで退団。昨年オフも森友哉捕手(現・オリックス)がFA流出してしまった。「長打に頼る攻撃パターン」を変えるのは避けられなかったわけだが、松井監督は、単に「走る野球」に舵を切ったわけではない。 「ここまでの試合を見ていると、相手投手にたくさんボールを投げさせようとしています。たとえ凡打に倒れても、2ストライク以降、ファールで粘った選手をベンチで労ったりして」(前出・同) 山川のような一発の脅威を秘めたバッターなら、自由にフルスイングさせた方が良い。だが、失敗した時は「攻撃」が淡白になり、また、全員が“山川になる”必要もない。 山川、源田の離脱がチーム変貌を加速させるかもしれないが、 「開幕戦、新人の青山美夏人投手を1点リードの9回に投入し、失敗しました。その後の試合で、経験豊富な増田達至投手がセーブを挙げています。源田の代役でショートを守る山村崇嘉選手、児玉亮涼選手らですが、不慣れな印象も否めません」(球界関係者) と厳しい意見も聞かれた。 つまり、山川や源田に頼り切った状況から抜け出そうとしても、若い選手にそれだけの力が養われていないというわけだ。松井監督、球団ともに山川の復帰時期に関してノーコメント。WBCへの選手派遣とその補填について話し合う必要もありそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年04月10日 23時30分
オリックス開幕9試合9投手が先発も負け越し!中嶋監督「なんとか自分たちで打開していかないといけない」
埼玉西武ライオンズとの3連戦(埼玉・ベルーナドーム)を2勝1敗で勝ち越したオリックス・バファローズ。舞台を本拠地に移した4日からの6連戦は、先発の駒不足に悩まされた。【2023オリックス・バファローズ戦績 4.4-4.9】対 福岡ソフトバンクホークス大阪・京セラドーム大阪4.4●オリックス(田嶋)1-6(石川)福岡ソフトバンク○4.5●オリックス(黒木)0-5(和田)福岡ソフトバンク○4.6○オリックス(山本)7-2(高橋礼)福岡ソフトバンク●対 北海道日本ハムファイターズ大阪・京セラドーム大阪4.7○オリックス(宮城)4-2(上原)北海道日本ハム●4.8●オリックス(村西)2-6(上沢)北海道日本ハム○4.9●オリックス(ニックス)2-7(金村)北海道日本ハム○※カッコ内は先発投手。※4勝5敗の4位。1位の福岡ソフトバンクホークスとは2.5ゲーム差(2023.4.9現在) まず開幕から負けなしの3連勝で京セラに乗り込んできた福岡ソフトバンク打線に、昨年9勝の左腕、田嶋大樹は5回まで粘り強く投げていたが6回に捕まってしまう。終わってみれば5点差をつけられて大敗。 中嶋聡監督は「田嶋は今年初めての登板で、慎重な部分もあったと思いますが、いい感じで入ることができたと思います。5回までよかっただけにホームランのところですよね。警戒している中でのホームランなので、もう一度やっていかなければいけないなと思います」 「打線は序盤ですね。チャンスはあっただけに何とか先に点を取ることができたらというのはありますが、ちょっとボール球に手を出しすぎてしまいました。最後、0で終わるよりは絶対にいいと思いますし、切り替えて明日に向かっていかなければいけないと思います」と前を向いていた。 しかし、翌日もプロ初先発の黒木優太が首脳陣の期待に応えられず。打線も7安打を放つも無得点で連夜の大敗を喫した。 中嶋監督は「黒木は、今まではランナーを出しても簡単に後続を打ち取っていたのですが、今日は立ち上がりの先頭を出してバタついてしまったと思います。中継ぎでの経験はありますが、これが先発の難しさなのかなと」 「打線は、相手ピッチャーが要所でギアを上げたときですね。どのように対応するのかというところで差し込まれてしまったと思います。チャンスの場面でどうやってランナーをかえしていくかだけなので。そこが今の課題でもありますし反省点です。茶野(篤政)は積極的にしっかりと打ちにいけているというのはいいと思います。このままズルズルいってはいけませんし、シーズン最初の難しさをどこかで断ち切らなければいけないので。なんとか明日、しっかりと戦っていきます」と再び前を向いた。 続く6日の福岡ソフトバンク戦は、エースの山本由伸が、7日の北海道日本ハム戦は左のエース、宮城大弥のWBC出場組が無失点の好投を見せて連勝。 中嶋監督は宮城について「心配してたけど、普通通りでしたね。よかったです。横で見てても、切れのあるボールというか、非常に良いときの宮城かなと思っていた」 と称賛。「まだまだ問題はある」としながらも、先発陣の連夜の好投に「先発がゲームをつくってくれたらいい形になりやすいと思う」と満足げだった。 しかし、8日は村西良太が、9日は新外国人のニックスが先発するも、いずれもゲームを作れず。 中嶋監督は村西について「いつも(四球が)多いですけど、あそこまでは我慢したじゃないですか。皆さん心配してくれますけど、よく頑張ったんじゃないですか。ただ、連続になったときにどうなのか、って話で。それ以外、何もないですね」とバッサリ。 ニックスに関しては「そんなに四球を出すタイプではないので、いつもの制球力ではなかったですね」とストライクゾーンの認識に問題があったと感じているようだ。 2番手で前の週に先発していた山岡泰輔がロングリリーフしたが「山岡はきょう投げる予定だったが、予定より早く投げることになってしまった。打線は、ヒットは出ていますし、チャンスは作っているんですけど、あと一本をどうつなげていくかですよね。なんとか自分たちで打開していかないといけないので、やっていくしかないです」と来週からの巻き返しを誓っている。 開幕9試合で、9人の投手が先発を務めたが、借金1という結果となってしまった。WBCに二大エースを送り出したことにより、変則的なローテーションを組まざるを得なかったため、こういう結果になってしまった。 だが来週には開幕戦で好投を見せた山下舜平大も再び先発可能となり、抹消されてファームで調整中の選手も上がってくるはず。ペナントレースはまだ始まったばかりなだけに、今後の戦いに期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2023年03月21日 11時00分
WBC、勝利直後にまさかの退場! プエルトリコを襲った悲劇は日本でも、西武コーチの両足負傷に監督失笑?
16日にアメリカのローンデポ・パークで行われたWBC1次ラウンドD組・プエルトリコ対ドミニカ共和国戦。「5-2」でプエルトリコが勝利したが、試合結果以上に話題となったのがプエルトリコ守護神・ディアスの負傷退場だった。 プエルトリコは9回裏に登板したディアスが三者連続三振で試合を締めた直後、選手がマウンド上で集まり歓喜の輪を作った。ところが、ディアスはその途中に突然地面に倒れ込み動けなくなり、車いすに乗せられ退場。試合後の報道では右ひざ膝蓋腱断裂で今季絶望となったことが伝えられた。 勝利を喜んでいる最中に負傷したディアスのアクシデントを受け、国内外のファンからは驚きや心配の声が寄せられた。日本では15年前に西武・大久保博元コーチ(現巨人コーチ)が起こしたハプニングを思い出すファンもいたようだ。 >>WBC、森保監督始球式で一部客に「日本の恥」と批判! 中継カメラに映った問題行動が物議<< 問題の試合となったのは、2008年5月7日に西武ドームで行われた西武対日本ハム戦。「3-3」と両チーム同点で迎えた9回裏2死満塁、打席の片岡易之が日本ハム先発・ダルビッシュ有から放った打球が三塁後方へ大きくバウンド。三塁手・稲田直人がジャンプするも届かずサヨナラの一打となった。 それまでシーズン敗戦ゼロだったダルビッシュを攻略しての勝利に、西武ベンチは選手・コーチらが片岡のもとへ一斉に駆け寄り歓喜の輪を作った。ところが、勢いよく飛び出していた大久保コーチは、輪に加わる前に両足の太もも裏を押さえ動けなくなってしまう。その後、異変に気付き近寄ってきた細川亨、ブラゼルに肩を借りながら退場した。 中継では悶絶したような表情を浮かべている様子も映っていた大久保コーチだが、試合後の報道では両足の太ももに肉離れを発症したことが報じられる。ただ、同コーチは負傷離脱などはせず、痛み止めの薬を使用しながらチームに同行し続けた。 サヨナラ勝利直後に負傷という異例の事態に見舞われた大久保コーチだが、2020年7月18日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画で経緯や後日談を語っている。同コーチによると「片岡追いかけて『ヤスー!』って(走って)行ったら右足が『パンッ!』っていった。で、『パンッ!』っていった後に左足も出すでしょ?『パンッ!パンッ!』っていった」と、発症の際は右足、左足の順に何かが切れるような音が聞こえたという。 また、同コーチは退場後にトレーナー室で手当てを受けている際、渡辺久信監督(当時)から「選手じゃなくてお前が肉離れって…アハハハハッ」と笑われたという。さらに、翌日にはサヨナラ打を打った片岡から「サヨナラ打ったのに(スポーツ紙の)一面デーブさんです」、「なんで俺より目立ってるんすか」と冗談交じりにクレームを受けたことも明かしている。 大久保コーチの件は選手の負傷ではなかったこともあり、チームが大きく揺らぐような事態にはならなかった。ただ、今回のディアスはメジャー通算205セーブの実績を持つ絶対的守護神。その守護神の大怪我はチーム全体の士気にも関わったようで、プエルトリコは18日に行われた準々決勝・メキシコ戦に「4-5」で敗れ敗退となっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@daveokubo
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スポーツ 2023年03月01日 20時30分
西武戦でオリックスファン激怒!「喧嘩売ってるのか」 死球4連発の投手陣に批判、過去には乱闘演じた因縁も
1日に行われ、西武が「1-2」で敗れた練習試合・オリックス戦。西武投手陣が死球を連発し、オリックスファンの間で物議を醸している。 西武はこの日高橋光成(1~3回)、エンス(4~6回)、宮川哲(7回)、本田圭佑(8~9回)の4投手が登板したが、この中で無四球だったのはエンスのみ。高橋はゴンザレス(1回表1死)とセデーニョ(2回裏2死三塁)、宮川は大城滉二(7回裏無死二塁)、本田は石川亮(9回裏1死二塁)にそれぞれ死球をぶつけている。 また、本田については死球で1死一、二塁とピンチを広げた後、太田椋、小田裕也に相次いで四球を与え押し出しで失点。死球を引き金にサヨナラ負けを招くというふがいない結果に終わっている。一方、オリックス側は小野泰己(1〜3回)、東晃平(4〜6回)、比嘉幹貴(7回)、山崎颯一郎(8回)、吉田凌(9回)の5投手が登板し与死球ゼロだった。 >>オリックス・中嶋監督、ベンチ蹴り上げ福田に激怒! 吉田も塁上であ然、同点打潰した走塁ミスに批判<< 試合後の報道では死球を食らった4野手の故障情報は特に伝えられていないが、オリックスファンからは「西武のピッチャー死球当てすぎだろ」、「1試合4つはさすがに多すぎ、オリの選手ぶっ壊すつもりか」、「初回から9回までぶつけやがって、喧嘩売ってるのか」、「西武側はマジで考えてくれ、乱闘になってもおかしくないんだぞ」といった怒りの声が相次いでいる。 「西武とオリックスは2019年8月13日の試合で、西武側の死球連発が原因で乱闘を起こした過去があります。この試合では4回表2死満塁の場面でチーム3個目の死球を食らった若月健矢がマウンド上の森脇亮介に詰め寄ったことを機に、両チームの選手らがグラウンドに殺到しもみ合いに。真っ先に飛び出し森脇の胸を両手で突いたオリックス・佐竹学コーチ(現楽天コーチ)は退場処分も食らいました。今回の試合では西武側にオリックス側が詰め寄るようなことはありませんでしたが、1試合4死球は乱闘が起こった2019年の試合と同じ多さであるため、場合によっては同様のトラブルに発展していた可能性も決してゼロではないのでは」(野球ライター) 西武、オリックスは3月31日からの開幕カードで激突する予定だが、今回の死球連発が開幕後も尾を引くことはあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年02月25日 11時00分
プロ野球オープン戦、交錯プレーが招いたホークス揺るがす大事件 大けが選手への球団対応が電撃退団に発展!
2月1日から各球団が春季キャンプを行っている今年のプロ野球。25日からは開幕前最後の調整の場であるオープン戦が本格的に始まっていく。 オープン戦は最終調整、開幕一軍入りアピールを狙う選手たちの全力プレーが見どころだが、結果として選手が故障離脱するような事態が起こってしまうことも多くある。昨年は3月上旬の試合で腰の違和感を発症した日本ハム・五十幡亮汰が、翌4月上旬に腰椎椎間板ヘルニア手術を受けることを余儀なくされ、9月下旬までに一軍合流できないという事例があった。 こうしたオープン戦中のアクシデントの中でも最悪のケースの一つに数えられているのが、2003年のオープン戦でのダイエー(現ソフトバンク)・小久保裕紀の大けがだ。 >>王監督に「死んでお詫びしろ」 主力選手も涙ながらに語った、ダイエーファン激怒の“生卵事件”とは<< アクシデントが起こったのは、2003年3月6日のオープン戦・西武戦4回裏無死一塁でのこと。打席のダイエー・松中信彦が左翼フェンス直撃の二塁打を放つ間に、一走の小久保は一気に三塁を蹴り右足から本塁へ突入。本塁返球を受けた西武捕手・椎木匠と交錯するクロスプレーとなったが間一髪セーフをもぎとった。 ところが、椎木から右膝にのしかかられるような体勢で交錯していた小久保は、同箇所を押さえながら苦悶の表情を浮かべる。全く動けないまま担架で負傷退場すると、そのまま病院へ救急車で搬送された。 「4-1」でダイエーが勝利した試合後、交錯した椎木が「大丈夫ですかね…」と小久保の状態を案じるコメントを出したことが伝えられる。しかし、椎木の願いもむなしく、小久保は右膝前十字靭帯断裂、内側靭帯損傷などで全治6か月の重傷を負う結果となった。 前年までのプロ9年間で通算227本塁打を放っていた主砲・小久保の長期離脱を受け、当時のファンの間では2003年シーズンを諦める声が多く上がった。だが、残された選手たちは小久保の穴を全員で埋めようと奮起。結果、この年のダイエーはチーム打率「.297」(プロ野球歴代1位)を記録するなど野手陣が打ちまくりリーグ優勝・日本一を成し遂げた。 ところが、チームが日本一のパレードを行った翌日の2003年11月3日、球団は小久保が無償トレードで巨人に移籍することを発表。後年の報道によると小久保は負傷後、米国でリハビリ・トレーニングを積んでいたが、治療費約2000万円を球団が一切支払わなかったこと、当時のフロントの1人が「今年は小久保がいないから勝てた」と陰口をたたいているのを耳にしたことなどで不信感を募らせ、球団側に自由契約を訴えたことがトレードにつながったとされている。 ただ、当時の球団はこうした理由や背景などは全く明かさなかったため、ファンの間からは理解不能と球団への批判が噴出。また、王貞治監督(当時)が「球団の対応には疑問が残る」、選手会長の松中が「ふざけるなと言いたい。この球団は勝ちたくないんでしょうね」とそれぞれコメントするなど現場も怒り心頭で、後日予定されていた優勝旅行をボイコットした。 ダイエー球団が主砲・小久保という存在のみならず、現場の監督・選手たちの信頼も失う展開につながった20年前の大アクシデント。現在の球界でいうならば、昨季までのプロ9年間で通算218本塁打の西武・山川穂高が突然タダで放出されるようなものだが、大けがをきっかけに衝撃的な扱いを受ける選手が出ることは後にも先にもないだろう。文 / 柴田雅人
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