西武
-
スポーツ 2021年10月20日 11時00分
西武・松坂退団ならブルペンに大激震? 引退試合でも目立った致命的課題、改善を左右する独自の投手理論とは
引退セレモニーを終えた松坂大輔投手は、その構想に入っているのだろうか。 10月19日の日本ハム戦で、松坂が現役生活にピリオドを打った。予定通り、「打者一人」との対戦を終え、1回表の無死一塁の場面から十亀剣投手がマウンドを引き継いだ。しかし、3番手として登板した高橋光成投手が日本ハム打線につかまり、埼玉西武ライオンズはメモリアル・ゲームを落としてしまった。 しかも、この敗戦で最下位に転落。「残り3試合」という状況を考えると、最下位のままシーズンを終える可能性も高い。“最下位・西武”となれば、西武が球団を買収し、本拠地を埼玉に移した1979年以来の屈辱となる。 >>西武・松坂が引退前日練習で遊んでいた? 同僚との談笑で見せた大物ぶり、その裏にあった恩師の教えとは<< 「試合後の辻発彦監督も複雑な表情でした。松坂を笑顔で送り出してやりたい気持ちもあれば、チームの不甲斐なさもあって。敗戦投手となった高橋は今季の開幕投手でした。これからはエースとしてフル回転してもらいたいピッチャーなのに」(プロ野球解説者) 球団は辻監督の「続投」を発表している。故障者続出が敗因だが、松坂の後を引き継いだ他投手の不甲斐なさを見て、渡辺久信ゼネラルマネージャー(GM)の言葉を思い出した。 「近い将来、ウチは投手王国になる。してみせる!」 この言葉を聞かされた取材記者、プロ野球解説者はかなり多い。シニアディレクター兼編成部長となった2017年ごろから口にしてきた。 「育成プランが遅れているようですね。渡辺GMが3年後をイメージしていても、実際は5年も掛かるような…」(球界関係者) その投手王国の構築に、松坂も携わるべきだろう。19日の試合後に出演したTVインタビューでは 「今後も野球界に携わっていきたいです」と答えていたが、他競技やスポーツ以外の分野にも興味がありそうな雰囲気だった。 メジャーリーグでも、何度も修羅場をくぐり抜けてきた。その投球論や基礎体力面での知識はもちろんだが、松坂を「平成の怪物」と呼ばれるまでに引き上げたのは、「守備能力の高さ」にある。セットポジションになってからの対戦バッターとの駆け引きや間の取り方、スローイングの正確さ、バント処理のセンスとスピードなどがそうだ。 松坂を知る元スカウトがこう語る。 「横浜高校時代、徹底的に教え込まれたものなんです。当時の小倉清一郎部長が教えるんですが、後にプロに進む生徒には厳しく、事細かに教えていました。だから、横浜高校出身のピッチャーはみんな守備が巧いんです」 プロに進む一流投手は“才能”だけで相手チームを抑え込むことができるので、守備面や駆け引きについて学ぶ機会が少ない。「覚えたつもり」になっていて、プロで慌てるなんてケースも少なくないそうだ。 松坂が投手の守備を後輩たちに指導したら、西武が最下位に沈むことはないはずだ。引退してしばらくはノンビリしたい気持ちも分かるが、自身が去った後のチームのことも気に掛けてもらいたい。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2021年10月19日 11時15分
西武・松坂が引退前日練習で遊んでいた? 同僚との談笑で見せた大物ぶり、その裏にあった恩師の教えとは
「久しぶりにユニホームを着て、練習をして」 埼玉西武ライオンズの松坂大輔投手(41)が10月19日の引退試合に臨む。 >>引退の西武・松坂、デビュー戦から異例の事件勃発の大物ぶり!「またやったらぶっ殺す」敵打者を大激怒させた衝撃の一球<< 前日18日、その松坂が西武ナインと練習を行ったのだが、一軍合流は今季初めてだという。「ここがホームなんだと実感しました」と練習後に語っていたように、松坂は「西武ライオンズ」でプロ野球人生の第一歩を踏み出した。しかし、色々な意味で“特別な選手”であったことを再認識させられた。 冒頭の「久しぶり」発言だが、松坂はある意味での単独行動が許されていた唯一の選手だ。昨年7月、脊椎内視鏡頸椎の手術を受けた後、リハビリに専念してきたが、その様子や居場所について取材をすると、 「いや、本当に分からないんで」 と、球団スタッフは首を傾げていた。西武OBのプロ野球解説者に聞いても、同様の答えが返っていた。 「球団を動かしているのは、渡辺久信ゼネラルマネージャー(GM)。その渡辺GMを始め、球団首脳陣が信頼しているから、個人でリハビリすることも許されたんでしょう」(西武OBのプロ野球解説者) 特別な選手であることを再認識したのは、待遇のことだけではない。 ウォーミングアップ中、多くの投手たちと談笑していた。本当なら、練習中のお喋りはNGだが、松坂が話し掛けると、チームが明るくなり、活気づいていくのだ。20代前半の今井達也、30代半ばの十亀剣らが松坂を中心に話をしている。世代間も関係なく、チームが一つになっていた。人柄、ムードメーカーという単純な言葉では言い尽くせない魅力がある。 その後、外野の芝生で軽い投球練習も行った。捕手役の選手を座らせていたが、キャッチボールに毛の生えた程度である。 しかし、そのキャッチボールを見て、松坂がプロ入りした時の監督である東尾修氏の言葉を思い出した。 「キャッチボールでもっと遊ばないと…」 プロ一年目の春季キャンプ中だった。松坂はキャッチボールでも強いボールを投げ続けていた。それを見た東尾監督がダメ出しをしたのだ。東尾監督はキャッチボールの時点から、変化球も放ってみて、「その日の自身の好不調が分かるようになれ」と言っていた。また、そういうことが自然にできるようになって、一人前のプロ野球投手なんだとも教えていた。 それから歳月は流れ、松坂も“オヤジ体型”になった。リハビリで思うように練習ができなかったから仕方ないが、全身の筋肉が下がっていた。 最終登板前日の練習では、スライダーやチェンジアップなどの変化球も多投し、その曲がり具合を見て楽しんでいるように見えた。 「ストライクが入るかどうかわかりませんが、一球で仕留めてもらえたらと思います」 同日のキャッチボールをそんな風に評していた。成長し、そして、老けた。「平成の怪物」と呼ばれた猛者の最終マウンドである。打者一人の対戦で終えるそうだが、一球ではなく、何十球と投げてほしい。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2021年10月13日 15時30分
西武、辻監督の続投報道に「本命に振られたのか」の声 突然の方針転換が憶測を呼ぶ、後任人選は予想外に難航?
今季限りで退任する意向を固めたと6日に伝えられていた西武・辻発彦監督。12日、球団が来季の続投を要請する方針と複数メディアが報じネット上で話題となっている。 >>西武・松井二軍監督の昇格報道に「実現してほしくない」ファンに望まれないワケ 元スターも手腕には悪評?<< 6日の報道では、チームが5日終了時点で「48勝62敗18分・勝率.436」とパ・リーグ5位に沈み、5日のロッテ戦の敗北でリーグ優勝の可能性が消滅したことから退任の意向を固めたとされていた辻監督。これを受けた球団は今季順位が確定し次第、来季の監督人事をまとめる見込みとも伝えられていた。 ただ、13日の報道によると、球団は辻監督が苦戦の中でも、若林楽人(.278・2本・10打点)、呉念庭(.248・10本・47打点)、水上由伸(0勝1敗4ホールド・防御率1.52)ら若手選手を積極起用し戦力を底上げした点を評価。その結果、1年契約での続投を要請する方針に至り、近日中に正式に要請を行うという。 辻監督の続投報道を受け、ネット上には「え? 一週間で退任から慰留に話が変わるってどういうこと?」、「『辻監督今年までか…次誰が監督やるのかな』って思ってたところにこれは予想外だ」、「若手の台頭が理由なのか、確かに投打で期待できる選手は何人か出てきてるけど」と意外に思う声が寄せられている。 一方、「急に続投の流れになるのは不思議だな、後任候補の本命に振られたのか?」、「次の監督が決まりそうにないから、とりあえず来季も辻監督にやってもらおうという流れになったのでは」、「稼頭央とは近いうちに話し合うってニュースもあったけど、難色示されたんだろうか」と、方針転換の背景を推測するコメントも複数挙がった。 「辻監督の退任報道が出た6日以降、ファンやメディアの間では後任候補として松井稼頭央二軍監督、球団の渡辺久信GM(元一軍監督/2008-2013)、球団OB・秋山幸二氏(元ソフトバンク監督/2009-2014)ら複数名の名が浮上。最有力候補と目された松井二軍監督については、球団が近日中にも就任へ向けた話し合いの場を持つと7日に伝えられてもいました。そんな中で一転して辻監督への続投報道が出ましたが、一部ファンの間では育成手腕の評価は表向きの理由で、後任候補の就任にめどがつかなかったことが続投要請の主要因なのではないかと勘繰る声も少なからず挙がっています。なお、続投報道の中では松井二軍監督の動向については伝えられていません」(野球ライター) 今季は5位に沈んでいるが、昨年まではチームを4年連続Aクラス、2018~2019年はリーグ2連覇に導いている辻監督。実績を考えると続投は当然とも言えそうだが、今後の動向にも注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2021年10月06日 15時40分
西武・松井二軍監督の昇格報道に「実現してほしくない」ファンに望まれないワケ 元スターも手腕には悪評?
5日終了時点で「48勝62敗18分・勝率.436」とパ・リーグ5位に沈んでいる西武。6日、その西武を率いる辻発彦監督が今季限りで退任し、来季は松井稼頭央二軍監督の昇格が最有力と複数メディアが報じた。 >>西武・辻監督に怒りの声「明らかな判断ミス」 勝機を潰した継投策に批判、本人は試合後に開き直り?<< 今季の西武は7月以降5位から浮上できないまま、10月5日・ロッテ戦の敗北でリーグ優勝の可能性が消滅。報道によると、辻監督は低迷の責任を感じて退任の意向を固めたとのこと。これを受けた球団は松井二軍監督の内部昇格を最有力候補とした上で、今季順位が確定し次第来季の監督人事をまとめる見込みだという。 現在45歳の松井二軍監督は現役時代に西武(1994-2003,2018)、ニューヨーク・メッツ(2004-2006)、コロラド・ロッキーズ(2006-2007)、ヒューストン・アストロズ(2008-2010)、楽天(2011-2017)と日米5球団でプレーし、引退翌年の2019年から西武二軍を指揮。第1次西武時代には盗塁王3回(1997-1999)、最多安打2回(1999,2002)、トリプルスリー1回(3割30本30盗塁/2002年)と数々の実績を残し、ファンの間では現在でも“ミスターレオ”と呼ばれるほどの高い人気を誇っている。 しかし、一軍監督昇格報道を受けては喜びの声よりも「将来的な話なら全然いいと思うけど、来季からいきなり一軍監督は早すぎる」、「二軍の順位がサッパリなのに、松井の一軍昇格なんて実現してほしくない」、「2年後に主力のFA問題も控えてる中、一軍指導者歴のない稼頭央に監督任せるのはリスクが高すぎないか?」と否定的なコメントが複数挙がっている。 「2019年から西武二軍を率いている松井監督ですが、同年はイースタン・リーグ7チーム中6位、2020~2021年は2年連続で最下位といずれの年もチームは低迷。そのこともあってか、監督としての手腕を疑問視しているファンは少なくないようです。また、西武は2023年シーズン中に山川穂高、森友哉、源田壮亮、外崎修汰といった主力がそろってFA権を取得する見込みで、次期監督は彼らの残留交渉や後継者候補の育成も考えながら指揮をとらなければいけないことが濃厚。一軍ではまだ指導者経験がない松井二軍監督に、こうした状況の中で一軍を指揮させるのは荷が重すぎるのではという声も見られます」(野球ライター) 一部からは「一旦繋ぎの監督を置いて、この間に松井を一軍コーチとして経験積ませる方がいい」という声も挙がっている西武の監督人事。仮につなぎの監督を置くならば球団の渡辺久信GM(元一軍監督/2008-2013)や球団OB・秋山幸二氏(元ソフトバンク監督/2009-2014)なども有力候補となり得るが、果たして球団は誰に一軍の指揮を託すのだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2021年09月12日 11時00分
元巨人・清原氏、阪神のとんでもない入団条件に驚愕?「球団の命運かけすぎ」巨人と比較にならない破格オファーを断ったワケは
元プロ野球選手の清原和博氏が8日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。現役時代のFA移籍の裏話を明かしネット上で話題となっている。 >>清原氏に「いい加減にしろよオイ!」後輩が激怒 命の危機を感じた? 巨人・元木ヘッドが衝撃のいたずらを明かし反響<< 今回の動画で清原氏はお笑いタレントの松村邦洋をゲストに迎え、現役・西武時代の1996年オフに巨人へFA移籍した舞台裏についてトーク。プロ入りした1986年から11シーズンプレーした西武から移籍しようと決断した背景や、移籍決断前にある寿司屋で野村克也さん(当時ヤクルト監督)・沙知代さん夫妻と偶然出くわしたエピソードなどを語った。 その中で、清原氏は自身のFA獲得に名乗りを上げた巨人、阪神の2球団では、阪神の方が圧倒的に条件は良かったという話を明かす。清原氏によると、FA交渉の際に巨人が提示してきた条件は2年総額5億円(単年2.5億円)。一方、阪神が提示してきた条件は10年総額36億円(単年3.6億円)と、契約年数・金額ともに巨人を優に上回る内容だったという。 清原氏は続けて、「(阪神は)監督、球団社長までの終身雇用。そこまでつけてきましたからね」と発言。阪神は前述の条件に加え、引退後の監督・球団社長への転身を保証するという異例の内容も盛り込んできたことを明かした。 ここまで話を聞いていた松村は「そうだったんですか!?」と驚きの表情を浮かべる。ただ、清原氏は「あの時、阪神で一番年俸もらってたのが和田(豊/元阪神監督)さんだったと思うんですよ。(金額は)1億円。(でも)自分が(阪神に)行くことによって、(チームトップの年俸が自分の)3億6000万になってしまう。そうなった時に『阪神ファンは許してくれへんかな』みたいな、いろんなことを考えて(受け入れなかった)」と、自身の加入を阪神ファンがどう思うのかなどを考慮した結果オファーは受けなかったと語った。 清原氏の発言を受け、ネット上には「阪神の提示条件何から何まで破格すぎるだろ、自分が清原なら絶対に阪神選ぶわ」、「監督はおろか球団社長への手形も出してたなんて知らなかった、球団の命運をかけすぎ」、「当時を知る身としては、それほど厚遇してもいいぐらい清原は欲しかったな」、「今振り返れば獲らなくて正解だったんだが、もし阪神に来てたらどういう数字を残してたんだろうか」、「将来が約束されてる阪神を選んでいれば、後に覚せい剤で捕まるようなことももしかしたら無かったのかな」といった驚きの声が寄せられている。 「清原氏は西武時代(1986-1996)に通算329本塁打(年平均29.9本)をマークするなどパ・リーグを代表する長距離砲として名をはせましたが、巨人時代(1997-2005)は通算185本塁打(年平均20.6本)と西武時代に比べ数字が大きく下落。加えて、2000年ごろから自らを中心に同僚数名を加えたグループ、いわゆる“清原軍団”を結成し、チームの他選手や報道陣に対して傍若無人な振る舞いを見せていたことなどから、巨人にとって獲得は失敗だったのではという見方も根強く残っています」(野球ライター) 結果的には阪神の好条件を蹴り巨人を選んだ清原氏。ただ、阪神を選んでいた場合にどのような未来が待っていたのか気になっているファンも多いようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について清原和博氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9aER0bs2IpqTQNKljzzBFQ
-
-
スポーツ 2021年09月09日 15時30分
西武・辻監督の試合後コメントに怒りの声「前々から分かってた」 炎上投手への苦言が物議、過去の快進撃が忘れられない?
8日に行われた西武対ソフトバンクの一戦。「0-9」で西武が敗れた試合後に伝えられた西武・辻発彦監督のコメントがネット上で物議を醸している。 西武はこの日来日3年目の助っ人・ニールが先発したが、初回に栗原陵矢のタイムリー、中村晃の犠牲フライでいきなり2点を先制されると、その後2回に4点、3回に3点を失うなど大炎上。一方の打線はソフトバンク先発・千賀滉大に「7回無失点・被安打4」と封じられると、2番手・古谷優人、3番手・森唯斗からも得点を奪えず大差で完封負けを喫した。 試合後、辻監督は「最初にやられたら、千賀相手にそりゃきつい。決まっちゃったね、3回で全て」と、ニールが「2.2回9失点・被安打11・四球2」と大炎上し早々にKOされたことが試合を決定づけてしまったと苦言。同時に、「(今後はコーチ陣と)話し合うけど、こういう状態では使えない」と、今後の起用法を見直すと示唆したことも伝えられた。 >>西武・辻監督に怒りの声「明らかな判断ミス」 勝機を潰した継投策に批判、本人は試合後に開き直り?<< 辻監督のコメントを受け、ネット上には「辻監督が怒るのも当然、見ている側としても何しに出てきたんだって思うくらい酷かったし」、「後半戦の千賀(防御率0.67)を考えると1点でも厳しいくらいだったのに、いきなり2点取られて大崩れするようじゃどうしようもない」、「シーズンも佳境の段階でこんな投手を使う余裕は無いし、戦力構想から外して二軍に落とした方がいいよ」といった反応が寄せられている。 一方、「『こういう状態』なのは前々から分かってたことでは?」、「ニールは後半戦1回も好投してないのに使った方が悪い」、「辻監督は去年までのニールと今年のニールは全くの別人ということにいつになったら気がつくのか」と否定的なコメントも複数見受けられた。 「2018年オフに西武に入団したニールは、2019~20年に『38登板・18勝9敗・防御率4.11』をマーク。しかし、今季は同戦前時点で『10登板・1勝5敗・防御率4.71』と黒星が大きく先行しており、後半戦に限っては『3登板・0勝2敗・防御率6.32』と1勝もできずに打ち込まれ続けています。そのため、明らかに調子がよくないニールをなぜ起用したのかと辻監督に不満を抱いているファンも少なくないようです。辻監督が起用を決断した理由は不明ですが、ニールは2019年6月~20年7月にかけ球団助っ人では最多タイ記録となる13連勝をマークした実績があるため、当時の投球を取り戻してほしいという思いを諦めきれていない可能性も考えられます」(野球ライター) 2019年オフに結んだ2年契約が今オフで切れるため、一部では「このままなら今季限りでクビだな」という声も挙がっているニール。二軍降格となると残留へ向けたアピールの場が減少することにもなるが、辻監督は不振が長引く助っ人を今後どのように扱っていくのだろう。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2021年09月06日 15時50分
ソフトB・リチャードの試合後コメントに驚きの声「完全に喧嘩売ってる」 恩人の山川に宣戦布告? 本人は直後に後悔「ヤバいかな」
5日に行われたソフトバンク対オリックスの一戦。「12-4」でソフトバンクが勝利したが、試合結果以上に話題となったのがソフトバンクのプロ4年目・22歳のリチャードのお立ち台コメントだった。 同戦に「7番・三塁」で先発したリチャードは、「4打数2安打・2本塁打・6打点」の大暴れでチームの勝利に貢献。4回の第2打席で放った満塁弾は自身プロ初の本塁打だったが、試合後のヒーローインタビューでは「(同僚たちが)これ以上にない場面で回してくれたので、人生で一番集中してました」と狙い通りの一発だったと語った。 そのインタビューの後半、リチャードはインタビュアーから「(次カードは)自主トレでお世話になっていた山川選手もいる西武ライオンズとのゲームになります。来週(のカード)に向けて力強い一言を最後にお願いします」と話を振られる。すると、リチャードは「師匠(の山川)がいる(チームな)んですけども、そんなのは関係なくみんなでかかっていけば勝てると思うので。ぶっつぶしに(いきたい)、師匠を」と、西武のプロ8年目・29歳の山川穂高以上の結果を残したいと宣言。その直後、小声で「ちょっとヤバいかな…」と漏らしスタンドの笑いを誘った。 >>ソフトB・リチャード、西武首脳陣の作戦会議を妨害? 先輩山川が“普通はあり得ない”エピソードを暴露、辻監督の反応も明かす<< リチャードの発言を受け、ネット上には「恩人の山川に完全に喧嘩売ってるよなこれ」、「勢いでとんでもないこと口にしてて笑える」、「山川よりも打ちたいって言いたかっただけなんだろうけど、言葉の選び方を明らかに間違えたな(笑)」、「一通りコメントした後に急に我に返ったのも面白い」といった反応が寄せられている。 「山川とは沖縄出身という共通点があるリチャードは、育成時代の2018年オフから3年連続で山川の自主トレに帯同。山川から熱心な指導を受けたかいもあり、2020年3月に支配下への昇格を果たし、今回プロ初本塁打を放つなど順調に主力への階段を上りつつあります。その山川に対し過激な物言いをして話題を集めていますが、本人としては山川の目の前で結果を出して恩返ししたいという一心なのではないでしょうか」(野球ライター) 3~5日の対オリックス3連戦で「.429・2本・6打点」だったリチャードと、同期間の対楽天3連戦で「.300・1本・3打点」だった山川。どちらがいい成績を残せるのかは、7日から予定される2連戦の大きな注目点と言えそうだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2021年08月30日 19時30分
日本ハム・伊藤、韓国クレームの“ロジン問題”が再燃? 投球前に敵打者苦笑で物議「また粉で球見えづらくしてるのか」
29日に行われた西武対日本ハムの一戦。「6-0」で日本ハムが勝利したこの試合で、西武のプロ20年目・37歳の栗山巧が見せた振る舞いがネット上で話題となっている。 注目が集まったのは、「0-5」と西武5点ビハインドで迎えた6回裏2死での出来事。この場面は打席に栗山、マウンドに日本ハム先発・伊藤大海という状況だったが、伊藤が大量の粉を舞わせながらロジンを手に付ける様子を見た栗山は、バットを構える仕草を一旦止めて何らかの言葉を口にした。 また、栗山は何らかの言葉を口にした後に口元に笑みを浮かべると、捕手・清水優心の方を振り向き「なあ?」というような言葉をかける。ただ、その後は審判への抗議などはせずにバットを構えて伊藤と対峙し、5球目のチェンジアップを引っ掛け一ゴロに打ち取られた。 >>侍ジャパンコーチが東京五輪の舞台裏を明かす 韓国クレームのロジン問題、青柳の炎上は同じ原因だった?<< 栗山の振る舞いを受け、ネット上には「これ絶対ロジンのことで苦笑してるよね」、「口元を見る限りでは、『どんだけつけんねん!』って言ってるように見えるがどうだろうか」、「捕手にも同意を求めててちょっと面白いな」といった反応が寄せられている。 同時に、「今回は笑いで済んだけど、伊藤はより注意しないとまたクレーム食らうぞ」、「韓国戦の後に対策するって言ってたのにまた粉で球見えづらくしてるのか」、「手汗の問題で大量にロジンつけたいなら、相手に突っ込まれないようなつけ方をもっと考えるべきだ」と、伊藤の今後を案ずるコメントも複数見受けられた。 「伊藤は4日の東京五輪野球準決勝・韓国戦で、韓国側にロジンの粉が舞ってリリースポイントが見えづらいといった旨のクレームを受けるも、意に介さずロジンを付け韓国打者をあ然とさせたことで話題を呼んだ投手。本人は試合後に自身のツイッターに投稿し、手汗が大量に出るためロジンを入念に付ける必要があること、韓国側のクレーム内容について、マウンド上に舞った粉が気になるため間を空けてほしいという旨だと勘違いしていたことなどを説明しましたが、同時に『打者が見えづらいのであれば、一度、ユニフォームで粉を叩くなど、投手側の配慮も必要だと思いました』と今後、付け方を改めると述べていました。今回の場面でもロジンを付けた後に右手で舞う粉を振り払うような仕草を見せてはいたのですが、栗山の反応を見るに対策にはまだ改善の余地があるのかもしれません。なお、NPBと五輪では公式試合球が異なるのですが、伊藤は五輪前からロジンを大量に付けて投球していますので、球に関係なく手汗には苦戦し続けているとも言えそうです」(野球ライター) 28日の試合では「9回無失点・被安打4」で今季8勝目をプロ初完投・初完封でマークした伊藤。好調に水を差されないためにも、ロジンの使い方にはより注意を払う必要があるのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について伊藤大海の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/hiromi151
-
スポーツ 2021年08月25日 19時30分
西武・辻監督に怒りの声「明らかな判断ミス」 勝機を潰した継投策に批判、本人は試合後に開き直り?
24日に行われた西武対ソフトバンクの一戦。「4-4」で両チーム引き分けとなった試合の明暗を分けたのが、西武の助っ人右腕・ギャレットの投球だった。 >>清原和博氏を西武コーチが殴打!「八重歯が唇を貫通した」“鬼軍曹”の逆鱗に触れた怠慢エピソードを明かす<< ギャレットは「2-1」と西武1点リードの8回表に3番手として登板。しかし、先頭の栗原陵矢にセーフティバントを決められ出塁を許すと、続くデスパイネにも右前打を打たれてしまう。いきなり無死一、三塁と大ピンチを招くと、中村晃に2点タイムリー二塁打を打たれあえなく逆転を許してしまった。 その後無死三塁からアルバレスにもタイムリーを打たれたギャレットは、これ以上の失点は防ぐもこの日は「1回3失点・被安打4」と振るわず。先発・高橋光成が「6回1失点・被安打5」の好投で得ていた今季10勝目の権利も消すふがいない投球内容となった。 ギャレットの炎上を受け、ネット上には「ここまで1点をなんとか守ってきたのに全部水の泡だ」、「1アウトも取れずに3失点は擁護のしようがない、何しに出てきたんだってレベル」、「2年ぶりの10勝を台無しにされた高橋がただただ可哀想」といった反応が寄せられている。 一方、「ギャレットの調子を考えたら案の定の結果、そんな状況で使った辻監督の明らかな判断ミスだ」、「他にも使えそうなリリーフはいたのになぜギャレットを起用したのか」、「辻さんはまだギャレットを勝ちパターンとして考えてるなら一刻も早く考えを改めるべき」と、チームを率いる辻発彦監督への批判も複数見受けられた。 「ギャレットは24日試合前時点でチーム2位の13ホールドをマークしている勝ちパターンの一角ですが、後半戦は3試合に登板して防御率『6.00』と不振で直近では2試合連続失点中でした。辻監督は試合後に『今日も勝ちパターンでいっている。そりゃ打たれることも(ある)』と語ったことから、失点続きでも信頼は変えずにギャレットを起用したものと思われますが、裏目に出たことでファンの風当たりは強まっているようです。なお、こうしたファンの間からは8回表開始前時点でブルペンに控えていた水上由伸(後半戦は4試合連続無失点)、森脇亮介(同4試合連続無失点)といったリリーフを使うべきだったという意見も挙がっています」(野球ライター) 試合後はギャレットをかばうとともに「(今後)順番を変えたりすることはある」と、今後の配置転換を示唆したことが伝えられている辻監督。背信投球が続くギャレットの処遇がどうなるかは注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2021年07月15日 11時45分
西武・平良、将来的なMLB入りに前進か 先輩を介して敏腕代理人とタッグ、大谷との共通点をスカウト陣は高評価?
やっぱり、始まった。日本のプロ野球関係者の多くは「大谷翔平の影響」だと思っている。大谷の活躍により、米スカウトが「第2、第3の大谷を探し、今まで以上に熱心に口説き落とそうとするのではないか?」と心配する声が各方面から出ていた。 もっとも、今回、米球界と“急接近”した投手は「将来のメジャー行きを前提にしたものではない」と否定していたが…。 埼玉西武ライオンズの守護神・平良海馬投手が、スコット・ボラス氏の運営する「スコット・ボラス・コーポレーション」と契約した(7月14日)。 平良は今季、39試合連続無失点のプロ野球新記録を樹立した。最速は160キロを超え、かつ重量感のある剛速球を投げ込んでくる。変化球とのコンビネーションもでき、東京五輪を戦う侍ジャパンでは「守護神候補」としても期待されている。 海外フリーエージェント権を取得するのはまだ先の話。しかし、その剛速球の威力は米スカウトも認めていた。ア・リーグ中部地区の関係者がこう言う。 「メジャーリーグでも通用する日本人投手の一人です。まだ高卒4年目なので、すぐに動き(ポスティングシステムによる挑戦)はないと思いますが、米国で人気が出そうですね」 その“人気が出そう”というのが、「大谷効果」なのだ。大谷が注目された最初のきっかけは「二刀流」、つまり、希少価値であり、個性だ。平良は“力士体型”だが、それは個性であり、「160キロ+変化球」の特徴の強いピッチングを繰り広げてきた。実力と個性の両方を兼ね備えている点も高評価につながっているようだ。 >>エンゼルス・大谷、試合中にまさかのトラブル発生? 過去にはイチロー氏らも餌食に、敵打者の“股間タッチ”に驚きの声<< しかし、契約先が米代理人のスコット・ボラス氏の会社というのが、ちょっと気になる。 氏は松坂大輔投手の代理人を務め、超・大型契約を結んで日本でも知られるようになった。現在も複数のトップ・メジャーリーガーをエージェントに抱えており、平良とは、西武出身者の菊池雄星を介して知り合ったという。 「菊池の代理人もボラス氏ですからね。オフの期間、米国のトレーニング施設を借りたり、データ収集のサポートをするため、ボラス氏と契約したと聞いています。昨年、メジャーリーガーが試合減による年俸減額を受け入れました。減額をまとめたMLB機構と選手会の折衝に批判的な発言もしていました」(米国人ライター) 代理人の報酬は、選手の年俸の5%。低年俸の選手は異なるが、例えば、複数年で総額100億円の契約をまとめれば、5億円を得る計算だ。 「先行投資で、今から平良を抱え込んだのではないか? 巨人・菅野、ソフトバンク・千賀に対する評価が落ちており、米スカウトは新たな日本人選手を見つけ出そうとしています」(前出・同) 大谷の活躍により、米球界が日本に今まで以上に強い関心を示している。日本人選手に対し、「個性」というスター的な要素も求めるようになってきた。東京五輪後、平良を始めとする若い日本人選手が、米球界からラブコールを送られることになりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ
王貞治氏、江夏氏の質問に衝撃の回答?「嬉しいのか悲しいのか分からない」困惑のエピソードを明かす
2020年09月15日 20時30分
-
スポーツ
清原和博氏を西武コーチが殴打!「八重歯が唇を貫通した」“鬼軍曹”の逆鱗に触れた怠慢エピソードを明かす
2020年09月14日 20時45分
-
スポーツ
阪神・藤川が怪力助っ人を挑発! 実は内心ビクビクしていた? 今も語り継がれる伝説の“全球ストレート勝負”
2020年09月05日 11時00分
-
スポーツ
西武・辻監督、内海と森を組ませなかったワケ 「ようやくライオンズの一員になれた」采配的中で“炭谷ロス”も解消か
2020年09月03日 11時35分
-
スポーツ
西武・森の号泣に「初めて見た」驚きの声 大久保元監督も「責任を感じていたはず」、サヨナラ直後の姿に反響相次ぐ
2020年08月28日 19時30分
-
スポーツ
楽天・大久保元監督も「信じられない」 日本ハム助っ人‟暴走“で苦言、西武・高橋にも「無警戒」と批判の声
2020年08月26日 19時30分
-
スポーツ
西武・相内に「チームにいる価値は無い」ファン激怒 これが4回目の不祥事か、自粛中の違反行為に批判殺到
2020年08月20日 20時30分
-
スポーツ
西武・金子に「イチローみたい」ファン驚愕 「逆打席でもやってなかった?」技ありの“ワンバン打ち”に反響相次ぐ
2020年08月19日 19時30分
-
スポーツ
西武・内海が低迷脱出のキーマンに?「若手にかまっている余裕はない」シーズン前に示した覚悟とは
2020年08月18日 11時45分
-
スポーツ
日本ハム・西川の視界から打球が消滅! 不測の事態に審判も「限界」、20年ぶりに起こった想定外の珍事
2020年08月13日 11時30分
-
スポーツ
張本勲氏よりも問題? 関口宏のゲストに対する失礼な発言
2020年08月10日 12時10分
-
スポーツ
ダルビッシュ、伊原元監督の“矛盾”を指摘 原監督の“野手登板”を批判も、同じ采配を止めなかった過去が?
2020年08月07日 17時00分
-
スポーツ
15年ぶりの珍事! 楽天対オリックス戦で起こった濃霧コールド 前回は西武・松坂も驚きの展開に?
2020年07月24日 17時00分
-
スポーツ
元ソフトB・川崎氏も「外野を見とかないと」 西武・源田の“深追い守備”に心配の声、過去には複数箇所を骨折した選手も
2020年07月20日 18時30分
-
スポーツ
西武捕手がロッテ助っ人に投げられ肩脱臼! 予想外の処分に不満も? 相次ぐ死球が呼んだ前代未聞の暴力騒動
2020年07月11日 11時00分
-
スポーツ
元巨人・上原氏「当てようとして投げてるわけではない!」 西武ベンチの暴言に苦言、死球続出にファンからは賛否
2020年07月06日 15時35分
-
スポーツ
西武投手をオリックスコーチが突き飛ばす! 止まらない死球に監督も「恥ずかしい」、大乱闘が勃発した記憶に新しい警告試合
2020年07月05日 11時00分
-
スポーツ
ソフトB助っ人の快投で話題になった西武・西口の“悲劇” 前代未聞の逃し方をした大記録も?
2020年06月27日 17時00分
-
スポーツ
ロッテ監督が審判の判定に激怒! 執拗な抗議に審判もまさかの行動? 疑惑の判定が呼んだボイコット寸前の大騒動
2020年06月23日 07時00分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分