>>清原氏に「いい加減にしろよオイ!」後輩が激怒 命の危機を感じた? 巨人・元木ヘッドが衝撃のいたずらを明かし反響<<
今回の動画で清原氏はお笑いタレントの松村邦洋をゲストに迎え、現役・西武時代の1996年オフに巨人へFA移籍した舞台裏についてトーク。プロ入りした1986年から11シーズンプレーした西武から移籍しようと決断した背景や、移籍決断前にある寿司屋で野村克也さん(当時ヤクルト監督)・沙知代さん夫妻と偶然出くわしたエピソードなどを語った。
その中で、清原氏は自身のFA獲得に名乗りを上げた巨人、阪神の2球団では、阪神の方が圧倒的に条件は良かったという話を明かす。清原氏によると、FA交渉の際に巨人が提示してきた条件は2年総額5億円(単年2.5億円)。一方、阪神が提示してきた条件は10年総額36億円(単年3.6億円)と、契約年数・金額ともに巨人を優に上回る内容だったという。
清原氏は続けて、「(阪神は)監督、球団社長までの終身雇用。そこまでつけてきましたからね」と発言。阪神は前述の条件に加え、引退後の監督・球団社長への転身を保証するという異例の内容も盛り込んできたことを明かした。
ここまで話を聞いていた松村は「そうだったんですか!?」と驚きの表情を浮かべる。ただ、清原氏は「あの時、阪神で一番年俸もらってたのが和田(豊/元阪神監督)さんだったと思うんですよ。(金額は)1億円。(でも)自分が(阪神に)行くことによって、(チームトップの年俸が自分の)3億6000万になってしまう。そうなった時に『阪神ファンは許してくれへんかな』みたいな、いろんなことを考えて(受け入れなかった)」と、自身の加入を阪神ファンがどう思うのかなどを考慮した結果オファーは受けなかったと語った。
清原氏の発言を受け、ネット上には「阪神の提示条件何から何まで破格すぎるだろ、自分が清原なら絶対に阪神選ぶわ」、「監督はおろか球団社長への手形も出してたなんて知らなかった、球団の命運をかけすぎ」、「当時を知る身としては、それほど厚遇してもいいぐらい清原は欲しかったな」、「今振り返れば獲らなくて正解だったんだが、もし阪神に来てたらどういう数字を残してたんだろうか」、「将来が約束されてる阪神を選んでいれば、後に覚せい剤で捕まるようなことももしかしたら無かったのかな」といった驚きの声が寄せられている。
「清原氏は西武時代(1986-1996)に通算329本塁打(年平均29.9本)をマークするなどパ・リーグを代表する長距離砲として名をはせましたが、巨人時代(1997-2005)は通算185本塁打(年平均20.6本)と西武時代に比べ数字が大きく下落。加えて、2000年ごろから自らを中心に同僚数名を加えたグループ、いわゆる“清原軍団”を結成し、チームの他選手や報道陣に対して傍若無人な振る舞いを見せていたことなどから、巨人にとって獲得は失敗だったのではという見方も根強く残っています」(野球ライター)
結果的には阪神の好条件を蹴り巨人を選んだ清原氏。ただ、阪神を選んでいた場合にどのような未来が待っていたのか気になっているファンも多いようだ。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
清原和博氏の公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UC9aER0bs2IpqTQNKljzzBFQ