西武
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スポーツ 2023年02月11日 17時30分
侍ジャパン・山川、スモールベースボール脱却のキーマンに? 初のWBCで打棒爆発なるか
3月8日に開幕を迎える第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に選出されている埼玉西武ライオンズ・山川穂高にとって、プロ入り後日の丸を背負う機会はこれが3度目となる。2017年、稲葉篤紀前日本代表監督の初陣となったアジアチャンピオンシップでオーバーエイジ枠として初めて代表に選ばれ、その翌年に行われた日米野球でメンバー入りを果たし、いずれの大会でも打線の軸を担っている。 昨シーズンは自身3度目の本塁打王に輝き、さらに初の打点王も獲得。打撃2冠王として満を持してのWBCの戦いは、当然、長打力が期待されていることは言うまでもない。 メジャー選手の出場が大きな話題となっている今大会、日本は大谷翔平、鈴木誠也、さらに吉田正尚やラーズ・ヌートバーらのメジャーリーガーがラインナップに並ぶことが確実視されている。その中で、セ・リーグ三冠王の東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆とともに、日本の主砲としてどんな存在感を放つのか、大きな関心が寄せられてきている。 これまでの国際大会では「スモールベースボール」を標榜し、日本代表の代名詞にもなるなど堅い守備や手堅いバッティングが主体となってきた。打撃力の高いメジャー所属選手に加え、典型的なホームランバッターである山川の選出は打線の迫力を加えることとなり、これまでとは異なる戦い方を見据える栗山英樹監督のメッセージとも捉えられるのではないだろうか。 また、過去のWBCでは前年のセ・パ両リーグの本塁打王が揃ってスタメンに並んだことは無いことからも、山川、村上の両ホームランキングが先発に名を連ねることで、日本打線は史上最強の、そして今大会出場国の中でも屈指の破壊力を擁することとなる。 無論、その長打力や勝負強さなどの打撃のみならず、お馴染みとなっている陽気なキャラクターでチームのムードメーカーとしての働きや、野手陣ではヤクルト・中村悠平に次ぐ年齢でもあることで、グラウンド外でもさまざまな役割を求められる立場でもあるだろう。 2009年大会での日本の優勝が強く印象に残っていると語る山川が、3度目のWBC制覇を手繰り寄せるキーマンであることは間違いない。開幕が迫る、世界のスター選手が集う今大会、その打棒により世界を驚愕させるシーンはもうすぐ訪れる。(佐藤文孝)
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スポーツ 2023年01月30日 11時45分
西武・松坂臨時コーチの招へい、選手以上に本人にメリット? 球界外での活動にも期待か
「学ぶ」のは選手ではなく、臨時コーチの方かもしれない。埼玉西武OB・松坂大輔氏のことだ。 埼玉西武ライオンズが今季のチームスローガンを発表した(1月29日)。走魂(そうこん)。今季から指揮を執る松井稼頭央監督は、 「走ることが野球の原点だと考えており、積極的に次の塁を狙う姿勢や、必死にボールを追い続ける意識をチーム内に浸透させたい思いもあって」 と、スローガンに込めた思いを語っていた。 >>西武・隅田、優勝逃した戦犯は自分?「10連敗なかったら優勝」発言に驚きの声 球団首脳はイニング数を評価<< 西武黄金期と言えば、やはり「機動力」が思い出される。 現役時代には盗塁王のタイトルも獲得した松井監督による“原点回帰”とも言えるが、黄金期には好投手も多かった。松坂氏が臨時コーチとして招聘されたのは「投手力のレベルアップ」のためだろうか。 「技術的なことよりも『精神面』だと思います。現役選手のほとんどが、松坂氏が甲子園大会やメジャーリーグで活躍していた頃を見ています。憧れのOBに声を掛けてもらうだけでも励みになりますから」(プロ野球解説者) 西武の昨季のチーム防御率は2・75、リーグトップである。高橋光成、エンス、與座海人と2ケタ勝利数を挙げた投手が3人いて、今季からリーグ初の20セーブ&20ホールドを達成(2021年)したリリーバーの平良海馬の先発転向も決まっている。 隅田知一郎、佐藤隼輔など期待の若手もいるが、彼らは左投手だ。松坂氏の出る幕はなさそうだが…。 「松坂氏を西武に引き留めておく目的もあったのでは?」 そんな声も聞かれた。 引退して2年が経つ。プロ野球解説者としても活動しているが、「指導者としての現場復帰」には、どちらかと言えば、消極的な言動を見せてきた。 しかし、昨春の巨人キャンプでのことだ(22年2月3日)。同取材で巨人ブルペンを覗くと、原辰徳監督から近づいて行き、「スライダーを教えてやってくれ」と“臨時コーチ”を依頼された。 松坂氏は快諾し、戸郷翔征にスライダーを伝授した。 時間にして、10分程度のアドバイスだった。しかし、同年の戸郷は自信を持ってスライダーを投げ込んでいた。これまでスライダー習得のために取り組んできたものがあって、松坂氏のアドバイスは“補足的な微調整”にすぎないが、同じ言葉でも、話す人が変わるだけで“伝わること”もあるのだろう。 「松井監督も松坂氏のアドバイスに期待している部分もあると思います。でも、勉強するのは松坂氏の方でしょう。近い将来、松坂氏もプロ野球界全体のために働く時が来ます」(球界関係者) 松坂氏はそう遠くない未来、ONのように野球界を代表して、政財界でも発言しなければならない時が来るだろう。 その時のために、臨時コーチとは言え、現役選手たちの気持ち、考え方も学んでほしいというわけだ。本当に「技術的な指導」で招かれたOBもいるが、こちらは通常のコーチたちと選手指導の方向性を確認するなどしなければならない。今春キャンプは松坂氏や各球団の臨時コーチにも注目が集まりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年12月26日 15時30分
ソフトB・リチャードの更改後コメントに「考えが甘い」厳しい声 単独自主トレ表明も苦言相次ぐ、開始前から失敗を予想?
2018年のプロ入りからソフトバンクでプレーし、今季までに「57試合・.173・10本・25打点」といった通算成績を残しているプロ5年目・23歳のリチャード。25日の契約更改後に語った今オフの自主トレ予定が物議を醸している。 報道によると、160万円減の年俸1000万円(推定)でサインしたリチャードは更改後会見の中で、昨季まで4年連続でリチャードを沖縄自主トレに同行させた西武・山川穂高から「今必要なのは僕じゃなくて、一人で考え、行動する力」と助言を受けたこともあり、今オフは単独で自主トレを行うと表明。一方、「初めてやることなので、ずっこけたりしたら、速攻、沖縄に飛んで頭を下げて一緒にやらせてもらおうかなと思ってます」と、調整が捗らない場合は途中合流する可能性も示唆したという。 >>西武・山川「無理じゃん?アホだもん」 ソフトBリチャードに苦言、“30本塁打は不可能”との見方に当人は「がんばります」<< リチャードはプロ入り当初からチームの主砲・柳田悠岐をしのぐパワーの持ち主と期待されている大砲候補。昨季はプロ初本塁打を含め7本塁打(34試合)と爪痕を残したが、今季は3本塁打(23試合)と低迷している。山川はここから一皮むけるためには環境の変化が必要と考え、助言を受けたリチャードも決意を固めたようだ。 リチャードのコメントを受け、ネット上には激励の声が上がったが、中には「気持ちは買いたいが、なんかまだ考えが甘い感じがあるな」、「自分からじゃなく山川に言われたからっていうのがどうもなあ、真剣さが足りないんじゃないか」、「厳しそうなら沖縄行きますは余計だろ、やる前からネガティブなこと考えてどうする」、「不必要な言動は相変わらずだな…この調子で単独トレやって本当に大丈夫なのか」といった冷ややかなコメントも見られた。 「リチャードは長距離砲としての素質は高く評価されている一方、未熟な精神面が課題とされている選手。今季も球審の判定に不満をにじませ退場を食らった後に『は? エグいでしょ』などとなおも反抗的な発言を連発したり、不振へのいら立ちや落胆を態度に出す点を藤本博史監督に問題視され二軍に降格したりと物議を醸しています。山川に諭されて受動的に単独トレを決めた、ダメなら再び師事すると含みを持たせた今回の更改後会見についても、考えや見通しが甘すぎないかと首をかしげたファンは少なからずいたようです」(野球ライター) 二軍では今季までに通算53本塁打、3年連続本塁打王と活躍する一方、一軍では思うような成績を残せていないリチャード。精神面の問題も苦戦の一因とされているが、今オフの単独自主トレで課題払しょくを印象付けることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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芸能ニュース 2022年12月12日 21時00分
『珍プレー好プレー』ザキヤマ、山川選手への発言に「冗談にしても失礼」西武ファンから怒りの声
12月11日にフジテレビ系で放送された『中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞2022』で、アンタッチャブル・山崎弘也が見せた「悪ふざけ」が物議を醸している。 中居正広が司会で、年1回放送される特別番組。今回は中居が長期療養中ということもありVTR出演のみにとどまり、俳優の佐藤隆太、徳光和夫、山崎がMCを務めた。 >>『FNS歌謡祭』なにわ男子、ゆずとコラボで「失礼すぎる」の声 “口パク”の指摘相次ぐ<< 山崎の「悪ふざけ発言」が飛び出したのは番組中盤。スタジオ出演した東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆選手が日本選手シーズン最多本塁打記録を達成したことについてトークを交わしていた。 審査員長の徳光が村上選手の記録について褒めちぎるなか、山崎が「いやいや、でもホームランって意味ではね……」と、スタジオにいた今年のパ・リーグ本塁打王の西武ライオンズ・山川穂高選手に対し「ソフトバンクの山川さんも黙ってないですよね!?」と山川選手の所属球団を間違えてみせた。 「ソフトバンクの山川さん」は、今年7月に開催されたオールスターゲームで、選手たちの会話がネット上で配信されたことが由来。このときは「アグー(山川選手のあだ名)、ソフトバンク行くらしいよ」と山川選手が将来的に西武からソフトバンクに移籍するかのような会話が流出していた。この「山川選手ソフトバンク移籍説」はその後、数々の週刊紙にも掲載された。西武ファンはこのうわさに、数カ月たった今も気をもんでいる。 突然、この話題を振られた山川選手は苦笑いをしながら否定するポーズをし、それを見て山崎は「気が早い!気が早い!」と山川選手を挑発するような言動を続けた。 このやりとりに、西武ファンと思われるファンはネット上で「マジであり得ない」「冗談にしても失礼すぎる」「ファンの気持ちをわかってない」「ギャグにしても不愉快すぎる」と山崎に対し怒りの声を上げた。 山崎は芸能界屈指の野球フリーク。『たまッチ!』(フジテレビ系)という野球番組にレギュラー出演するほか、プロ野球の試合ではゲスト実況を担当することもあり、野球タレントとしても知られている。 一方、2018年に放送された『中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞』で山崎はアフレコを担当。頭に死球を受け痛そうにしている選手に「ハッハッハッ!痛いな~!」と声を吹き込み、野球ファンの神経を逆なでしてバッシングされていた。 過剰な「悪ふざけ」は山崎の芸の一つかもしれない。ただ「ソフトバンクの山川さん」というジョークが笑えないと批判する声はやまないようだ。 山崎の「野球タレント生命」もそろそろアウトか?
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スポーツ 2022年12月06日 11時00分
西武、元Rソックス・澤村獲得に参戦? 森の人的補償もリリーフを選択か
他球団にも波紋が広がっている。埼玉西武のセットアッパー、35ホールドポイントで「最優秀中継ぎ投手賞」も獲得した平良海馬の先発転向が明言された。 「2回目の契約更改で決まりました(12月4日)。その2日前に1回目の交渉があり、その時点での憤怒ぶりからして、年内の合意も無理そうに見えたんですが、球団が折れたと言うか、ようやく…」(スポーツ紙記者) >>西武・平良、先発転向延期に不満も「テスト失敗したし無理」厳しい声 最優秀中継ぎへの大成もファン心理に影響か<< 平良自身も語っていたが、一軍デビューした2019年の契約更改の席で「先発がやりたい」と訴えてきた。 しかし、チーム事情や「リリーバー向き」とする本人とは異なる球団の評価もあって、プロ入り以降、先発登板したことがない。 「今季61試合も救援マウンドに投入されました。首脳陣がそれだけ頼りにしているからなんですが」(前出・同) 「来年は救援、再来年から先発」の提案もされたが、平良は拒否。2回目の交渉で先発転向のゴーサインが出されたのだが、「19年交渉から訴えてきてダメだったものが、2日で一変するなんて?」 と、西武球団の対応の変化に他球団も驚いていた。 ここにいくつかの情報が重なってきた。 一つは、森友哉のFA流出に伴う「人的補償」で、リリーバーを獲ること。森をFA獲得したオリックスだが、救援投手が豊富だ。 「ルール上では、森がオリックスで公示されてから2週間以内に28人のプロテクト名簿を提出しなければなりません。森が公示されたのは11月28日。ということは、すでに西武側にはオリックスが作成したプロテクト名簿が届いています」(プロ野球解説者) 当初、西武が人的補償を求める場合は「外野手になる」と予想されていた。そのことはオリックス側も認識していて、28人の名簿の内訳は「有望な若手外野手」を引き抜かれないよう配慮されたものになったという。 平良との1回目の交渉後、改めてプロテクト名簿を見直してみたら、「リリーバーのガードが甘かった」のかもしれない。 「前レッドソックスの澤村拓一を獲得するのでは? 澤村が一番に考えているのは米国内で移籍先を探すことですが、日本復帰も十分にあり得ます」(球界関係者) その澤村のNPB帰還説だが、“古巣”千葉ロッテがその有力先と見られていた。しかし、西武には内海哲也がいる。来季から専任コーチを務めるが、巨人時代の先輩後輩の関係もあって、直接連絡を取ることも可能だ。 それに対し、ロッテ・吉井理人監督は今季途中加入したオスナを来季のクローザーに据えるビジョンも明かしたが、まだ交渉の途中で、残留の可能性は「五分五分」(関係者)だという。 「澤村は『働き場所』を明確にし、戦力として計算されていると分かると力を発揮するタイプです」(前出・プロ野球解説者) 澤村獲得の条件がつり上がる可能性も出てきた。 平良が先発に回った後の“メインリリーバー”はオリックスから強奪するのか、それとも澤村獲得か…。西武のオフの動きにも注目が集まってきた。(スポーツライター・飯山満)
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芸能ニュース 2022年12月04日 15時00分
夫とともに最高のオフシーズンを迎えた元乃木坂・衛藤
プロ野球・埼玉西武ライオンズの源田壮亮選手と元乃木坂46の衛藤美彩夫妻が11月29日、「第15回 ペアレンティングアワード」のカップル部門を受賞し、都内で行われた授賞式に出席したことを各メディアが報じた。 同賞は人気育児雑誌7誌が選出。2022年に育児業界に影響を与えたタレントや文化人、ヒット商品などを表彰している。 源田夫妻は2019年10月に結婚し、今年1月に第1子となる男児が誕生。結婚して以来、公の場で夫婦がそろうのは初めてとなった。 >>元乃木坂46衛藤美彩が夫のチームメイト妻から中傷、ライバルとのトラブルに自作自演がバレたケースも<< 衛藤は「このような素晴らしい賞をいただき、光栄です。新米パパ、ママではあるんですが、子育てがこんなに豊かな気持ちにさせてくれるものだなんて想像していませんでした」とママになってからの心境の変化を明かし、「我が子の輝き、一瞬一瞬を大切に、これからも2人で力を合わせて頑張りたいと思います」と喜んだ。 源田は同日の午前中、「第51回三井ゴールデン・グラブ賞」の授賞式にも出席。遊撃手部門の5年連続受賞は、パ・リーグ歴代2位タイというから鉄壁の守備力。そして、11月26日の契約更改で、1億1000万円増となる3億円プラス出来高払いの5年契約を結び、西武に骨を埋める覚悟だ。 「FAでの主力の流出が相次いだ西武だが、それに歯止めをかけるべく源田と複数年契約を結ぶことに成功。とはいえ、そうなった背景には、衛藤が苦痛を受けたのも大きく影響しているはず」(プロ野球担当記者) 衛藤といえば、今シーズンは源田のチームメートで、オフに北海道日本ハムにトレードされた山田遥楓選手の妻からSNSで誹謗中傷を受けていたことが今年9月、「週刊文春」(文芸春秋)で発覚。報道を受け、源田は自身のインスタグラムで、《当該選手から野球を奪わないで欲しいという想いを球団に相談させて頂きました》などと報告。株を上げていた。 「源田の申し出通り、球団は山田をクビにせずにトレード。環境を整えて源田と複数年契約を結んだ。衛藤にとっても最高のオフシーズンだろう」(同) 衛藤のバックアップを受け、源田にはさらに活躍してほしいものだ。
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スポーツ 2022年12月02日 20時35分
西武・平良、先発転向延期に不満も「テスト失敗したし無理」厳しい声 最優秀中継ぎへの大成もファン心理に影響か
2018年のプロ入りから西武でプレーし、今季までに「203登板・7勝8敗94ホールド31セーブ・防御率1.66」といった通算成績を残しているプロ5年目・23歳の平良海馬。2日に伝えられた契約更改交渉後コメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、平良はこの日球団との更改交渉に臨み、7000万円増の年俸1億7000万円(推定)を提示されたが保留。終了後に行った会見では金額面には全く不満はないとした上で「僕は2019年から先発を希望していたけど、(球団は)2023年も中継ぎをしたら2024年から(先発)ということで。さすがに4年目というのは個人的にはありえません、と。挑戦すらできないのは僕は納得できない」と、先発転向希望を球団が受け入れてくれないことが理由と説明したという。 >>西武・隅田、優勝逃した戦犯は自分?「10連敗なかったら優勝」発言に驚きの声 球団首脳はイニング数を評価<< 平良は一軍に台頭した2019年から現在まではリリーフとして運用されている右腕。今季は「61登板・1勝3敗34ホールド9セーブ・防御率1.56」といった数字をマークし、同僚・水上由伸と共に最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得するなどセットアッパーとしてチームに大きく貢献している。 平良の交渉後コメントを受け、ネット上には「3年も希望を聞き入れてもらえてないのは可哀想」と同情の声が寄せられたが、中には「2年前に先発テスト失敗したし無理だろ」、「個人的には先発いかないでほしい、辻(発彦・前)監督に不合格出された過去もあるんだし」、「気持ちは分かるがもう手遅れだろ、セットアッパーとしての存在が大きくなり過ぎた」といった厳しい指摘も見られた。 「平良は2020年シーズンからの先発転向をめざし同年2月の春季キャンプに臨むも、同月27日の練習試合・ソフトバンク戦で『3回5失点・被安打6』と結果を残せなかったことで、辻監督から『(先発は)終わり。(起用は)後ろ』、『変化球でストライクを取れないと先発は難しい』と挑戦を打ち切られた過去があります。ファンの間からは2年前に一度失敗している先発転向をもう一度志すよりも、絶対的セットアッパーとして今後も君臨し続けてほしいと願う声は少なからず上がっています。球団も先発・平良が加わるメリット、セットアッパー・平良を失うデメリットを比較した場合、後者の方が大きいと考え難色を示し続けているのでは」(野球ライター) 今後は越年も辞さない覚悟で球団との交渉に臨む覚悟だという平良。現実的には2020年と同じく、開幕前の時期に先発転向を模索するというのが落としどころになるとみられるが、どのような展開になるかは要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月29日 19時50分
西武・隅田、優勝逃した戦犯は自分?「10連敗なかったら優勝」発言に驚きの声 球団首脳はイニング数を評価
『S-PARK』(フジテレビ系)の番組公式YouTubeチャンネルが28日に投稿した動画に、西武のプロ1年目・23歳の隅田知一郎が登場。動画内でのコメントがネット上で話題となっている。 今回の動画では「あなたが選ぶNEXTブレイク選手は?」というテーマの下、隅田、高橋光成、森友哉(現オリックス)、源田壮亮、水上由伸の西武5選手がそれぞれブレーク候補選手を挙げ理由や期待などを語った。 >>森FA流出の西武、人的補償に変更? バッテリー間の作戦も再構築か<< その中で、隅田は「今季悔しい思いをしたので、期待を込めて自分にします」と自身の名を挙げた上で、「今季西武も優勝争いに食い込んでいったんですけど、僕も新人記録10連敗してしまって。それがなかったら優勝もあったと思いますし、そこに責任を持って、来年取り返すぞという気持ちでオフシーズン、取り組んでる最中なので」とコメント。チームが9月中旬まで優勝争いに加わりながらも3位に終わったのは自分のせいと強く責任を感じ、来季その悔しさを晴らすために調整に励んでいるからと説明した。 隅田は今季3月26日・オリックス戦で新人一番乗りの白星をマークしたが、次戦の4月2日・ロッテ戦からシーズン最終登板の9月14日・ソフトバンク戦にかけパ新人初となる10連敗を記録。最終成績は「16登板・1勝10敗・防御率3.75」と大きく黒星が先行した。 その隅田のコメントを受け、ネット上には「自分のことV逸の戦犯扱いしててビックリした」、「連敗長引いたのは事実だがちょっと責任を感じ過ぎでは」、「毎試合炎上してたわけでもないのにそこまで悲観的にならなくても…」「連敗は打線の兼ね合いもあったわけだし、言うほど悪い印象はないんだけどなあ」といった驚きの声が寄せられた。 「予想外の連敗を抜け出せないまま終わった隅田ですが、防御率は3点台後半と決して悪い数字ではない上、援護率が1.78(チーム先発ではワースト)と打線の援護に恵まれない面もありました。3位西武と首位・オリックスは3.5ゲーム差と僅差だったため、隅田本人は自分が好調ならと相当な悔しさを感じているようですが、今季成績にそこまで負い目を感じる必要はないのではと思っているファンも少なからずいるようです。また、隅田についてはファンだけでなく球団の渡辺久信GMも『イニング数を結構投げてくれた』と新人ながらある程度ローテで稼働した点を評価している旨が伝えられており、28日の契約更改でも400万円増の年俸2000万円(推定)とアップ査定としています」(野球ライター) その契約更改後会見でも「チームに貢献できなかったので、僕は上がらないと思っていました」と厳しい自己評価を口にしたという隅田。ファンの驚きを誘ったストイックな姿勢で来季ブレークを果たすことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について『S-PARK』の番組公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC-V0J4WGVYBYhtM98rV6lVA
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スポーツ 2022年11月28日 11時00分
森FA流出の西武、人的補償に変更? バッテリー間の作戦も再構築か
2023年開幕カードは、ベルーナドームで埼玉西武対オリックス――。奇しくも、3年連続で同カード対戦となったが、来季は心理戦の様相も強まってきそうだ。 「源田(壮亮)が複数年契約を結びました」(球界関係者) 源田が契約更改に臨んだのは、11月26日。年俸3億円プラス出来高、「5年総額15億円超」という大型契約だった。来季30歳となる年齢を考えれば、“生涯西武”である。 「順調に行けば、源田は来年オフに国内フリーエージェント権(以下=FA)を取得します。FA権取得の前年に複数年契約を結ぶのが『主力選手の流出阻止策』です」(ベテラン記者) この源田の複数年契約が、開幕戦の相手であるオリックスへの“心理的な揺さぶり”にもなっているという。 >>ソフトB・藤本監督の失礼発言にエース千賀も苦言? オリ移籍・森の守備酷評し批判、シーズン中から放言相次ぐ<< 「オリックスは、西武からFA宣言した森友哉の獲得に成功しました。森の22年西武最終年俸は2億1000万円(推定)、上位5傑に入ったAランク選手だったので、オリックスから西武への人的補償も発生します」(前出・球界関係者) 当初、「西武は人的補償の権利を行使せず、金銭のみを要求するのではないか」と予想されていた。来年オフの源田の慰留交渉に備えるためだ。 「山川穂高も来年オフにFA権を取得します。源田、山川ともに引き止めなければなりませんので」(前出・同) 山川の契約更改はこれからだが、源田の残留が確実になったことで、「人的補償に切り換えてくる」との見方も強まってきたのだ。 コーチ経験のあるプロ野球解説者がこう続ける。 「近年、FA権を行使した選手の去就よりも、『人的補償で移籍する選手が誰になるのか』の方が注目されるようになりました。獲得した側の球団は28人のプロテクト名簿に誰を入れて、誰を外すのか、主力選手を優先して名簿に入れれば、期待の若手を引き抜かれてしまいますし」 西武サイドは人的補償で求める選手を慎重に見極めなければならない。 「森を喪失した」ということは、正捕手を奪われたわけだ。それも、同一リーグのライバル球団に…。西武は今オフ、バッテリー間のサインを全て変更しなければならなくなった。 「一般論として、プロ野球チームのサインは毎年少しずつ変えています。でも、正捕手がライバル球団に移籍したとなれば、ゼロから作り直すのも同然です。森は内野の守備体系に関するサインも掌握しているので」(前出・プロ野球解説者) 気の早い話だが、オリックスの開幕投手は“沢村賞右腕”の山本由伸だろう。WBCに出場した場合、開幕ローテーション入りさせない可能性もあるが、山本は22年開幕戦で8回を投げ、被安打3、無失点と好投している。シーズンを通しても、西武戦5登板で3勝負けナシ。防御率も1点台だ。 「西武は山本に苦手意識を持っています」(前出・同) その山本と、こちらのクセを熟知した“昨日までの味方捕手”がバッテリーを組むのである。メンタル面で劣勢に立たされるのは、やはり西武の方だ。 源田の残留で人的補償が検討できるようになった。森喪失の劣勢を一変させるためにも、西武はプロテクト名簿から漏れた好選手を引き抜くことになるだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年11月22日 11時00分
森FA流出の西武、金銭補償を選択? 近藤獲得迫る裏で燻る不安要素は
「人的補償ナシ」って、本当か!? 日本ハムからフリーエージェント宣言(以下=FA)していた近藤健介外野手が“西武入団を決意”――。この一報が飛び込んできたのは、11月21日の正午過ぎ。新庄剛志監督には申し訳ないが、残留の可能性はかなり低いと言われていた。だから、新天地が決まったことへの驚きはなかった。 >>日本ハム・新庄監督、近藤を“構想外”に? ドラフト後TVで漏らした起用方針が物議、FA慰留不調の表れか<< しかし、この一報に“不可解な話”も重なってきた。 「近藤がソフトバンクと交渉するのって、今日(21日)じゃないか?」 各方面にソフトバンクとの交渉日を確認したところ、「21日午後、都内ホテル」で間違いなかった。 西武サイドに入団の返事をした後であれば、ソフトバンクの交渉者と会うのは“マナー違反”だ。 仮にFA権を行使した時点で、近藤に“意中球団”があったとしても、口外しないものだ。また、西武側が一回目の交渉で“内諾”をもらえたとしても、近藤が別球団との交渉を控えているのであれば、ヒミツ厳守となる。その徹底ぶりに関して言うと、西武は特に厳しい。 「近藤と西武が交渉したのは16日でした。近藤が『野球少年』時代にファンだった松井稼頭央監督も同席し、手応えがあったそうです」(スポーツ紙記者) 近藤は故障で今季は規定打席には届かなかったが、5年連続で出塁率4割超をマークしている。バツグンのバットコントロールと選球眼の良さを兼ね備えたスラッガーが「動く」となれば、「パ5球団による争奪戦」となったのも当然だろう。 「ソフトバンクは編成担当者だけではなく、藤本博史監督、長谷川勇也打撃コーチも東京入りしました」(関係者) 関係者によれば、ソフトバンクの交渉チームは21日の当日移動だったという。その途中で「西武入りの一報」を耳にした可能性もある。藤本監督は、どんな心境だったのだろうか。 また、近藤獲得に成功したとされる西武サイドから、こんな情報も聞かれた。 「西武は森友哉をFAでオリックスに奪われていますが、今回は人的補償でなく、金銭のみとなるようです。来年オフ、順調に行けば、山川穂高と源田壮亮がFA権を取得します。チームの主軸とも言える2人の慰留は絶対であり、大幅昇給を提示しなければなりません」(プロ野球解説者) 山川、源田の慰留のための“資金作り”である。 だが、近藤を喪失した日本ハムの出方も分からない。仮に日本ハムが「金銭のみ」としてきた場合、近藤の今季推定年俸は2億5000万円だから、西武は「80%の2億円」を支払わなければならない。オリックス入りが決まった森は、2億1000万円。80%でも1億6800万円だから、山川、源田の慰留資金として備えることはできず、逆にマイナスとなる。 「森を失って近藤を得た損金はともかく、走れる選手をオリックスから獲る作戦に切り換えるのでは?」(前出・同) こうしたカネの話を聞かされると、西武は近藤獲得の勝者とは言い切れないようだ。(スポーツライター・飯山満)
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オリックス・宮城が球審に「ボール!?」本人も驚きの判定が“誤審”と批判! 捕手に惑わされず見極めたと擁護も?
2022年08月04日 15時30分
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スポーツ
西武・山川、来オフソフトBへFA移籍? オールスター選手の会話流出にネット騒然、動画はスピード削除
2022年07月27日 15時05分
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スポーツ
オリックス中川圭太の活躍で首位の西武と5.5ゲーム差まで接近!「勝ちにこだわって頑張っていく」
2022年07月19日 17時30分
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スポーツ
ソフトB対西武戦、両チーム崩壊の危機だった?「ヤバいぶつかる!」周東・與座のクロスプレーにファン戦慄
2022年07月04日 15時30分
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スポーツ
楽天対西武戦、観客の妨害行為に「また起こったのか」呆れ声 昨年もロッテ選手が激怒、球団側は対策すべきと指摘も
2022年06月27日 15時30分
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スポーツ
広島、米マイナー退団・秋山の電撃補強浮上か 金銭面は不利も勝算はゼロではない?
2022年06月21日 11時45分
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スポーツ
西武・辻監督に選手が激怒「てめえこの野郎!」 ロッカーでのトラブルを球界OBが明かす、別人のような態度に驚きの声
2022年06月17日 20時30分
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スポーツ
米マイナー・秋山、西武復帰浮上も「帰ってこないで」の声? 実力は健在も歓迎されないワケは
2022年06月16日 15時30分
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スポーツ
西武・辻監督、森の早期復帰否定に「Bクラスに落ちるぞ」の声 疑問相次ぐワケは深刻なチーム事情にアリ?
2022年05月13日 15時30分
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スポーツ
西武・辻監督の発言に「当てつけに聞こえる」の声も 佐々木の完全試合を大絶賛も物議醸すワケは
2022年04月11日 20時30分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分