楽天
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スポーツ 2021年04月18日 11時00分
阪神選手がファンのヤジに激怒「入ってねえんだよこの野郎!」 日シリの勝敗にも影響? 楽天・辰己を超えるお立ち台の爆弾発言
2019年のプロ入りから楽天でプレーし、昨季までに「228試合・.227・12本・53打点・128安打」といった数字を残しているプロ3年目・24歳の辰己涼介。7日・西武戦後にお立ち台で口にしたコメントが多くのプロ野球ファンの間で話題となった。 同戦に「1番・中堅」でスタメン出場した辰己は「4打数2安打・3打点」と活躍し、試合後お立ち台に登壇。すると、この日先発で「7回2失点・被安打7」と好投した同僚・則本昂大について聞かれた際に、「なんか悪いことしたんかなっていうぐらい気合入ってた」と発言した。 則本は今季開幕前の3月末、自身の不倫が原因で2013年に結婚した妻と昨年離婚していたことを一部週刊誌が報道。また、この不倫・離婚により、チーム内に不協和音が生じているとも伝えられていた。 こうした背景があってか、直後のスタンドにはどよめきが起こり、ネット上にも「まさかお立ち台で先輩の不倫報道に触れるとは思わなかった」、「軽々しく茶化すようなことじゃない」と賛否の声が挙がった辰己の発言。ただ、お立ち台での発言が大きな話題を呼んだのは辰己だけではない。 >>楽天・辰己が則本に「なんか悪いことしたんか」不倫報道を揶揄? お立ち台発言にスタンド騒然、「茶化すことじゃない」と反発も<< お立ち台での発言途中にスタンドのファンに激怒したのが阪神・赤星憲広。2008年5月24日・ソフトバンク戦、赤星は9回に逆転となる2点タイムリーを放ちチームを勝利に導く。その後お立ち台に呼ばれインタビュアーの質問に答えていたが、インタビューが場内放送されていなかったことからか、一部ファンが内野スタンドから「ヒーローインタビュー聞こえねえぞ!」、「声が小せえぞ!」などとヤジを飛ばした。 すると、これを受けた赤星は一度コメントを打ち切り、「(マイクが)入ってねえんだよこの野郎!」とヤジを飛ばすファンを一喝。これ以降ヤジはやんだため赤星は気を取り直してコメントを再開したが、突然ファンに激怒した姿に驚いたファンは多く、同僚たちもこれ以降赤星を「チャッカマン」というあだ名で呼ぶようになったという。 1989年日本シリーズでは、近鉄・加藤哲郎のお立ち台での発言がシリーズの流れを変える結果となっている。同シリーズは近鉄が第1戦から3連勝を収め日本一に王手をかけたが、第3戦で勝利投手になった加藤は試合後のお立ち台で「(巨人打線は)大したことなかったですね」、「シーズンの方がよっぽどしんどかったですからね、相手も強いし」などと強気に発言。各メディアもこれらの発言を「巨人はロッテより弱い」という見出しで大きく報じた。 すると、加藤の発言が選手たちの闘志に火をつけたのか、巨人は第4戦から3連勝を決め逆王手をかけると、第7戦でも加藤を攻略し大逆転でシリーズを制覇。なお、第7戦で加藤から先制ソロを放った巨人・駒田徳広は、ベースを一周する際に加藤に「バーカ!」と言い放ったと後年に明かしている。 2013年4月9日・阪神対巨人戦のお立ち台では、阪神・マートンが予想外のコメントを口にし甲子園のファンを沸かせている。同戦で決勝打となる先制タイムリーを放ったマートンは、完封勝利を挙げた同僚・能見篤史と共にお立ち台へ。そこでインタビュアーの質問を「チョットマッテ」と一度打ち切ると、「ノウミサン、アイシテル」と口にし能見と抱擁を交わした。 マートンは2012年6月9日・オリックス戦後、報道陣から失点につながった怠慢守備について質問を受けた際に逆ギレ。その際に「レットゼムスコア(オリックスに得点させてやった)」、「アイドントライクノウミサン(俺は能見さんが嫌いだ)」などと能見へ暴言を吐いていた。これ以降ファンの間では能見との不仲説もささやかれていたが、「アイシテル」発言により因縁に終止符が打たれた形となった。 大多数の選手はプレーの感想やファンへの感謝などを口にして終えることが多いお立ち台。それだけに、今回の辰己を含めたイレギュラーな発言はファンの話題を呼びやすいのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月14日 15時30分
楽天・辰己に「完全なボーンヘッド」ファン激怒 敵野手の動きを見ていなかった?「マーティンの肩を舐めすぎ」と苦言も
13日に行われた楽天対ロッテの一戦。「6-2」でロッテが勝利したこの試合で、楽天のプロ3年目・24歳の辰己涼介が見せたプレーがネット上の楽天ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「1-3」と楽天2点ビハインドで迎えた6回裏1死でのプレー。この場面で打席に入った辰己は、ロッテ先発・石川歩の4球目を捉え右翼前へ。反撃の足掛かりとなるヒットを打ったかと思われた。 ところが、打球の球足が遅かったため二塁を狙えると思ったのか、辰己は一塁を大きくオーバーラン。これに気付いたロッテ右翼・マーティンはすぐさま一塁にノーバウンドで返球。辰己も慌てて一塁に戻ろうとしたが間に合わず、ベースカバーに入っていた石川にタッチされアウトとなってしまった。 自らのヒットを無駄にした辰己のミスを受け、ネット上には「せっかくのヒットを自分で潰すって何やってんだ」、「ヒット打った後はマーティンの動きを全く見てなかったんだろうな」、「次の塁を狙う姿勢はいいが、さすがにマーティンの肩を舐めすぎだろ」、「完全なボーンヘッドと言わざるを得ない、こんなことしてるようじゃそりゃ試合にも勝てんよ」といった反応が多数寄せられている。 >>楽天・辰己が則本に「なんか悪いことしたんか」不倫報道を揶揄? お立ち台発言にスタンド騒然、「茶化すことじゃない」と反発も<< 「今回辰己を一塁で刺したマーティンは、現在リーグトップの7本塁打をマークしている強打者。その一方で、昨季リーグトップの補殺数(8個)を記録した強肩の持ち主でもあり、今季も同戦前時点で補殺数がリーグ2位タイ(2個)となっていました。辰己も昨季まで2年連続で2ケタ盗塁をクリアするなど足は速い選手なのですが、もしかしたら多少の油断が生じていたのかもしれません。なお、今回の場面ではロッテ一塁・山口航輝が辰己の打球に飛びつき転倒した後、すぐに石川がマウンドからベースカバーに入っています。しかし、辰己はそのことに気付かないまま『一塁手がベースから離れているから刺されないだろう』とオーバーランしてしまった可能性も考えられます」(野球ライター) 辰己はタッチアウトにされた直後、片膝をつきながら苦笑いで天を仰いでいる。本人としても非常に悔やまれるミスになったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月11日 17時30分
今季の楽天、好調スタートは石井監督のおかげ? グラウンド内外でアクシデント続出も采配には問題ナシか
今季より石井一久新監督に率いられている、楽天イーグルスが好調だ。開幕から3カードを終え、何れも2勝1敗で勝ち越している。特にシーズン開幕前より定評のあった投手陣の、それぞれ持ち合わせているポテンシャルを存分に発揮させているように感じられる。 開幕前には優勝候補にも挙げられていた楽天。まさに「令和の投手王国」とも呼べる布陣の手綱を握る新指揮官の心待ちとするのはもちろん、大黒柱・田中将大の日本復帰後のシーズン初登板だ。「彼(田中)には結果を見せて欲しい。田中が投げた試合は常に勝利を」と語っており、エースへ寄せる思いも絶大だ。 新監督としての船出は決して順調なことばかりではなかった。 開幕直後、2戦目先発予定となっていた田中、さらに昨季はクローザーとして目覚ましい働きを見せたブセニッツが何れも負傷により登録抹消と、いきなりの憂き目に遭う。また、田中に次ぐ柱としての期待を背負う、則本昂大の私生活での話題が週刊誌を賑わすなど、グラウンド内外でネガティブな話題が先行した。 だが、田中の負傷は「本当に軽度なもの」と石井監督によって伝えられていて、公式戦初登板の予定も近いことを明らかにしている。ブセニッツが抜けたリリーフ陣では、3カードを終えた時点で、今季抑えとして再転向を図った松井裕樹がここまで3セーブを記録、また、則本も既に先発勝利を挙げており騒動での影響を感じさせず、共に復活への足掛かりを固めている。 先発陣では、指揮官自ら2月中に開幕投手として決定したという涌井秀章、岸孝之の両ベテランも今季初登板で勝利しており、早速、望む通りの結果を残している。さらにドラフト1位、早川隆久は開幕ローテ入りを果たして臨んだプロ初登板、開幕3戦目の日本ハム戦で6回を投げ、8個の三振を奪い勝利するなど、前評判通りの投球内容を披露した。 勿論、勝利に貢献してきたのは救援陣も同じだ。4月3日のオリックス戦では、途中アクシデントでの緊急降板などもあったものの投手7人で凌ぎ切り、1点差で勝利をものにしている。石井監督は「リリーフのみんなが凄く頑張ってくれた」と手放しで投手陣を称えた。 現役時のキャラクターをそのままに、ポジティブでありどこか柔らかい印象は監督となった現在も変わらない。エース田中の復帰も見据え、注目度はこれまで以上となる今季の楽天を石井新監督がどう操るか、早くも今季の大きな楽しみとなっている。(佐藤文孝)
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スポーツ 2021年04月10日 11時00分
楽天・田中将大、復帰延期は怪我のせいではない? 順調な回復見せるも…石井監督の“思惑”次第で更なる長期化もあるか
今季が開幕した3月26日に右ヒラメ筋損傷の故障を負ったことが球団から発表され、その後4月3日にソフトバンク戦(同月10日)での復帰が濃厚と伝えられていた楽天・田中将大。同月7日、その田中の復帰がさらにずれ込むことを複数メディアが報じた。 報道によると、同日取材に応じた楽天・石井一久監督は田中の復帰登板について、「10日で考えていたけど、やめておきましょうと」と10日の起用を見送ることを明らかにしたとのこと。また、「(10日から1週間遅らせて)17日もあるが、もう少し手前でも考えている」とも語ったことから、15日・ロッテ戦が新たな復帰予定日になるとの見方が強まっている。 10日の登板に向け最終調整に入っていると6日に伝えられていた田中。そのため、今回の延期は一見すると故障の回復遅れが原因のようにも思われるが、別の要因を指摘する声もある。 >>楽天復帰の田中、右肩・ひじは既に限界? 毎オフの意味深行動も金村氏が暴露「ある筋から聞くと…」<< 「田中の復帰登板延期を明言した石井監督ですが、同時に『順調に回復しているという話なので心配はしていない』と田中の状態は良好との旨を口にしています。実際、7日もグラウンドに姿を現し下半身のトレーニングや70メートルの遠投を行ったとのことですので、回復遅れが生じているとは少々考えにくいところです。そのため、今回の延期は現在のチームの状況や今後の試合日程などを考慮して決定されたと考える方が自然ではないでしょうか」(野球ライター) 田中を欠いた状態で開幕を迎えた楽天だが、6日・西武戦終了時点では「7勝3敗・勝率.700」でリーグ2位と好調。また、先発陣を見ても涌井秀章(2勝0敗・防御率1.29)、岸孝之(2勝0敗・同1.20)、則本昂大(1勝0敗・同1.42)といった面々がきっちり結果を残している。田中抜きでも十分戦えている現状を考えると、田中が早期復帰を目指す必要性はそこまでないともいえる。 また、次なる復帰予定日とみられている15日も、田中を起用する上でメリットとなり得る要素がある。報道通りに15日に登板すればその後は中6日で登板していくことが予想される田中だが、今後の日程を見ると「15日・ロッテ戦→22日・試合なし→29日・オリックス戦→5月6日・試合なし」と1週おきに試合が組まれている。 順調な回復を見せているという田中だが、怪我明けで臨む復帰登板を無事に投げ切れる保証はない。また、仮に投げ切れたとしても、試合後や翌日以降に筋肉の張りなどが生じる可能性もあるだろう。そのため、石井監督は翌週以降、余裕がある日に田中を起用することで、不測の事態への対応やローテ変更などを行いやすくした可能性もあるのではないだろうか。 2013年10月8日・オリックス戦が、NPBでのレギュラーシーズン最後の登板となっている田中。多くのファンがこの時以来の登板を今か今かと待っており、中には「チケットが無駄になるからこれ以上の延期はやめてほしい」、「あんまり登板しないとグッズ売り上げも鈍りそう」という声も見られるが、果たして15日の登板は実現するのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月08日 19時30分
楽天・辰己が則本に「なんか悪いことしたんか」不倫報道を揶揄? お立ち台発言にスタンド騒然、「茶化すことじゃない」と反発も
7日に行われた楽天対西武の一戦。「6-3」で楽天が勝利したが、試合後の楽天・辰己涼介のコメントがネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 同戦に「1番・中堅」でスタメン出場した辰己は、3回表に放った3号ソロを含め「4打数2安打・3打点」をマーク。先発で「7回2失点・被安打7」と好投した則本昂大に白星をつける活躍を見せた。 問題となっているのは、試合後のヒーローインタビューで飛び出たコメント。インタビュアーから則本の投球について聞かれた辰己は、「なんか悪いことしたんかなっていうぐらい気合入ってたんで、僕ら野手がしっかり点取ってあげて勝たせてあげたいというふうに思ってました」と回答。これを受けたスタンドからはどよめきが起こっていた。 >>楽天フロントが監督に無断で選手を二軍送りに? 大久保氏の暴露にファン激怒、変わらぬ体質に懸念も「またコーチに逃げられる」<< 辰己のコメントを受け、ネット上には「これ則本の不倫報道いじってるよな?」、「まさかお立ち台でそのことに触れるとは思わなかった」、「真顔でしれっと爆弾発言しててびっくり」といった反応が多数寄せられている。 一方、「軽々しく茶化すようなことじゃない」、「則本の元奥さんのこと考えたら笑いにするのは違うと思う」、「辰己のことは嫌いじゃないんだけど、この発言はとても受け入れられない」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 「この試合で2勝目を挙げた則本ですが、自身の不倫が原因で2013年に結婚した妻と昨年離婚していたことを一部週刊誌が3月末に報道。また、この不倫・離婚によりチーム内に不協和音が生じているとも伝えられています。その則本は辰己を『守備の人』などといじりつつもかわいがっているといい、辰己も昨年のお立ち台で『先輩じゃなかったら泣かしたろうかなと思った』といじり返すなど仲の良さをうかがわせています。ですので、今回の発言は辰己なりに則本に気を遣った結果飛び出た可能性もありますが、笑い話にするようなことではないと不快に思ったファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 試合後の報道では、辰己のコメントに対する則本の反応は特に伝えられていない。渦中の右腕は後輩のコメントをどのような気持ちで聞いていたのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月26日 21時30分
楽天・田中、登板前日の故障離脱に落胆の声「せっかくチケットとったのに」 今宮級の離脱長期化に懸念も
オープン戦で「3登板・2勝1敗・防御率2.25」といった成績を残し、27日の開幕2戦目・日本ハム戦での登板が内定していた楽天のプロ15年目・32歳の田中将大。26日、その田中の故障を球団が公式サイトを通じて発表した。 球団公式サイトによると、田中は25日に仙台市内の病院で「右ヒラメ筋損傷」、「試合復帰まで3週を要する見込み」と診断を受けたとのこと。同サイトには「幸いにも怪我の程度は軽症です。一日でも早くマウンドでの姿をお見せできるようにしっかりと治します」という田中のコメントも掲載されている。 田中の故障を伝える報道によると、田中は25日の練習中に右足の張りを訴え、その後病院で検査を受けたところ故障が発覚したとのこと。また、チームの石井一久監督が「明日田中は登板しないことになった」と明言したことや、代役にプロ5年目・22歳の高田萌生が起用されることも伝えられている。 >>楽天復帰の田中、右肩・ひじは既に限界? 毎オフの意味深行動も金村氏が暴露「ある筋から聞くと…」<< 田中の登板回避を受け、ネット上には「マー君登板回避ってマジかよ、せっかくチケットとったのに」、「MLBとは違うマウンドの硬さが負担になってたのか?」、「メジャー帰り投手は割とすぐ故障する印象だけど田中もか…」、「3週間登板無しは営業面でも相当な痛手じゃないか」、「高田は単なる代役とは思わず、マー君からローテ奪い取るぐらいの気合で頑張ってほしい」といった反応が多数寄せられている。 一方、「ヒラメ筋って今宮が昨シーズン棒に振った故障箇所じゃなかったか?」、「今宮と同じ怪我なら、最悪3カ月離脱の可能性もある」、「今宮は1カ月半って言われてた離脱期間がかなり延びたから、マー君も3週間じゃ帰ってこないんじゃないか」といった、ソフトバンク・今宮健太を絡めたコメントも複数見受けられた。 「一部ファンが引き合いに出している今宮は、昨季8月下旬に左ヒラメ筋損傷で離脱。当初は復帰まで1カ月半から2カ月と見込まれていました。ところが、今宮はシーズン最終戦の11月9日・西武戦までに戦線復帰はできず、その後のCS・日本シリーズも離脱したままシーズンを終える結果となっています。そのため、今回の田中も今宮のように、当初想定されていた復帰までの期間が大幅に延びるのではと懸念しているファンも少なくないようです」(野球ライター) 違和感を訴える前までは特に予兆などはなく、実戦登板や練習をこなしていたとも伝えられている田中。チームにとっては間違いなく痛手といえる離脱だが、果たして復帰までにどれほどの時間を要することになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月25日 15時45分
楽天・田中に「わざとやってたのか」ファン驚愕 OP戦での高めストレート多投、MLB時代からハイリスクの配球を続けるワケは
24日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)に、楽天のプロ15年目・32歳の田中将大がVTR出演。オープン戦で高めのストレートを多投した理由を明かした。 番組では元広島で野球解説者の前田智徳氏が田中とリモートで対談。その中で前田氏から「高めのストレートをメジャー時代から多投されてると思うんですけど、その意図はどういうところにあるんですか?」と聞かれた田中は、高めのストレートを投げるようになった理由やOP戦で多投した狙いについて語った。 田中が高めのストレートを多投し始めたのはMLB・ヤンキース時代の2019年。同年のMLBではゴロ打ちを避け打球に角度をつけて打ち上げる打撃理論“フライボール革命”の浸透により、全体総本塁打数の史上最多記録が誕生(6776本)。田中も低めのコースをすくい上げられて本塁打にされることが多々あったため、その対策として高めのストレートに着目したという。 高めのストレートは一般的に長打のリスクが高いとされるが、田中は「いってしまった高めと狙って投げた高めは威力が違う」と、意図的に強い球を投げられれば打者に力負けはしないと考え配球に取り入れたとのこと。番組では実際に高めのストレートの投球割合が昨季まで増加し続けている(42.5%→51.5%→67.8%)ことも紹介された。 今年のOP戦でも「51.9%」の割合で高めのストレートを投じた田中だが、「(NPBの打者陣は)低めをひろうっていう練習はしても、高めを打つ練習というのは(してい)ないのかなと(思った)」という考えから積極的に投じたとのこと。実際に打者を空振り三振や凡フライに打ち取ったケースは多かったという。 「(高めのストレートは)打者から目線に一番近いところ(コース)ではあると思うので、一番速さを感じる(球種な)のかなというところはあります」と、打者の目線を狂わせる点にも手ごたえを感じたという田中。「シーズンに入っても使うことができればいいかなと思います」と、開幕後も積極的に投じたいと語っていた。 >>楽天復帰の田中、右肩・ひじは既に限界? 毎オフの意味深行動も金村氏が暴露「ある筋から聞くと…」<< 今回の放送を受け、ネット上には「高めに抜ける球が多い印象はあったが、投げ損ないじゃなくてわざとやってたのか」、「狙って投げられるなら投球にかなり幅が出そう、スプリットの威力も増すんじゃないか」、「NPBでもフライボール革命は広まってるし、打者陣にとってはかなり打ちにくい球になるのでは」といった反応が多数寄せられている。 「田中が高めのストレートを多投するきっかけとなった“フライボール革命”は、MLBだけではなくNPBにも浸透してきています。昨季は試合数削減もありセ・パ共に総本塁打数は伸びませんでしたが、2019年はセが837本、パが851本と、両リーグ共に数年前と比べて100~200本前後多く記録されました。そのため、NPBでも田中の高めのストレートは打者が打ち上げにくい厄介な球となりそうです。また、田中は下方向に鋭く落ちる変化球であるスプリットを決め球としていますが、高めのストレートを多投して打者の目線を高めに持っていかせることで、その分低めのスプリットを見極めづらくさせるというメリットも見込まれます」(野球ライター) 高めのストレートを多投したOP戦では「3登板・2勝1敗・防御率2.25」とまずまずの結果を残した田中。登板が内定している3月27日の開幕2戦目・日本ハム戦では、どのように高めのストレートを投じていくのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月23日 20時00分
楽天フロントが監督に無断で選手を二軍送りに? 大久保氏の暴露にファン激怒、変わらぬ体質に懸念も「またコーチに逃げられる」
元楽天監督で野球解説者の大久保博元氏が22日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 今回の動画で大久保氏は元楽天監督・田尾安志氏、元オリックス監督・石毛宏典氏をゲストに迎え、監督業の面白さや苦労についてトーク。その中で大久保氏は、昨季楽天フロントが“現場介入”を行っていたという話を暴露した。 大久保氏によると昨季のある試合前、二軍にいた選手がなぜか一軍の試合が行われる球場に姿を現したとのこと。その選手が「今日から(一軍)登録です」と言ってきたことを不審に思った首脳陣が関係各所に確認をとったところ、具体名などは不明だが球団フロントが現場に無断でその選手の一軍昇格を決定していたことが発覚したという。 また、首脳陣はその選手の昇格はもちろん二軍降格となった選手についても聞かされていなかったため、「じゃあ誰を落としちゃったの!?」と騒然となったとのこと。大久保氏は「入れ替えを球団がやって現場が知らないなんてあり得ない」、「監督、コーチが誰を落としたか知らないって(考えられない)」と球団フロントの行動を厳しく批判していた。 >>楽天・三木谷オーナーに「この組織はおかしい」 田尾元監督が途中解任決定後の裏話を暴露、 球団からは“口止め料”の提示も?<< 今回の動画を受け、ネット上には「現場に無断で選手入れ替えるってそんなことが許されていいのか」、「フロントなりの考えもあるんだろうけど、だとしても現場に話を通さないのはダメだろ」、「去年だと岩見(雅紀)が昇格した時になんで上げたんだって言われてたけどまさかね…」、「フロントの介入ってことは、今の石井(一久)監督がGMとして関わってた可能性もありそうだな」といった反応が多数寄せられている。 同時に、「デーブの監督時代も問題になってたのにまだ介入やってるのか」、「そんな勝手なこと続けてたらまたコーチに逃げられるぞ」といったコメントも複数見受けられた。 「今回大久保氏が暴露した楽天フロントの現場介入ですが、大久保氏が監督を務めていた2015年にもフロントが介入を繰り返し、その結果当時の田代富雄一軍打撃コーチがシーズン途中の7月にチームを退団しています。田代氏が退団後にメディアを通じて語ったところによると、同年は試合前に首脳陣が考えたオーダーをフロントがひっくり返すことが頻発していた上、試合中の采配や選手交代にも口出ししてきたためチームを去る決断をしたそうです。そこから現在まで約6年が経過していますが、未だに介入を繰り返していることを疑問に思っているファンは少なくないようです」(野球ライター) 大久保氏の話を聞いていた石毛氏も、「変な組織だ」と首をかしげた楽天フロントの現場介入。一部では「石井監督兼GMが率いる今季は昨季以上に口を出してくるのでは」という声も寄せられている。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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スポーツ 2021年03月22日 19時30分
ダルビッシュ、マー君の楽天復帰にガッカリ? 移籍直前の裏話を明かし反響、“弟分”との離別を惜しんだワケは
21日未明放送の『Going! Sports&News』(日本テレビ系)に、パドレス・ダルビッシュ有がVTR出演。VTR内での発言がネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 日本テレビ系で放送されるプロ野球中継の“ベースボールスペシャルサポーター”KAT-TUN・亀梨和也が、ダルビッシュとリモート形式で対談。ダルビッシュは楽天・田中将大のスプリットや巨人・菅野智之のスライダーをそれぞれ高く評価した。 その中で、ダルビッシュは1月28日に楽天復帰が発表された田中について、昨季ヤンキースをFAとなった直後から移籍先の相談を受けていたと告白。そのため、田中から楽天復帰発表の1、2日前に電話がかかってきた際は、電話に出る前から楽天復帰を予感していたという。 ただ、直後に田中から楽天復帰を報告されたダルビッシュには、「やめてくれ、それを言うな」とNPB復帰を認めたくない感情があったとのこと。「日本(球界やファン)から考えると(田中の復帰は)いいことなんですけど、自分の中では寂しかった」と、2014年から共にMLBでプレーしていた田中の復帰を惜しんでいた。 >>楽天復帰の田中、右肩・ひじは既に限界? 毎オフの意味深行動も金村氏が暴露「ある筋から聞くと…」<< 今回の放送を受け、ネット上には「ダルとマー君が復帰直前にやり取りしてたって話は初めて聞いた」、「マー君のNPB復帰を寂しいと思ってたのは意外」、「ツイッターでもよくやり取りしてる仲だから、できるだけ長くMLBで一緒にやりたかったんだろうな」といった反応が多数寄せられている。 これまで日本ハム(2005-2011)、レンジャーズ(2012-2017)、ドジャース(2017)、カブス(2018-2020)、パドレス(2021-)でプレーしている34歳のダルビッシュと、楽天(2007-2013,2021-)、ヤンキース(2014-2020)に所属している32歳の田中。両者は2007年から2011年にかけパ・リーグ、2014年から2020年にかけてはMLBでそれぞれしのぎを削っている。 「ダルビッシュと田中はNPB・MLBで何度も投げ合った仲であり、2008年の北京五輪や2009年のWBCでは日本代表として共に戦った仲。田中は高校時代からダルビッシュに憧れていたといい、ダルビッシュもその田中を“まさお”という愛称で呼び、かわいがっています。今回田中が楽天に復帰したことでお互いの道が分かれる形となりましたが、2月2日にはツイッター上でお互いがプレーしているスマホゲームアプリ『プロ野球スピリッツA』(KONAMI)や『PUBG MOBILE』(PUBG Corporation)についてリプライを交わし合うなど相変わらずの仲の良さがうかがえます」(野球ライター) グラウンド内外で田中と良好な関係を築いているダルビッシュ。“弟分”のNPB復帰に寂しさを覚えたのもある意味では当然の話なのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月15日 17時00分
OP戦初勝利の楽天・田中はシーズンでは通用しない?「棒球にしか見えない」MLB時代から続く課題に懸念の声
14日に行われたオープン戦・楽天対DeNA。「3-1」で楽天が勝利したこの試合に登板した楽天・田中将大の投球が、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 同戦の田中は、「5回1失点・被安打4・3奪三振」の投球でOP戦初勝利をマーク。ここまでの実戦で投げていなかったカットボールも交えての投球に、本人は試合後「一定の満足はありました」と手ごたえを口にしたことが伝えられた。 問題となっているのは、この日の田中のストレートの球速。同戦の田中は投じた65球中26球がストレートだったが、この中で150キロ以上を計測した球はゼロ(MAXは148キロ)。また、平均球速も142.8キロと140キロ台前半にとどまっていた。 同戦の田中の投球を受け、ネット上には「打たれなかったとはいえさすがに球速が遅すぎる」、「自己最速(158キロ)から10キロも遅いから、シーズンでは打ち込まれそうで不安」、「MLB時代から球速は低下傾向だけど、この調子じゃ通用するビジョンが見えない」、「パの打者陣からしたら棒球にしか見えないのでは」といった反応が多数寄せられている。 >>楽天復帰の田中、右肩・ひじは既に限界? 毎オフの意味深行動も金村氏が暴露「ある筋から聞くと…」<< 「田中はMLB・ヤンキース時代の2014年に右肘靭帯の部分断裂という故障を負い、その影響からか翌2015~2019年までストレートの平均球速が下落(149.3→149→148.5→147.7→147.3)。昨季は148.5キロと持ち直しましたが、新型コロナの影響でシーズンが60試合制に短縮されたこと、その影響で10登板にとどまったことによる上振れの数字という見方も少なくありませんでした。そのMLB時代よりさらに5キロほど遅い平均球速だった同戦を受け、このままなら千賀滉大(ソフトバンク/昨季平均球速153.4キロ)、バーヘイゲン(日本ハム/同152.9キロ)、山本由伸(オリックス/同151.3キロ)といった本格派先発を相手にしてきたパ・リーグ打者陣には通用しないのではと危惧しているファンは多いようです」(野球ライター) 一部からは「使用球やマウンドの硬さへの適応に手こずっているのでは」と、MLBとNPBの環境の違いが低球速の原因との指摘もされている田中。開幕前最後の登板機会とみられている20日の巨人戦で、ファンの不安を払拭する投球を見せることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ
元巨人・上原氏「絶好調やね」、巨人・高梨も「えげつない!」 楽天・涌井の“ノーノー未遂”に選手・OBから称賛相次ぐ
2020年08月06日 17時00分
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スポーツ
阪神・伊藤も「負けてられない」 楽天・津留崎のプロ初勝利に祝福相次ぐ 三木監督も期待の苦労人
2020年08月05日 17時00分
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スポーツ
楽天・大久保元監督、「再来年には優勝目指せる」に日本ハムファン反発 球団は“勝ち負け度外視”で清宮重用?
2020年07月31日 20時30分
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スポーツ
楽天・浅村「ボクでいいのかどうか」 弱気な西武時代から変貌したワケ 新たな“4番打者像”を体現する?
2020年07月30日 11時40分
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スポーツ
15年ぶりの珍事! 楽天対オリックス戦で起こった濃霧コールド 前回は西武・松坂も驚きの展開に?
2020年07月24日 17時00分
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スポーツ
上原元投手が「何か残念やわ」、大久保元監督も「本当ならしっかり償って」 元楽天・阿部容疑者の逮捕にファン・OBから驚きの声
2020年07月22日 18時40分
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スポーツ
元ソフトB・川崎氏も「外野を見とかないと」 西武・源田の“深追い守備”に心配の声、過去には複数箇所を骨折した選手も
2020年07月20日 18時30分
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スポーツ
ヤクルト・山田、今のままでは二軍落ちも?「前に泳がされて崩される」元楽天監督・田尾氏が不振の原因を指摘
2020年07月15日 21時30分
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スポーツ
中日・荒木コーチに「辞めた方がいい」 楽天・大久保元監督が判断ミスを痛烈批判、「荒木はむしろ被害者では」と反発も
2020年07月14日 17時00分
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スポーツ
楽天、高梨雄平が巨人に電撃トレード!「濃い3年半でした」
2020年07月14日 15時40分
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スポーツ
無期限二軍の阪神・藤浪に、“即復帰”を提案で賛否 首脳陣に元楽天監督・田尾氏が「投げさせたら」ファンからは反発も
2020年06月29日 19時50分
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スポーツ
「巨人・ウィーラー」、本塁打量産が確実視されるワケ MVP獲得の可能性も? トレード移籍助っ人の覚醒は過去にも
2020年06月28日 17時00分
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スポーツ
楽天・松井、先発転向は判断ミス? 不安が続く前守護神、「言い訳はできない」次戦で屈辱を晴らせるか
2020年06月27日 11時00分
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スポーツ
楽天・ウィーラーのトレードは「喜ぶべきこと」 元ロッテ里崎氏が批判を一蹴も、「姿勢が気に食わない」賛否の声
2020年06月26日 19時30分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分