球団公式サイトによると、田中は25日に仙台市内の病院で「右ヒラメ筋損傷」、「試合復帰まで3週を要する見込み」と診断を受けたとのこと。同サイトには「幸いにも怪我の程度は軽症です。一日でも早くマウンドでの姿をお見せできるようにしっかりと治します」という田中のコメントも掲載されている。
田中の故障を伝える報道によると、田中は25日の練習中に右足の張りを訴え、その後病院で検査を受けたところ故障が発覚したとのこと。また、チームの石井一久監督が「明日田中は登板しないことになった」と明言したことや、代役にプロ5年目・22歳の高田萌生が起用されることも伝えられている。
>>楽天復帰の田中、右肩・ひじは既に限界? 毎オフの意味深行動も金村氏が暴露「ある筋から聞くと…」<<
田中の登板回避を受け、ネット上には「マー君登板回避ってマジかよ、せっかくチケットとったのに」、「MLBとは違うマウンドの硬さが負担になってたのか?」、「メジャー帰り投手は割とすぐ故障する印象だけど田中もか…」、「3週間登板無しは営業面でも相当な痛手じゃないか」、「高田は単なる代役とは思わず、マー君からローテ奪い取るぐらいの気合で頑張ってほしい」といった反応が多数寄せられている。
一方、「ヒラメ筋って今宮が昨シーズン棒に振った故障箇所じゃなかったか?」、「今宮と同じ怪我なら、最悪3カ月離脱の可能性もある」、「今宮は1カ月半って言われてた離脱期間がかなり延びたから、マー君も3週間じゃ帰ってこないんじゃないか」といった、ソフトバンク・今宮健太を絡めたコメントも複数見受けられた。
「一部ファンが引き合いに出している今宮は、昨季8月下旬に左ヒラメ筋損傷で離脱。当初は復帰まで1カ月半から2カ月と見込まれていました。ところが、今宮はシーズン最終戦の11月9日・西武戦までに戦線復帰はできず、その後のCS・日本シリーズも離脱したままシーズンを終える結果となっています。そのため、今回の田中も今宮のように、当初想定されていた復帰までの期間が大幅に延びるのではと懸念しているファンも少なくないようです」(野球ライター)
違和感を訴える前までは特に予兆などはなく、実戦登板や練習をこなしていたとも伝えられている田中。チームにとっては間違いなく痛手といえる離脱だが、果たして復帰までにどれほどの時間を要することになるのだろうか。
文 / 柴田雅人