中日
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スポーツ 2020年10月21日 11時00分
中日・与田監督、続投は決定事項ではない?「細かいことは言えない」祖父江起用の裏にある“誤算”とは
この日の与田ドラゴンズは、勝ってもナゾだらけだった。先発・福谷が好投し、福、祖父江の継投策で快勝。6回終了時にリードしていた試合は、これで34連勝となった(10月20日)。 「6回終了時の連勝は、勝ちパターンの継投策である『福-祖父江-R・マルティネス』が安定しているからです。2位浮上の勝因でもあります」(プロ野球解説者) 先発・福谷からバトンタッチした福が8回を抑えた。9回表の守備についた時点で、スコアは6対1。与田剛監督は勝利の方程式に従って、いつもの通り、福の次に投げる祖父江をコールした。「若手に投げさせて、祖父江を休ませても良かったのでは?」の声もあった。試合後、与田監督は「戦略はいろいろあるので、細かいことは言えない」(代表取材)とはぐらかしたが、ブルペンでは見過ごすことのできない事態が起きていたのだ。 >>中日・福谷が好投にも関わらず号泣!降板直後の姿にファン驚愕「意識高すぎる」、与田監督は「よく頑張ってくれた」<< ナゴヤドームでは、試合開始前、スターティングメンバーの発表の後に同日の出場登録選手の名前がセンターバックスクリーンに映し出される。 その登録選手名の中に、R・マルティネスの名前は確かにあったのだが、ブルペンにその姿はなかった。 「リリーバーの中には試合開始から終了までベンチに座らないで、ブルペンで待機するタイプもいますが。登板がないと分かれば、リリーバーはベンチに帰ります。ベンチにもR・マルティネスの姿は見られませんでした」(スポーツ紙記者) 試合後の代表質問で与田監督はそのこともぶつけられたが、「特にリリースするほどの話は…」と一蹴しただけ。9回最後のマウンドを担うR・マルティネスに何かあったのなら、勝利の方程式はもちろん、終盤戦に来てもつれてきた2位争いも厳しくなる。 「2位とは言え、首位巨人とのゲーム差は10ゲーム以上離されています。3位阪神、4位DeNAとは接戦が続いていて、でも、2位浮上が与田監督の続投を確実にしたとも伝えられています」(地元紙記者) 3年契約の2年目。前日19日、球団首脳陣が「期待している」と一部メディアの前で発言。8年ぶりのAクラス入り、2位浮上が評価され、「来季も続投。安泰」と取材陣は解釈したが、セットアッパー・祖父江で9回を締めた20日の試合前、加藤宏幸球団代表がこう言い直している。 「考えてはいるが、決定ではない」 続投宣言からトーンダウンしたようなコメントだ。続投は決定事項ではなかったようだ。プロ野球界の監督任期は「あって、ないようなもの」。今のところ、中日OBたちの間にアヤシイ動きはない。 「監督の続投を発表した途端、チームが浮足立って連敗するケースもあるので、加藤代表が配慮したのかもしれません」(前出・同) 前カードの対広島戦(10月16~18日)を見たプロ野球解説者によれば、「(16、17日に登板した時の)R・マルティネスの調子はよくなかった」という。疲労からか、直球にいつものスピードがなかったそうだ。 R・マルティネスの“欠場”は何だったのか。守護神を欠くようなことになったら、加藤代表の「決定ではない」の言葉が、後にクローズアップされることになるかもしれない。 今オフ、中日にはエース・大野雄大のFA慰留という重要案件が控えている。根尾、石川のスター候補を育てることも必須事項である。Aクラス入りだけでは安泰とはいかないようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年10月12日 21時30分
巨人・原監督「来なくていいよ!」森野氏の挨拶に激怒? “塩対応”の裏に隠された真意は
元中日でデザイナーの湊川誠隆氏が11日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元中日で野球解説者の森野将彦氏がゲスト出演。巨人・原辰徳監督について言及した。 今回の動画で森野氏は、2004年から2011年まで共に中日で戦った元監督・落合博満氏と、母校・東海大相模の20年先輩に当たる原監督の2名についてトーク。その中で、現役時代にあったという原監督との知られざるやりとりを明かした。 >>「いつまでグズグズ言ってるんだ」巨人コーチのヤジが大騒動に!同僚は流血、藤田元監督も嘆いた衝撃の大乱闘<< 球界ではグラウンドに母校の先輩がいれば、必ず挨拶をするのが通例という森野氏。自身も巨人戦が行われる際は、試合前練習の際に打撃ケージの後ろで打者のスイングを見つめる原監督の元に向かい欠かさず挨拶をしていたという。 ところが、具体的な日時は明かしていないものの、ある日から原監督が打撃ゲージの後ろに姿を見せなくなり「あれ?最近原さんいないな」と疑問を抱くようになったという。 なぜ原監督が姿を見せなくなったのかを探るため、ある時巨人の広報に「あれ?原さんは?」と質問した森野氏。すると、広報からは「もう帰ったよ。お前が嫌で」、「『あいつが来ると負けるから』(って言って)もういない」と自身が原因であると告げられたという。 これを受けた森野氏は、原監督がグラウンドに出ている時間を見計らって挨拶に向かったが、原監督からは「来なくていいよ!」と邪険に扱われてしまったという。 原監督はさらに、「WBCで呼ぼうと思ったのにお前断りやがって。俺とは野球やりたくないんだな?」と森野氏を“口撃”。原監督が侍ジャパン監督を指揮した2009年WBCでは中日がチーム方針により侍ジャパンに1人も選手を参加させなかったことがあるが、この件も踏まえた原監督の言い草に森野氏はタジタジだったと笑い交じりに語った。 今回明かしたやりとりも含め、原監督にはいつも「お前はもういい」とぞんざいな扱いを受けるという森野氏。ただ、現在でも原監督とは親交があり、会った際は必ず丁重に挨拶するとも明かしていた。 森野氏はこの他にも落合監督に対して抱いている印象や、落合監督が見せる意外な一面について動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「森野に打たれすぎたからって避ける原監督は想像したら面白い」、「母校が同じ後輩の森野相手だからできたんだろうな」、「言葉だけ見ると本気でジンクス危惧したみたいに見えるけど、原監督的にはジョークのつもりだったんだろうね」、「雑に扱ってるように見えるけど相当可愛がってるよな、いつかのオールスター(2010年)では監督推薦で森野出場させてるし」、「森野をWBCの構想に入れてたのは知らなかった」、「侍ジャパンのユニフォームを着る森野は見たかったな、あの時期は脂乗ってた時期だし」といった反応が多数寄せられている。 現役時代に中日(1997-2017)一筋でプレーした42歳の森野氏と、巨人(2002-2003,2006-2015,2019-)を3期14年にわたって指揮している62歳の原監督。両者は2002年から2003年、2006年から2015年の計12年間セ・リーグでしのぎを削っている。 今年の春季キャンプでは、巨人キャンプ地を訪れた森野氏を自身の横に座らせ談笑している様子が伝えられている原監督。今回森野氏が明かした“塩対応”も、かわいがっていることの裏返しなのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について湊川誠隆氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCi5yHFLf6iOnMJP4uzRVq3A
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スポーツ 2020年10月12日 11時15分
V目前の巨人、セリーグにも苦手投手が出現?「真似したら球速も上がった」今シリーズも“天敵”攻略には苦労か
この敗戦は、日本シリーズでの一戦にも影響してきそうだ。10月11日、中日先発の清水達也が今季初勝利を収めた。プロ3年目の右腕は昨シーズン、プロ初勝利を含む2勝を挙げたばかり。“先発ローテーション定着”をめざし、奮闘している若武者だ。しかし、優勝目前、日本シリーズに向けての調整も開始した原巨人に強いインパクトを残した。 「パ・リーグはソフトバンクが出てくるのか、千葉ロッテが巻き返してくるのかまだ分かりません。でも、ソフトバンクが出てくるのなら、千賀滉大投手と戦うことになる。千賀を攻略できなければ、原巨人のシリーズ制覇はない」(プロ野球解説者) 清水は5回3分の2で降板したが、巨人打線を無失点に封じ込めた。その清水は「千賀に似ている」とも言われているのだ。 「本人も意識して千賀の投球フォームを真似ているところもあります。『真似したら、ストレートの球速も上がった』と話しています」(中日OB) “本家”のような鋭角に落ちるフォークはないが、同日の清水は走者を出してからが「本領発揮」となった。若手もベテランも、イニングの先頭打者を四球で歩かせると、マイナス思考になる。だが、千賀は得意の真っ直ぐでグイグイ押してくる。そういう強気なピッチングが同日の清水にも見られた。巨人打線もナメたわけではないだろうが、気後れしてしまったようだ。 「11日の先発に合わせて調整している間、清水は大野雄大に助言を仰いでいました。試合前の練習でも2人で行動していました。主に四球の出した後の対処法を伝えられたそうです」(名古屋在住記者) 巨人打線も優勝カウントダウンで気持ちが緩んでいるのかもしれない。 >>「いつまでグズグズ言ってるんだ」巨人コーチのヤジが大騒動に!同僚は流血、藤田元監督も嘆いた衝撃の大乱闘<< 「日本シリーズに向け、対戦チームのデータを収集・分析しなければなりません。ソフトバンクと千葉ロッテが僅差で争っており、対戦相手がまだ決定していないせいか、データ解析も遅れているようです」(スポーツ紙記者) 昨季、巨人はソフトバンクに1勝もできずに日本シリーズを終えている。原辰徳監督はかなり悔しい思いをし、雪辱に燃えているとも聞いていたが…。 巨人戦を取材するメディアの数も増えてきた。新型コロナの感染防止のため、直接取材はNGだが、取材クルーの増員に選手たちも優勝カウントダウンを実感しているはず。清水のような“伏兵”に足元をすくわれないためにも、気を引き締める必要がありそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年10月10日 11時00分
「いつまでグズグズ言ってるんだ」巨人コーチのヤジが大騒動に! 同僚は流血、藤田元監督も嘆いた衝撃の大乱闘
3日に神宮球場で行われた広島対ヤクルトの一戦。試合は「13-2」で広島が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが広島ベンチからのヤジだった。 「13-0」と広島13点リードの8回裏1死一塁。打席に立っていたヤクルト・青木宣親の左ふくらはぎに、広島2番手・菊池保則が投じた3球目が直撃。青木には代走が送られたが、続く山田哲人が打席に入った直後に広島ベンチから「いったれもう一発いったれいったれ」とヤジが飛んだ。 すると、これを聞いたヤクルト・森岡良介コーチが「もう一発はアカンやろオラ!当てといてなんじゃコラ!」と激怒し広島ベンチへ向かっていく。これをきっかけに両軍ベンチから選手・コーチが飛び出し、本塁付近で乱闘寸前のもみ合いに発展。しばらくして事態は沈静化したが、これを受け審判団は同戦を警告試合とすることを宣告した。 その後退場者などはなく試合は広島勝利で終了したが、ネット上には「相手へのリスペクトが無さすぎる、言った奴は厳罰ものだろこれ」、「コロナのリスクがある中でお互いが密集するようなこと起こすなよ」といった反応が多数寄せられた。一方、一部では「ヤジが引き金でここまで揉めるのは珍しくないか?」、「こんなパターンで乱闘寸前の騒ぎになるのは初めて見たかも」といったコメントも見られた。 >>ヤクルト捕手が「なに走っとんねんコラ!」と激怒! 連続死球で報復し退場、“不文律破り”が招いた乱闘劇<< 一般的に試合中の乱闘やもみ合いは、投手の死球に打者が激昂しマウンドに向かっていくことがきっかけで起こるケースが多い。ただ、過去には今回と同じく、ベンチ内から飛ばされたヤジがきっかけで大乱闘に発展した試合がある。 1990年5月24日、ナゴヤ球場で行われた中日対巨人の一戦。同戦は2回に巨人が1点を先制したが、その裏に中日が2点を取り逆転。すると、3回表に巨人が5点を取り再逆転するなど、シーソーゲームの様相を呈していた。 事件が起こったのは、中日が4点を追いかける3回裏2死三塁の場面。巨人先発・槙原寛己の球が、打席に入っていた中日・バンスローの顔面付近を通過。これを受けた中日・星野仙一監督は審判団に槇原の危険球退場を訴えたが、この時巨人・松原誠コーチが星野監督に「あそこを狙うのは当たり前。それが分からないのか。いつまでグズグズ言ってるんだ」と自軍ベンチからヤジを飛ばした。 星野監督と言えば、中日(1987-1991,1996-2001)、阪神(2002-2003)、楽天(2011-2014)の3球団で指揮を執る中で通算6度の退場を記録した血の気の多い監督。当然、松原コーチのヤジにも「なんや!出てこい!もう一度言ってみろ!」と激怒し巨人ベンチに詰め寄った。 これを受け中日ベンチからも選手・コーチが一斉に飛び出し、巨人ベンチ前で両チームが入り乱れて押し合いへし合いの大乱闘に。星野監督は制止に入った巨人投手・水野雄仁にビンタを食らわし、さらに止めに入った原辰徳をどなりつけるなど大暴れ。また、その裏では中日助っ人・ディステファーノが巨人・江藤省三コーチの顔面を殴り、江藤コーチが口元から流血する一幕もあった。 巨人・藤田元司監督が星野監督に謝罪したことで事態は収拾したが、審判団はディステファーノに対し暴力行為による退場を宣告。星野監督は「松原も退場させろ」と14分にわたり猛抗議したが、結局松原コーチは退場とならずに試合は再開された。 その後試合は「10-8」で巨人が勝利したが、星野監督は怒りが収まらなかったのか報道陣に何も語らず。一方、巨人側は藤田監督が「お互いに言葉のやりとりだけで感情的になって…」と両チームの行いを恥じる一方、松原コーチは「オレは関係ない」と自身の非を認めなかった。 20年前と同じくヤジをきっかけに大騒動となった今回の広島対ヤクルト戦だが、試合後ヤクルト・高津臣吾監督、広島・佐々岡真司監督は共に内容について明言を避けており、誰がヤジを飛ばしたのかは分からないまま手打ちの状況となっている。ただ、ヤジを飛ばしたのが誰であろうと、コロナ禍の現状で両チームが密集する状況は避けるべきだったのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月29日 20時30分
王貞治氏から「巨人に来ないか」とスカウトされた? 元中日・谷沢氏が告白、敵味方を超えた秘話に反響相次ぐ
元中日で野球解説者の谷沢健一氏が28日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。元巨人でソフトバンク球団会長の王貞治氏について言及した。 今回の動画で谷沢氏は、自身が現役時代に影響を受けた打者を3人ピックアップし、それぞれの選手についてトーク。その中の1人に王氏を挙げ、現役時代にあったという知られざるやりとりを語った。 >>王監督に「死んでお詫びしろ」 主力選手も涙ながらに語った、ダイエーファン激怒の“生卵事件”とは<< 動画内で具体的な時期は明かされていないが、ある日の巨人戦でヒットを打ち一塁に出塁したという谷沢氏。その後に後続の打者が打席に入るまで少し間があったというが、この際に一塁手の王氏が「谷沢は今(通算安打)何本打ってんだ?」と聞いてきたという。 王氏の質問を受け、谷沢氏は「1200本くらい打ってます」と回答。すると、王氏は「そっか、2000本めざさないとダメだな」、「谷沢、俺はホームラン1000本めざしてるんだ。お前も目標を高くして、2000本めざしていかなくちゃいけないな」と、お互いに目標を高く持ってプレーしようと激励されたという。 その後、アキレス腱を故障し2年間シーズンを棒に振った時期があったという谷沢氏。しかし、この間も「目標値を高く!」という王氏の言葉は常に記憶に残っており、それを励みに復帰を果たすことができたという。 こちらも具体的な時期や状況は明かされていないが、復帰後に王氏と会話する機会があったという谷沢氏。この時、王氏は「アキレス腱を痛めてから復活して、ホームランもすごく増えたな。全然怪我をする前と違う(いい打撃)じゃないか」と谷沢氏の復活を喜んだ上で、「巨人に来ないか?」と冗談交じりにスカウトしてきたと明かしていた。 谷沢氏はこの他にも、自身が影響を受けた他2名の打者や自身が感じていたという王氏の好不調のバロメーターなどについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「後の名球会打者同士でそんなやりとりをしてたのか、特に親交あるイメージないから意外だな」、「谷沢さんと王さんは同じ早稲田系列の出身(早稲田大/王氏は早稲田実業高)だから、それなりにお互い意識してたのかな」、「ライバルの復帰を喜んでさらにスカウトなんて王さんは器が広いな」、「冗談だとしても『ウチに来ないか』っていうのは実力を認めてる証だよね」といった反応が多数寄せられている。 現役時代に中日(1970-1986)一筋でプレーした73歳の谷沢氏と、巨人(1959-1980)で現役を全うした80歳の王氏。両者は1970年から1980年にかけてセ・リーグでしのぎを削っている。 現役時代の谷沢氏と王氏は打撃では首位打者、守備でも一塁手部門のベストナイン、ダイヤモンドグラブ(現ゴールデングラブ)を争った間柄。目下のライバルである谷沢氏を敵味方関係なく激励・称賛した王氏の姿勢に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について谷沢健一氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCG0yPgq2fPN8s1uHakMVrMQ
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スポーツ 2020年09月25日 20時30分
中日・星野監督、達川氏を「嘘つき、詐欺師」と笑顔で“口撃”? “コンタクト紛失事件”の知られざる後日談を明かす
元横浜で野球解説者の高木豊氏が24日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元広島監督で野球解説者の達川光男氏がゲスト出演。“コンタクト紛失事件”について言及した。 1978年から1992年まで捕手として広島一筋でプレーした65歳の達川氏は現役時代に2度、試合中にコンタクトレンズを地面に落とし紛失したことで知られる選手。今回の動画では、1度目に紛失した1990年8月28日の広島対中日戦について当時の状況や後日談を語った。 >>広島捕手がまさかの方法で二塁進塁を阻止! 敵軍監督は大爆笑、“ダメ元”の判断が生んだ前代未聞の珍プレー<< ナゴヤ球場で行われた同戦の7回裏無死一塁、中日・郭源治のバントを処理し一塁に送球した際に左目のコンタクトが外れたという達川氏。「これはヤバい。やってしまった」と思いながらすぐに地面を確認するも見つからず。当時はユニフォームの中に入った可能性も考えたというが、確認したところ入っていなかったという。 地面に落としたと確信しその場にしゃがんでコンタクトを探していると、ベンチからチームメートが集まってきたという達川氏。集まってきた中の1人である小早川毅彦が「(みんなで探すのはコンタクトを)踏むからやめて、目が一番いい奴に探させよう。正田(耕三)!お前が探せ!」と指示し、その正田が一生懸命地面を探してくれたが見つからなかったという。 発見に至らなかったためとりあえず予備のコンタクトを着用し、何とか同戦を乗り切ったという達川氏。試合後、球場の整備スタッフに改めてコンタクトの捜索を懇願し、スタッフも砂をこすなどして捜索にあたったが結局コンタクトは見つからなかったという。 一方、達川氏によると対戦相手の中日・星野仙一監督は、この紛失劇を達川氏の演技ではないかと考えていた節があったとのこと。達川氏は試合翌日に、星野監督から「嘘つき、詐欺師」、「お前がコンタクトなんかしとるわけないやないか」と笑い交じりにツッコまれたことを明かしていた。 今回の動画を受け、ネット上には「みんなして集まってる時にそんな会話してたのか」、「この日はナイターだったから、人の目で探し出すのは到底無理だっただろうな」、「そんだけ探しても見つからないって一体どこに消えたんだ…」、「あの後に星野監督からツッコまれてたのは知らなかった」、「星野監督めちゃくちゃ疑ってて面白いな」といった反応が多数寄せられている。 「現在の球界ではスポーツ用のコンタクトレンズを着用してプレーする選手は珍しくないですが、当時はまだそれほど数は多くない時代。そのような時代で達川氏は、太陽や照明の光が過度に入ってこない、当時としては高品質のコンタクトを着用していたと動画内で語っています。そのコンタクトを紛失したショックは大きかったようで、当時の報道では『1万5000円ですよ。まだ3カ月しか使っていないのに…』という落胆のコメントが伝えられています」(野球ライター) 『プロ野球珍プレー・好プレー大賞』(フジテレビ系)で何度も取り上げられたこともあり、今なおファンの間で高い認知度・知名度がある達川氏のコンタクト紛失事件。今回明かされた裏側に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2020年09月19日 17時30分
中日・大野、完投途切れるも心配無用?「早い回で降りて申し訳ない」敗戦の中で示した意地とは
9月15日、広島対中日のゲームでドラゴンズのエース、大野雄大が4イニングを投げ終えた後、交代を告げられマウンドを降りた。 初回、鈴木誠也の3ランを含む4連打を浴びるなど、立ち上がりで4失点を喫すると、その後は無失点に抑えるも、5回表の攻撃時に代打を送られている。この瞬間、7月31日の対ヤクルト戦から続いていた大野の連続完投が「6」で途切れた。 2回からは復調し、最後まで安打を許さず5個の三振を奪うなど、本来の姿を取り戻していただけに、悔やまれる初回の内容だった。大野は試合後、「初回4失点して、早い回で降りて申し訳ない」とコメントを残している。 ただ、連続完投が途切れたとは言え、ここまでの堂々たるマウンド姿は、多くのプロ野球ファン、さらには対戦相手にもインパクトを与えるには十分すぎる程の「投げっぷり」だ。 8日の対巨人、菅野智之との投げ合いとなった一戦は、試合前より「エース対決」と注目を集めており、大方の予想通り、両者共に譲らない試合展開となる。大野はこの日も巨人打線の前に立ちはだかり、チームを勝利に導くことが出来ずに敗戦投手となったものの、最後までマウンドを守り抜いている。痺れるような投手戦を制し、勝利した菅野も「同じピッチャーとして本当に尊敬します」と大野への敬意を表し、巨人指揮官である原監督も「いい投手戦でしたね」と語った。今季、2度完投勝利を許した「天敵」を相手に、巨人も意地を見せた格好となったが、投手としての力量を認めていることは揺るぎない事実だ。 今シーズン、大野は開幕投手としてスタートしながらも、一か月以上にわたり白星を挙げられずにいた。その間、ドラゴンズも波に乗りきれず、現在も借金を抱えたままだ。チームの低迷に加え、今季の過密日程もあって必然的にエースである大野への負担が大きくなり、その結果が両リーグでもダントツとなる完投数に現れている。投球回数、奪三振もリーグトップを記録、現代野球に似つかわしくない「完投男」という異名とともに、その左腕からは頼もしさばかりが伝わってくる。 期待を一身に集めながらも途中降板となった広島戦、4回を投げ終え自軍ベンチに戻るや、すぐさまキャッチボールを始めていた。ビハインドを背負いながらも、以降も自分が投げ続けるという意思表示であることは明らかであり、その表情には一点の曇りもなく、エースとしての自信だけが力強くみなぎっていた。(佐藤文孝)
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スポーツ 2020年09月09日 20時30分
中日・大野、完投連発をOB称賛もファンからは心配の声 「古傷の再発が怖い」6試合連続完投の影響は
8日に行われた中日対巨人の一戦・試合は「2-0」で巨人が勝利したが、同戦に先発した中日・大野雄大の力投がネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 開幕9連勝中の巨人先発・菅野智之との投げ合いに臨んだ大野は「9回115球2失点・被安打6・1四球・5奪三振」と好投し、バットでも菅野から2安打をマーク。味方打線の援護に恵まれなかったため敗戦投手にはなったものの、7月31日対ヤクルト戦から続く連続完投を6試合に伸ばすなど好調ぶりがうかがえる投球だった。 >>「大野をなぜ巨人に当てなかったのか」田尾元監督が中日首脳陣に苦言 巨人包囲網を提唱、「他4球団が頼りにならない」と反論も<< 大野の投球を受け、元中日・川上憲伸氏や元楽天監督・田尾安志氏など複数の球界OBがSNSやユーチューブ動画を通じてコメントしている。川上氏は8日に自身の公式ツイッターに「エース対決迫力があったよ!しかも打つ方もNICEだった」、「試合後の大野の顔は清々しくみえた」と投稿。投打に活躍を見せた大野を称賛すると同時に、大野自身も手ごたえを感じているのではと推測した。 田尾氏は8日に自身の公式ユーチューブチャンネルに同戦の解説動画を投稿し、その中で「大野は本当に今日も悪くなかったんですよ」、「(ここまでは)5勝4敗と貯金が1つしかできてないが、打撃陣が頑張ればずっと勝てそうな投球をしている」とコメント。同戦の大野は援護がなかったが十分勝利に値する投球だったと評価した上で、しっかり援護がもらえればここから大きく星を伸ばす可能性も高いと期待している。 同線の大野の熱投を受け、ネット上にも称賛のコメントが多数寄せられている。ただ、「ちょっと投げすぎな気がする、試合展開にもよるけど降板できそうな時は無理をせず降板してほしい」、「リリーフが休めるから完投連発はありがたいけど、その分大野に疲労が溜まってそうで心配」、「あんまり酷使し過ぎると古傷の再発が怖いな、利き手は肩も肘も過去に故障してるし」といった、故障を危惧する声も複数見受けられた。 「2010年ドラフトで1位指名を受け中日に入団した31歳の大野は、昨シーズンまでに『162登板・58勝61敗・防御率3.31・812奪三振』をマークしている左のエース。今シーズンは『12登板・5勝4敗・防御率2.31・89奪三振』と勝ち星に恵まれないながらも奮闘していますが、実はプロ入り前の2010年夏に左肩を、プロ入り後の2016年春には左ひじをそれぞれ故障した経験を持っています。大野は6試合連続完投中に706球(1試合平均118球)、シーズン全体で1348球(1試合平均112球)と毎試合110球以上を投じていますが、この現状に故障再発を危惧するファンも少なくないようですね」(野球ライター) 7月31日に国内FA権を取得したため、今オフの去就も注目されている大野。現在のところは特に故障には見舞われていないが、このままシーズンを戦い切ることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について川上憲伸氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Kenshink2k2k2田尾安志氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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スポーツ 2020年09月04日 19時30分
中日・福谷が好投にも関わらず号泣! 降板直後の姿にファン驚愕「意識高すぎる」、与田監督は「よく頑張ってくれた」
3日に行われた中日対広島の一戦。試合は「6-0」で中日が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが中日・福谷浩司の号泣だった。 同戦の福谷は7回まで広島打線を5安打無失点に抑える好投を見せていたが、8回に連打を浴び1死一、二塁のピンチに。ここで打席に立った鈴木誠也に4球目を投じた際に足をかばうような仕草を見せ、与田剛監督も状態確認のためマウンドに足を運んだが、福谷は続投を志願し鈴木を空振り三振に打ち取った。 ただ、与田監督はこれ以上は危険と判断したのか、鈴木を打ち取ったところで福谷の交代を決断。すると、福谷は帽子で顔を隠し涙を流しながら自軍ベンチへ下がり、ベンチ内でもしばらくうなだれたまま号泣。後を受けた中継ぎ陣が無失点に抑えたため「7.2回無失点・被安打7・1四球・8奪三振」で3勝目を挙げたが、試合後のヒーローインタビューでは「悔しかったのが一番。情けない姿を見せてしまった」と最後まで投げ切れなかった悔しさを口にしていた。 >>「大野をなぜ巨人に当てなかったのか」田尾元監督が中日首脳陣に苦言 巨人包囲網を提唱、「他4球団が頼りにならない」と反論も<< 福谷の姿に、ネット上では「好投したのに涙流して反省って意識高すぎる」、「打たれて号泣なら分かるが、抑えて号泣っていうのはなんか不思議」、「昨シーズンの不振を考えると十分過ぎるほどやってくれたと思うけどなあ」、「今日は打って投げての大活躍だったから、もっと胸を張ってもいいと思う」と驚く反応が多数寄せられている。 「2013年にプロ入りした29歳の福谷は当初セットアッパーや抑えを務めていましたが、昨シーズンから先発に転向した選手。ただ、昨シーズンは右肩痛や椎間板ヘルニアといった怪我の影響で、一軍登板がわずか1試合のみと結果を残すことができませんでした。しかし、今シーズンは同戦を含め『3勝2敗・防御率2.89・33奪三振』と安定した投球を見せている上、同戦ではプロ初安打を含む『2安打・1打点』とバットでもチームに貢献しています。称賛に値する働きを見せたことは明白なのですが、それでもなお悔しさをあらわにする姿に驚いたファンも少なくないようですね」(野球ライター) 試合後、与田監督からは「よく頑張ってくれた。先発ローテの柱になっている」とねぎらわれている福谷。今回は惜しくも逃したが、自身初の完投・完封を達成する日もそう遠くないのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月03日 19時30分
「大野をなぜ巨人に当てなかったのか」田尾元監督が中日首脳陣に苦言 巨人包囲網を提唱、「他4球団が頼りにならない」と反論も
元楽天監督で野球解説者の田尾安志氏が2日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。中日の左腕エース・大野雄大の起用法に疑問を呈した。 >>楽天・三木谷オーナーに「この組織はおかしい」 田尾元監督が途中解任決定後の裏話を暴露、 球団からは“口止め料”の提示も?<< 今回の動画で田尾氏は、2日に行われた巨人対DeNA戦について解説。その話の流れで、中日が大野の登板を当初予定の8月30日巨人戦から9月1日広島戦にずらした件について言及した。 中日が30日の試合(2-3で敗北)で大野を使わず勝野昌慶を起用すると知った際、「ここで勝野か?」と疑問を抱いたという田尾氏。今シーズンのセ・リーグはCSがなく2位以下は日本シリーズ進出のチャンスがないことを踏まえつつ、「今の大野はセ・リーグで一番調子がいい投手。その大野をなぜ1位の巨人に当てなかったのか」と大野のローテをずらした首脳陣に苦言を呈した。 巨人戦を回避し広島戦に登板した大野は、「9回無失点・被安打2・1四球・11奪三振」で完封勝利を飾っている。ただ、田尾氏は「5位のチーム(広島)に勝つよりは、1位のチーム(巨人)に1つでも多く勝っていく(方が大事)」と、優勝争いを考えるなら巨人相手に登板させて勝ちを狙いにいくべきだったと主張した。 中日を含め他5球団が“巨人包囲網”を敷かなければ、ペナントレース後半戦も巨人が首位独走という状態は変わらないという田尾氏。巨人以外の5球団の監督に対し、「巨人にレベルの高い投手を当てるという抵抗を見せてもらいたい」と、足並みをそろえて包囲網を敷くことを願っていた。 この他にも田尾氏は、2日の巨人対DeNA戦で目に留まった選手のプレーや、自身が思う巨人の強さについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「確かにCS無いのに下位球団にエースぶつけたのは疑問」、「CSがあるならAクラス狙いって理由が通じるけど今年は無いからなあ」、「巨人からしたらわざわざずらしてくれてラッキーって感じだっただろうな」、「もうシーズン折り返してるから、そろそろ包囲網敷かないとこのまま巨人が優勝してしまうぞ」といった反応が多数寄せられている。 一方、「中日だけが頑張っても無駄なのが現状だからずらすのは仕方ない」、「他4球団が頼りにならないから、中日も『大野ぶつけてもなあ…』って感じになったんじゃない?」といったコメントも複数見受けられた。 「今シーズンの中日は「7勝7敗1分」と巨人と互角に渡り合っていますが、その他の4球団は全て巨人に負け越し中。広島は『5勝6敗1分』とまだマシですが、ヤクルトは『4勝8敗1分』、DeNAは『3勝8敗』、そして阪神は『2勝8敗』とほとんどの球団が巨人に完全にカモにされています。中日だけが巨人包囲網を敷いても効果が薄いことは明白なため、首脳陣も『巨人に当てるだけ無駄、それなら下位球団からしっかり星を取ろう』という考えで大野のローテをずらしたのかもしれませんね」(野球ライター) 中日以外の4球団から貯金16を稼いだ結果、2位阪神に7.5ゲーム差と首位独走中の巨人。他球団がもっと健闘していれば、中日が30日の試合で大野のローテをずらすこともなかったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について田尾安志氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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