中日
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スポーツ 2022年06月20日 15時45分
中日・根尾、敵主砲相手に好投も「実力かは怪しい」厳しい声 “初心者レベル”と本人も酷評、相手の不調に助けられた?
19日に行われた中日対巨人戦。「3-5」で中日が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが中日のプロ4年目・22歳の根尾昂の投球だった。 根尾は今季野手(外野、遊撃)としてプレーするかたわら投手としても2試合に起用されていた。立浪和義監督は13日、投手に本格転向させる方針を表明。「1-5」と中日4点ビハインドで迎えた19日の試合の9回表2死、打席に巨人4番・岡本和真という場面で転向後初めてマウンドに送られた。 岡本と対峙した根尾は初球に149キロストレートを投じ見逃しのストライクを奪うと、2球目の136キロスライダーで空振りを誘い早々に追い込む。そこから135キロのスライダー(ファウル)、151キロのストレート(ボール)を挟んだ後、5球目に投じたつり玉気味の149キロストレートを振らせ、プロ初となる奪三振をマークし9回表を終了させた。 >>中日・立浪監督、根尾の投手転向方針に球界OBが「甘くねえぞ!」と苦言 致命的な問題点も指摘<< この根尾の投球を受け、ネット上には「直球は走ってたし、スライダーもいい感じに曲がっててかなり良かった」といった称賛の声が寄せられたが、中には「相手が良かっただけでは? 今季の岡本はそんなにバットコントロール良くないし」、「根尾が良かったというよりは、ボール球をブンブン振った岡本に助けられたって印象だな」、「岡本は初見で根尾の球筋が分からなかった面もあるだろうから、本当に実力で抑えたのかはちょっと怪しい感じもある」と冷たい見方を示すファンも散見された。 「今季の岡本は本塁打(18本/リーグ2位)、打点(48打点/同4位)ではリーグ上位の数字をマークする一方、打率(.242/ワースト4位)はサッパリとかなり確実性を欠いている打者。加えて、19日の根尾は岡本に投じた全5球中4球(2~5球目)がボール、もしくはボール気味、残る1球(初球)も真ん中低めの甘いコースだったことから、今回の好投は岡本がうまく球を見極めることができなかったことによるところが大きいとみているファンも一部見受けられます。また、岡本は根尾とはプロ初対戦でコースの傾向や球筋が今ひとつ分からなかった部分があるとして、次回以降の対戦を見てみないと判断できないという意見も散見されます」(野球ライター) 試合後の報道ではプロ初奪三振の喜びなどは語らず、「まだまだ初心者なので、レベルアップできるようにやっていきたい」と気を引き締めるコメントを残したことが伝えられている根尾。本人も岡本に対する投球に100%納得したわけではなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月19日 11時00分
中日・立浪監督に「経験不足としても酷すぎる」絶望の声 不可解起用を連発、根尾投手転向にも批判相次ぐ
2019年のプロ入りから野手としてプレーしていたが、今季は投手としても2試合で起用されていたプロ4年目・22歳の根尾昂。立浪和義監督の意向で投手に本格転向することを複数メディアが報じると13日夜~14日早朝にかけ、ネット上のファンを騒然とさせた。 各報道によると、立浪監督は昨秋キャンプから野手成績次第では投手転向の可能性があることを根尾に伝えていたという。根尾は「『よしやるか!』という感じ」と素直に受け入れている様子だというが、ネット上には「プロ入りからまともに投げて無いのに急にやらせるのはおかしい」などと批判も相次いだ。 >>中日・根尾の投手転向、昨秋キャンプ時点で予告済み? 立浪監督の決断は“野手失格”の烙印か<< 立浪監督の選手起用が物議を醸したのは今季これが初めてではない。5月4日・DeNA戦では、4回裏に平凡な遊ゴロを取り損ね内野安打とした正遊撃手・京田陽太を5回表に途中交代。その後、試合を終え応じた取材の中で「二軍でやり直してこいと、今日は途中で代えました」、「こっちも気を使って何とかさせようとやってはいたが、もう戦う顔をしていないんで外した」と交代後そのまま二軍に強制送還したことを明かした。 京田は同戦終了時点で「.157・2本・7打点」と打撃不振を極め、守備でも軽率なミスが出たため集中力を欠いていると判断したと思われる立浪監督。ただ、ネット上には納得の声以上に「精神論を振りかざすな」といった批判が噴出。京田本人にとっても「戦う顔をしていない」発言はかなり強烈に聞こえたようで、約1か月ぶりに一軍に合流した6月16日の報道では、全体円陣の際に「戦う顔をしてなかったら皆さん言ってください」と自虐のようなコメントを口にしたことが伝えられている。 5月24日・西武戦では、三塁が本職の高橋周平を突然遊撃スタメン起用したことが物議を醸した。立浪監督は前述の京田を二軍降格とした後、しばらくは控え遊撃手・三ツ俣大樹を遊撃スタメンとしていた。ところが、21日・広島戦5回裏、2014年シーズンを最後に遊撃守備に就いていなかった高橋を突然遊撃で起用。高橋はブランクの影響からか失点につながる失策を犯したが、にもかかわらず立浪監督は3日後の西武戦でも高橋を遊撃でスタメン起用した。 新型コロナ感染から同日に復帰した三塁手・石川昂弥と同時起用するためと意図を語ったが、打線強化以上に守備面のデメリットが大きいと不安視された立浪監督の高橋の遊撃起用。高橋が24日の試合で失策を喫したためこのまま不安的中かと思われたが、石川が同日27日・オリックス戦で左膝を故障し長期離脱することになったため、高橋はこの試合の途中から本職の三塁に帰還している。 根尾の投手転向直前まで問題視されていたのが、打撃不振を極めていた福留孝介の重用。今季の福留は開幕から主に代打要員として起用されたが、4月終了時点で「13打数無安打」と音なし。ファンの間ではこの時点で二軍降格を求める声が少なからず挙がっていた。 ただ、立浪監督はその後も福留を二軍降格とはせずに代打起用を継続。しかし、交流戦が終了した6月12日終了時点で「23打数1安打(.043)」と一向に結果は出ず、「0割打者をいつまで使う気だ」、「わざと負けようとしてる?」とファンの怒りも日に日に増大。こうした声もあってか、翌13日にようやく登録を抹消している。 今季は就任1年目だが、「経験不足としても酷すぎる」と物議を醸すほど不可解な選手起用が頻発している立浪監督。中でも根尾の投手転向は断トツで波紋を広げているが、本人やチームにどのような結果をもたらすのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月18日 11時00分
中日・波留コーチに球団首脳が激怒「勝つ気あるのか!」 謹慎招いた不祥事も、現役時代からトラブル多発
12日に行われ、中日が「0-2」で敗れた日本ハム戦。試合結果以上に話題となったのが、中日・波留敏夫一軍打撃コーチの“公開説教”だった。 「0-1」と中日1点ビハインドの5回表。中継では波留コーチがイニング開始前に行われた円陣で「目覚ませもっとお前ら! いつまで甘えてやってんねん野球! その気でやらんかいアホ!」と無得点の野手陣を叱責する様子を捉えたリプレー映像が流れた。ネット上では「公に見える場で選手を怒鳴り散らすのはおかしい」、「こんなことしたら騒ぎになるって想像できなかったのか?」などと批判が寄せられた。 >>「やらんかいアホ!」中日・波留コーチ、試合中の激昂は自業自得? 打線低迷は指導力不足のせいと指摘相次ぐ<< 波留コーチは今回の公開説教以前にも、ファンの間で物議を醸す騒動を度々起こしている“トラブルメーカー”として知られている。現役・横浜(現DeNA)時代の1997年11月には、同年球界を大きく揺るがせた脱税問題に関与し1000万円以上を脱税していたとして、他9名の現役選手と共に所得税法違反の罪で在宅起訴された。当時の報道によると波留コーチの脱税額は1704万円に上ったといい、翌1998年1月に懲役10か月(執行猶予2年)・罰金450万円の判決が下った。 この不祥事は当然球界側からも問題視され、当時のコミッショナーは同年2月に脱税に関与した19名の選手に出場停止・制裁金処分を科している。波留コーチは6週間出場停止(4番目の長さ)・制裁金200万円(2番目の高さ)と重い処分を受け、同年5月中旬まで一軍から遠ざかることとなった。復帰後の波留コーチは「.273・2本・39打点」をマークしチームの38年ぶりリーグ優勝・日本一に貢献したが、シーズンを通じて脱税をやゆするようなヤジを浴びせられ続けたという。 現役・ロッテ時代の2002年オフには、自軍応援団が作成した応援歌にケチをつけたことが話題となった。波留コーチは同年オフに交換トレードで中日からロッテに加入したが、応援団は波留コーチの名字にちなみ、童謡「春が来た」の替え歌を応援歌とした。 ただ、波留コーチが「波留が来た波留が来たどこに来た 千葉に来たロッテに来たマリーンズに来た」という歌詞だったこの応援歌を不服としたため、オープン戦の数試合で使用されたのみで廃止に。波留コーチがこの歌を気に入らなかった具体的な理由は不明だが、当時のファンの間では「メロディーは流用、歌詞も少し変えただけだったため手抜きに感じたのでは」という説が主流だったという。 DeNA一軍打撃コーチ時代の2013年7月には、球団首脳とベンチ裏で大げんかしたことが伝えられ多くのファンをざわつかせた。報道によると同月4日・ヤクルト戦前、波留コーチは当時の池田純球団社長から「今日の試合はどうでしょうか」と聞かれ、「相手があることですから」と返答。すると、これを聞いた池田社長は「勝つ気はあるのか!」と波留コーチに詰め寄り、波留コーチも「勝つためにやっている!」と応戦したことから激しい口論に発展したという。 報道を受け池田社長が「普段から意見交換はある。口論なんてなかった」と弁明するも、ネット上には「いきなり噛みついた社長も喧嘩買った波留コーチも論外」といった呆れ声が相次いだこの騒動。この影響が尾を引いたのか、波留コーチは同年限りでチームを退団した。 現役時代は闘志あふれるプレーから“突貫小僧”の愛称で呼ばれ、コーチとしても熱血指導を身上にしているという波留コーチ。横浜・DeNA(2006-2013)、中日(2014-)の2球団で10年以上コーチを歴任していることを踏まえると、熱血指導は選手・球団から高く評価されているものと思われるが、今回の公開説教はその熱い気持ちが行き過ぎてしまった結果ともいえそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月17日 11時00分
中日・立浪監督、巨人戦で「投手・根尾」をお披露目? コンバート批判がさらに強まるリスクも
いきなり、実現するかもしれない。「投手・根尾」対巨人打線――。 投手2日目の根尾は黙々と練習をこなしていた(6月16日)。投内連携プレーを終えた後、「先発投手陣だけ」のフリー打撃練習にも参加。打った瞬間に「スタンドまで行った」と分かる大飛球も放っていた。さすがは“元野手”だが、実戦形式で行われた先の投内連携プレー中の投球フォームを指して、こんな指摘も聞かれた。 「『野手投げ』ってヤツですよね。下半身が使い切れていません」(プロ野球解説者) しかし、クイックモーションはしっかりとできていたという。 >>中日・根尾の投手転向、昨秋キャンプ時点で予告済み? 立浪監督の決断は“野手失格”の烙印か<< 投内連携プレーは走者がいることを想定して行われる。牽制球、投球の間合いを変えるなどの“小技”もできており、投手としての素材の高さは感じられた。 「根尾を二軍に降格させ、投手としての本格的な練習をさせると見られていました。でも、そうはならないみたい。少なくとも、17日の巨人戦は出場登録させるようです」(名古屋在住記者) あくまでも16日時点の情報だが、「投手・根尾」のお披露目がペナントレース再開の最初のカード・巨人3連戦となる可能性も出てきた。 同日、野手陣では“懲罰降格”となっていた正遊撃手・京田陽太も合流した。練習前の円陣では声出し役にも指名され、「戦う顔をしていなかったら、言ってください!」と、自らに喝を入れるようにそう声を張り上げていた。 成績不振で覇気がなくなり、立浪和義監督に「戦う顔をしていない」と叱咤されたのは、5月4日。二軍降格後は右足も痛め、別メニューも続いていたが、心身ともにリフレッシュができたようである。 即スタメン復帰も予想されていたが、巨人戦のポイントは、17日予告先発のエース・大野雄大。大野は巨人・ポランコと相性が悪く、前回対戦の5月13日に3打席対峙して3安打。ここまでの対戦成績も6打数6安打となっている。中日バッテリーも対策を講じているはずだが、大野が先に失点してしまった場合、救援投手陣は“大忙し”となる。 「一軍登録したまま」の情報通りとなれば、根尾の出番も十分に考えられる。 16日の練習終了間際、落合英二ヘッド兼投手コーチと大塚晶文投手コーチが根尾に近寄った。時間にして2、3分。何を話したのかは分からなかったが、技術的なアドバイス以外の話も出たのではないだろうか。両投手担当コーチが揃って話をしたということは、「投手・根尾」を戦力として考えている証でもある。 先のプロ野球解説者がこう言う。 「僅差の場面、特に勝ちゲームで根尾を登板させるのはまだ怖いですよね。点差の離れた場面での登板になると思いますが、試合の流れを見ながら、登板の準備をする時なのかどうか、いろいろと勉強することになるでしょう」 「投手・根尾」を早く見たいが、それは中日ファンにとっては望まない試合展開になった時のようだ。地元ファンは今回のコンバートに批判的だと聞く。たとえ、点差の開いた場面であっても、根尾が失点することになれば、監督批判にも発展していくだろう。好スタートが切れれば良いのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年06月16日 11時00分
中日・根尾の投手転向、昨秋キャンプ時点で予告済み? 立浪監督の決断は“野手失格”の烙印か
中日・根尾昂はどんな野球選手になりたいと思っているのだろうか。 「投手転向」が決まった根尾がバンテリンドームでの全体練習に参加した(6月15日)。左手には投手用の赤いグローブ。キャッチボールの相手役は、エース・大野雄大が買って出た。 「チーム全体が根尾を応援し、そして、心配しているんだと思います」(ベテラン記者) 投内連携の練習では“元内野手”らしく、スピーディーで正確なスローイングを見せていた。時折、声を張り上げるなど楽しそうにしていた。その様子を見た限り、立浪和義監督から出た「本人も納得済み」の言葉に間違いはないようだ。 >>中日・立浪監督、根尾の投手転向方針に球界OBが「甘くねえぞ!」と苦言 致命的な問題点も指摘<< チーム関係者の一人がこう言う。 「立浪監督が就任し、秋季キャンプに合流した時、根尾を呼び寄せ、投手にコンバートさせるプランを伝えていました。2022年シーズンは野手でスタートさせるが、打撃、守備ともに行き詰まっていたら、投手にする、と。根尾は『分かりました』と答えていましたが」 練習終了後、根尾は地元テレビ局にマイクを向けられた。野手から投手に転向し、成功したケースが少ないことも質問されると、 「ボクはボクなんで。どこ(のポジション)でプレーしようと、自分の目標に向かって」と、笑顔を返していた。 「投手転向は野手としてダメ出しをされたとも解釈できます。内野手であれば、多少打てなくても守備が巧ければ試合で使ってもらえますし、外野手なら、守備に難があったとしても打撃力があればスタメン出場もできます。立浪監督の眼には、打撃、守備の両方が中途半端に見えたようです」(プロ野球解説者) “ダメ出し”をされたわけか…。 「5月8日の二軍戦で初登板しています。今季は外野でスタートし、ショートに再コンバートさせるため、二軍降格となったというのが当時の立浪監督の説明でした。この時点で『投手転向の準備』も通告されていたと見るべきでしょう」(地元メディア) 気になる情報も聞かれた。今後も打撃練習をやっていくというのだ。 「投手と野手は体作りの練習が異なります。大谷翔平のようにプロ入りした時から両方やっていたのから、ともかく…」(前出・同) この日の全体練習中にはバットを振っていなかった。チーム事情によるものだろう。だとすれば、これは、二刀流ではない。タダの“兼務”だ。 中日という球団の特徴でもあるのだが、チーム編成などの最終判断が監督に委ねられることが多い。良く言えば、「フロントが現場の意向を優先する」わけだが、“権限”が集中するため、監督が交代する度にチーム方針がガラリと変わることも多い。 「投手コンバートは立浪監督の提案ですが、他コーチにも相談していました」(前出・チーム関係者) 先のインタビュー中にチラリと見えた右手はマメだらけ(注・根尾は右投左打)だった。“野手のラストチャンス”をモノにするため、相当量のバットを振り込んできたのだろう。立浪監督には「投手・根尾」をトップクラスに育て上げる責務がある。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年06月14日 19時30分
中日・根尾に「活躍投手は体脂肪多い」球団OBが“太れ”とアドバイス! 投手転向成功へのカギを指摘も、ハードル高い?
野球解説者・吉見一起氏(元中日)が14日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。中日のプロ4年目・22歳の根尾昂にまつわる発言がネット上で話題となっている。 今回の動画で吉見氏は、13日夜~14日早朝にかけ複数メディアが伝えた根尾の投手本格転向をテーマにトーク。率直な感想や、今後投手としてプレーしていく上での根尾の課題などを話した。 >>中日・立浪監督、根尾の投手転向方針に球界OBが「甘くねえぞ!」と苦言 致命的な問題点も指摘<< その中で、吉見氏は「一番気になるのはやっぱり、投手の体格にならなくちゃいけないということ」と根尾の体格面を問題視。球団公式サイトによると根尾は身長177センチ、体重82キロと野球選手としては小柄な体格だが、吉見氏は「多分根尾選手はすごい筋肉質じゃないかなと思います」と余分な脂肪はほとんどついていないのではと推測した。 ただ、吉見氏は「僕が見てきた投手、活躍してきた投手は多少ボテっとしています。体脂肪がちょっと多いというか。多いといっても14~15%ぐらいなんですけど、多分今、根尾選手の体脂肪は10%あるかないかくらいだと思います」と、第一線で活躍してきた投手の多くはわずかながら余分な脂肪をつけていたと指摘した。 「体脂肪がないとスタミナ、1年間投げ抜く体力がないんですね」と、投手にとって体脂肪はスタミナや馬力を支える重要な要素だという吉見氏。「ですから(根尾も)多少投手の体格にしていかなくちゃいけない。もっといえばお尻周りがガチっとごつくなるというか、分厚くなる体格に変えていかなきゃいけないんじゃないかなと僕は思う」と、下半身に肉をつける方向で増量を図るべきだと根尾にアドバイスした。 この吉見氏の助言を受け、ネット上には「変化球磨けとかはよく聞くけど太れは初めて聞いた」、「言われてみたら菅野(智之/巨人)とかマー君(田中将大/楽天)はちょっとぽっちゃりした体型だけど、逆に大谷(翔平/ロサンゼルス・エンゼルス)とかはめちゃくちゃマッチョだよなあ…」など驚きの声が寄せられたが、「立浪の起用方針だと体作りの時間が確保できなさそう」、「一軍帯同じゃなければじっくり時間かけて増量することも可能なんだろうが…」と実践は難しいのではと予想するコメントも多数見られた。 「球界では筋肉も脂肪もつけたぽっちゃり体型で結果を残す投手もいれば、余分な脂肪はつけず筋肉質な体型をキープして活躍を続ける投手もおり、ベスト体型は選手によって大きく異なっています。根尾に合っているのはぽっちゃり系統なのか、それともマッチョ系統なのかは分かりませんが、いずれにせよ現状では投手としてはあまりにも体重が軽すぎるため増量して体作りをするべきだと吉見氏は考えているようです。ただ、報道によるとチームを率いる立浪和義監督は今後の根尾の起用方針について『投げる日、投げない日はあるが、基本は投手が主。ベンチに5回くらいまで入っているので、代打で出ることもある』、『中継ぎでも投げない日は野手待機』と一軍に帯同させたまま基本は投手、たまに野手で使うとコメント。また、普段の練習では投手練習・野手練習のどちらにも参加させるという旨も語ったそうです。そのため、ファンの中には現状の起用方針だと、根尾は投手用に体を作る時間がほとんど確保できないのでは不安視する声も少なからず見受けられます」(野球ライター) 根尾を二軍で一から育成ではなく、一軍で使いながら育てるという方針の立浪監督。一軍の舞台での経験に勝るものはないと考えているものと思われるが、果たして吉凶どちらに転ぶのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について吉見一起氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCiVUihx8LTS7YyTA2Tsas_A中日ドラゴンズの公式サイトよりhttps://dragons.jp/
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スポーツ 2022年06月13日 15時30分
「やらんかいアホ!」中日・波留コーチ、試合中の激昂は自業自得? 打線低迷は指導力不足のせいと指摘相次ぐ
12日に行われ、中日が「0-2」で敗れた日本ハム戦。中継カメラが映した中日・波留敏夫一軍打撃コーチの檄がネット上で物議を醸している。 この日の中日は先発・柳裕也が4回裏まで1失点とまずまずの投球を見せる一方、打線は散発3安打で無得点と苦戦。5回表以降の同点・逆転を狙い、チームは自軍ベンチ前で円陣を組み5回表に臨んだ。 先頭・木下拓哉のカウントが「1-2」となったところで、中継では5回表開始前の円陣の様子を捉えたリプレー映像が流れる。円陣ではマスクをあごまで下げた波留コーチが「目覚ませもっとお前ら! いつまで甘えてやってんねん野球! その気でやらんかいアホ!」と厳しい表情で選手に檄を飛ばしていた。 >>中日・立浪監督、根尾の投手転向方針に球界OBが「甘くねえぞ!」と苦言 致命的な問題点も指摘<< この波留コーチの檄を受け、ネット上には「急に波留コーチのブチギレ映像が映ってビックリした」といった驚きの声と共に、「こうやって怒らなきゃいけないのは、現状把握に苦戦してるコーチ側にも責任があると思うんだが」、「選手を叱り飛ばす前に、単打狙いの指導方針を見直す方が先では」と、波留コーチの指導力不足を指摘するコメントも多数みられた。 「今季の中日は開幕から5月22日まで中村紀洋、森野将彦両コーチが一軍打撃コーチを務めていましたが、23日から中村コーチが二軍打撃コーチに配置転換され、それまで同職だった波留コーチが一軍に昇格。立浪和義監督は配置転換の理由について詳細は明かしていませんが、チームは波留コーチの合流後22試合で45得点と、合流前(40試合で143得点)より得点力が大きく低下しています。このこともあり、それまで無得点の野手陣を一喝した波留コーチに対し、自分の指導力不足が原因ではないのかと感じたファンは少なからずいたようです。なお、波留コーチは敗戦した前日11日の試合後、一軍野手陣について『春から彼らのことを一個も見てないので。急にこっちに来たもんですから良いところも見ていない。話しをしながら何がいいのか探しながらやっていきたい』とコメントしたことが伝えられています。この発言を踏まえると、波留コーチは一軍合流から現在まで野手陣の現状や課題の把握に手こずっていることから効果的な指導ができていないという可能性は考えられます」(野球ライター) 各報道によると、単打でつなぐ野球という球団方針に従い指導を行っているとされる波留コーチ。試合後の報道では立浪監督が「打てる打てないはあるけど、もっと目の色を変えて打席に立てと。今のドラゴンズに、そこの部分が一番大事なこと。波留が円陣でそうやって気合いを入れてくれた。そこも大事」と理解を示したことが伝えられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月10日 20時30分
中日・立浪監督、根尾の投手転向方針に球界OBが「甘くねえぞ!」と苦言 致命的な問題点も指摘
野球解説者・鈴木孝政氏(元中日)が、9日放送の『大澤広樹のドラゴンズステーション』(東海ラジオ)に生出演。中日・立浪和義監督の起用法に苦言を呈し話題となっている。 番組で鈴木氏は8日・ロッテ戦で中日先発・鈴木博志が「3.1回6失点・被安打6・四球4」と炎上した要因や、9日の同カードの展望などを話した。その中で、立浪監督が9日に明言した根尾昂の投手転向本格化を問題視した。 >>中日・根尾、三振直後の一場面に驚き「相当珍しい」 怒りをヘルメットに八つ当たり? コンバートの影響指摘も<< 今季の立浪監督はこれまで根尾を基本は野手(遊撃、外野)、大敗している試合に限り投手と、野手起用を中心とした限定的な“二刀流”起用を行っていた。ただ、9日に地元ローカル番組『アップ!』(名古屋テレビ)が番組内で放送したインタビューで、「主は投手でいきたい」と今後は投手中心起用を本格化させる意向を明言している。 根尾の投手転向本格化について、鈴木氏は「ちょっと…ちょっと違うんじゃないかなと思うんだけどなあ」、「本格的に投手やるっていったらね、どうだろう、『甘くねえぞ!』ってまず(思う)ね」と発言。そう簡単にいくような起用法ではないと立浪監督に反対した。 今季の根尾は5月21日・広島戦(1回無失点・被安打1)、同月29日・オリックス戦(1回無失点・被安打1)と、2度の登板をいずれも無失点で抑えている。ただ、鈴木氏はこの両試合の根尾の投球は見たと前置きした上で、「腕投げで上体に頼って投げてるし、そこから直さなきゃいけない」と全く下半身が使えていないと問題点を指摘した。 さらに、鈴木氏は「いくら大阪桐蔭で投げていたといっても、(今は)プロですからね? 他にも投手はいっぱいいるわけですから。根尾がすぐポっと(出て)きて、一軍で投げて活躍するなんてことはちょっと考えられないんで。考えたくもないですよね」とコメント。根尾は大阪桐蔭高校時代に投打二刀流の選手としてチームの甲子園春夏連覇(2018)に貢献するなどしているが、プロ入り前の実績だけではプロの舞台では通用しない、通用してほしくないと厳しい意見を口にした。 根尾の投手転向本格化に猛反対した鈴木氏のコメントを受け、ネット上には「鈴木さん根尾の使い方にめちゃくちゃ不満げだな」、「成功した未来を想像したくないとまで言い切ったのにはビックリした」、「根尾はプロ入りから3年間(2019~2021)投げてなかったから、鈴木さんとしてはそんなブランクあるのに投手として通用するわけないって考えなのかな」などと反響が集まっていた。 現役時代に中日一筋(1973-1989)でプレーし通算124勝、最多セーブ(1975)・最優秀防御率(1976)各1回、最優秀救援2回(1976-1977)といった実績を残している鈴木氏。元投手として、根尾の投手転向本格化にはいろいろと思うところがあったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月08日 19時30分
中日・立浪監督の「代打福留」がトレンド入り 采配ミスではないと擁護も? 同点機を潰した起用法に賛否
7日に行われた中日対ロッテ戦。「2-6」で中日が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが中日・立浪和義監督の代打策だった。 「2-3」と中日1点ビハインドの7回表。中日は先頭・岡林勇希が右翼への二塁打を放つと、続く大島洋平が投犠打を決め1死三塁と絶好の同点機を演出。ここで立浪監督は打席の高松渡に代打を送ったが、白羽の矢を立てたのはここまで残していた控え野手の中で2番目に代打打率(.071)が低い福留孝介だった。 打席に入った福留はマウンド上のロッテ2番手・東條大樹に3球でカウント「1-2」と追い込まれると、4球目の148キロストレートにも全くタイミングが合わず空振り三振。これで2死三塁となった中日は、後続のビシエドも空振り三振を喫し同点機を逃す結果となった。 >>中日、立浪監督が試合後に謝罪も「謝るのはそっちじゃない」の声 完封負け以上の問題点は<< 立浪監督の代打福留起用を受け、ネット上には「わざと負けにいってんのかと思うぐらい酷い采配」、「打率0割台の福留を好機で代打起用したのは本当に理解できない」、「根尾(昂/代打打率.333)、溝脇(隼人/同.294)が残ってたのに代打福留はトチ狂ってる」と批判が殺到。Twitterでは一時「代打福留」というワードがトレンド入りした。 ただ、ファンの中には「1点をもぎ取りにいく策としてはそこまで間違いではないと思うんだが」、「この場面は犠飛でも同点にできたから、犠飛の確率高い福留を出したのは一応理には適ってる」、「福留は見た目の数字は悪いけど、三塁走者を置いた打席はそこそこ働いてるからなあ」と、明らかな采配ミスではないと擁護するコメントも散見された。 「今季の福留は7日試合前時点で代打打率『.071』(14打数1安打)、安打を記録したのは5月26日・西武戦のみと絶不調。ただ、三塁に走者がいる状況の代打成績は5打席で『凡退1回、犠飛2回、四球2回』と走者をかえす、もしくは後続につなぐ打撃を見せていました。このこともあり、絶好の得点機を福留に託した立浪監督の判断はあながち間違いではなかったとみているファンも一部いるようです」(野球ライター) 結果的には裏目という形になった立浪監督の代打福留起用。ただ、ファンの反応が批判一色というわけでもないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月06日 15時30分
ソフトB、グラシアルの怠慢プレーに「特に問題とは思わない」擁護の声も? 失点招いた緩慢守備、反応分かれたワケは
5日に行われ、ソフトBが「3-7」で敗れた中日戦。「4番・左翼」で先発したソフトB助っ人・グラシアルのプレーがネット上で物議を醸している。 「3-5」とソフトバンク2点ビハインドの8回裏。この回ソフトバンクは3番手・笠谷俊介が2死一塁から、鵜飼航丞に左翼線に長打性の当たりを放たれる。転々とするボールをフェンス際で捕球したグラシアルは、一走・高橋周平が三塁でストップすると思ったのか、ゆっくりとしたステップから山なりの軌道で遊撃手・今宮健太に返球した。 ただ、グラシアルの送球を見た大西崇之三塁コーチャーは腕をグルグルと回して本塁突入を支持し、高橋もこれに従い全速力で三塁ベースを蹴る。返球を受けた今宮は慌ててバックホームするも高橋の本塁生還は防げなかった。 >>ソフトB・リチャードの退場劇に批判、憶測の声も「まだ引きずってる?」 藤本監督も呆れた不満爆発の背景は<< 高橋の本塁生還につながったグラシアルのプレーを受け、ネット上には「無駄な1失点を招いた怠慢プレーだ」、「本塁突入はないだろうって完全に油断しきってただろ」、「決して俊足ではない周平に一気に本塁までいかれるって相当酷いぞ」と怒りの声が相次いだ。 一方、「ちゃんと送球してても結果は同じだったのでは」、「その後の投手の調子を見るに、高橋が三塁ストップでも失点は確実だったと思う」、「なんか怒ってる人多いけど自分は特に問題とは思わない、どうせこの試合はほぼ負けだったんだし」と、試合を左右するようなミスではなかったとする指摘も多数見られた。 「グラシアルの緩慢送球により1点を失った笠谷ですが、この後福田永将に四球を与え1死一、三塁とすると、続く岡林勇希に左翼へのタイムリーを浴びさらに1点を失っています。このこともあり、グラシアルが普通に返球し高橋の本塁突入を防いでいたとしても、2死二、三塁から四球で2死満塁、その後のタイムリーで二・三走が生還し2失点と結果は変わらなかったのではとみているファンも少なからずいたようです。また、ソフトバンクは8回裏開始時点で2点ビハインドとそもそも劣勢だった上、9回表に立ちはだかる中日守護神・マルティネスが今季防御率『0.46』とほぼ点を取られていなかったことから、怠慢プレーの有無にかかわらず敗戦は確実だったとする冷たい見方も散見されます。ただ、当事者のグラシアルがどういう心境だったのかは不明ですが、プロである以上いくら戦況が厳しくても怠慢プレーが許される理由にはなりませんが…」(野球ライター) 5日の試合では「3打数3安打・1打点」と猛打賞をマークするなど打撃では気を吐いたグラシアル。ただ、緩慢守備の衝撃が強すぎたのか、打撃面の活躍を称賛する声はほとんど挙がっていない。文 / 柴田雅人
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