中日
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スポーツ 2022年07月05日 19時30分
中日・立浪監督、不振の高橋に苦言も「そっちにも責任がある」と批判 熱血指導が問題視されるワケは
3日終了時点で「52試合・.243・2本・13打点」と打撃不振に苦しんでいる中日のプロ11年目・28歳の高橋周平。4日に伝えられた立浪和義監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、立浪監督は同日に本拠地・バンテリンドームで行われた野手練習で、身振り手振りを交えながら高橋に熱血指導。練習終了後に取材に応じたが、その中で「三塁の代わりは誰がいるんだとなったら、誰もいないので、頑張ってもらわないといけない。ただ、気持ちだけでは打てないので、技術が伴ってないからこれだけ打てないわけなので」と高橋に苦言を呈したという。 今季の中日は高橋(41試合)、石川昂弥(37試合)が主に三塁を守っていたが、石川が5月末の左膝故障で今季絶望となってからはレギュラー格が高橋1人のみに。高橋を押しのけられそうな他の三塁手も現状では見当たらないだけに、立浪監督はいつまでも不振のままでは困ると高橋に危機感を抱いているようだ。 >>中日・石岡、三振後の態度に「岡本とは大違い」称賛の声 バット投げ捨て後の対応で好感度アップ?<< 立浪監督のコメントを受け、ネット上には「守備も含めると今三塁は高橋一択だし、早く復調してもらわないとチームの今後に大きく響く」と同調の声が寄せられたが、中には「技術が伴ってないのは、教えてるそっちにも責任があるのでは?」、「打撃コーチがちゃんと2人いる中、立浪監督まで口を出してるのも良くない気がする」と監督側にも非があるとするコメントも少なからず見られた。 「球界では一軍打撃コーチの人数はおおむね1~3名で、今季の中日も森野将彦コーチ、中村紀洋コーチ(5月23日からは波留敏夫コーチ)の2名体制。選手への指導は基本的にコーチが担い、監督は一歩引いたところから適宜助言を与えるというやり方が一般的です。ただ、今季から就任した立浪監督は高橋をはじめ京田陽太(打率.181)、根尾昂(.205/現在は投手)、鵜飼航丞(.206)といった野手陣に積極的に指導を行っていることが春季キャンプの時期から頻繁に伝えられています。教えを受けた選手たちが軒並み不振だということもあり、ファンの間ではコーチが2名いる中、立浪監督まで口出ししていることで高橋らが混乱し、その結果が数字に表れているのではないかという見方も散見されます」(野球ライター) 同日放送の『山浦ひさしのドラゴンズステーション』(東海ラジオ)では、球団OBの山崎武司氏(元中日他)が「監督、コーチは言い過ぎ。あれせい、これせい、何せいというのはもう一切言わない(方がいい)」、「右左上下から言われまくっておかしくなっている」と指摘している高橋の現状。立浪監督がこのまま積極指導を続けるのか、それとも一歩引いてコーチに任せるのかは調子を大きく左右しそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月04日 20時30分
中日・石岡、三振後の態度に「岡本とは大違い」称賛の声 バット投げ捨て後の対応で好感度アップ?
3日に行われ、中日が「0-3」で敗れた阪神戦。「8番・一塁」で先発した中日のプロ7年目・30歳の石岡諒太の態度がネット上で話題となっている。 「0-3」と中日3点ビハインドで迎えた3回裏。先頭の石岡は阪神先発・才木浩人がカウント「1-2」から投じた5球目のフォークを膝をつきながらスイングするも、バットには当たらず空振り三振。この際、スイングの勢い余ってかバットが手からすっぽ抜け、一塁側の自軍ベンチ方向へ飛んでいってしまった。 三振しながらバットが飛ぶ方向を見ていた石岡は、自身の右手に一度視線を落とした後、その右手でヘルメットを脱ぎながらバットが飛んだ方向に向かって少し頭を下げる。その後は心配そうな表情を浮かべながら飛んだ方向に歩いていった。 >>中日・京田に「常軌を逸してる」ファンドン引き ボールボーイに防具を投げつけ、死球の怒りは2週間前に伏線アリ?<< 中継カメラが映したこの石岡の態度に、ネット上では「バットすっ飛ばした石岡が物凄く申し訳なさそうな態度してて好感が持てた」、「わざとじゃなくても、こうやってきちんと頭を下げられるのは素晴らしいこと」、「これまで特に好き嫌いとか無かったけど、今の紳士的な対応を見て応援したくなった」といった称賛の声が寄せられた。 石岡に好意的なコメントが集まる中、一部ファンからは巨人・岡本和真の態度と比較する声も上がっている。岡本は6月29日・中日戦で空振り三振の際にバットを三塁側・中日ベンチ内まで飛ばしてしまったが、岡本はバットを取りにいくそぶりは一切見せずボールボーイに取りに行かせた上、中日側に頭を下げるなど謝罪の意を示すこともないまま自軍ベンチへ。今回の石岡とは真逆ともいえる態度だったが、ネット上には「敵ベンチに投げ捨てたバットをほったらかしにした岡本とは大違いだな」、「今日の石岡の態度を岡本も見習ってほしい」といった声も散見される。 バットを飛ばしてしまった後の対応としては一般的な対応だった石岡。ただ、岡本の態度が横柄だと問題視された直後ということもあり、多くのファンの好感度が上がったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月01日 19時30分
中日・立浪監督、“二軍レベル”と高橋批判も「自業自得だ」の指摘 データ無視の起用法に不満相次ぐ
今季、6月29日終了時点で「49試合・.243・2本・13打点」をマークしている中日のプロ11年目・28歳の高橋周平。7月1日に伝えられた立浪和義監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、立浪監督は移動日の6月30日に報道陣の取材に対応。その中で、前日29日・巨人戦で「3番・三塁」でスタメン起用した高橋を「普通やったらへたしたら二軍ですよ。ゲッツー、ゲッツー、見逃し三振」、「気持ちの部分なのか、あれか分からないが野球人生かけて頑張るくらいやらないと」と酷評したという。 同戦の高橋は1回表無死一、二塁で迎えた第1打席で一併打を喫すると、その後も投併打、見三振、二ゴロ、空三振と全く結果を残せず。立浪監督は5タコに終わった高橋に強く不満を抱き、二軍落ちもあり得ると危機感を持ってプレーしてほしいと奮起を促すに至ったようだ。 >>中日、立浪監督が試合後に謝罪も「謝るのはそっちじゃない」の声 完封負け以上の問題点は<< この立浪監督のコメントを受け、ネット上には「ポイントゲッターの3番打者が5タコ、2併殺じゃお話にならない」といった同調の声が寄せられたが、それ以上に「3番で使ったそっちの自業自得だろ」、「今季の高橋は3番で全く働いてないんだからそもそも使わなきゃいいのに…」など起用法に非があるとする批判が多数見られた。 「打線において3番は出塁した1、2番をかえすポイントゲッターの役割と共に、主砲の4番につなぐチャンスメーカーとしての働きも求められる非常に重要度の高い打順。その3番に高橋は29日・巨人戦を含め今季10試合で起用されていますが、3番出場時の打撃成績は『.111・0本・1打点』とからっきし。また、得点圏打率は『.100』、出塁率も『.200』と3番に求められる役割はほとんど果たせていない状況です。このこともあり、3番起用で振るわなかった高橋に苦言を呈した立浪監督に対し、結果を残していない打順で使う方が悪いと憤っているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 絶対的4番・ビシエドが左肩故障で21日に登録を抹消されている中日。立浪監督はクリーンナップの迫力低下をどうにか高橋にカバーしてほしいと考えているようだが、このまま3番起用を続けるべきなのかは一考の余地もありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月29日 15時30分
中日・大西コーチ、得点機潰すミス連発も「責められない」擁護の声相次ぐ 予想外の展開に敵コーチは涙?
28日に行われた中日対巨人戦。「2-6」で中日が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが中日の三塁コーチャー・大西崇之外野守備走塁コーチのミス連発だった。 「0-1」と中日1点ビハインドの2回表1死一塁。高橋周平の左安の間に三塁へ走ってきた一走・マルティネスに、大西コーチは腕を回して本塁突入を指示。これを受けたマルティネスは三塁を蹴り本塁へ走ったが、左翼・ウォーカー、遊撃・坂本勇人、捕手・大城卓三とつないだ巨人の中継プレーに阻まれアウトとなった。 さらに、大西コーチは「1-1」と同点で迎えた4回表2死一、二塁の場面でも、石橋康太の左安で三塁へ進塁した阿部寿樹を本塁へ突入させたが、ウォーカーに本塁にノーバウンド送球され憤死。突入指示はまたしても裏目に出る形となった。 >>中日・波留コーチへのパワハラ批判に「バカでしょ」 江本氏が外部の声は聞くなと主張、時代遅れの暴論と指摘も<< 2回表、4回表と得点機をつぶす指示ミスを連発した大西コーチ。ただ、ネット上のファンからは意外にも、批判以上に「ウォーカーの守備難を考えたら、突入指示自体はどちらも正しい判断だったと思う」、「ウォーカーは少し前の対戦で悪送球を3連発した選手で、それを加味して大西コーチは突入させたんだろうから責められない」、「大西コーチは運が悪かっただけだけ、今日に関してはウォーカーが素晴らしかった」といった擁護の声が多数寄せられた。 「今季から巨人でプレーするウォーカーは打撃では28日終了時点で『.313・16本・36打点』を打撃では好成績をマークする一方、守備では緩慢な動きや悪送球が目立っている選手。中日戦でも4月24日の試合で悪送球を3度犯したことが多くのファンの間で物議を醸しており、このことも踏まえて大西コーチは積極的に本塁突入を指示したものと思われます。ただ、2回表、4回表のウォーカーはどちらも非常に安定感のある動き・送球を見せどちらも本塁生還を阻止しました。このこともあり、今回の本塁憤死2連発については大西コーチの判断を責める声以上に、これまでのイメージを払しょくするような素晴らしいプレーを見せたとウォーカーを称賛するコメントが数多く挙がっています」(野球ライター) 亀井善行外野守備走塁コーチの指導の下、懸命に守備難改善に取り組んでいることが伝えられているウォーカー。試合後の報道では、その亀井コーチが「ちょっと涙出そうになっちゃった。感動した」とウォーカーを絶賛したことも伝えられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月28日 20時30分
中日・石川が手術発表、「期待持てるかも」前向きな声も? 今季絶望決定的も、球団の難題解決には追い風か
左膝前十字靭帯不全損傷により5月29日から登録を抹消されている中日のプロ3年目・21歳の石川昂弥。6月28日に報じられた手術情報がネット上で物議を醸している。 報道によると、抹消後の石川はこれまで軽めのティー打撃やネットスローといったリハビリメニューを懸命にこなしていたが、複数の病院での検査を経た上で手術を決断。手術は7月1日の予定で、競技復帰までは8〜12か月と相当な時間を要する見込みだという。 石川は5月27日・オリックス戦4回表で三ゴロを放った際、捕球のため走路上に足を伸ばしてきた一塁手・中川圭太との衝突を右に動いて回避したが、この動きで左膝を故障し戦線離脱。当初の報道では立浪和義監督が「今季中に復帰できればベスト」と見解を示したことが伝えられていたが、監督の予想以上に離脱が長期化する形となった。 >>中日・石川の左ひざ故障、敵選手に批判?「壊した責任取れ」の声、理不尽な八つ当たりの指摘も<< 石川に関する報道を受け、ネット上には「少しでも軽症で済んでくれと思い続けてたけど願いは届かなかった」、「去年も怪我(左尺骨骨折)でシーズン棒に振ってるのにこれは…本人も相当気落ちしてるんじゃないか」と落胆の声が寄せられた。 ただ、ファンの一部からは石川の離脱長期化はなにも痛手ばかりだけでなく、27日に国内FA権の取得条件を満たした同僚三塁手・高橋周平の残留には有利に働くのではと前向きに捉えるコメントも挙がっている。高橋は三塁手として過去にベストナインを1回(2019)、ゴールデングラブ賞を2回(2019-2020)獲得した実績を持つが、今季は石川優先起用のあおりを受け二塁、遊撃と不慣れなポジションで起用されることもしばしば。そのため、このままだと今オフにFA権行使・他球団移籍するのではとの見方も少なからずあった。ただ、石川の手術により三塁は少なくとも半年以上は空く公算となったため、「これは見方によってはいいニュース、三塁ガラ空きってことなら高橋が出て行かずに残ってくれる期待が持てるかも」、「出場機会の問題はクリアできそうだし、あとはきっちりカネを出せば流出は防げそう」といった予想も散見される。 手術を伝える報道では、「今後のことも考え、本当に悩みました。たくさんの人の話を聞いた上でしっかりと治した方がいいと思い、手術を選びました」という本人コメントも伝えられている石川。未来を見据えた重大決断は果たしてチームにどのような影響をもたらすのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月25日 17時30分
中日・立浪監督、貧打にいよいよお手上げ? 主砲離脱で深刻化、波留コーチの『檄』も全く効果ナシ
中日ドラゴンズにまた一つ、暗いニュースが流れた。開幕から4番に座り、打線の軸を担っていたダヤン・ビシエドが左肩痛のため選手登録を抹消された。 立浪和義監督の言葉によると、復帰時期については「そういう目安は今、全く分からない」という。長期離脱の可能性もあり、リーグ戦も再開後、仕切り直しのスタートを切った中日にとって大きな痛手だ。 今シーズン、新指揮官のもと再出発を図った中日だったが、現在まで下位に沈んでいる。課題である打線の強化もままならず、チームは浮上のきっかけを掴めずにいる。 チームの総得点数はリーグ最下位(202)、チーム本塁打もリーグ5位(37本)と貧打に喘ぐ中日にとって主砲の離脱はショッキングとも言える出来事だ。先月末には、若きスラッガー石川昂弥が左膝の負傷により長期離脱が発表されており、打線はさらに迫力を欠くことは必至だ(数字は6月22日現在のもの)。 今季、中日にはネガティブな話題が続いている。 チーム成績は5月上旬まで勝率5割付近を維持していたものの、交流戦開始前には借金生活に突入、現在も大きく黒星が先行したままだ。 また、春先から立浪監督の采配を疑問視する声は後を絶たず、中村紀洋コーチの2軍への配置転換や根尾昂の投手転向は物議を醸した。 交流戦の終盤では、今季の中日を象徴するかのような『事件』も。5月23日より1軍打撃コーチに昇格した波留敏夫コーチが交流戦最終戦の6月12日の日本ハム戦、円陣を組んだ選手たちを叱責、罵声とも置き換えられるような言葉を浴びせている。その様子は中継映像に映っていたこともあり、中日ファンからも失望の声が上がったほどだ。 その交流戦、最後は6連敗で終え、そのうち完封負けが3度と、打線の不甲斐なさもあり選手へ強い『檄』を飛ばしたことは容易に想像できる。しかし、リーグ戦再開後の6月17日~22日の5試合では計14得点と、現在も『檄』の効果は現れておらず、波留コーチの行動は現在のチームを覆う雰囲気をさらに悪くしただけだったようにも感じられる。 選手起用、コーチ陣の入れ替えなど、さまざまなテコ入れを図るも、「長打を打てる打者がいない」と立浪監督が嘆くほど貧打が続くドラゴンズ。主軸不在のまま、本格的な夏場の戦いを迎えようとしている。(佐藤文孝)
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スポーツ 2022年06月24日 15時30分
中日・祖父江、降板後の態度に「自分が悪いのに論外」批判 異例の問題行動が物議、立浪監督を怒らせた可能性も?
23日に行われ、中日が「0-10」で敗れたヤクルト戦。救援登板した中日のプロ9年目・34歳の祖父江大輔の態度がネット上で物議を醸している。 祖父江はこの日「0-8」と中日8点ビハインドの8回表に4番手として登板したが、2死から奥村展征に左安を打たれ出塁を許すと、続く村上宗隆に23号2ランを被弾。この後丸山和郁を左飛に打ち取り3アウトとしたが、「1回2失点・被安打2」と試合展開をさらに敗色濃厚にする投球となってしまった。 イニングが裏に変わり先頭・京田陽太が打席に入ったところで、中継ではベンチ内の祖父江の様子を捉えたリプレー映像が流れる。祖父江は失点を喫したことに対する怒りからか、右手に持っていたグラブを地面に思い切りたたきつけていた。 >>中日・波留コーチへのパワハラ批判に「バカでしょ」 江本氏が外部の声は聞くなと主張、時代遅れの暴論と指摘も<< この祖父江の態度に、ネット上では「初めて見るレベルで祖父江が怒っててビックリした、荒ぶるような選手じゃ無いのに」といった驚きの声と共に、「最近不調でイライラしてるんだろうけどそれでもこの態度はダメだ」、「逆球放った自分が悪いのに八つ当たりするのは論外」、「道具大事にしない奴が嫌いな立浪に激怒されても文句いえんぞこれは」といった批判も多数見られた。 「8回裏の祖父江は村上への初球144キロストレートを振り抜かれ右翼席にたたき込まれましたが、この球は捕手・桂依央利が要求した外角低めではなく、内角低めのコースにいく完全な逆球でした。この被弾によりここ5試合で自責点4(防御率8.31)となった祖父江は、致命的な投げミスを犯した自身への怒りを抑えられなかったのだと思われますが、それを差し引いても道具に八つ当たりするような行動は許されないと憤っているファンは少なくないようです。祖父江は普段は明るく陽気な性格の一方、マウンドでは“般若”とも呼ばれるほど気合いの入った表情を浮かべるなど別人のような雰囲気を醸し出す投手として知られていますが、これまでに道具に八つ当たりするようなことはあまりなかったのですが…」(野球ライター) チームを率いる立浪和義監督は現役時代から、道具を粗末に扱う選手には厳しい態度をとることで知られている。今回のグラブ投げつけが関係したのかは不明だが、祖父江は24日に登録を抹消される見込みと報じられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月24日 11時00分
阪神、次カードからまた最下位に逆戻り? 球団初の11試合勝ち無し、屈辱の広島戦で目立った不安要素とは
中村奨成の“走塁ミス”に救われたのは、阪神・矢野燿大監督だけはないようだ。 6月23日の広島戦は延長12回規定により、引き分け。これで開幕からの広島戦は9敗2分け。開幕から続く対広島の連敗記録は1988年の「10」なので、それに並ぶ屈辱は免れたが、「11試合勝ちナシ」はトラ史上初。リーグワーストの開幕9連敗もそうだが、また一つ、“黒歴史”が刻まれたわけだ。 >>阪神・島田、バットを振り下ろし「クソッ!」と絶叫? 三振後の態度に驚きの声、敵選手への悪影響も指摘<< 「延長12回表の攻撃が終わった時点で、DeNAが巨人に勝ったことは伝わっていました。たとえ引き分けに持ち込んだとしても、『5位転落』は分かっていました」(チーム関係者) 試合後の矢野監督は、「負けて帰るのと引き分けでは全然違う。引き分けがあって良かったなって思えるような。明日からの試合に…」と語っていた。本当は、自分自身に言い聞かせていたのではないだろうか。 「延長10回裏、菊池涼介の打球がレフト線を襲い、一塁走者の中村が三塁ベースを蹴りました。その瞬間、『2夜連続のサヨナラ負け』も過りましたが」(前出・同) 中村は三塁ベースを回った直後に足がもつれて、転倒。タッチアウトとなり、阪神は救われた。球場全体がざわつき、スタンドの広島ファンは目がテンになっていた。 いわゆる“珍プレー”というヤツである。しかし、罵声も失笑もなかった。約2万4000人の観客が無言で攻守交代中のグラウンドを眺めていた。異様な光景だった。 「阪神打線は10安打、3得点。好機に『あと1本』が出ませんでした」(スポーツ紙記者) 10安打3得点は広島打線も同じだ。 トラの試合展開が「重い」のである。走者を出しても、次打者がそれに続かない。凡打した選手が暗い表情でベンチに帰っていく。頼みの救援投手も出塁を許し、悲壮感を浮かべて投げ込んでいる。そんな状況だった。 4時間52分の長丁場、選手は蒸し暑さで汗だらけになっていた。「中村の珍プレー」がなかったら、疲労感しか残らなかっただろう。 関西地区で活動するプロ野球解説者がこう続ける。 「24日から甲子園に戻って、最下位の中日との3連戦を迎えます。ゲーム差は0・5。初戦の先発は苦手の大野雄大です。最下位転落も視野に入れ、矢野監督はもう一度チームを建て直すプランも考えておいた方が良い。そうならないのが一番ですが」 広島3連戦最後の23日、クローザー・岩崎優が一軍登録された。キリの良いところで、「24日の本拠地3連戦からの登録」が予想されていたが、矢野監督がそれを前倒ししたという。 延長12回裏、最後のマウンドを任されたその岩崎が、ヒットと四死球で満塁まで攻め込まれた。「二死満塁、一打出れば」の大ピンチをどうにか凌いでくれたが、リフレッシュ休暇を与えた守護神の不振は、想定外だったはず。最下位転落もあり得る中日との3連戦で、矢野監督はどんな手を打ってくるのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年06月21日 20時30分
中日・根尾、投手として足りないものは? 山本昌氏が指摘「逃げるボール練習しなきゃ」、直接指導に期待の声も
野球解説者・山本昌氏(元中日)が、20日放送の『山浦ひさしのドラゴンズステーション』(東海ラジオ)に生出演。中日のプロ4年目・22歳の根尾昂にまつわる発言がネット上で話題となっている。 番組で山本氏は現在一軍に同行している中日投手の中で気になっている複数名について話した。その中で、19日・巨人戦で投手起用された根尾の課題を指摘した。 >>中日・立浪監督、根尾の投手転向方針に球界OBが「甘くねえぞ!」と苦言 致命的な問題点も指摘<< 立浪和義監督が13日に投手本格転向の方針を表明し、根尾は巨人戦の9回表2死の場面で本格転向後初めてマウンドへ。ストレート、スライダーを織り交ぜた投球で巨人4番・岡本和真から空振り三振を奪った。 この日の投球について、山本氏は「本当に投手らしいフォームで(投げていた)」と投げ方はきれいだったと評価する一方、「ボールがまだ投手(の球質)じゃない」、「僕が二皮めくれないとっていうのは球質プラス、必殺の変化球(が無いこと)。スライダーは昨日、岡本選手から空振り取ってましたけど…」と、球質や球種についてはまだまだ課題が残ると指摘した。 山本氏は続けて、「現状はほぼ真っすぐにスライダー、たまにフォークなので、左打者に対して外に逃げるチェンジアップ系のボール、ツーシームでもいいんですけども、こういうのはちょっと練習していかなきゃいけないんじゃないか」とコメント。左打者の外角に変化する球種を習得すれば、投手として一皮むけるのではと主張した。 山本氏のコメントを受け、ネット上には「確かに1つ外に逃げる変化球があれば、内外の使い分けで左打者を惑わせることはできそうだ」、「対右はスライダー、対左はチェンジアップ系と空振りを取れる球は1つずつ持っておきたいところ」、「立浪監督は将来的に先発で使いたいらしいけど、3球種だけじゃ試合作るのは厳しいしな」といった納得の声が多数寄せられた。 また、中には「じゃあ青柳を覚醒させたシンカーを根尾にも直接教えてやってくれ」と、左打者の外側に落ちる変化球の一つであるシンカーの直接指導を期待するコメントも見られた。 「山本氏は2019年の阪神秋季キャンプで臨時コーチを務めた際、同年シーズンに初めて先発ローテ入りし『25登板・9勝9敗・防御率3.14』をマークした青柳晃洋にシンカーを伝授。新球種取得で投球の幅が広がった影響からか、青柳は翌2020年に『21登板・7勝9敗・防御率3.36』と黒星は先行したもののシーズン通してローテを守ると、2021年は『25登板・13勝6敗・防御率2.48』で最多勝、最高勝率(.684)の2冠を獲得。さらに、今季も19日終了時点で『10登板・8勝1敗・防御率1.17』と抜群の成績を残すなど投手として大きく飛躍しています。このことから、青柳と同じ右投手である根尾も、山本氏からシンカーを教えてもらえば投手として一皮むけるのではないかと期待しているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 今季はここまで「3登板・2.1回無失点・被安打2」と失点は喫していないが、被安打2はどちらも左打者に打たれている根尾。対左用の新球習得は急務ともいえるが、もし山本氏が一肌脱ぐようなことがあれば大きな話題となることは間違いなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月20日 21時30分
中日・波留コーチへのパワハラ批判に「バカでしょ」 江本氏が外部の声は聞くなと主張、時代遅れの暴論と指摘も
野球解説者・高木豊氏(元横浜他)が19日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、同・江本孟紀氏(元阪神他)が登場。中日・波留敏夫一軍打撃コーチにまつわる発言がネット上で話題となっている。 今回の動画で江本氏は、今シーズンのプロ野球の中で気になっているという話題についていくつか話した。その中で、12日の中日対日本ハム戦で波留コーチが行った“公開説教”が物議を醸している件について持論を展開した。 >>中日・波留コーチに球団首脳が激怒「勝つ気あるのか!」 謹慎招いた不祥事も、現役時代からトラブル多発<< 「0-1」と中日1点ビハインドの5回表。中継では波留コーチがイニング開始前に組まれた円陣の中で「目覚ませもっとお前ら! いつまで甘えてやってんねん野球! その気でやらんかいアホ!」と、無得点の野手陣を叱責する様子がリプレー映像で流れた。これを受けネット上には「選手に対するパワハラでは」などと波留コーチを批判するコメントが多数寄せられた。 この件について江本氏はまず、「もう何年も前からそうだけど世間に迎合して『ハラスメント』、『監督・コーチが強い言葉で怒っちゃいかん』とか、世間に迎合したことをやってる」、「俺今年のキャンプで一番驚いたのは、どっかの球団で『走り込み・投げ込みという言葉を使っちゃいけない』と言われて。これもハラスメントになるって」と発言。昨今の球界は指導方法などについて、外部からハラスメントと批判されることに過剰に敏感になっている面があると指摘した。 江本氏は続けて、「バカでしょ。バカだよだから、こいつらは」と外部からのハラスメントの指摘、それを過剰に気にしている球界側の双方をバッサリ。「世間なんか気にすることはないんですよ」と、球界側が内部事情を知らない人々の意見を気にし過ぎる必要はないと指摘した。 その上で、江本氏はパワハラではないかと批判された波留コーチの公開説教について「パワハラではないでしょ」、「波留はその(チームの)姿勢を貫いてるわけだから。それを聞かない方がおかしい」とコメント。かねて「勝負ごとはけんか」とチームに闘争心を求めている立浪和義監督の方針に沿った行為で、特に問題視するようなものではないと主張した。 この江本氏の発言を受け、ネット上には「確かに波留コーチの言葉自体はごもっともなのに過剰に批判されてる感じはあった」、「あくまで勝つためにやってることなんだから、あんまり気にする必要もないとは思う」、「選手や首脳陣はアマチュア時代から厳しい指導を受けてプロの舞台に立ってるわけだし、当人たちからしたらこの程度の檄はパワハラの内には入ってないだろ」と納得するファンの声が寄せられた。 一方、「パワハラかどうかはチーム方針や関係性次第って凄いこと言うな」、「ファンあってのプロ野球なんだから、理由がどうあれファンが良く思わない行為は慎むべきではないのか」、「頭ごなしに怒鳴り散らすだけの根性論やパワハラを是とするのは時代遅れすぎるだろ」と否定的なコメントも多数見られた。 江本氏は外部の声は気にし過ぎるなと主張してはいるが、これに対するファンの意見は分かれているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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中日、藤井の複数年契約に「意味不明」ファン大ブーイング 保留続出の一因に? 不振のベテランを厚遇したワケは
2020年12月01日 21時30分
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スポーツ
西武、年俸300万円ダウンでも選手が気持ちよく承諾できたワケ 中日にも見習ってほしい? 田尾元監督が球団代表の神対応明かす
2020年11月30日 21時00分
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スポーツ
中日・高橋の“恨み節”はまだ甘い? 契約更改で生まれた迷言、「食事は松屋か吉野家にする」発言で猛批判された選手も
2020年11月29日 17時00分
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スポーツ
阪神退団の福留、“銭ゲバ”と呼ばれた過去から心配も? 去就注目の大ベテラン、移籍実現への最大の障壁は
2020年11月28日 11時00分
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スポーツ
中日、契約更改で保留が続出している事情 球団代表も苦悩を吐露? ファンから「楽天みたいに資料出せ」の声も
2020年11月27日 21時30分
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スポーツ
阪神・福留、退団理由は“代打”にアリ?「このままだったら後悔しか残らない」赤裸々な愚痴に心配の声も
2020年11月24日 20時30分
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スポーツ
中日・大野が受賞の沢村賞、該当者なしの可能性もあった? 堀内選考委員長が受賞の裏事情を明かす「ご理解いただきたい」
2020年11月24日 15時30分
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スポーツ
日本ハム投手が球団フロントに激怒「低すぎるよ!」 球界が変わるきっかけに? 賛否を呼んだ“セカンドバッグ投げつけ事件”
2020年11月23日 17時00分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分