プロレス
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スポーツ 2021年09月14日 22時30分
大谷晋二郎が10.9新日本vsUインター全面戦争で対戦した山本喧一氏の弟子と対決!「26年前の続きができました」
サイバーエージェントグループ、サイバーファイト傘下のガンバレ☆プロレスが12日、東京・板橋グリーンホールで「ハーレーダビッドソン&マルボロマン2021」を開催。メインイベントでは、同団体にレギュラー参戦中でホットジャパンの大谷晋二郎(ZERO1)が岩崎孝樹とのシングルマッチでの熱闘を制した。 岩崎はUWFインターナショナルなどで活躍した“ヤマケン”こと山本喧一氏が主宰したジム「パワー・オブ・ドリーム」の門下生。大谷は1995.10.9東京ドームで開催した伝説の新日本プロレスとUインターの全面戦争で、その山本氏とバチバチにやり合った間柄。長い月日を経て、山本氏の弟子とガンプロのリングで対峙することに。 試合は序盤、レスリングの攻防でスタートし、エルボー合戦から、岩崎がキック連打。大谷は腕に集中砲火を浴びせると、顔面ウオッシュ。背中へのサッカーボールキックでやり返した岩崎は、ダブルアーム・スープレックス、テキサス・クローバーホールド、逆片エビ固めで猛攻。大谷も投げ捨てジャーマン、腕ひしぎ逆十字固めで逆襲。15分過ぎ、壮絶な張り手、エルボーの応酬となり、岩崎は三角絞め、ハイキック、PKと波状攻撃に行くも、大谷はラリアットからチキンウイング・アームロック。さらにラリアットからコブラホールドで絞め上げてギブアップを奪っている。 先に岩崎が退場すると、左腕を傷めた様子の大谷は「岩崎!いや孝樹、オマエと出会えてよかった。オマエがプロレスラーになってくれたおかげで、26年前の続きができました」と言葉を送ると、「毎回毎回、刺激的なカードを。ガンプロ、最高だね。所属ではないかもしれないけど、レギュラー参戦しているから、ガンバレ☆プロレスの一員です。これからもガンプロのメンバーと一緒に一生懸命なプロレスをして、へこたれそうな気持ちになっている皆さんに、元気を与えるプロレスを続けていきたいと思います。本日も温かいご来場、心の底からありがとうございました」と感謝の意を述べて引き揚げた。(どら増田)
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スポーツ 2021年09月06日 11時30分
DDT人気ユニット『ダムネーション』が解散へ!佐々木大輔「受け入れてやる」
DDTプロレスが4日、愛知・名古屋国際会議場イベントホールで「DRAMATIC SURVIVOR 2021」を開催。4組のユニットが出場した「DRAMATIC SURVIVOR~負け残り8人タッグトーナメント」で、ダムネーションがよもやの最下位となり解散。ルールにより、保持していたKO-D6人タッグ王座(王者は遠藤哲哉、高尾蒼馬、火野裕士)は即刻返上となった。 同トーナメント1回戦で、まずダムネーション(佐々木大輔、遠藤、高尾、火野)とディザスターボックス(HARASHIMA、大鷲透、吉村直巳、平田一喜)が対戦。ウイークポイントと見られていた平田が“奇跡を呼ぶ一発逆転首固め”で高尾を丸め込んでディザスターが勝ち抜けた。続いて、準烈(秋山準、岡田佑介、渡瀬瑞基、岡谷英樹)とサウナカミーナ(竹下幸之介、勝俣瞬馬、上野勇希、MAO)が激突。MAOがみちのくドライバーIIを岡田に決めたところで、秋山がMAOにランニング・ニーパットを叩き込み、体勢を入れ替えた岡田が3カウントを奪取。準烈が勢いに乗るサウナカミーナを退けている。 この結果、最下位決定戦はダムネーションVSサウナカミーナの組み合わせになった。試合は奇襲を仕掛けたダムネーションが序盤優勢に進めたが、サウナカミーナも反撃。一進一退の攻防が続く中、佐々木がピンチに陥るとセコンドのマッド・ポーリーが介入して乱戦模様となった。遠藤のハンドスプリング・オーバーヘッドキックが佐々木に誤爆すると、竹下と勝俣が合体技のMADMAXを繰り出した。チャンスと見た上野がBMEを佐々木に見舞うもカットされると、今度は必殺のWRを決めて3カウントを奪った。これにより、ダムネーションの解散と、遠藤らが持つKO-D6人タッグ王座が返上となることが決まった。 上野は「このトーナメント、僕たちが進化するために負けるわけにはいかなかった。佐々木さんに思うことはたくさんありますが、僕が望んだことではないですけど、ダムネーションは解散になります」とマイク。佐々木は「(高木)三四郎が考えた、こんなクソみたいな試合。解散してやるよ。どうせ2025年に解散しようと思ってたんだ。だから2025年まで解散ツアーを組んどけ」と発言するも、今林久弥GMは9月26日の東京・後楽園ホールでダムネーションの解散試合を組むことをアナウンス。 バックステージで佐々木は「(9.26後楽園で解散だが?)早いな。俺たちは男の中の男、ダムネーションだ。受け入れてやる。9月が終わったら、俺たちはダムネーションじゃなくなり、一人一人路頭に迷う。みんなどこに行くんだろう?俺たちが言えることは9月でキッパリ解散してやる」と吐き捨てた。 16年にユニットとしてスタートしたダムネーションには、その後、遠藤らが加入してパワーアップ。DDT内では最強と言ってもいいユニットとして君臨してきたが、意外な形で幕を閉じることになってしまった。解散興行でスンナリ解散するのか気になるところだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年08月30日 11時00分
大谷晋二郎がガン☆プロに高岩竜一の投入を宣言!「コイツが来たら面白い」
サイバーファイト傘下のガンバレ☆プロレスが28日、東京・板橋グリーンホールで「タクシードライバー2021」を開催。ホットジャパンの“熱き男”大谷晋二郎が9月12日の板橋大会で岩崎孝樹、同25日の東京・後楽園ホール大会で石井慧介とシングル2連戦を行うことが決定した。 大谷は6月27日の板橋大会から同団体にレギュラー参戦しているが、所属するZERO1のスケジュールの都合により、この日が約2か月ぶりの出場。大谷は今成夢人、島谷常寛とのトリオで出陣し、石井、岩崎、レッカ組と対戦。 試合は文字通り、6人が入り乱れた“熱闘”が繰り広げられ、大谷の顔面ウオッシュを岩崎があえて受けて立てば、岩崎の背中へのサッカーボールキック連発を大谷はあえて受けて立つなど、意地の張り合いに発展。劣勢だった島谷は20分過ぎ、DDTで反撃を試みるも、石井が逆襲。最後は高角度ダブルアームDDTを決めて島谷からフォールを奪っている。 試合後、石井は「インディージュニアを落としてから、一歩引いて自分自身情けない状況でした。こんなことしてる場合じゃない。大谷さんがこのリングに上がってから、そういう気持ちが強くなりました。大谷晋二郎、後楽園で俺とシングルしてくれ!」とアピール。大谷は「ガンプロに上がって、毎回“なんだこの熱いのは”って思うんだよ。この試合に勝利した石井。オマエの一騎打ちを断るわけがない。後楽園でやってやる」と受諾。続けて、「俺からガンプロにお願いがある。岩崎、オマエとは闘わなければならない気がする。場所はどこだっていい。俺と一騎打ちだ。今日も熱いプロレスありがとう」と逆要求。これに岩崎は異存などなく、「晋さん、俺だって後楽園でも板橋でもどこでもいい。シングルでよろしくお願いします」と快諾した。 バックステージで石井は「後楽園でというこだわりは強い。大谷さんは小さい頃から見てる。あこがれてる大物選手と闘って完敗する。あるいは善戦する。それをやってちゃ、うだつが上がらない。もう36歳、脂に乗るか乗らないか、大事な時期なんで、大谷さんがシングルを了承してくれたのは、大きいモチベーションになる。勝って“プロレスラーになってよかった”と言ってやります」とコメント。 大谷は「ガンプロ、毎回刺激的なカード組んでくれる。レギュラー参戦決めてよかった。僕が来たことで、火がついたなら、こんなうれしいことはない。石井、岩崎、僕との闘いを求めてくれるヤツがいる。岩崎は俺から求めた。岩崎はあの男(元UWFインターの山本喧一)の弟子なんだろ? 山本喧一選手が育てた選手なんだろ。俺が闘わないでどうする。だからこそ意識した。でも意識した以上のモノをアイツは見せてくれるよね。四半世紀前の闘いはまだ体に残ってる。弟子のアイツと闘って、また沸き上がってくる。ワクワクしてる」と熱く語った。 さらに、大谷は「(後楽園は)勝手に思惑があって、ある男に声を掛けた。コイツが来たらおもしろいと思って、高岩(竜一)に声掛けた。スケジュールは空けてる。でも、俺はシングル決まったから。高岩は出るつもりでいるから、高岩にふさわしいカードを組んでくれ」と高岩を連れてくることを明言。新日本のヤングライオン時代から行動を共にしている盟友を投入することで、ガン☆プロマットをさらに活性化させる考えだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年08月25日 10時50分
DDT秋山準超えの竹下幸之介「今の絶好調の僕なら唯一無二の王者像を作れる」
DDTプロレスは23日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、21日の富士通スタジアム川崎で秋山準を破り、KO-D無差別級王座を1年10か月ぶりに奪還した竹下幸之介が胸中を吐露した。 冒頭、竹下は「当日は実感と言うより、必死に闘って、必死に勝ったなと。負けられない闘いだったし。1日、2日経って、秋山準から獲ったこのKO-D無差別級のベルトと言うのは、今までのKO-D無差別級チャンピオンとしての防衛ロードとは、重みが違うと思うし、責任感も違うと思います。でも、今の絶好調の僕なら、その重圧をはねのけて唯一無二の王者像を作れると思ってるので。さっそく次のタイトルマッチは9月(26日)、後楽園ホールでクリス(ブルックス)に決まりましたけど、DDTファンだけじゃなく、日本のプロレスファン、世界のプロレスファンに届けられるような試合になると思います。今後の防衛ロードに大いに期待してもらいたいと思います」と堂々たるコメント。 川崎決戦でのフィニッシュは、秋山対策で考案した変型チキンウイング・フェースロックだったが、「これで勝てなかったら何も残されてないくらいのつもりで絞り切った。その結果、秋山選手からギブアップが取れたので、僕自身もそうですけど、技自体にも自信がつきました。これさえ入ればギブアップが取れないことはないというのが証明された。これからジャーマンと並んで、大きな武器にしていきたい」と今後もフィニッシュホールドの一つとして使っていくようだ。 試合中にかなり声が出ていたが、「意識したとか、感情的にいったとかじゃなくて、必死だったんです。絶好調だけど、2連敗してる相手だったので。その壁はぶ厚く高かったですし。自信に満ちあふれていたかと言うと、実際にはそんなことはなかったと今だから思える。不安もたくさんあったし、そういうのをすべて吹っ切ろうとしてたんだと思います。今になって思うのは、とくかく必死でした」と語った。 クリス戦に臨むにあたっては、「本当に素晴らしいレスラーの一人。(19年7月に)僕が無差別のチャンピオンでクリスを挑戦者に迎え撃って闘ったこともあるし、その時とダブることもある。(昨年2月に)初代DDT UNIVERSAL王者を争って、その時負けてるし。無差別を巻くのが約2年ぶりで、本当に厳しい闘いがどんどん続く、簡単に勝てない相手がどんどん立ちはだかる感じが久しぶりなので。一発目がクリスで、素晴らしいレスラーを迎え撃てるのを楽しみにしています」と挑戦者に敬意を表している。 クリスにはシングルで3連敗を喫しているが、「苦手意識は特にない。クリスとの試合はいつもお互い削るような闘いで紙一重。僕が勝っても、クリスが勝っても紙一重。お互い、手の内が分かり合う同士、プロレスオタク同士の闘いなので。フィジカル面、メンタル面以上にいかに頭を使えるかが勝負の肝になるんで。あと1か月あるんで、しっかりクリスとの試合の準備をしないといけないし、(8.29)仙台から前哨戦も始まるので。絶好調ぶりをキープして、もっと調子を上げていって相手の手の内を探りたいと思います」と防衛戦をしっかりと見据えていた。(どら増田)
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スポーツ 2021年08月23日 11時30分
DDT竹下幸之介が秋山準超えを達成!KO-D王座奪取「もっとデカいレスラーになる」
DDTプロレスの真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2021」が21日、神奈川・富士通スタジアム川崎で開催され、メインイベントでは竹下幸之介が秋山準を破り、KO-D無差別級王座を奪還。9月26日の東京・後楽園ホールでクリス・ブルックスと初防衛戦を行うことが決まった。 竹下は昨年11月3日の東京・大田区総合体育館、同年12月27日の後楽園(D王 GRAND PRIX 優勝決定戦)で秋山に敗れシングルで2連敗を喫し、“3度目の正直”に向け、満を持して臨んだ。 試合は序盤から激しい一進一退の攻防となり、15分過ぎには秋山のエクスプロイダーと竹下の投げ捨てジャーマンの投げ合いに発展。20分過ぎ、秋山がヒザ蹴り連打からリストクラッチ式エクスプロイダーを繰り出すも、竹下はカウント2でクリア。耐えた竹下は投げ捨てジャーマンからザーヒー、さらにサポーターを外してザーヒーを連発。クロスアーム式ジャーマンで投げると、“打倒秋山”のために開発した変型チキンウイング・フェースロックで首を絞め上げて、秋山はたまらずギブアップ。竹下はようやく秋山を倒し、約2年ぶり5度目の王座戴冠を果たした。 竹下は「今日でピリオドなんて打つ気はありません。秋山さんから獲ったベルト。死ぬ気で防衛して、もっとデカいレスラーになって、次は僕が秋山準を迎え撃ちます」とマイク。退場しようとしていた秋山は「竹下、今日は負けたよ。獲り返すから待っておけ」と言い返した。ここで、クリス・ブルックスがリングインすると、「タケちゃん、ついにアキヤマさんに勝った。ホントにおめでとう。でも19年からあなたは私にシングルで勝ってないでしょ。だから最初の挑戦者は私。お願いします」と流暢な日本語でアピール。竹下は「いいよ。でも今のタケちゃん、メッチャ強いよ」と即答。クリスは「分かりました。でも大丈夫だよ」と応じた。これを受け、今林久弥GMは9・26後楽園でタイトル戦を組むことをアナウンス。 そして、高木三四郎社長がリングに上がると、「竹下、ベルト奪取おめでとう。これはオマエと今日ここにいるお客さんへの私からのプレゼントです」と言って、目隠しされたパネルを渡した。目隠しをはがすと、12月26日にDDTが東京・国立代々木競技場第二体育館に初進出することが書かれていた。 バックステージで竹下は「秋山選手に全部リング上でぶつけさせてもらいました。リング上が竹下幸之介の全てです。くじけそうになることとか、不安になることとかいっぱいあるけど、みんな僕の試合を見て元気になってもらえればそれでいいです」と話した。続けて、「僕がこの1年で一番成長したと思うのは自信。1度自信を失うことで、その大切さとか自分がやってきたプロレスっていうのをしっかり再確認ができて。自分はDDTの中の何なのか、それを再確認できて、その上で今日のリングに上がったから、勝てたんだと僕は思ってます」と試合を振り返っている。 高い壁だった秋山を乗り越えた竹下は今度こそ絶対王者になるべく、団体をしっかり押し上げていく。(どら増田)
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スポーツ 2021年08月19日 10時50分
DDT赤井沙希8.21川崎決戦に向けて猛アピール「火野!川崎はウチのこと無視できんようにしてやるからな!」
DDTプロレスは東京・渋谷区のAbemaTowersで、真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2021」(8月21日、富士通スタジアム川崎)に向けて記者会見を開いた。KO-D6人タッグ王座戦(王者組、遠藤哲哉&高尾蒼馬&火野裕士 対 挑戦組、樋口和貞&坂口征夫&赤井沙希)に臨むイラプションの赤井が、ダムネーションの火野にチョップを出すよう要求するも、火野は一蹴した。 挑戦者組の樋口は「自分らとしては思い入れのあるベルト。赤井さんが作ってくれた道なんで、ぜひとも奪い返して、イラプションが6人タッグのベルトを巻きたいと思います」とコメント。いの一番に挑戦をアピールした赤井は「イラプションとして結果を出さなきゃいけないと思ってます。この6人タッグ選手権は自分にとって、ある意味、集大成。“男子の中で、何で女子が1人いるんだ?”って、いまだに違和感を持っている人もいる。そこを含めて、そういう人たちを黙らせたい。火野選手のチョップを、パートナー2人が食らっているのを見て、ヤバいというのは分かってます。正直怖さはあります。ヤバさ、怖さを乗り越えてチャンピオンにならないといけない。なので、火野さん!私に遠慮なくチョップを打ってきてください。プロレスラーはやられる覚悟だけじゃなく、やる覚悟も必要だって、お師匠さんから習ってるので」と並々ならぬ覚悟を見せている。坂口は「(7.15)新宿で赤井がウチらにつけてくれた火を、川崎でベルトを獲って燃やし続けたいと思います」とキッパリ。 一方、王者組の遠藤は「本来だったら、ボロクソに言ってやりたいんですけど、一つだけ認めてやりたいことがあります。それは、(7.18)白石大会のリングで俺たちの前で挑戦表明したこと。前回、白石大会で防衛したサウナカミーナは、直接言わず、会社に言って組まれたタイトルマッチだった。イラプションに一つアドバイスするとしたら、もう少し現実を見た方がいいってこと。全員そこそこキャリア、経験も積んできて、頑張っただけじゃいけない時期になってる。8月21日、残酷な現実を見せつけてやります」と挑戦者組を認めつつも、自信満々の表情。 火野は「このタイトルマッチ、ハンディキャップマッチみたいなもんや。負けるわけない。3人おっても1人は女性。おる意味ないから。ええ女なんやから、リングなんかさっさと降りて。ガリガリなんやから、プロレス辞めたらいい。チョップ打つわけないやろ。バラバラになってしまう。プロレスラーであり、殺人鬼じゃないから。チョップは打ちません!」として、赤井の要求を拒絶した。 この日も、缶チューハイをあおりながらの会見となった高尾はベルトを坂口に投げつけ、「ベルトほしいんだろ? やるよ。巻いていいよ。今度俺の代わりに巻いて入場してきてくれよ」と吐き捨てた。火野がチョップは打たないと発言したことについて、赤井は「打たないといけないような状況にしてやります。全部受け止めてのチャンピオンだと思ってるので。ガリガリとか言ってたんですけど、私の長くて細い足を突き刺してやります」と強気の姿勢。それに対して、火野は「そもそもレスラーと思ってない。ちょっと照れるくらい、ええ女やな。やっぱりリング降りた方がいい。プロレス辞めよう! レスラーじゃないもん。打たない、打てない」と改めてチョップは打つ気がないことを表明。 フォトセッションが終わると、赤井はいきなりキレて、「オイ、火野!川崎はウチのこと無視できんようにしてやるからな!」と投げかけ、味方の2人に「アンタらがしっかりせんからや!」と張り飛ばして怒りを露わにした。 赤井が火野を本気にさせられるかどうかがテーマになりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年08月18日 17時30分
クロちゃんが8.21大仁田厚との川崎電流爆破決戦前に怪気炎!「俺らが爆破の利権をもらうからな」
DDTプロレスが千葉・浦安マリーナ駐車場で12日、「WRESTLE PETER PAN 2021」(8月21日、富士通スタジアム川崎)での第0試合で行われる電流爆破8人タッグデスマッチ(大仁田厚、高木三四郎、彰人、伊藤麻希組VS安田大サーカス・クロちゃん、スーパー・ササダンゴ・マシン、黒田哲広、乃蒼ヒカリ組)に向けて爆破実験を行ったが、クロちゃん軍の暴挙で波乱の展開となった。 大仁田軍の4人が先に会見場に到着したが、開始時間を過ぎてもクロちゃん軍は現れず、大仁田はイライラを隠せず。クロちゃん軍は黒田を除く3人で遅れて姿を見せ、「ヒーローは遅れて来るもんだ」(クロちゃん)と挑発。続けて、クロちゃんが「8.21、俺らが勝ったら爆破の利権をもらうからな!」と通告するや否や、クロちゃん軍が大仁田軍を襲撃し大乱闘に発展。 ササダンゴは実験用のスイカを高木の頭でかち割ってダメージを与えると、大仁田を捕獲し羽交い締めにした。すると、クロちゃんは「俺とヒカリの初めての共同作業だ」と叫び、乃蒼とともに電流爆破バットをフルスイング。試合でもないのに、クロちゃんがカバーすると、ササダンゴが3カウントを叩き、勝ちどきを挙げた。クロちゃんはスイカの破片を大仁田の口に入れて無理やり食べさせると、改めて「電流爆破の利権は俺がもらう」と宣言。さらに、クロちゃんは「やってやるよ。大仁田を引退させてやる。骨まで残らない闘いを見せてやる」と吐き捨てて、クロちゃん軍は退場。 本来、爆破実験はその破壊力を公開で試すためのものだが、完全に不意打ちを食って被爆した大仁田はしばし放心状態。報道陣から「利権を懸けるのか?」と問われると、大仁田は「別にいいけど、負けたらだろ。遅れてやってきて、あれも作戦だな。今回は作戦負け。今度はそうはいかない。本番強いから。俺は電流爆破を熟知してるから」とクロちゃんの要求を承諾。 ここで、高木が「ありったけの(爆破)バットを用意しましょう。5本用意しましょう。クロちゃんの右手に1本、左手に1本、右足に1本、左足に1本、顔面に1本。たたき込んでやりましょう」と発言し、当日は爆破バットが5本用意されることが決定。クロちゃん軍から一方的に電流爆破の利権を要求された大仁田は「(勝ったら)俺の傘下に入れ。ニタクロ同盟だ。俺の奴隷になれ。プロダクションも強いとこに行かないと。松竹芸能は弱いから、吉本(興業)に移籍しろ!芸能のギャラは30パーセント、俺と高木社長で分ける。試合のギャラは100パーセントだ!」と逆要求して会見場を後にした。 爆破実験では完全にクロちゃん軍の作戦勝ちと言えそうだが、電流爆破マッチの聖地だった川崎球場跡地での開催に大仁田が燃えないわけがない。いよいよ電流爆破が『川崎劇場』に帰って来る。(どら増田)
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スポーツ 2021年08月16日 22時30分
DDT秋山準が竹下幸之介との8.21川崎決戦前に余裕を崩さず!「ねじ伏せたい」
DDTプロレスは13日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、21日の「WRESTLE PETER PAN 2021」(富士通スタジアム川崎)のメインイベントでKO-D無差別級王座を争う、王者・秋山準と挑戦者・竹下幸之介が火花を散らした。 冒頭、竹下は「この度、無差別級王座に挑戦できるということで。富士通スタジアムという大きな舞台で挑戦できることはもちろんですが、一番意識するのはチャンピオンが秋山選手であること。昨年11月、12月と(シングルで)2連敗を喫して、思い悩むというか、立ち止まることもありました。だけど、それがあったからこそ、さらに大きくなった絶好調の竹下幸之介で秋山選手の前に立てる。当日は秋山選手にも絶好調で来ていただいて、熱いものを受け止めて感じてもらいたい。そして自分が再びKO-D無差別級王者になって、“DDTには竹下がいるんだ”と胸を張って言いたい」と最後の砦としてベルト奪取を宣言。 秋山は「彼も調子よさそうなんで。僕はDDTに来てからずっと調子いい。調子悪くても、僕はたぶん調子いいと言いますし。自分で調子いいと言ったら調子よくなってくるし。彼は体力、身体能力すべて僕より上回っているかもしれないけど、気持ち、心で勝るとこうなるというのを21日に見せたい」と余裕の表情を覗かせた。 続けて、秋山は「(竹下は)若干のケガがありましたけど、気持ちの面では前回、前々回より随分違ったと思う。昨日、彼と去年やった試合のVTRを見たけど、今の方がだいぶ雰囲気も変わったし、大人になった感じはします。だから彼自身が変わったんだと思います。タイトルマッチに臨むにあたり、2回、ケガしたり、気持ちが落ち込んだり、そういう情報が出てきて、それは絶対にいけないこと。表に出しちゃいけないことだから。そこもしっかり考えて、いつも絶好調で、チャンピオンシップに臨む時は必ず絶好調。どこか悪くても絶好調。そこはしっかり考えてもらいたい」とまたまた余裕の発言。 川崎決戦の6日前となる、15日の東京・後楽園ホールではKO-Dタッグ選手権(王者・竹下、勝俣瞬馬 対 挑戦者、秋山、岡田佑介)が控えているが、竹下は「タッグとシングルのチャンピオンシップは別物だと考えています。だけど、無差別級チャンピオンの秋山選手と6日前にタッグで当たる。もちろん意識する部分はあるのかもしれないですけど。でも、同一線上に考えてタッグ選手権を防衛できるほど甘い相手ではないと思ってるんで。勝俣とよく話をして、作戦を練ってるので。タッグ選手権、力を入れて頑張りますけど、勝俣に頼ってみるのもいいのかなって思ってます」とコメント。 これに、秋山は「タッグもそうですけど、日々の前哨戦もすべて僕は別物だと思います。最終的に無差別のタイトルマッチにつながるものだと思ってやってるんで。タッグのタイトルマッチがあるのも、最後の無差別につながるものだと思うので。無差別に一番いい形でつながるのは勝利しかないと思うので、(タッグは)勝利で終わりたい」と2冠獲りを視野に入れていた。 過去のシングル戦において、1戦目は秋山のフロント・ネックロックで竹下がタップし、2戦目は変型アームロックによるレフェリーストップで終わっているが、今回の闘い方について、竹下は「こういう風に勝ってやろうというのは、タッグ選手権が終わったら考えようと思ってるのではないんですけど。ラッキーパンチで勝っても仕方ないというのはずっと頭にあります。“竹下にまかせれば大丈夫”と見ている人に思ってもらえるくらい、どっしりした試合で、誰しも納得できるように勝ちたい」と話すと、秋山は「(これまでと)同じ。ねじ伏せたい。ギブアップを狙うのか3カウントか分からないけど、ねじ伏せたい。3カウントを奪うにしても顔を押さえつけて取ってやろうと思います」とキッパリ言い切っている。 8.21川崎野外決戦まで待ったなしだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年07月27日 11時45分
初代タイガー&ジャガー横田の教えを受けたタイガー・クイーンがデビュー戦でいきなりメイン出場が正式決定!
1981年4月23日、日本中に大旋風を巻き起こした初代タイガーマスクのデビューからちょうど40年。節目となる2021年、ストロングスタイルプロレスは「初代タイガーマスク40周年記念」の大会を開催しているが、第2弾となる7.29東京・後楽園ホール大会で、女性版タイガーマスクがデビューする。初代タイガーこと佐山サトル命名によるリングネームは、タイガー・クイーン。自身も数々の激闘を行ってきたプロレスの聖地・後楽園ホールで自身が手がけたタイガーが(しかも女性版として)デビューするという歴史的大会には、タイガー・クイーンがデビュー戦にして、いきなりメインイベントに出場することが正式決定した。 新間寿会長の鶴の一声でメインイベントとなったのが、タイガー・クイーンデビュー戦。タイガー・クイーンは初代タイガーマスクの佐山サトルがプロデュースし、直々に指導。初代タイガーが「本来ならメイン級の選手。それくらいの価値があると思います」と発言したことから、「初代タイガーマスクデビュー40周年記念第2弾」のメインカードに抜擢されたのである。まだまだ未知数のクイーンながら、話題性からしてメインにふさわしいことは間違いない。また、女子プロレス界のリビングレジェンドであるジャガー横田がストロングスタイルプロレス(女子)のアドバイザーに就任し、クイーンをコーチ。初代タイガーとジャガーの共同作業によりベールを脱ぐのが、女性版タイガーマスクなのである。対するは、昨年12・17後楽園でジャガーとタッグを組み、ストロングスタイルプロレスには2度目の参戦となる山下りな。タッグを組んだ時、ジャガーが横にいて実力を感じ取ったのだろう。山下を大事なクイーンのデビュー戦の相手に選んだのが、ジャガーなのである。パワーファイターでもある山下は、男子相手のデスマッチもいとわない度胸の持ち主で、女子プロ界でも屈指のオールラウンドプレーヤーでもある。この人選はある意味、山下に対抗するだけの力がクイーンにはあるということの表れでもある。7月15日の会見ではクイーンが姿を現わし、170センチはあろうかという長身を披露した。言葉を発することこそなかったが、公開された映像では初代タイガー独特のムーブを次々と披露。もちろん、佐山が直々に指導しているだけに、空中殺法のコピーや見せかけだけのストロングスタイルであるはずがない。精神面でもみっちりと心得を伝授されているだろう。 「彼女を見た瞬間に、これは40年前を再現できると確信をしました」(初代タイガー)、「ハッキリ言ったら、初代夕イガーのクローンだと私は思っております」(ジャガー)と、半年以上にわたり練習を見てきた2人も太鼓判を押す。当日は、初代タイガー(佐山サトル)が来場し、クイーンのデビュー戦を見守る予定だ。(どら増田)
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スポーツ 2021年07月25日 11時00分
大仁田厚8.15大阪で有刺鉄線電流爆破&電流爆破バット&電流爆破テーブル&バリケードマット地雷爆破ボード火薬3倍~地獄のデスマッチ敢行!
“邪道”大仁田厚が立ち上げたFMW-E旗揚げ第2戦「BURN OUT」(8月15日、大阪・花博記念公園鶴見緑地特設会場)での大仁田厚とミスター・ポーゴの決着戦の試合形式が、“地獄のデスマッチin大阪”に決まった。 師匠である故ポーゴさんの魂が降臨したシャドウWXは、この闘いにおいて、「ポーゴさんが俺の体に憑依した感覚だった。夢に師匠が出てきて、俺に降臨したんだ。ポーゴさんの魂を受け継いで、シャドウWXの名は捨てて、ミスター・ポーゴを名乗る。師匠の名を永遠のものにするために」とWXの名を捨ててミスター・ポーゴを名乗る意向を明らかにし、大仁田に対して、「地雷だけじゃ物足りない。この前の“地獄のデスマッチ”より、火薬量を増やして、アイテムも過激にして、ミスター・ポーゴが降臨した俺にふさわしい“地獄のデスマッチ”を用意しろ!俺は甲状腺がんや脳梗塞を患って地獄を見てきたんだ。これくらいどうってことない」と当初予定の地雷爆破デスマッチから、「俺にふさわしい地獄のデスマッチ」への変更を要求していた。これを大仁田が受諾し、旗揚げ戦(7月4日、鶴見爆破アリーナ=鶴見青果市場)で行った“地獄のデスマッチ”より、さらにパワーアップした試合形式を編み出すことに。 “地獄のデスマッチin大阪”は、ロープ3面に有刺鉄線電流爆破、有刺鉄線電流爆破バットが2本、電流爆破テーブルが1台、場外の1面に有刺鉄線バリケードマット地雷爆破ボードが設置されるが、7.4鶴見大会より地雷の火薬量が3倍の破壊力になる。 試合は6人タッグマッチで、大仁田は岡田剛史、HASEGAWAとトリオを結成。ポーゴは木高イサミと組むことを明かし、“火炎の魔術師”デビル・マジシャンをマネジャーに付けるが、残りのパートナー1選手が不明のままだ。ポーゴはFMW-E事務局に対し、「もう一人は大仁田のことを最もよく知る男を連れてくる。せいぜい楽しみにしとけ!」と通告した。大仁田は「誰を連れてくるのか知らないが、2度とミスター・ポーゴを名乗れないように大阪で決着を付けてやる」と意気込んだ。 ポーゴが言う“大仁田のことを最もよく知る男”とはいったい誰なのか、大いに気になるところだが、8.15大阪大会では、伝説となった7.4鶴見大会を超える過激デスマッチが繰り広げられるのは必至だ。◆FMW-E旗揚げ第2戦「BURN OUT」 全対戦カード決定!8月15日大阪・花博記念公園鶴見緑地特設会場1.プロレスリング紫焔提供試合滝井洋介 対 後藤哲也2.アクトレスガールズ提供試合SAKI 対 櫻井裕子3.橋本友彦&魔苦・怒鳴門 対 佐野直&清水来人4.ドレイク森松&沙恵 対 救世忍者 乱丸&花園桃香5.正岡大介&神威 対 バラモンシュウ&バラモンケイ6.空牙&アンディ・ウー 対 マグニチュード岸和田&洞口義浩7.有刺鉄線電流爆破&電流爆破バット&電流爆破テーブル&バリケードマット地雷爆破ボード火薬3倍~地獄のデスマッチin大阪大仁田厚&岡田剛史&HASEGAWA 対 ミスター・ポーゴ&X&木高イサミwithデビル・マジシャン(どら増田)
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