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武藤敬司がW-1ラストマッチ撤回?!カズ・ハヤシは中嶋勝彦から至宝奪還

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武藤敬司

W-1
『WRESTLE WARS 2020』

▽15日 東京・大田区総合体育館 観衆1,254人
 4月1日の東京・後楽園ホールで活動休止を表明しているプロレス団体WRESTLE-1(W-1)が、休止前最後のビッグマッチを15日、東京・大田区総合体育館で開催した。新型コロナウイルス感染拡大予防のため、大会開催を自粛する団体が多い中、W-1はファンに注意喚起をした上で、予定通り開催した。
 4月にアメリカ遠征が決まっているため、この日がW-1所属ラストマッチと発表されていた、団体創設者である武藤敬司は、かつてW-1に所属し、現在は大日本プロレスで活躍中の浜亮太&中之上靖文とトリオを結成。旗揚げからW-1を支え続けてきた河野真幸、ランズエイドの崔領二、フリーのKAZMA SAKAMOTOのデスペラードと対戦。セコンドを巻き込んだお祭り的な要素を多分に含んだ試合の最後は、武藤がシャイニング・ウィザードで弟子の河野からカウント3。武藤組が勝利を収めている。

 試合後、武藤は「俺に関しては、実はアメリカの仕事がキャンセルになりましてですね、多分マッチメイクとか決まっているかもしれないけど、急遽4月1日に隙間があるなら出ようかなって思っている中で、今日なんだかんだ言って、メインでカズと勝彦が組まれてるからね。もし、カズが負けるようなことがあったら、俺が名乗り上げてもいいかなと思ったりもしてますよ。とりあえず、キャンセルになっちまって、日本にいることになっちまったから。まあ、まあ、4月1日もどこまで決まっているかわかんないけど、もし、せっかくだったら隙間があれば。かと言って、カズが負けることもあったりするわけだからね。ノアとどうなっているかわからない中で、名乗り出るのもいいかなと思ったりしますよ」とアメリカ遠征がキャンセルになった(新型コロナウイルス問題が影響していると思われる)ことを明かし、4.1後楽園大会での活動休止前ラストマッチ出陣を表明した。

 メインイベントでは、プロレスリング・ノアの中嶋勝彦に持っていかれた団体の至宝WRESTLE-1チャンピオンシップに、社長のカズ・ハヤシが挑戦。カズは左足大腿二頭筋断裂のため欠場を続けていたが、至宝奪還に向けてリハビリを行い復帰。激戦の末、ファイナルカットからパワープラントが決まり、勝彦から勝利。至宝を奪還した。カズは「僕の今できる精一杯を全て出しきった。中嶋勝彦はよくわかんねえ。ヒールだか、ベビーだか、どうでもいいよ。俺とあいつの闘いにはそういうものはいらない。お互いにあるものを全て引っ張り出す。こんな俺の状態でも中嶋勝彦が相手だったから、ここまで真剣に一生懸命になれた。中嶋は悪いことをやっているだけじゃない。彼の中に本当の闘いがあるから。いろいろ無礼なことはしてくれたけど、一レスラーとしては中嶋選手に感謝します」と勝彦に敬意を表するコメント。

 次は4.1後楽園大会。武藤が出場すればW-1の集大成が見られそうだ。

(どら増田)

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