ドイツ
-
社会 2021年01月30日 06時00分
感染者減らずロックダウン中も“コロナ差別”はない? ドイツ、感染者自ら情報共有する場面も
変異種が世界中で見つかるなど、新型コロナウイルスの猛威はとどまることを知らず、日本でも感染者数や死者が出続けている。そんな中、日本国内のネット上では「私が看護師であることから、息子が学校でコロナのリスクがあると思われ避けられている」「自分が看護師という理由で、学校の親の集まりへの出席を考えてほしいと言われた」など、家族に医療従事者がいる子どもや親が差別を受けたという例が報告されている。 新型コロナウイルスの感染者が急増しているヨーロッパの中でも、特に感染者、死者が増えているドイツでは現在、厳格なロックダウンを敷いているが、学校などでの“コロナ差別”は日本ほどないという。ここ数日のドイツは人口約8302万人に対し、1日の新規感染者数は1万〜1万5000人程度、1日の死者数は1000人前後だ。レストランなどのお店は閉まり、外出も1世帯プラス1人まで、マスクの着用義務はあり、医療用マスク以外は認められないという州もある。このように、ドイツでは緊迫した状況が続いているが、だからといって学校や学校に通う子どもの親同士で差別は生まれてはいないようだ。 現在、ドイツでは小学校から大学まで全ての学校は閉鎖。保育園や幼稚園も基本的には閉鎖されているが、保育園や幼稚園に限っては、親が共働きでどうしても自宅で子どもの世話ができない場合、申請すれば預けることができる。親が医療関係者で子どもを預けているケースもあるが、別の親が医療関係者の親を差別することはあまりないそう。むしろ情報が聞けることに感謝している親の方が多いという。 ドイツ在住で3歳の娘を持つ日本人の母親は「娘が通う保育園に看護師の母親がいるが、別の親から『今、感染者は増えてる?』『どんな症状が出たら病院に行くべき?』などとよく質問されている」と話し、差別とは無縁であると明かす。なお、家族に医療従事者がいる子どもも差別されることはなく、親が医療従事者であることがわざわざ話題に出ることもないという。「医療従事者なら毎日のように病院でPCR検査を受けているし、手洗いにも気を遣っているはずと考え、逆に安心と思う親の方が多いように思う。医療従事者の子どもだから、あの子とは遊んじゃダメ、なんて話は聞いたことがない」そうだ。 >>「やりすぎ」「冗談かと思った」ドイツが新たなコロナ規制を発表 国民からは悲鳴も<< また、保育園や幼稚園では送り迎えの際、他の親と会うことも多いが、新型コロナウイルスに感染したという親に会うことも珍しくはなくなってきた。しかし、感染した親はそれを隠すことはない。どちらかというと、完治後に再び送り迎えに来た際、ほかの親と情報を共有している。 2歳の子どもを保育園に預けているというドイツ在住でドイツ人の母親は、子どもの送り迎えの際、新型コロナウイルスに感染していたと話す何人かの母親に会ったという。そのうちの一人の母親は「最初は頭痛がしたけど、病院にすぐ行かなくて悪化した。少しでもおかしいと思ったらすぐに検査すべき」「検査して、すぐに夫と子どもと離れるべき。症状は軽度だったけど、結局、夫と子どもも感染していた」などと自身の経験から言えることを伝えていたそうだ。周りの母親も質問をするなどして、「感染経験のある母親に感謝しながら話を聞いていた」という。 さらに、遠方に住んでいることやリスクがあることを考慮すると、親が感染した場合、子どもを祖父母に預けることは難しいが、そのための備えをしている人も少なくはない。8歳の息子を持つドイツ人の母親は、小学校が同じの別の母親から「もし自分が感染し、息子が陰性だったら、息子を預かってほしい。逆の場合はうちが預かる」と言われ、快諾したそうだ。ドイツ人の母親は「自分の身内は遠くにいるので頼れず、万が一を考えたら安心。こういったネットワークがあるのはありがたい」と話す。さらに「タイミングなどでその親に預けることが難しい場合も考え、念のため、前もってすぐに息子を預かってもらえるベビーシッターを手配済み」だそう。ベビーシッターはインターネットに書き込みをし、見つけたそうだ。 感染者数や死者数の推移を見る限り、ドイツの新型コロナウイルスの状況は日本よりも深刻と言えよう。だが、“コロナ差別”を心配している人は少ないようだ。
-
社会 2021年01月17日 06時00分
「やりすぎ」「冗談かと思った」ドイツが新たなコロナ規制を発表 国民からは悲鳴も
ドイツでは昨年の12月中旬から厳しいロックダウンを敷いているが、いまだに新型コロナウイルスが落ち着く気配はない。ドイツの人口約8302万人に対し、ここ数日の1日当たり新規感染者数は1万5000〜2万5000人で1日の死者数は1000人。感染者、死者数共に減少せず、ロックダウンを敷いても収束の出口は見えていない。そんな状況を見て、今年1月初旬からは、学校やレストランは閉鎖し、スーパーマーケットや薬局など生活に必要な場所のみの営業を許可する従来の規制に加え、友人などで集まっていい人数は世帯プラス1名まで、移動していい距離は15キロメートル以内というさらに厳しい規制を敷くことをドイツ政府は発表した。 さらに一部の州では、現在義務付けられている公共交通機関やスーパーなどでのマスクの着用義務に対し、そのマスクは高性能の「FFP2マスク」のみが認められるという規制を13日に新たに追加。州としてはさらに感染を防ぐ目的があるが、子どもは呼吸が苦しくなる可能性もあることから着用義務があるのは15歳以上だ。規制は18日から有効だという。数週間は規制を破っても罰金は科さないそうだが、数週間後には公の場でFFP2マスクを着用していない場合、罰金が科される予定だ。 ドイツ国民は、これまでは厳しいロックダウンであっても大多数の人が理解を示し従ってきた。だがこのマスクの規制に対しては現地でも多くの批判が寄せられているようだ。 30代のドイツ人男性はFFP2マスクの着用義務について「流石にやりすぎ。冗談かと思った」と皮肉を込める。発表から数日後には規制が敷かれることに対しても「急すぎる」と怒りをあらわにした。また別の30代の男性は「FFP2マスクを導入するより、社会的距離の徹底を義務付けた方がいいのでは」と疑問をぶつける。スーパーでは大きさに応じて人数制限を設けなければならないにもかかわらず、それを無視して混み合っていることがあったり、公園で大人数が集まって話したりしている姿をよく見かけるそうだ。 別の40代の女性は「FFP2マスクでどれだけ感染拡大を防ぐことができるのか」と指摘。FFP2マスクを着用することよりも、その弊害を心配し、「普通のマスクでも酸欠になって頭痛がする。コロナ以外の心配もある」と口にした。 なお、FFP2マスクの着用義務が発表されるや否や、通販でFFP2マスクを購入する人が増え、購入できるサイトはあるものの次々と少なくなっていった。ドラッグストアでも売り切れているところが増え、手に入れるために苦労した人は多い。ドイツに住む30代の女性は「大手の通販では売り切れていたから、買いに出た方が早いと思い薬局まで足を運んだ。薬局にはまだ数が十分あったけど、子どもを連れてマスクのために出かけるのは大変だった」と嘆く。 >>日本では大絶賛、メルケル首相の“エモいスピーチ”現地の反応は?「今さら」「普通のこと」冷めた声も<< しかしながら買い占めは行われてはいないようだ。州知事が「FFP2マスクは十分にある」と発言したことで数に関する不安は消えたことと、これまで幾度となくロックダウンを経験し、トイレットペーパーなどを買い占めたものの、結局数日後には店頭に並んでいた経験を多くのドイツ国民が経ているため、買い占めることに対する執着が薄れていることがその理由だろう。SNSでは「数は十分にあるらしい」という声も広がっていて、今のところ目立った転売は行われていない。 少数ではあるが一部の国民からは「コロナを封じ込めるためにはやれることは全てやるべき。感染は抑えきれていないし、決断した州知事の勇気を称えたい」と賛成の声も挙がっている。 現場では戸惑いや怒りの声が飛び交っている。FFP2マスク着用義務の効果は見られるのだろうか。その結果によっては世論が変わってくる可能性もあるだろう。
-
社会 2021年01月15日 06時00分
自宅のトイレでコーヒー片手に大便中の強盗と鉢合わせ ズボンを上げてそのまま逃走
世界では様々な強盗事件が起きているが、とある国では強盗犯が思わぬ形で強盗に入った家の住人と出くわす事件が起きた。 ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州で、36歳の女性が深夜にトイレに行った際、25〜30歳くらいの男の強盗に出くわしたと海外ニュースサイト『The Daily Star』と『LADbible』が1月11日に報じた。 報道によると、女性は自宅の2階寝室で夫と寝ていたが、深夜に尿意をもよおし1階のトイレに行ったという。 女性がトイレに行くと、見知らぬ男が女性宅にあるマグカップを使ってコーヒーを飲みながら大便をしていた。男は女性を見ると下げていたズボンとパンツを上げ、その場からすぐに去ったという。男は足元にあった大きなかばんのようなものを持って逃げた。 女性は寝ていた夫に状況を説明し通報。警察が自宅の監視カメラを調べた結果、男が強盗に入り、金品を盗んでいたことが分かった。金品は男が持ち去ったかばんの中に入っていたと思われる。 犯人は14日現在逮捕されておらず、警察は男の行方を追っている。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「強盗に入った先でトイレに行くなんてまぬけすぎ」「トイレを堂々と使うあたり、男は慣れている気がする。余罪がありそう」「男はどうしても大便を我慢できなかったのかもしれない」「男がトイレに鍵をかけていたら状況は違ったかも」などの声が挙がっていた。 >>窓から部屋に侵入しようとした泥棒男、窓に首を挟んで死亡 宙づり状態のところを発見される<< 海外には住人と思わぬ形で鉢合わせをした強盗犯がほかにもいる。 アメリカ・ニューメキシコ州で当時30歳の男が、とある夫婦が暮らす家に強盗に入ったものの、家の中で爆睡してしまい、住人に見つかったと海外ニュースサイト『Mirror』が2014年8月に報じた。同記事によると男は、留守を狙って夫婦が暮らす家に強盗に入ったという。男は金品を物色した後、冷蔵庫を開けて炭酸飲料を飲んだ。男はそのまま寝室に行ったが、炭酸飲料を飲んだまま寝室のベッドで寝てしまったそうだ。 夫婦は帰宅後、ベッドに知らない男がいることに気付き警察に通報。男が起きる前に警察が夫婦の家に到着し、男を逮捕した。 世の中には思わぬ失態を犯した強盗犯がいるようだが、強盗は犯罪である。犯人が今回の事件を「運が悪かった」と思うことなく、きちんと反省することを願うばかりだ。記事内の引用について「Stunned woman opens door to find burglar in her house drinking coffee and having a poo」(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/world-news/stunned-woman-opens-door-find-23296068「Sleepy Woman Opens Toilet Door To Find Burglar Drinking Coffee And Having Poo」(LADbible)よりhttps://www.ladbible.com/news/news-sleepy-woman-opens-toilet-door-to-find-burglar-drinking-coffee-20210111「Burglary suspect 'found sleeping NAKED in couple's home after guzzling fizzy drink from fridge'」(Mirror)よりhttps://www.mirror.co.uk/news/weird-news/burglary-suspect-found-sleeping-naked-3940808
-
-
社会 2020年12月26日 06時00分
日本では大絶賛、メルケル首相の“エモいスピーチ”現地の反応は?「今さら」「普通のこと」冷めた声も
新型コロナウイルスの第3波がきていると言われているヨーロッパ。ドイツでは、11月に学校などは通常通り運営される“部分的なロックダウン”が運用されたものの、感染者は減るどころか増加し、多くの州で12月16日あたりからさらに厳しい規制を敷く“ハードロックダウン”が導入された。学校は休校、これまで開いていた小売店や美容院も営業は許可されず、現在はスーパーマーケットや薬局など生活に必要とされる店のみが営業を許されている。引き続き、飲食店はテイクアウトのみの営業が可能で、仕事についてはできる限りの在宅ワークが推奨されている。 しかしそんなハードロックダウンが敷かれてもドイツにおける新型コロナウイルスの感染者数は落ち着きを見せず、ドイツの人口約8302万人に対し、ここ数日の1日当たり新規感染者数は3万人前後、1日の死者数は1000人近くと過去最多を記録し続けているのだ。 そんな中、日本で絶賛されているのがドイツのメルケル首相によるスピーチだ。メルケル首相は12月9日、事態を深刻に受け止め、国民に、クリスマスに厳しい規制が敷くことが必要と訴えるとともに、クリスマスを例年通り過ごせないことに対し「心から申しわけありません」と謝罪するスピーチを行った。日本では「感動のスピーチ」などと称賛する人が多いが、ドイツ国民はどのように捉えていたのだろうか。 とある30代のドイツ人女性はメルケル首相のスピーチ後に「感染の可能性を高めるような行動は控える雰囲気が出てきた」と明かす。クリスマスは例年通り、実家に帰る予定だったが、メルケル首相のスピーチの心を打たれ、今年は中止したそうだ。 一方で、40代のドイツ人男性は「こうなることはもっと前から分かっていたはず」と、ハードロックダウンに踏み切るタイミングの遅さを指摘し、「今さら、感情をあらわにされても」とメルケル首相のスピーチを批判。男性はメルケル首相がスピーチする前からクリスマスはどこにも行かないと決めており、スピーチが何か大きな影響を与えたわけではないと主張した。 >>風邪もハーブティーで治す? 薬すら拒否するドイツ人、コロナ予防ワクチン接種開始への反応は<< また別の40代のドイツ人男性も「メルケルのスピーチは首相として普通のことを言っただけ」と指摘。クリスマスは、「自らの世帯に加え、親族4人までの大人の集まりは可能(14歳以下の子どもはこの制限人数に含まれない)」という法律で決められた人数内で集まる予定だという。メルケル首相のスピーチに対しては「特に何も思わなかった」そうだ。 「ドイツでは様々な反応がありますが、メルケルの演説後、国民の意識は明らかに変わったと思います。これまでドイツでは、店の中や電車など指定された場所以外ではマスクをしていなかった人が多かったですが、道でもマスクをする人が多く見受けられ、近所の人がすれ違いざまにあいさつする時もマフラーを口に当てたりマスクをわざわざ取り出したりするようになりましたね。メルケルのスピーチは現地でも話題になっているので、より事態を深刻に受け止めるようになった人が増えたのだと思います」(ドイツ在住日本人) ドイツ人にとって、クリスマスは家族が集まる大切な日である。しかし今年はメルケル首相の訴えが国民に届き、クリスマス以降、さらなる感染者が増えるという事態にならないことを願うばかりだ。
-
芸能ニュース 2020年12月18日 17時45分
坂上忍、メルケル首相と比較し政権批判「言葉を持ってたら今の状況違ってた」疑問の声集まる
18日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、MCの坂上忍が菅政権の新型コロナ対策を改めて批判した。 この日も冒頭から新型コロナウイルスについて特集してきた本番組だが、番組にはフリーアナウンサーでタレントの楠田枝里子も出演。12月9日に連邦議会で行われたドイツのメルケル首相の演説に言及し、「外国人の私が聞いても感銘を受けました。この人の後なら付いて行きたいと思ったくらいなんですね」と絶賛した。 メルケル首相はスピーチの中で、「1日に590人が亡くなるというのは、私には受け入れられない」「クリスマスでこれ以上多くの人と接触するなら、これが祖父母と過ごす最後のクリスマスになりかねない」と訴え。これまで冷静な人物として知られてきただけに、情熱的なこのスピーチは世界中から絶賛の声を集めている。 また、坂上も楠田のコメントを受け、「安倍政権、菅政権、言葉を持ってたんだったら、状況ちょっと変わってたと僕は思うんですよ。タイプは違えど、ペーパー読む人と、もっと口下手な人」と安倍前首相と菅首相を揶揄。「しかも、分科会の方も『やばいよ、やばいよ』って言ってるのに、『旅行は全然大丈夫』ただ、マスク、マスク、マスクでこの状況になっちゃってる」と指摘した。 その後も、楠田は「お願いしかできないけれども、お願いの仕方をもうちょっと工夫すべきだと思いますね」と提案。「『私たちお願いしかできないんで』って言ってないで、お願いの仕方に情熱を込めるとかね。『これだけ大変な状態なんです、困ってるんです。みんなで一緒に打開しましょう、この事態を』っていう風に血の通ったメッセージといいますか、メルケルさんくらい人に訴える力を持っておっしゃっていただけたら、お願いレベルでも『じゃあ協力しましょうか』って考える人は多くなるんじゃないかと思うんですね」と力説していた。 >>坂上忍「特措法は改正すべき」北村弁護士と『バイキング』で壮絶バトルも「間違って認識してるだけ」視聴者呆れ<< しかし、この一連のやりとりに視聴者からは、「菅首相が情熱的になったところで、それはそれで演技かかってるって言いそう」「言葉さえ持っていたら、ドイツみたいな状況になってもいいのか…?」「メルケル首相には確かに胸を打たれたけど、そういう演説が必要ない今の状況を少しは評価してもいいんじゃないかな」というツッコミが集まっていた。 4月1日放送回には、安倍前首相が緊急経済政策について、「未来に夢を持てる日本に復活させていく」と話した際、「“未来”じゃないんです。“今”な訳ですよ」とツッコんでいた坂上。視聴者はすでに坂上について、「何を言っても批判する」という認識を持ってしまっているようだ。
-
-
社会 2020年12月13日 06時00分
風邪もハーブティーで治す? 薬すら拒否するドイツ人、コロナ予防ワクチン接種開始への反応は
イギリスでは8日から新型コロナウイルスワクチンの接種が開始され、新型コロナウイルスの収束に期待を寄せる声が高まっているが、接種した人がアレルギー反応を示すなど、不安な面もぬぐいきれない。ドイツでは来年の1月から、イギリスと同じくドイツのビオンテック社とアメリカのファイザー社が開発したワクチンの接種が開始予定だが、ドイツ人は新型コロナウイルスワクチンの接種に対してどのように考えているのだろうか。 そもそもドイツでは、日本に比べ、ワクチンの接種に後ろ向きな人が多い。ドイツでは子どもは日本とほぼ同じ種類の予防接種を受けるが、ドイツに関するニュースを配信している海外サイト『IamExpat』によると、2歳までに推奨される種類の予防接種を拒否する子どもは都市部では9パーセント、地方では2パーセントにも上るそうだ。実際、子どもを持つドイツ人の両親からは「ワクチンは科学的に作られたもの。それを体に入れるなんて嫌だ」「小さい子どもの体に自然でないものを入れたくない」など、子どものワクチン接種に拒否反応を示す声が挙がっている。 「ワクチン接種に懐疑的な母親は日本に比べてかなり多い印象です。だからといって、特に特別なにか病気にかからないような対策をするわけではないのですが、病気になるのは自然なことで、それを自然に治す方が免疫はきちんとつくし体にいいと思っているようですね。しかし、実際には子どものうちに受けるべき予防接種をしないと、幼稚園や小学校に入学できないケースもあるので、幼稚園や小学校入学までには大多数の子どもが接種しますね」(ドイツ在住日本人) >>政府が制作したコロナ関連動画がバズる「日本だったらありえない」の声も 感染拡大もドイツ人に余裕があるワケ<< ドイツではこういった背景があるものの、新型コロナウイルスワクチンの接種に対しては比較的前向きな人が多い。現地の報道によると、5〜7割のドイツ人が積極的に接種したいと考えているという。現地の声を聞いてみると、接種に前向きなのは、自国の製薬会社がワクチンの開発に携わっているというのも理由のようだ。 とある30代のドイツ人男性は、ドイツは医療に優れていることを挙げ、これまでに類のないワクチンであってもドイツの会社が開発に携わっているワクチンであれば「信頼できる」と明かす。ワクチンの副作用に対してはあまり恐怖心を持っておらず、「コロナにかかることに比べたら怖くない」そうだ。 一方で後ろ向きな人も一定数いる。40代のドイツ人女性は、自国民は薬に頼ることがあまり好きでないと明かしつつ、「ドイツ人は風邪をひいても風邪薬に頼らず、ハーブティーで治すのに、得体の知れないワクチンを打つなんてもってのほか」と話していた。実際、ドイツ人は薬やワクチンといった類のものを嫌う傾向にあり、それも接種をちゅうちょする理由になっているようだ。 「コロナがはやる前、インフルエンザのワクチンを打とうとクリニックに相談したら、先生に『インフルエンザはそこまで重症にならないし、ワクチンで予防することはおすすめできない。副反応は低いとはいえ、特に子どもにはワクチンを打ちたくない』と言われ、2歳の娘は予防接種をしてもらえませんでした。コロナワクチンの開発にはドイツの会社も関わっていますが、そもそもワクチンに後ろ向きな環境がドイツにはあるのに、信頼して接種していいかなんとなく不安になります」(前出・ドイツ在住日本人) ワクチンの接種率が新型コロナウイルス収束の鍵となるが、ドイツでの接種率が実際どれほどになるのかは不透明である。記事内の引用について「Majority of two-year-olds in Germany missing crucial vaccines」(IamExpat)よりhttps://www.iamexpat.de/expat-info/german-expat-news/majority-two-year-olds-germany-missing-crucial-vaccines
-
社会 2020年11月28日 06時00分
政府が制作したコロナ関連動画がバズる「日本だったらありえない」の声も 感染拡大もドイツ人に余裕があるワケ
ヨーロッパでは新型コロナウイルスの第2波が深刻化し、多くの国が再びロックダウンの措置を講じている。ドイツは11月初旬、ヨーロッパ各国に先駆けて早々とロックダウンしたが、感染者数は依然として増加し続け、ここ数日の1日の新規感染者は2万人前後だ。11月26日には現在行われているロックダウンが12月20日まで延長されることが発表され、いまだ予断を許さない状況が続いている。そんなドイツで今、政府が制作したとある動画がバズっているという。 >>日本の「コロナ差別」に疑問? バカンス明けのドイツ、感染者急増も世間は冷静<< その動画とは、今から何十年後かの未来という設定で、一人の老人男性が2020年のコロナ禍について語るというもの。動画の中で男性は「コロナの第2波が来たとき、私は22歳で毎日パーティーをしたい年頃だった」「でもあの頃、私たちは新型コロナウイルスと戦うためにソファの上に1日中いたんだ。私たちにとって何もしないことが武器だった。そんなふうに家でダラダラする人こそが英雄だった」「当時を思い出すと今でも笑えてくるよ」などと話し、過去の設定である2020年の冬を振り返る。動画は、コロナ禍で外出自粛など日々の暮らしに制限がかかりストレスを抱えている人々に対し、「家にいることは今年は特別なことである」と訴え、気持ちを少しでも前向きにしようという想いで、ドイツ政府名義で発信したそうだ。 動画は、1分30秒ほどの短いものだが、11月14日にドイツ政府の公式YouTubeチャンネルで公開されると、ドイツ国内のみならずヨーロッパを中心に拡散され、11月27日現在、109万回以上再生されている。ドイツ政府が公開した動画はドイツ語だが、有志らが英語字幕やスペイン語字幕などをつけてTwitterやFacebookに投稿し、それがドイツ以外の国でも拡散された。この動画を見た人たちからは称賛の声が寄せられているようだ。 「ドイツのSNSを見ると、『自分も何十年後かにこうやって振り返ることができたらなと思った。勇気をもらった』『何もしないことが英雄という言葉が心に響いた』などの声が挙がっています。動画は周辺国にも拡散されていて、とあるイギリス人男性は『家にいることを英雄に見立てるアイデアがすごいし、外出ができない毎日だけど前向きになれた。政府がこんなアイデアにあふれた動画を作っていることがすごい』とSNSでつぶやき、とあるスペイン人女性は『恐怖をあおらず市民にステイホームを呼びかけている、素晴らしい』とつぶやいています。在独日本人はこの動画が政府制作というところに驚く人が多く、最後の“当時を思い出すと今でも笑えてくる”という部分は『日本だったらたたかれてるね』と声をそろえます」(ドイツ在住日本人) ドイツでは、政府が少し面白みを加えた動画を公開しているが、動画に対する批判の声はほとんど挙がっていない。第2波が到来しても、心に余裕がある点が大きいだろう。 ドイツは現在、レストランやバーは閉まり、大きなイベントも中止されている。しかしもともとドイツ人はお金を使わない遊びが得意だ。友人と集まるとなると「飲みに行く」という選択肢が多くなりがちな日本とは違い、公園でピクニックを楽しんだり、自宅に集まり料理を楽しんだりする。ロックダウンで集まれる人数の制限はあるものの、レストランが閉鎖し、イベントがないからといって不便さを感じている人は少ないようだ。 また、今年の春に訪れた第1波を乗り越えたという自信がある人が多い点も、ドイツ人が心に余裕がある理由の一つだろう。第1波では、周辺諸国に比べ、ドイツで医療崩壊はほぼ起きず、「ドイツは大丈夫」と思っているドイツ人が多い。政府のコロナ対策に不満を持つ人も少なく、ある程度の団結が取られ、それが心の余裕につながっているのだ。 「日本ではSNSを見ると政府のコロナ対策を批判する声が目立ちますが、ドイツではどちらかというと称賛する声の方が多いんです。周辺諸国に比べてまだ感染者が少なかった時期に2回目のロックダウンに踏み切ったことや、経済的な支援をいち早く決定するなど、特に政府のスピード感に信頼を寄せる人が多いですね。もちろん、一部で批判する声やメディアもありますが、少なくとも私の周りでは政府の方向性に心配するというより、安心している人ばかりです」(前出・同) もうじき訪れるクリスマスはドイツ国民にとっては大事な行事の一つであるが、今年はひっそりと祝うことを受け入れている人が多そうだ。記事内の引用についてBundesregierungのYouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/user/bundesregierung
-
社会 2020年11月05日 06時00分
「アジアの女には性的虐待をしたって構わない」コロナ感染再拡大で欧州に広がるアジア人差別、手を出された被害者も
新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、欧州各国は次々とロックダウンの措置を講じているが、新型コロナウイルスの感染再拡大とともに深刻になっているのがアジア人に対する差別だ。新型コロナウイルスの流行をアジア人の責任だと押し付け、さらに2度目のロックダウンになったことで、欧州ではアジア人差別が横行し始めているという。 >>偽のコロナ陰性の証明書を医師が3500円で販売「コロナの検査は痛い」と話を持ちかける<< 欧州の中では最も早く2度目のロックダウンを発表したフランスは、アジア人差別が顕著だ。フランスのSNSではアジア人への差別を訴える声が広がり、ネット上では「コロナを広めたアジア人狩りをしよう。アジア人は制裁を受けるべきだ」「アジアの男には暴力を振るい、アジアの女には性的虐待をしたって構わない」といったような衝撃的な言葉が並んでいるという。日本でも、欧州在住のとある日本人が、パリでアジア人を見かけたら殴ろうというデモが起きているとTwitterで報告し、多くのリツイートを集めて話題になっていた。パリ在住の元フジテレビアナウンサーの中村江里子氏も、自身のブログで夫のオフィスにいるアジア人の同僚が電車で新型コロナウイルスの感染拡大を理由に恫喝されたことや、差別の被害に遭わないために娘に外では極力、日本語は使わず、できるだけフランス語で話すように伝えたと綴っている。それほど現地の事態は深刻なようだ。 「初めは一部の人がSNSでただコロナをアジア人のせいにしているだけという感じでしたが、そこから1〜2日で一気にSNSを中心にアジア人を潰そうというような運動が広がりました。現地に住んでいる中国人の方が、実際に殴られた傷をTwitterにアップするなど被害も出ているようですね。もともとフランスにはアジア人を差別する環境が少なからずあったことも、今回のアジア人差別に拍車をかけた気がします。現地に住む日本人は、スーパーに行く回数を減らして外出を避けたり、特に子どもは一人で外に出さなかったりして対策しています」(フランス在住日本人) フランスに続いてロックダウンを発表したイギリスでは、フランスほどではないものの、ロックダウン以降、アジア人が嫌がらせを受けたという声がある。アジア人家族の家の前にゴミが置かれていたり、アジア人が電車で知らない人に「コロナは出ていけ!」と言われたりと、少なからず被害はあるようだ。 「イギリスはもともと多くの人種がいて、差別することには敏感でもあるので、フランスのようにSNSでアジア人を潰せというような運動は今のところ展開されていません。ですが、心ない言葉を発する人は一部でいます。私の周りでは手を出された日本人はいませんが、みんな、外でコロナの話はしないなど、警戒はしています」(イギリス在住日本人) 一方で、あまり差別が感じられないというのがドイツだ。ドイツはフランスと同日にロックダウンを発表したが、ロックダウンそのものには反発がありデモなどが行われているものの、新型コロナウイルスの流行をアジア人と結びつける人は少ない。田舎の方では知らない人に「お前のせいでまたロックダウンになった」と言われたアジア人がいたという話は聞いたことがあるそうだが、ドイツ在住の日本人の声を聞くと、現地はそこまで深刻ではないという。 「そもそもドイツではロックダウンをしてもあまり生活に支障がないと思っている人が多いです。娯楽施設や飲食店は閉まっていますが、飲食店ではテイクアウトもできるし大きなスーパーも開いているし、ロックダウン自体をそこまで窮屈に感じていないという声が多いですね。ロックダウン後、子どもと近所を散歩しましたが、知らない人が挨拶をしてくれますし、いつもと変わらない光景です。とは言え、ロックダウンに反対する人は一定数いるので、フランスのようにアジア人差別を呼びかける運動がいつ始まってもおかしくないなと怯えてはいます」(ドイツ在住日本人) 新型コロナウイルスがもたらした弊害は、差別にまで及んでいるようだ。
-
社会 2020年10月31日 06時00分
ドイツでついに2度目のロックダウンが決定 首相も“重要行事のため”を強調?
新型コロナウイルスの感染者が急増し、欧州では多くの国で再び非常事態が宣言され、夜間の外出禁止などの制限が設けられた。ほかの欧州各国と同様に新規感染者が急増し、10月の後半には1日の感染者が1万人を超えるようにもなったドイツは、ほかの国に先駆け、フランスとともに10月28日、全土でのロックダウンを発表した。 >>1日の感染者が7000人の日も コロナ感染者激増のドイツ、国民に危機感はなし?<< ロックダウンの期間は11月2日から1カ月間。仕事は在宅勤務が推奨され、飲食店や映画館、劇場は閉鎖。飲食店はデリバリーでの販売は許可される。スーパーは開いているものの店内の人数が制限される。ただし、1回目のロックダウンよりも外出制限については緩い部分もあり、2世帯までの最大10名が公の場で会うことができ、今のところ、学校の閉鎖は検討されていない。ドイツのサッカーリーグ、ブンデスリーガなどのプロスポーツも無観客での試合が可能だ。 特に、新規感染者が増え始めた10月中旬には、ドイツのメルケル首相は国民にステイホームを訴え続け、「クリスマスがどうなるかは今後の数週間で決まる」と発言し続けていた。しかし状況は改善されず、2回目のロックダウンの発表にあたりメルケル首相は「現在のスピードで感染者数が増えていくと、あと数週間で医療体制が限界に達する」と警告した。 「こちらではクリスマスは恋人と会うというより家族で過ごす重要な行事です。各地で開催されるクリスマスマーケットではクリスマス当日に向けて、クリスマスツリーの飾り付けを購入したり、屋台の食べ物を楽しんだりと、クリスマスマーケットはドイツ人にとって最も楽しみなイベント。4週間ほど開催されますが、毎日のように行く人は多いですね」 「メルケル首相はクリスマスを見据えた発言が多かったので、『このロックダウンはクリスマスに家族らと安心して会うためのロックダウン』だと報じているメディアが多いです。そういった影響もあり、ロックダウンに反対する国民ももちろんいますが、大半は今回のロックダウンに理解を示しているように感じます。ただ、ロックダウンが長引いた場合、クリスマスというワードが強調されすぎていて、理解を示していた国民の感情が爆発しないか心配です。すでにクリスマスマーケットの中止を発表している場所もあり、一部の人は落胆したり批判したりしています」(ドイツ在住日本人) ただ、賛否の声が挙がっているのが、学校への対応だ。学校と幼稚園に閉鎖義務はないことが決定されたが、共働きが多いドイツでは、子どもが学校に行けることを喜ぶ親がいる一方で、感染のリスクを考え閉鎖すべきだという親も少なくはない。 「感染者が増える前は学校が閉鎖されないでほしいと思う親が多かったです。しかし、2回目のロックダウンが発表されたことで危機感を持った親もいるようですね。実際、ここ最近になって、私の周りでも感染したという人はいないものの、身近な人が感染し心配になって検査したという人は多いので、じわじわと感染者の急増を実感しています。危機感を持っている親は、自分の子どもだけコロナを心配して休ませるわけにはいかないので、つらいと思います」(前出・同) とはいえ、今のところドイツ国内は冷静さを保っており、ロックダウン発表後にトイレットペーパーは若干品薄になったものの、1回目のロックダウンの時のようにスーパーに買い占めに走る人はいない。 今回の2度目のロックダウンをある程度国民も想定していたようだが、国民が協力し合うことで第2波を乗り切ってほしいものだ。
-
-
社会 2020年10月19日 06時00分
1日の感染者が7000人の日も コロナ感染者激増のドイツ、国民に危機感はなし?
「Go To Travelキャンペーン」が実施され、日本では外出する人が増えてきたが、一方で新型コロナウイルスの感染拡大を心配する声もある。日本が「Go To Travelキャンペーン」を実施するより一足先にバカンスシーズンを迎えたドイツでは、日本のように政府主体の取り組みはなかったものの、多くの人が国内外にバカンスに出かけたようだ。しかし、移動者が多かったからか、バカンスシーズン明けの9月からドイツ国内の新型コロナウイルスの感染者は増え始め、現在は人口8302万人に対し、1日の感染者は5000~7000人前後にまで急増。感染者の数はここ2週間で約2倍以上にも膨れ上がった。だが、ドイツ国内では、以前ほど新型コロナウイルスに対して敏感にはなっていないようだ。 >>ドイツで“お試し”ベーシックインカム開始、現地の反応は? 毎月15万円の支給に応募が殺到<< ドイツで1歳の娘を保育園に通わせているという女性によると、保育園の先生が新型コロナウイルスに感染したにも関わらず、保育園は閉鎖されず、通常通り運営されているという。検査は、実際に感染した先生とよく仕事をしていた別の先生のみが受け、園児はもちろんその家族も受けるように指示されなかったそうだ。 「少し前は、子どもの家族を含め、保育園の関係者に一人でも新型コロナウイルスに感染した人がいたら保育園は閉められていましたが、今はそこまではしないようです。保育園は休園にならなかったのですが、休園にならなかったことを喜んでいる親御さんの方が多かったですね」(ドイツ在住日本人) また、職場でも変化は起きているようだ。同僚に新型コロナウイルスの症状が出た際、以前なら検査の結果に関わらず、同じフロアで働いている人は即自宅待機を命じられたが、今ではそういった措置は取られないという。オフィスの人数を制限したり、社会的距離を保ってデスクを配置していることもあり、自宅待機は症状が出た人のみとなる。 「症状が出た人はコロナではなかったのですが、症状が出てから検査をするまで2日間ありました。その間、コロナに感染しているかどうか分からなかったのですが、コロナの症状が出た人の同僚は慌てる様子はなく、むしろみんな通常通り業務をしていましたよ」(ドイツ在住ドイツ人男性) しかし、新型コロナウイルスに対する意識が薄れたことで、自己隔離に対しては懸念を示す人も多い。現在ドイツでは、場所にもよるが、別の国や州に行った場合、戻ってからは自己隔離をしなければならないことが多い。自己隔離の日数は場所や州によって異なるが最大14日間。しかし、SNSを見ると「自己隔離をしなくてはならないと言うけど、誰もチェックしない。友人は次の日には普通に食事に出かけてた」「自己隔離をせずに注意された人を聞いたことがない。守ってる人は少なそう」などの声が挙がっている。 感染防止対策の一つであるマスクの着用は、レストランや電車など法律で決められている場所での着用率は高いが、着用をしていてもマスクを顎まで下げていたり、鼻まで覆っていない人は多い。電車でマスク着用を訴えるポスターを掲示しなければならないほどで、感染防止というよりは“決められているから取りあえずしておく”というスタンスの人が多いようだ。 一方で、手洗いに対する意識は高く、以前はレストランでは食事前に手洗いをする人を見かけることは少なかったが、今では除菌ジェルを持ち歩いたり、入り口に消毒液を置いている店も多く見受けられるようになった。 フランスやスペインの都市で非常事態宣言が発表され、ドイツの周辺国は再び感染者の増加が深刻になり、ドイツでも非常事態宣言が出されないまでも、集まる人数を制限するなど、少しずつ規制をする州が増えている。とは言え、ドイツ人はあまり重く受け止める様子はない。かと言って、「ドイツは大丈夫」と楽観視しているわけではなく、手洗いなどできることはやって、後は心配しすぎないようにしている人がほとんどだ。 感染者が増大しているドイツだが、今はある程度、新型コロナウイルスとともに生活することを受け入れる環境にあるようだ。
-
社会
ドイツ市民がイタリア人に向けてバルコニーで歌った歌が話題に「涙が止まらない」との声も
2020年03月27日 06時00分
-
社会
確認したい、新型コロナ問題の影響によるストレス症状 解消法は
2020年03月21日 09時00分
-
社会
SNSでは「#Stay Home」がトレンドに医療従事者にバルコニーから拍手を送る運動も
2020年03月20日 06時00分
-
社会
品薄状態続くも、買い占めを推奨? 新型コロナ感染拡大でドイツでも“ありえないデマ”が拡散中
2020年03月07日 06時00分
-
社会
日本と真逆? ドイツ政府のコロナ対策に称賛の声の一方、スーパーでは必需品が品薄に
2020年03月05日 06時00分
-
社会
ドイツには痴漢がいない?「変態」を生みにくい国民性も影響か
2020年02月25日 09時00分
-
芸能ニュース
家の中が丸見えでもドイツ人が家にカーテンをつけない理由 国民性だけじゃない?
2020年02月09日 09時00分
-
社会
50点でいいドイツ人と100点を目指す日本人ドイツ人から見た日本の育児の不思議
2020年01月26日 06時00分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分