ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州で、36歳の女性が深夜にトイレに行った際、25〜30歳くらいの男の強盗に出くわしたと海外ニュースサイト『The Daily Star』と『LADbible』が1月11日に報じた。
報道によると、女性は自宅の2階寝室で夫と寝ていたが、深夜に尿意をもよおし1階のトイレに行ったという。
女性がトイレに行くと、見知らぬ男が女性宅にあるマグカップを使ってコーヒーを飲みながら大便をしていた。男は女性を見ると下げていたズボンとパンツを上げ、その場からすぐに去ったという。男は足元にあった大きなかばんのようなものを持って逃げた。
女性は寝ていた夫に状況を説明し通報。警察が自宅の監視カメラを調べた結果、男が強盗に入り、金品を盗んでいたことが分かった。金品は男が持ち去ったかばんの中に入っていたと思われる。
犯人は14日現在逮捕されておらず、警察は男の行方を追っている。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「強盗に入った先でトイレに行くなんてまぬけすぎ」「トイレを堂々と使うあたり、男は慣れている気がする。余罪がありそう」「男はどうしても大便を我慢できなかったのかもしれない」「男がトイレに鍵をかけていたら状況は違ったかも」などの声が挙がっていた。
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海外には住人と思わぬ形で鉢合わせをした強盗犯がほかにもいる。
アメリカ・ニューメキシコ州で当時30歳の男が、とある夫婦が暮らす家に強盗に入ったものの、家の中で爆睡してしまい、住人に見つかったと海外ニュースサイト『Mirror』が2014年8月に報じた。同記事によると男は、留守を狙って夫婦が暮らす家に強盗に入ったという。男は金品を物色した後、冷蔵庫を開けて炭酸飲料を飲んだ。男はそのまま寝室に行ったが、炭酸飲料を飲んだまま寝室のベッドで寝てしまったそうだ。
夫婦は帰宅後、ベッドに知らない男がいることに気付き警察に通報。男が起きる前に警察が夫婦の家に到着し、男を逮捕した。
世の中には思わぬ失態を犯した強盗犯がいるようだが、強盗は犯罪である。犯人が今回の事件を「運が悪かった」と思うことなく、きちんと反省することを願うばかりだ。
記事内の引用について
「Stunned woman opens door to find burglar in her house drinking coffee and having a poo」(The Daily Star)より
https://www.dailystar.co.uk/news/world-news/stunned-woman-opens-door-find-23296068
「Sleepy Woman Opens Toilet Door To Find Burglar Drinking Coffee And Having Poo」(LADbible)より
https://www.ladbible.com/news/news-sleepy-woman-opens-toilet-door-to-find-burglar-drinking-coffee-20210111
「Burglary suspect 'found sleeping NAKED in couple's home after guzzling fizzy drink from fridge'」(Mirror)より
https://www.mirror.co.uk/news/weird-news/burglary-suspect-found-sleeping-naked-3940808