ドイツ
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社会 2021年04月11日 06時00分
“日本人には優しい”は本当? ドイツ人がアジア人を一括りにせず特別視する理由とは
アメリカでは、アジア人に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)が多発し、アジア系住民が暴力被害を受けるなどして社会問題と化している。アメリカと同様、ヨーロッパでもフランスでアジア人がコロナを理由に暴力を振るわれる事件が起き、事態は穏やかではないが、同じヨーロッパでもドイツではアジア人差別は少ないようだ。特に日本人に対する差別はあまりなく、SNSでは「コロナ禍以前にヨーロッパに旅行したけどドイツ人だけは優しかった」「フランスでは差別を受けたけどドイツでは皆無だった」といった声も挙がる。 日本人ではなく“アジア人”と一括りに考える国が多い中、実際、在独約10年の日本人男性に話を聞く と、「ドイツ人はアジア人を一括りにせず日本人、ベトナム人などと分けて考えている」と言う。特に日本人に対しての印象がいいと言うドイツ人は多く、アニメの影響や技術の進歩に感心する人が若者を中心にいるそうだ。とりわけアニメに関しては、ここ数年で興味を持つ若者が多く、Netflixなどの動画配信サービスを通じて日本のアニメを見るなどしてファンを増やしている。コロナ禍前はアニメに関するイベントなども行われていた。また彼によると、年配の人も過去に同盟国として戦った経験から日本人を同志と思っている人や、日本人の気質を気に入っていると感じている人も多数いるという。「ドイツ人はある程度、他人と距離を取りたがるので、陽気な国民性より、礼儀正しくシャイな部分がある日本人の気質が気に入っているのだと思う」と分析する。 >>「アジアの女には性的虐待をしたって構わない」コロナ感染再拡大で欧州に広がるアジア人差別、手を出された被害者も<< 日常でも日本人がいい意味で特別視されている場面に出くわすことはあるようだ。大家さんが新しい入居者を決める時、綺麗に使ってくれるという理由で日本人を優先して探す場合も多い。特に一度日本人に家を貸した人は次も日本人を、と考えるのだそうだ。在独7年の日本人女性は「ドイツでは、日本人に対して丁寧だったり信頼できるといういいイメージを持っている人は多いと思う。それは、過去にドイツにいた日本人がルールを守ってドイツという国を尊重し、いいイメージを築いてくれたからだろう」と話す。そして、ドイツ人もまたそういったいい部分をきちんと見ることができる人が多いと感じるそうだ。ほかにも、ドイツではベビーシッターを雇う際に、信頼できるという点で日本人に絞って探すドイツ人も少なくはないという。 一方で、他のアジア系についての印象は日本人とは異なる。在独4年の日本人女性は「自分の周りの意見を聞いて感じたことだが」と前置きした上で、コロナ禍以前は中国人はドイツに旅行に来ると集団で爆買いをし、店を占領することもあったため、「少し迷惑がられていた」と説明した。 とは言え、日本人への差別がゼロかと言われればそうではない。大なり小なりドイツで差別を受けたという日本人はいる。しかし、日本人が思っている以上に、ドイツでの日本人のイメージはいいのかもしれない。
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社会 2021年03月28日 06時00分
日本の“外見いじり文化”に対し「怖くなった」の声も 渡辺直美を使った不適切演出、ドイツではどう捉えられた?
東京五輪・パラリンピック開閉会式の演出で、お笑い芸人の渡辺直美を豚に変身させるプランが演出チームのグループLINEで提案されていた問題で、日本では世間から「太っている人に対する侮辱」との批判が殺到した。この問題は欧州でも同様に報道されているが、容姿に関する発言はタブーとされているドイツでも、一連の流れが報道され話題になっている。ドイツではネット媒体を中心に複数のメディアが報道したが、ドイツ人の多くは「いくら外に出ないであろう会話の中でも女性の容姿について言及することは間違っている」「あらゆる技術が進んでいる日本で、いまだにこんなことを言う人がいることに驚く」など否定的な見方をしていたようだ。 もちろん日本でも渡辺に対する侮辱発言を問題視する人が多いものの、一方で、渡辺が過去に容姿を笑いに変える格好でコントをしていたり、顔を黒塗りにした格好をして笑いを取っていたことを指摘し矛盾をつく声も世間からは挙がっている。世間では一部の人がLINEでの侮辱発言以前に、日本には容姿をいじることを面白いとする風潮がそもそも存在していると指摘しているのだ。 ドイツでは渡辺が過去に容姿を笑いのネタにしていたことや、日本では“容姿いじり”をする風潮があるというところまで報道している機関はほぼないが、ドイツ人に話を聞くと、ドイツには日本のように外見をいじるという文化はないそうだ。バラエティ番組で女性、男性関係なく、外見を笑いに変えようとすることは「人種差別を笑いにするくらいあり得ない」と言い、「そもそもそれを面白いと思う人自体、少ない」と言う。 >>森喜朗氏の発言で日本人のイメージダウン?「日本人は終わってる」ドイツ在住の邦人が受けた屈辱的な言葉<< また、日本に10年近く住んだことのある30代のドイツ人男性は、日本で容姿いじりの場面に多く遭遇し、違和感を覚えたと話す。テレビをつければ女性お笑い芸人が自らを「ブス」と言い、太っていることや、はげていることを笑いに変えようとしている人も多く、驚いたそうだ。日本では日常でも親しくなればなるほど外見についていじってくる人や自虐で笑いを取ろうとする人もいて「他人の価値を下げたり、自分で自分の価値を下げることで笑いを生もうとしていることがショックだったし、それで笑っている日本人を見た時もショックだった」と話す。 さらに日本に長期滞在した人だけではなく短期の旅行で日本を訪れた人も、容姿いじりの場面に遭遇したという。日本に旅行した30代のドイツ人女性は、ホテルで何気なくテレビをつけたところ、言葉は分からないものの女性が外見について何か言われ、周りが笑っている場面を見て衝撃を受けたそうだ。このドイツ人女性は、「私が親だったら、体型や見た目など、人と違うことは個性でいいことだと教えるのに、それを日本では面白おかしく捉えようとしていた。個性を生かすと言う面ではいいのかもしれないが、こんなことがテレビ起こっていてはいじめが確実に助長されると怖くなった。日本の文化はもっと進んでいると思ったのに」と話す。 海外から見ると、日本のいじりは時代遅れとも言えそうだ。渡辺への侮辱発言が広く報道されたことをきっかけに、日本人一人ひとりがいじりについて深く考えることになればいいだろう。
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社会 2021年03月14日 06時00分
「寿司の国」は現地で差別発言? ドイツのアジア人差別の実態は、レジの人に怒鳴られた人も
ここ最近、ドイツでアジア人を差別する発言をメディア関係者が口にしたことが日本で話題になっている。ドイツのラジオパーソナリティが韓国人アーティストグループ「BTS」のことを「くだらないウイルスだ」と表現し、サッカー解説者が日本を「寿司の国」と口にし、現地で差別だと言われていることが日本で報道されていた。実際、ドイツではどちらの例も差別であるという形で報道されることがほとんどだったが、「敏感になりすぎ」とするドイツ人が多かった一方で、「ここ数年はどんな小さなことでも差別発言はたたかれる。そういったことを考えると軽率だし批判されるのは当たり前」というドイツ人もいて賛否両論のようだ。 ただ、「寿司の国」発言に関しては、日本では「なんとも思わない」という声がある一方で、ドイツでは差別だと捉える人もいた。というのも、ドイツではキャベツを表す「クラウツ(キャベツの複数形)」を差別用語だと考える人が一定数いるからだ。ドイツ人は「ザワークラウト(キャベツの酢漬け)」などキャベツ食品をよく食べるが、クラウトは第一次世界大戦中、イギリス人がドイツ人を差別する意味でそう呼んでいたという。こういった背景があり、とあるドイツ人は「人を食べ物に例えるのは差別的だということを知っているドイツ人は多いはずだ。寿司の国も間違いなく差別だ」と話す。 しかしながら、ドイツでアジア人差別があるかといえば、必ずしもそうではないようだ。在独日本人は「私の周りの日本人の多くは『ドイツでアジア人を差別する人はいない』と話す人がほとんどです」という。とはいえゼロではなく、差別を経験した人はいる。 >>森喜朗氏の発言で日本人のイメージダウン?「日本人は終わってる」ドイツ在住の邦人が受けた屈辱的な言葉<< 30代の日本人女性は、レジでお金を出すのに戸惑っていたところ、レジ係の中年女性に「だからアジア人は嫌い、アジア人は鈍臭いから嫌われてるって分からないの?」と言われたという。日本人女性は「涙が出るほどショックだった」と話し、それを聞いていた周りの人が中年女性に注意しなかったことも「差別だと思った」と振り返る。 別の30代の日本人女性はコロナ禍以前、レストランで順番待ちをしている時にアジア人という理由で、店員が自分たちより後ろに並んでいたドイツ人を先に通したという。先に並んでいると店員に主張したが「アジア人よりドイツ人が優先」と言われたそうだ。日本人女性によると、こういったケースはまれだというが、主張したことでさらに店員の気を悪くさせたのか、かなり狭い席に通され屈辱的で不快な思いを味わったそう。 また相手に悪気はないものの、差別を感じたという人もいる。20代の日本人男性は、「20代のドイツ人の友人が韓国人を表現するときに、指で目をつり上げるポーズをした」と明かす。ただ、ドイツ人の友人に悪気はなく、アジア人の特徴を示して分かりやすく自分に伝えたかっただけではないかと分析する。日本人男性によると、「日本人が外国人をほめる意味で『鼻が高い』と言うのと同じ感覚」ではないかといい、だからこそ「日本人が外国人の外見の特徴をほめる意味で言うことも差別につながりかねないから注意すべき。小顔と言われて傷つく外国人もいる」と話す。 「BTS」のことを「くだらないウイルスだ」と表現したラジオパーソナリティは謝罪声明を発表し、「寿司の国」発言をした解説者は番組を降板した。日本人が思っている以上に彼らの発言は現地では深刻な差別だと捉えられているようだ。
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ミステリー 2021年03月13日 23時00分
ドイツでは新語が1200語も!?世界で生まれた新型コロナ関連ワード
2019年に発生し、世界中で猛威を振るった新型コロナウイルス感染症。これまでに類を見ない感染力の強いものだったため、予防関連の語句がニュースでも飛び交うようになった。感染者集団をさす「クラスター」や都市封鎖をさす「ロックダウン」などのカタカナ語や、感染拡大につながる要素を表した「3密」、政府の施策に関連した「アベノマスク」「Go Toキャンペーン」といった造語は2020年の流行語にもなった。 様々な新語が生まれたのは他国も同様である。海外でも「ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)」や「コビディオット(Covidiot)」という単語が流行した。なお、日本でも一般的になった前者と違い、後者のコビディオットはあまり耳にしたことがない人も多いのではないだろうか。こちらは感染症対策への意識が欠如している人や、流言・デマや陰謀論に流されてしまう人をさす言葉である。他にも在宅勤務やコロナ離婚、オンライン飲み会を意味する新語も生まれている。 今までの新語は英語圏のものだが、ドイツ語圏ではさらに多くの新語が生まれたという。ドイツ語では複数の単語を一つの単語にまとめて新しい言葉を作りやすいため、社会的に大きな事件が起きたりすると独特の単語が多く生み出されるのだとか。コロナ禍のもとで生まれた新語の数は優に1200語を超えているそうで、中には興味深い単語もある。そのいくつかを紹介しよう。 >>世界中の新型コロナウイルスSARS-CoV-2を一カ所にまとめたら?イギリスの大学講師が計算<< まず、「Coronafubgrub」という単語は欧米の挨拶に関連したものだ。欧米ではハグやキスなど、日本よりも相手との距離が近くなる挨拶が一般的だ。しかし、コロナ禍では感染症対策としてこのような挨拶は忌避されている。そこで考え出されたのが「握手やハグの代わりに足でタッチ」だ。英語圏でも同様の挨拶については「フットグリーティング」という単語を使っている。また、感染のリスクが高い頬や唇へのキスを避けるようにと「todeskusschen」という単語も生まれた。危険性を伝えるためか「死のキス」という直接的な意味のある単語だ。 感染症対策としてリモート会議やリモート授業がメインになる一方で、人と直接会って話せないことに対するストレスも出てきている。そういったストレスをさすのが「overzoomed」だ。ツールとしてよく用いられるWEB会議ツール・ZOOMが名前に組み込まれている。 他にも「コロナの髪型」を意味する「coronafrisur」という言葉もある。これはコロナウイルスのように爆発したような髪型ということではなく、都市封鎖および厳しい外出規制の影響で、人々が美容院に行けなくなったことや、セットできなくなった髪型などをさすという。 コロナ禍において世界中で多く生まれている新語に対して、ライプニッツ研究所のクリスティーン・モアーズ氏は「名前がなく、説明できないものに対してわれわれ人間は本能的に恐怖や不安を感じます。しかし、ひとたび名称や定義が決まると互いに話題にしてコミュニケーションをとることができます。危機的な状況において『名前』は重要なものの一つです」と語っている。参考記事Pandemic inspires 1,200 bizarre German words(unexplained-mysteries.comより)https://www.unexplained-mysteries.com/news/344420/pandemic-inspires-1200-bizarre-german-words
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社会 2021年02月13日 06時00分
森喜朗氏の発言で日本人のイメージダウン?「日本人は終わってる」ドイツ在住の邦人が受けた屈辱的な言葉
日本では連日、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会会長の辞任を表明した森喜朗氏の女性蔑視発言がメディアに取り上げられ、世間から批判の声が挙がっているが、森氏の発言は海外でも広く報道されている。 アンゲラ・メルケル首相をはじめ、女性が社会で重要な立場に立つなど男女平等が進んでいるドイツでも、森氏の発言は話題になっているようだ。日本の内閣府男女共同参画局は世界経済フォーラムが発表した、男女の格差が少ない国が上位にくる2020年の「ジェンダー・ギャップ指数」のデータを公表しているが、日本は153カ国中121位、ドイツは10位。その結果からも、ドイツの男女平等の意識が日本よりも高いことは分かるだろう。ドイツでは多くのメディアによって森氏の発言全文がドイツ語に訳され、前後の文脈を説明した上で報道されているが、ドイツでも森氏の発言に嫌悪感を抱く人は多いようだ。 しかしそのとばっちりを受けているのは、ドイツに住む日本人である。森氏の発言の影響で屈辱的な言葉をかけられるドイツに住む日本人は多い。 森氏の発言が会社でも話題になっていたという日本人男性は、同僚らから「日本は技術面では私たちの一歩も二歩も先をいっているのに、差別意識は何も進歩していないの?」「日本への印象が悪い意味で変わった。そういうドイツ人は多いと思う。この悪いイメージを払しょくするには時間がかかる」と言われたという。男性によると、ドイツ人は思ったことをはっきりと言う性格の人が多いため、同僚らは嫌味や皮肉ではなく、正直な気持ちをぶつけてくれたのだと理解しているそう。 >>「やりすぎ」「冗談かと思った」ドイツが新たなコロナ規制を発表 国民からは悲鳴も<< 同僚らは83歳という森氏の年齢も知っており、こういった女性差別意識は「上の世代の人に多いのだろう」と理解を示しつつも、「ドイツでは官僚に限らず、会社などでも若者の支持が得られないと物事が動かないことを理解していて、若者の支持も大切にしているため、上の世代の人こそ発言には気を付けていると思う」と日本との違いを伝えたそうだ。 別の日本人女性は、ドイツ人の友人から「ドイツでこんな発言をする人がいたらもっと大変なことになる」と驚かれたという。ドイツでは会社の役職会議の出席者が女性ばかりという光景も珍しくはないそうだが、そこで性別にかかわらず、森氏のように「女性は誰か一人が手を挙げるとみんな発言しなきゃと思う」という内容の発言をしたならば、会社から処分を受ける可能性もあるそうだ。友人も「若い世代の日本人は、女性蔑視はないだろう」としながらも、森氏の発言は衝撃だったそうで「日本は終わってると思った」と伝えたという。 また知らない人から森氏の発言について問われ「影響力の大きさを感じた」という日本人女性もいる。子どもと公園で遊んでいた際、ほかの母親から森氏の発言をどう思っているか、何気ない日常の会話から聞かれ、「あんなリーダーで大変ね」と同情されたという。その母親は日本の性差別について詳しくは知らなかったそうだが、だからこそ、日本ではこういった女性を軽く見る社会が横行しているのだと理解したそうだ。 森氏の発言を受け、ドイツ大使館が公式Twitterで「#dontbesilent(黙っていないで)」「#genderequality(男女平等)」というハッシュタグをつけてツイートし、抗議の意を示したが、日本ではネット上で「やりすぎ」「イメージ操作」との批判も出ていた。しかし、この日本人女性はそのツイートでの抗議を「理解できる」という。ドイツで何度も森氏の発言に関して聞かれ、うんざりとした気持ちになっていたからだと明かしている。またドイツ人の気質上、何も行動を起こさないことは森氏の発言を認めたというのと同じと捉えるドイツ人もいるため、「大使館が声をあげなければもっと悪い印象になっていた。私たちの思いを代弁してくれた」と感謝した。 森氏の発言が海外でも話題になっていると日本でも報道されたが、その影響力は予想以上であろう。女性蔑視発言の責任を取り、森氏は辞任を表明したが、森氏の発言によって、つらい思いをし、屈辱を味わった海外在住の日本人は少なくなさそうだ。記事内の引用について「世界経済フォーラムが「ジェンダー・ギャップ指数2020」を公表 内閣府男女共同参画局総務課」(内閣府男女共同参画局)よりhttps://www.gender.go.jp/public/kyodosankaku/2019/202003/202003_07.html
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社会 2021年01月30日 06時00分
感染者減らずロックダウン中も“コロナ差別”はない? ドイツ、感染者自ら情報共有する場面も
変異種が世界中で見つかるなど、新型コロナウイルスの猛威はとどまることを知らず、日本でも感染者数や死者が出続けている。そんな中、日本国内のネット上では「私が看護師であることから、息子が学校でコロナのリスクがあると思われ避けられている」「自分が看護師という理由で、学校の親の集まりへの出席を考えてほしいと言われた」など、家族に医療従事者がいる子どもや親が差別を受けたという例が報告されている。 新型コロナウイルスの感染者が急増しているヨーロッパの中でも、特に感染者、死者が増えているドイツでは現在、厳格なロックダウンを敷いているが、学校などでの“コロナ差別”は日本ほどないという。ここ数日のドイツは人口約8302万人に対し、1日の新規感染者数は1万〜1万5000人程度、1日の死者数は1000人前後だ。レストランなどのお店は閉まり、外出も1世帯プラス1人まで、マスクの着用義務はあり、医療用マスク以外は認められないという州もある。このように、ドイツでは緊迫した状況が続いているが、だからといって学校や学校に通う子どもの親同士で差別は生まれてはいないようだ。 現在、ドイツでは小学校から大学まで全ての学校は閉鎖。保育園や幼稚園も基本的には閉鎖されているが、保育園や幼稚園に限っては、親が共働きでどうしても自宅で子どもの世話ができない場合、申請すれば預けることができる。親が医療関係者で子どもを預けているケースもあるが、別の親が医療関係者の親を差別することはあまりないそう。むしろ情報が聞けることに感謝している親の方が多いという。 ドイツ在住で3歳の娘を持つ日本人の母親は「娘が通う保育園に看護師の母親がいるが、別の親から『今、感染者は増えてる?』『どんな症状が出たら病院に行くべき?』などとよく質問されている」と話し、差別とは無縁であると明かす。なお、家族に医療従事者がいる子どもも差別されることはなく、親が医療従事者であることがわざわざ話題に出ることもないという。「医療従事者なら毎日のように病院でPCR検査を受けているし、手洗いにも気を遣っているはずと考え、逆に安心と思う親の方が多いように思う。医療従事者の子どもだから、あの子とは遊んじゃダメ、なんて話は聞いたことがない」そうだ。 >>「やりすぎ」「冗談かと思った」ドイツが新たなコロナ規制を発表 国民からは悲鳴も<< また、保育園や幼稚園では送り迎えの際、他の親と会うことも多いが、新型コロナウイルスに感染したという親に会うことも珍しくはなくなってきた。しかし、感染した親はそれを隠すことはない。どちらかというと、完治後に再び送り迎えに来た際、ほかの親と情報を共有している。 2歳の子どもを保育園に預けているというドイツ在住でドイツ人の母親は、子どもの送り迎えの際、新型コロナウイルスに感染していたと話す何人かの母親に会ったという。そのうちの一人の母親は「最初は頭痛がしたけど、病院にすぐ行かなくて悪化した。少しでもおかしいと思ったらすぐに検査すべき」「検査して、すぐに夫と子どもと離れるべき。症状は軽度だったけど、結局、夫と子どもも感染していた」などと自身の経験から言えることを伝えていたそうだ。周りの母親も質問をするなどして、「感染経験のある母親に感謝しながら話を聞いていた」という。 さらに、遠方に住んでいることやリスクがあることを考慮すると、親が感染した場合、子どもを祖父母に預けることは難しいが、そのための備えをしている人も少なくはない。8歳の息子を持つドイツ人の母親は、小学校が同じの別の母親から「もし自分が感染し、息子が陰性だったら、息子を預かってほしい。逆の場合はうちが預かる」と言われ、快諾したそうだ。ドイツ人の母親は「自分の身内は遠くにいるので頼れず、万が一を考えたら安心。こういったネットワークがあるのはありがたい」と話す。さらに「タイミングなどでその親に預けることが難しい場合も考え、念のため、前もってすぐに息子を預かってもらえるベビーシッターを手配済み」だそう。ベビーシッターはインターネットに書き込みをし、見つけたそうだ。 感染者数や死者数の推移を見る限り、ドイツの新型コロナウイルスの状況は日本よりも深刻と言えよう。だが、“コロナ差別”を心配している人は少ないようだ。
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社会 2021年01月17日 06時00分
「やりすぎ」「冗談かと思った」ドイツが新たなコロナ規制を発表 国民からは悲鳴も
ドイツでは昨年の12月中旬から厳しいロックダウンを敷いているが、いまだに新型コロナウイルスが落ち着く気配はない。ドイツの人口約8302万人に対し、ここ数日の1日当たり新規感染者数は1万5000〜2万5000人で1日の死者数は1000人。感染者、死者数共に減少せず、ロックダウンを敷いても収束の出口は見えていない。そんな状況を見て、今年1月初旬からは、学校やレストランは閉鎖し、スーパーマーケットや薬局など生活に必要な場所のみの営業を許可する従来の規制に加え、友人などで集まっていい人数は世帯プラス1名まで、移動していい距離は15キロメートル以内というさらに厳しい規制を敷くことをドイツ政府は発表した。 さらに一部の州では、現在義務付けられている公共交通機関やスーパーなどでのマスクの着用義務に対し、そのマスクは高性能の「FFP2マスク」のみが認められるという規制を13日に新たに追加。州としてはさらに感染を防ぐ目的があるが、子どもは呼吸が苦しくなる可能性もあることから着用義務があるのは15歳以上だ。規制は18日から有効だという。数週間は規制を破っても罰金は科さないそうだが、数週間後には公の場でFFP2マスクを着用していない場合、罰金が科される予定だ。 ドイツ国民は、これまでは厳しいロックダウンであっても大多数の人が理解を示し従ってきた。だがこのマスクの規制に対しては現地でも多くの批判が寄せられているようだ。 30代のドイツ人男性はFFP2マスクの着用義務について「流石にやりすぎ。冗談かと思った」と皮肉を込める。発表から数日後には規制が敷かれることに対しても「急すぎる」と怒りをあらわにした。また別の30代の男性は「FFP2マスクを導入するより、社会的距離の徹底を義務付けた方がいいのでは」と疑問をぶつける。スーパーでは大きさに応じて人数制限を設けなければならないにもかかわらず、それを無視して混み合っていることがあったり、公園で大人数が集まって話したりしている姿をよく見かけるそうだ。 別の40代の女性は「FFP2マスクでどれだけ感染拡大を防ぐことができるのか」と指摘。FFP2マスクを着用することよりも、その弊害を心配し、「普通のマスクでも酸欠になって頭痛がする。コロナ以外の心配もある」と口にした。 なお、FFP2マスクの着用義務が発表されるや否や、通販でFFP2マスクを購入する人が増え、購入できるサイトはあるものの次々と少なくなっていった。ドラッグストアでも売り切れているところが増え、手に入れるために苦労した人は多い。ドイツに住む30代の女性は「大手の通販では売り切れていたから、買いに出た方が早いと思い薬局まで足を運んだ。薬局にはまだ数が十分あったけど、子どもを連れてマスクのために出かけるのは大変だった」と嘆く。 >>日本では大絶賛、メルケル首相の“エモいスピーチ”現地の反応は?「今さら」「普通のこと」冷めた声も<< しかしながら買い占めは行われてはいないようだ。州知事が「FFP2マスクは十分にある」と発言したことで数に関する不安は消えたことと、これまで幾度となくロックダウンを経験し、トイレットペーパーなどを買い占めたものの、結局数日後には店頭に並んでいた経験を多くのドイツ国民が経ているため、買い占めることに対する執着が薄れていることがその理由だろう。SNSでは「数は十分にあるらしい」という声も広がっていて、今のところ目立った転売は行われていない。 少数ではあるが一部の国民からは「コロナを封じ込めるためにはやれることは全てやるべき。感染は抑えきれていないし、決断した州知事の勇気を称えたい」と賛成の声も挙がっている。 現場では戸惑いや怒りの声が飛び交っている。FFP2マスク着用義務の効果は見られるのだろうか。その結果によっては世論が変わってくる可能性もあるだろう。
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社会 2021年01月15日 06時00分
自宅のトイレでコーヒー片手に大便中の強盗と鉢合わせ ズボンを上げてそのまま逃走
世界では様々な強盗事件が起きているが、とある国では強盗犯が思わぬ形で強盗に入った家の住人と出くわす事件が起きた。 ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州で、36歳の女性が深夜にトイレに行った際、25〜30歳くらいの男の強盗に出くわしたと海外ニュースサイト『The Daily Star』と『LADbible』が1月11日に報じた。 報道によると、女性は自宅の2階寝室で夫と寝ていたが、深夜に尿意をもよおし1階のトイレに行ったという。 女性がトイレに行くと、見知らぬ男が女性宅にあるマグカップを使ってコーヒーを飲みながら大便をしていた。男は女性を見ると下げていたズボンとパンツを上げ、その場からすぐに去ったという。男は足元にあった大きなかばんのようなものを持って逃げた。 女性は寝ていた夫に状況を説明し通報。警察が自宅の監視カメラを調べた結果、男が強盗に入り、金品を盗んでいたことが分かった。金品は男が持ち去ったかばんの中に入っていたと思われる。 犯人は14日現在逮捕されておらず、警察は男の行方を追っている。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「強盗に入った先でトイレに行くなんてまぬけすぎ」「トイレを堂々と使うあたり、男は慣れている気がする。余罪がありそう」「男はどうしても大便を我慢できなかったのかもしれない」「男がトイレに鍵をかけていたら状況は違ったかも」などの声が挙がっていた。 >>窓から部屋に侵入しようとした泥棒男、窓に首を挟んで死亡 宙づり状態のところを発見される<< 海外には住人と思わぬ形で鉢合わせをした強盗犯がほかにもいる。 アメリカ・ニューメキシコ州で当時30歳の男が、とある夫婦が暮らす家に強盗に入ったものの、家の中で爆睡してしまい、住人に見つかったと海外ニュースサイト『Mirror』が2014年8月に報じた。同記事によると男は、留守を狙って夫婦が暮らす家に強盗に入ったという。男は金品を物色した後、冷蔵庫を開けて炭酸飲料を飲んだ。男はそのまま寝室に行ったが、炭酸飲料を飲んだまま寝室のベッドで寝てしまったそうだ。 夫婦は帰宅後、ベッドに知らない男がいることに気付き警察に通報。男が起きる前に警察が夫婦の家に到着し、男を逮捕した。 世の中には思わぬ失態を犯した強盗犯がいるようだが、強盗は犯罪である。犯人が今回の事件を「運が悪かった」と思うことなく、きちんと反省することを願うばかりだ。記事内の引用について「Stunned woman opens door to find burglar in her house drinking coffee and having a poo」(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/world-news/stunned-woman-opens-door-find-23296068「Sleepy Woman Opens Toilet Door To Find Burglar Drinking Coffee And Having Poo」(LADbible)よりhttps://www.ladbible.com/news/news-sleepy-woman-opens-toilet-door-to-find-burglar-drinking-coffee-20210111「Burglary suspect 'found sleeping NAKED in couple's home after guzzling fizzy drink from fridge'」(Mirror)よりhttps://www.mirror.co.uk/news/weird-news/burglary-suspect-found-sleeping-naked-3940808
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社会 2020年12月26日 06時00分
日本では大絶賛、メルケル首相の“エモいスピーチ”現地の反応は?「今さら」「普通のこと」冷めた声も
新型コロナウイルスの第3波がきていると言われているヨーロッパ。ドイツでは、11月に学校などは通常通り運営される“部分的なロックダウン”が運用されたものの、感染者は減るどころか増加し、多くの州で12月16日あたりからさらに厳しい規制を敷く“ハードロックダウン”が導入された。学校は休校、これまで開いていた小売店や美容院も営業は許可されず、現在はスーパーマーケットや薬局など生活に必要とされる店のみが営業を許されている。引き続き、飲食店はテイクアウトのみの営業が可能で、仕事についてはできる限りの在宅ワークが推奨されている。 しかしそんなハードロックダウンが敷かれてもドイツにおける新型コロナウイルスの感染者数は落ち着きを見せず、ドイツの人口約8302万人に対し、ここ数日の1日当たり新規感染者数は3万人前後、1日の死者数は1000人近くと過去最多を記録し続けているのだ。 そんな中、日本で絶賛されているのがドイツのメルケル首相によるスピーチだ。メルケル首相は12月9日、事態を深刻に受け止め、国民に、クリスマスに厳しい規制が敷くことが必要と訴えるとともに、クリスマスを例年通り過ごせないことに対し「心から申しわけありません」と謝罪するスピーチを行った。日本では「感動のスピーチ」などと称賛する人が多いが、ドイツ国民はどのように捉えていたのだろうか。 とある30代のドイツ人女性はメルケル首相のスピーチ後に「感染の可能性を高めるような行動は控える雰囲気が出てきた」と明かす。クリスマスは例年通り、実家に帰る予定だったが、メルケル首相のスピーチの心を打たれ、今年は中止したそうだ。 一方で、40代のドイツ人男性は「こうなることはもっと前から分かっていたはず」と、ハードロックダウンに踏み切るタイミングの遅さを指摘し、「今さら、感情をあらわにされても」とメルケル首相のスピーチを批判。男性はメルケル首相がスピーチする前からクリスマスはどこにも行かないと決めており、スピーチが何か大きな影響を与えたわけではないと主張した。 >>風邪もハーブティーで治す? 薬すら拒否するドイツ人、コロナ予防ワクチン接種開始への反応は<< また別の40代のドイツ人男性も「メルケルのスピーチは首相として普通のことを言っただけ」と指摘。クリスマスは、「自らの世帯に加え、親族4人までの大人の集まりは可能(14歳以下の子どもはこの制限人数に含まれない)」という法律で決められた人数内で集まる予定だという。メルケル首相のスピーチに対しては「特に何も思わなかった」そうだ。 「ドイツでは様々な反応がありますが、メルケルの演説後、国民の意識は明らかに変わったと思います。これまでドイツでは、店の中や電車など指定された場所以外ではマスクをしていなかった人が多かったですが、道でもマスクをする人が多く見受けられ、近所の人がすれ違いざまにあいさつする時もマフラーを口に当てたりマスクをわざわざ取り出したりするようになりましたね。メルケルのスピーチは現地でも話題になっているので、より事態を深刻に受け止めるようになった人が増えたのだと思います」(ドイツ在住日本人) ドイツ人にとって、クリスマスは家族が集まる大切な日である。しかし今年はメルケル首相の訴えが国民に届き、クリスマス以降、さらなる感染者が増えるという事態にならないことを願うばかりだ。
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芸能ニュース 2020年12月18日 17時45分
坂上忍、メルケル首相と比較し政権批判「言葉を持ってたら今の状況違ってた」疑問の声集まる
18日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、MCの坂上忍が菅政権の新型コロナ対策を改めて批判した。 この日も冒頭から新型コロナウイルスについて特集してきた本番組だが、番組にはフリーアナウンサーでタレントの楠田枝里子も出演。12月9日に連邦議会で行われたドイツのメルケル首相の演説に言及し、「外国人の私が聞いても感銘を受けました。この人の後なら付いて行きたいと思ったくらいなんですね」と絶賛した。 メルケル首相はスピーチの中で、「1日に590人が亡くなるというのは、私には受け入れられない」「クリスマスでこれ以上多くの人と接触するなら、これが祖父母と過ごす最後のクリスマスになりかねない」と訴え。これまで冷静な人物として知られてきただけに、情熱的なこのスピーチは世界中から絶賛の声を集めている。 また、坂上も楠田のコメントを受け、「安倍政権、菅政権、言葉を持ってたんだったら、状況ちょっと変わってたと僕は思うんですよ。タイプは違えど、ペーパー読む人と、もっと口下手な人」と安倍前首相と菅首相を揶揄。「しかも、分科会の方も『やばいよ、やばいよ』って言ってるのに、『旅行は全然大丈夫』ただ、マスク、マスク、マスクでこの状況になっちゃってる」と指摘した。 その後も、楠田は「お願いしかできないけれども、お願いの仕方をもうちょっと工夫すべきだと思いますね」と提案。「『私たちお願いしかできないんで』って言ってないで、お願いの仕方に情熱を込めるとかね。『これだけ大変な状態なんです、困ってるんです。みんなで一緒に打開しましょう、この事態を』っていう風に血の通ったメッセージといいますか、メルケルさんくらい人に訴える力を持っておっしゃっていただけたら、お願いレベルでも『じゃあ協力しましょうか』って考える人は多くなるんじゃないかと思うんですね」と力説していた。 >>坂上忍「特措法は改正すべき」北村弁護士と『バイキング』で壮絶バトルも「間違って認識してるだけ」視聴者呆れ<< しかし、この一連のやりとりに視聴者からは、「菅首相が情熱的になったところで、それはそれで演技かかってるって言いそう」「言葉さえ持っていたら、ドイツみたいな状況になってもいいのか…?」「メルケル首相には確かに胸を打たれたけど、そういう演説が必要ない今の状況を少しは評価してもいいんじゃないかな」というツッコミが集まっていた。 4月1日放送回には、安倍前首相が緊急経済政策について、「未来に夢を持てる日本に復活させていく」と話した際、「“未来”じゃないんです。“今”な訳ですよ」とツッコんでいた坂上。視聴者はすでに坂上について、「何を言っても批判する」という認識を持ってしまっているようだ。
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