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イモトのエベレスト登頂断念の余波 制作費1億円超の回収に躍起の日テレ

 日本テレビ局内がお通夜のように静まり返っている。人気番組『世界の果てまでイッテQ!』内でチャレンジ中だったイモトアヤコ(28)の世界最高峰エベレスト登頂プロジェクトを、見送ることを発表したのだ。
 「相次ぐ雪崩事故で命を落としたシェルパらが補償金の額を巡り政府と揉め、ストライキを起こそうとしていた4月18日に、またしても雪崩で犠牲者が出た。その結果、シェルパは逃げ出し、『イッテQ!』の登山チームをサポートする予定だった別の有力登山隊も登頂を中止。しかたなく日テレも企画を諦めたというわけです」(事情通)

 日テレ関係者が落胆するのも無理はない。同番組の制作費になんと1億2000万円余りを投入していたのだ。当然だが、その大半が回収できないという。
 「登頂料ということで一人につき約100万円、スタッフは医者やガイドなど計30人体制で人件費、現地滞在費用、機材費などを含めると最低でも計3000万円が必要です。さらに万が一に備えヘリコプターもチャーターする。1日チャーターで1000万円。最低でも1週間単位でおさえていた」(制作関係者)

 また、バカにならないのが保険料。エベレスト登山は死亡率17.85%で登山家の間でも知られる“死の山”。これまでに多くの登山家やシェルパらが命を落としているのだ。
 「イモトのように、半ば素人が登るということで保険料も高くなるはず。スタッフが計30人もいれば掛け捨てで1000万円超え。救いは登頂前ということでキャンセル料を引かれた額が返ってくること」(事情通)

 これらの費用以外にさらにバカにならないのが、イモトのギャラだ。現在、イモトは『イッテQ!』以外に『なんでもワールドランキング ネプ&イモトの世界番付』(日テレ)のレギュラーを抱える人気芸人。そのため「中止になろうが約1カ月以上も拘束するため約2000万円〜のギャラが支払われる」(芸能プロ関係者)という。

 今回、日テレは中止になった経緯をVTRにまとめて後日、放送する予定だ。
 「1億円近い損失をカバーする唯一の手段は番組高視聴率をゲットすること。4月20日に放送された『エベレスト出発直前!珍獣ハンターイモト、顔パンパンで癒されるオセアニアツアー編』は、PRで本編でもないのに視聴率20%を取っている。また'12年に放送されたマッターホルン制覇編は視聴率20%、昨年のマナスル登頂編にいたっては視聴率20.8%をゲットした。これだけ話題になれば、失敗編でも高視聴率が取れると上層部はソロバンを弾いているんです」(関係者)

 日テレは転んでもただでは起きない。

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