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芸能 2020年12月30日 16時00分
オードリー、アンジャ児嶋、ハンバーグ師匠らにブレイクのきっかけに共通点?
2020年、芸能ニュースで話題になった芸人に、共通点があるのをご存知だろうか。 アンジャッシュ・渡部建の不倫騒動で、真摯に謝罪し、それまでのイメージを覆した児嶋一哉。自身のバイクを「ソープランドピンク」とイジった渡部、雨上がり決死隊・宮迫博之、チュートリアル・徳井義実が芸能界から消えてしまったことをYouTubeチャンネルで明かした動画がニュースとなり、200万回近くまで再生されたハンバーグ師匠ことスピードワゴン・井戸田潤。『2020テレビ番組出演本数ランキング』(ニホンモニター調べ)で、帯番組を持っていないにも関わらず、コンビ揃ってトップ10にランクインしたオードリー(若林正恭、春日俊彰)。 この3組は、コント赤信号・渡辺正行が、毎月東京・渋谷にあるライブハウス『渋谷La.mama』で開催している『ラ・ママ新人コント大会』出身であり、同イベントで運命が決定付けられた芸人なのである。 「渡辺が司会を務める『ラ・ママ新人コント大会』は、ウッチャンナンチャン、爆笑問題、バナナマンら、いまや有名となった芸人が出演していた30年以上続くライブです。出演をかけたネタ見せでは、渡辺が直接、漫才やコントを見てアドバイスしてくれることでも有名です」(芸能ライター) >>「非の打ち所がない」キングコング、オリラジ中田が同じタイミングでオードリーを絶賛<< 児嶋のキラーフレーズ「児嶋だよ!」は、『ラ・ママ』のエンディングで生まれたもの。ネタが終了し、全芸人が再登場する際、共演していた古坂大魔王やX-GUN・西尾季隆らから「お前誰だよ?」 とイジられた際に「児嶋だよ!」と返していたという。それがテレビで披露されたのだ。 一方、井戸田も同じような経験がある。先輩芸人から「誰だよ?」と、しつこくイジられ、当初は「井戸田ですよ」と返答していた。あまりにもしつこいため、最終的に、何の脈略もなく「俺だよ俺、ハンバーグだよ!」と返したとのこと。その後、バラエティ番組『笑いの金メダル』(ABCテレビ・テレビ朝日系)に出演。あるコーナーで「ハンバーグだよ!」とネタをしたのだが、大スベリ。うなだれてひな壇に帰ると、たむらけんじから「ハートが師匠やな! いや、ハンバーグ師匠やな!」とイジられたことで、今も続くハンバーグ師匠が誕生した。 「いわゆる『ズレ漫才』で、大ブレイクしたオードリーですが、この形が誕生した頃、若林は『もう辞めよう』と思っていた頃だったそうです。そこで、『ラ・ママ』のネタ見せで、ズレ漫才を見せたところ、渡辺に『M-1の決勝に行けるネタだ』『1年かけて決勝に行こう』と絶賛されたそうです。彼からアドバイスを受けたことで『M-1グランプリ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)の敗者復活で決勝へ行くことができました」(同上) 東京芸人の夢の舞台である『ラ・ママ』。今後も多くのスターが生まれそうだ。
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芸能 2020年12月29日 21時00分
本業は落語家なのに、志らくがテレビに出続ける理由は、師匠とあの毒舌芸人?
今年もテレビに出ずっぱりだったのが、落語家の立川志らくだろう。朝のワイドショー『グッとラック!』(TBS系)は、一部報道では来年3月での打ち切り説も出ているが、毎日のようにヒネた視点から世間を斬り続けた。 >>志らく、『グッとラック!』打ち切り報道に言及「変な噂も流れているし、落ち着いていられない」<< 「親がいない子供はかわいそう」といった発言を巡っては、元同局アナウンサーの小林麻耶から猛反論され、彼女の番組降板も話題となった。さらに、『M-1グランプリ』(朝日放送制作・テレビ朝日系)の審査員も3年連続で務めた。 そんな志らくに常に向けられる批判として、本業である落語家に専念すべきではないかというものがある。確かに、志らくクラスならば、落語家一本でやっていけるはずだろう。ただ、彼にはそれでもテレビに出続ける理由がある。 最も大きなものが師匠であり、2011年に亡くなった立川談志さんの存在だ。志らくは2019年のツイッターで、「誤解してる人がいる。談志が草葉の陰で泣いているとか。談志は何故志らくがテレビで売れようとしないのかそれが不満だった。だから爆笑の太田さんに俺の未練を寧ろお前に置いて行くと言った。『寧ろ』。師匠の気持ちは死んだ後にわかった。テレビ嫌いの私がテレビに出るのは師匠への恩返しなのです」と書き込んでいる。談志さんは亡くなるまでタレントとしてテレビに出続けた。そんな談志さんにとって、志らくはむしろテレビ向きの人材と考えていたのだろう。 さらに、この書き込みに出ている爆笑問題の太田光の存在も大きい。爆笑問題、特に太田は談志さんに寵愛された人物として知られる。志らくは90年代に兄弟子の立川談春らとお笑いユニット立川ボーイズを結成。コントなどを披露していたが、そこには爆笑問題を意識していた部分もあるだろう。 こうしたはっきりした思いがあるだけに、『グッとラック!』が終了したとしても、志らくがテレビから消えることはないのかもしれない。記事内の引用について立川志らくのツイッターより https://twitter.com/shiraku666
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芸能 2020年12月28日 17時30分
小倉智昭、マヂラブの面白さ解析に「このデータは気にしなくていい」 サンド引き合いに出し物議
28日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)に『M-1グランプリ2020』(朝日放送制作・テレビ朝日系)で優勝を果たしたマヂカルラブリーが出演し、”新漫才”の面白さを科学的に分析した。 『M-1グランプリ2020』で優勝したマヂカルラブリーだが、そのネタの内容に対して「漫才なのか否か」といった議論がネット上を駆け巡っている。これを受け、マヂカルラブリーが出演した『とくダネ!』にて、各専門家がネタの面白さを科学的に分析するという企画が実施された。 「コミュニケーションにおける身体表現」を研究している阪田真己子同志社大学文化情報学部教授は、データの一つとして「観客の笑い1回あたりの最長持続時間」を提示。M-1歴代チャンピオンの笑い最長持続時間が棒グラフにて表されているデータであったが、このデータによると、これまでの最長記録はアンタッチャブルの「9.9秒」であった。しかし、マヂカルラブリーの記録は「23.7秒」。圧倒的な数字にスタジオはどよめいた。 このデータに対してMC小倉智昭キャスターが「この秒数っていうのはそんなにアテにならないと思う」とすぐさま指摘。「今一番人気があると思うサンドウィッチマンが5秒だから、このデータはそんなに気にしなくていい」と発言した。この指摘に対してマヂカルラブリーも「僕らもあまり気にしていない」と返し、笑いを誘った。この一連のやりとりに、視聴者からも「(小倉キャスターの指摘は)間違いではない笑」「小倉さんが言ってたことわかる」などの声がTwitterで挙がっている。 >>『とくダネ』小倉、古市氏に「またそんなことを」と苦笑い 西村大臣の「Stay with…」訴えに細かいツッコミ?<< また、印象行動学の面からの分析によると、野田クリスタルの「笑いどころが見えづらい動き」に対して視聴者が笑う前に、村上の「ものすごいツッコミがはっきりとして解説として入る」という点が面白さの要素に現れているようだ。Twitterでは「生で見たらもっと面白い!」など肯定的な意見が寄せられる一方で、「面白さがわからない」「正直、笑えない」という厳しい意見も多く挙がっている。 M-1を優勝したものの、その芸風に賛否両論巻き起こっているマヂカルラブリーだが、2021年はより視聴者を惹きつけるための飛躍を期待していきたい。
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芸能ネタ 2020年12月27日 19時00分
チュート徳井、夏川結衣のプロポーズに生返事で破局?復縁するもDM誤爆騒動【芸能界、別れた二人の真相】
お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が18日に放送されたラジオ番組『土曜ワイドラジオTOKYOナイツのちゃきちゃき大放送』(TBSラジオ)に出演。吉本興業所属の独身芸人の会「アローン会」の今後について語った。今年10月、会の部長を務めていたナインティナイン・岡村隆史が結婚により脱会。そこで、残ったメンバーの会長・今田耕司、ピース・又吉直樹とともに話し合いの場を持ち、今田は会の存続を明言したという。 徳井というと、大学4年時に幼稚園からの幼なじみ・福田充徳に誘われ、お笑いコンビを結成。1998年5月にチュートリアルとしての初舞台を踏み、06年12月の『M-1グランプリ』では、革新的な漫才でM-1史上初の満場一致による優勝を達成した。また、徳井は『よしもと男前ランキング』で殿堂入りを果たし、美女たちとの熱愛報道でメディアをにぎわせていた。 端正なルックスを生かし、役者としても活躍を見せた徳井は共演した女優・夏川結衣をとりこにさせた。2008年4月に放送された俳優・堺正章と夏川のW主演ドラマ『無理な恋愛』(フジテレビ系)に徳井が夏川の恋人役で出演。そして09年2月、徳井(当時33歳)が7歳年上の夏川(当時40歳)の自宅マンションに向かう姿が『FRIDAY』(講談社)にキャッチされ、熱愛が明るみになった。報道を受けた吉本興業は交際を認め、夏川の所属事務所も「結婚もあるかも」とコメントし、異色のビッグカップルとして注目されていた。 「当時2人は、半同棲生活を送り年内にも結婚するとささやかれていました。しかし、結婚に興味を示さない徳井が夏川の求婚に生返事したことで、年末に夏川が別れを告げ、一度は破局をしていたそう。ところが、年が明けると2人は復縁し、徳井に高級指輪を贈られた夏川は結婚をさらに意識していったといいます」(芸能ライター) >>“結婚目前破局”と報じられた松坂桃李、結婚観の温度差に綾瀬はるかが見切り?【芸能界、別れた二人の真相】<< ところが、交際は順調かと思いきや2011年末、“多忙によるすれ違い”を理由に破局が報じられた。だが、忙しいばかりが理由ではなかったようだ。 「徳井は交際中に自身のツイッターで特定の女性に送るつもりだったDMを誤爆し、世界に発信してしまったと話題に。そのメールの内容が、『だいたい彼女いるのにメールしてる時点で好感度もなにもないよ… でも嬉しくてニヤニヤしながらメールしてしまいました』『DMでも普通のメールでも俺はぜんぜん大丈夫!』『アンちゃんの睡眠時間奪ったら悪いからそろそろ終わるわ。もし嫌じゃなければ、またメール送らせてください』と、口説き文句がズラリ。公開後、異変に気付いた徳井は削除したようですが、またたく間に恥がさらされ、夏川もこのことが原因で終止符を打ったといわれています」(芸能関係者) だが、ここで登場した「アンちゃん」が誰なのか、ネットに捜査網が張り巡らさせた。 「そこで、浮上したのがモデル・中村アン。当時、まだ無名の中村は2010年2月に徳井と共演した『しゃべくり007』(日本テレビ系)での振る舞いがよそよそしく、2人の関係が怪しいと噂に。徳井の誤爆で再び中村が疑われたのですが、真相は不明です」(前出・同) そして2019年10月、徳井は11年から7年にわたる“脱税”が発覚し、芸能活動休止へと追い込まれた。だが、残念なことに11年は夏川と交際していた時期でもあり、交際期間中の私的な諸費用も経費として扱ったのではと、疑いの目を向けられた。 アローン会で徳井は結婚しない理由として、自身の子どもが欲しくないと説明したという。人気がガタ落ちとなった今、家庭の温かさも身に染みると思うが。
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芸能 2020年12月27日 12時10分
M-1第1回で準優勝のハリガネロックは今 その後の賞レースで解散宣言、大上は一度引退し現在は別々の道へ
今年も『M-1グランプリ2020』(テレビ朝日系)が放送され、見事、マヂカルラブリーが16代目の王者に輝いた。決勝に出場することで芸人としての箔が付くとも言われるM-1だが、決勝に出場すれば必ずしも第一線で活躍し続けられるわけではないようだ。M-1の第1回大会で準優勝を果たしたハリガネロックもそのコンビの一つだろう。 ハリガネロックは、中川家が優勝した2001年開催のM-1の第1回大会で準優勝を果たし、次の大会も決勝に進出。知名度を上げたことで、バラエティ番組に呼ばれる機会も多くなったが、最近はめっきり見かけない。ハリガネロックの2人は今、何をしているのだろうか。 「M-1以外でも、数々の賞を受賞していたハリガネロックですが、コンビは2014年に解散しています。賞レースでなかなか結果が出なくなり、2013年の『THE MANZAI』(フジテレビ系)で決勝に行けなければ解散と決意。結局、『THE MANZAI』では2回戦敗退に終わり解散に至りました」(芸能記者) すでに解散しているというハリガネロック。現在はそれぞれが別の活動をしているようだ。 「ボケのユウキロックさんは、現在、お笑いの講師として活動しています。ハリガネロック時代に所属していた吉本興業だけではなく、松竹芸能や人力舎、ホリプロなどでも講師を務めていますよ。M -1での実績などが評価されているようです。もちろん、今年のM-1も注目していたようで、自身のTwitterではウエストランド出場後に『前半が少し立ち上がりが遅かったかな』などと呟いていました」(前出・同) さらには、裏方として芸能界にも携わっている。 「ほかにも構成作家やネタ作家という顔も持ちます。また、ライターとして主に芸能に関する記事も執筆していて、本の出版もしていますよ。2016年には『芸人迷子』(扶桑社)という本を出版し、島田紳助さんや松本人志さんらから学んだことなどについて書かれています」(前出・同) >>おもしろ荘でブレイクするも、テレビで見かけなくなった夢屋まさる 現在は“ジェンダーレス芸人”として新しい活動も<< 一方で、主にツッコミを担当していた大上邦博は一度、芸能界を引退している。 「大上さんは、2016年に芸能界を引退し、今は、おおうえくにひろ名義で関西を中心に活動しています。イベントなどの司会やラジオ番組に出演するほか、奈良の情報番組のコメンテーターも務め、芸能活動は今でも継続しているようです。」(前出・同) そんなおおうえの活動の幅は、さらに広がっているようだ。 「おおうえさんは、芸能界にいた経験を生かし、関西で活動するご当地アイドルの育成にも携わっているんですよ。また、俳優として映画にも出演し、現在はクラウドファンディングで資金を集めている、大阪・堺市を舞台にした映画の主要キャストにも決まっています」(前出・同) 2人はすでにお笑い芸人ではないようだが、コンビ解散後もそれぞれ活躍の場を見つけたようだ。記事内の引用ツイートについてユウキロックの公式Twitterより https://twitter.com/yuukirock0416
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芸能 2020年12月26日 20時00分
M-1、“漫才じゃない”論争は過去にも?「完全にボーク」と評された芸人も
12月20日に放送された『M-1グランプリ2020』(朝日放送制作・テレビ朝日系)で優勝を果たしたマヂカルラブリーのネタに関して、ネット上を中心に「これは果たして漫才なのか」といった議論が巻き起こっている。今大会は、最終決戦に大会史上初のユニットコンビのおいでやすこが、関西弁の正統派漫才と言える見取り図、そしてマヂカルラブリーが進み、審査員の票が分かれる大接戦となた。 審査員の一人を務めたナイツ(2008年3位など)の塙宣之は、放送後に更新したYouTube動画で、自身が「M-1」に出演していた時、予選でセオリーを無視した歌ネタで大爆笑をさらうも、「漫才ではない」という理由で落とされたエピソードを披露している。 「M-1」では、オーソドックスな漫才の技量を披露すべきなのか、面白ければ何でもありなのか、はっきりとした結論を早急に出すことはできない。何より初期の段階から、そうした議論は生じていた。 2002年の第2回大会の決勝に進出したテツandトモ(6位)は、ギターを使った「なんでだろう」ネタを披露。松本から「これを漫才と取るかっていうことですよね」と疑問を示された。漫才はセンターマイクの両側で見せるボケとツッコミの応酬が基本スタイル。多少の逸脱は許されても、さすがに小道具のギターを用いるのはダメなのではないかと松本は言いたかったのだろう。 さらに、初期には漫才コントを巡る議論もあった。漫才こそが王道で、漫才コントは邪道といった見方だ。実際、第1回優勝の中川家、第2回のますだおかだ、第3回のフットボールアワーは正統派漫才スタイルだった。だが、その後の第4回大会で、アンタッチャブルが、漫才コントかつ関東芸人で初めて優勝を果たしたことで、漫才コントに否定的な声はなくなっていったと言える。 >>たけし、マヂラブをめった斬り「これで優勝しちゃったの?」 人気芸人らを瞬殺、鋭い指摘に驚きの声<< ただ、変化球スタイルのネタに関しては、相変わらず厳しい見方が続いた。06年の第6回大会に、変ホ長調(8位)がアマチュアコンビとして出場した時には、当時審査委員長を務めていた島田紳助さんが「完全にボーク」と実質的に評価の対象外であるといったスタンスを示した。 そうした時代に比べれば、笑いの裾野は広がってきているだろう。それ故に「漫才とは何か?」といった、原点回帰的な議論が巻き起こっているのかもしれない。
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芸能 2020年12月26日 16時00分
「M-1」おいでやすこが、ユニットで準優勝 AKBやジャニーズのコンビの結果は?
12月20日に放送された『M-1グランプリ2020』(朝日放送制作・テレビ朝日系)は波乱の展開となった。特筆すべきなのは、ピン芸人の「おいでやす小田」と「こがけん」が組んだユニットコンビである「おいでやすこが」の躍進だろう。大会史上初の決勝進出を果たし、最高得点でファイナルラウンドへ進出。審査員からは上沼恵美子とダウンタウンの松本人志の2票を獲得し、準優勝を果たした。 おいでやすこがの2人は『R-1グランプリ』(フジテレビ系)の決勝経験者。「R-1」が今年から芸歴10年位内に改められたため、出場資格を失い「M-1」に賭ける形となった。ネット上では「コンビ芸人に荒らされた『R-1』出身のピン芸人が逆に『M-1』引っ掻き回している」といった評価の声がある一方で、歌ネタへの特化は「漫才のスタイル壊しすぎ」といった否定的な声も聞かれ、賛否両論となっている。「やはり下積みを重ねてきた芸人に評価を与えるべき」といった声もあり、ユニット芸人の是非が問われていると言えるだろう。 おいでやすこがは大会史上初の、決勝まで残ったユニット芸人だが、「M-1」全体を見ればそうしたコンビは少なくない。今年は彼ら以外にも、AKB48の大家志津香と中西智代梨が「めんたい娘。」として出場し、福岡出身の方言を生かした漫才で1回戦を突破している。 このほか、ジャニーズ事務所からも、昨年は3回戦までコマを進めた「つ〜ゆ〜」のほか、「おつゆ」も出場したが、ともに1回戦突破にとどまった。両コンビは4人グループのふぉ〜ゆ〜を2組に分けたものであり、実質的な「M-1」仕様コンビと言える。 ただ、これらのコンビが決勝まで残るかと言えば、疑問符が付く。やはり、おいでやすこがは芸歴、実力ともに十分だったため勝ち上がったと言える。ルール上は、ベテラン芸人の片割れ同士がユニットを組んで出場も可能になってしまうため、今後は力のあるユニットコンビの取り扱いについては議論も起きそうだ。 >>『R-1』芸歴10年以内のルール変更で、資格喪失芸人が悲鳴 不出場となった優勝候補は<< ユニット、企画系コンビでは過去には誰が活躍してきたか。よく知られているところでは、2018年に出場した『ろくでなしBLUES』の森田まさのりさんと、『SHIORI EXPERIENCE』の長田悠幸さんが結成した、そのものズバリなコンビ「漫画家」が準々決勝まで進出。職業を生かした漫画ネタで会場を沸かせた。にぎやかし的な存在に見えながらも、彼らはきちんと笑いに対するリスペクトが感じられると話題になった。 同年の大会ではしゅんしゅんクリニックPが、大学の同級生の医師と組んだコンビ「しゅんしゅんクリニックPと循環器内科医」として出場し、3回戦まで進んだ。ネタではしゅんPのキレのあるダンスがメインであり、これはピン芸人が「M-1」に出るための急ごしらえユニットコンビだったと言えるだろう。 さらに、TRFのものまねを専門とする「イージードゥダンサーズ」も、ピンやコンビの片割れが5人組として集まり、2017年から3年連続で3回戦まで進出。他にも、3人組の四千頭身や、6人組の超新塾が「M-1」には出場しており、出場芸人は2人である必要はないが、かなり個性派のグループだろう。 何より、今回優勝を果たしたマヂカルラブリーも、変わり種漫才の一種とも言えるだけに、かつてよりは大会の裾野が広がっているとは言えそうだ。
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芸能 2020年12月25日 22時00分
M-1、R-1、KOCに続くお笑いの賞レースが急成長? 『歌ネタ王』芸歴制限なく芸人集中か
今年はお笑いの賞レースに注目が集まったと言えるだろう。これまでのスタイルを覆す漫才でマヂカルラブリーが『M-1グランプリ2020』(朝日放送制作・テレビ朝日系)で優勝を果たした。さらに、マヂラブの野田クリスタルはピン芸人日本一を決める『R-1ぐらんぷり2020』(関西テレビ制作・フジテレビ系)でも優勝を果たしており、2冠を達成。この大会は、来年から『R-1グランプリ』と名前を改め、参加資格者が芸歴10年以内に絞られた。そこから漏れたおいでやす小田とこがけんによるユニット、おいでやすこがが『M-1』で準優勝するなど、賞レースがお互いに影響を与え合っていると言える。 何とかしてチャンスを掴みたい芸人にとって、『R-1』の芸歴制限は厳しいものとなりそうだ。そこで、注目を集めている新たなお笑い賞レースが『歌ネタ王決定戦』だ。大阪の毎日放送制作によりTBS系の一部局で放送されている。ただ、『M-1』や『R-1』のような全国同時生放送でなく知名度は低い。 『歌ネタ王』は芸歴の制限はなく、『M-1』『R-1』に同じくプロアマ不問。さらに、広く音楽や音をネタにするものならば何でも良い。著作権処理の関係から、洋楽の使用はできず、国内の楽曲でもただの替え歌は使えない。『M-1』でおいでやすこがが見せたようなネタは、厳しく見ればできなさそうだ。 >>「このニュース死ね」M-1評にゆにばーす川瀬が怒り「怒らない奴は芸人ちゃう」批判にも応戦、同情の声も<< 『歌ネタ王』は2013年にスタートし、第1回の優勝者は、大阪の吉本興業所属のすち子&真也。吉本新喜劇生まれのコテコテの笑いを届けた。 16年の第4回はかまいたち、翌17年の第5回は藤崎マーケットと、東京でも知られた芸人も優勝している。 最新の20年の第8回の優勝者は、大阪の吉本興業所属のコンビ、さや香。『オールザッツ漫才2019』(同)のネタをベースに、音楽やダンスを取り入れた動きのあるネタで優勝を果たした。こうしたエピソードからわかる通り、『歌ネタ王』は既存ネタのアレンジなども可能となっており、かなり柔軟性のある大会だと言える。 『歌ネタ王』は大阪で開催されるため、やはり関西芸人が強い傾向が見られるが、17年の第5回大会ではナイツ、18年の第6回ではどぶろっくが、それぞれ準優勝を果たしており、芸歴やキャラに関係なく「面白い“歌ネタ”ならば何でもアリ」な大会だと言える。ここから新たなスターが現れる可能性は十分ありそうだ。
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芸能 2020年12月25日 19時00分
「マヂラブは時代を変えた」おぎやはぎ、M-1優勝をたたえる “裏優勝”コンビも発表、過去にダメ出しも
12月24日深夜放送の『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ系)で、『M-1グランプリ2020』(朝日放送制作・テレビ朝日系)の話題となった。 優勝を果たしたマヂカルラブリーのネタに関して、「あれは漫才なのか」といった議論がネット上を中心に巻き起こっている。おぎやはぎ自身、2001年(10位)と02年(4位)に2年連続で「M-1」の決勝へ進出。はっきりとボケとツッコミを作らないスローテンポな漫才で、新たなスタイルを提示したコンビだ。 おぎやはぎの2人は仕事と被っていたため、「M-1」をリアルタイムでは見られなかった。先に結果を知り、矢作兼は「面白いけど優勝するようなタイプじゃない」と驚き、家に戻りネタを見ると、「まあ優勝だよ」と納得したようだ。もともと、矢作はマヂラブの大ファンだったため、優勝はかなり嬉しそうだった。 さらに話は、マヂラブの漫才のスタイルを巡る論争の話に。小木博明は「なんか定義がどうのこうの言うけど関係ないもんね」「プロのお笑いの審査員が7人いて決めてるんだからさ。なのに何も知らない素人が……」と不満そうだった。矢作は「真面目なんだよ。みんな真面目」と話し、そうした議論が起きていることは「漫才って伝統芸能になって来てるんじゃない?規範が出るってことは。認められるんだよ伝統芸能として。やってる方も審査してる方もまったく考えてないんだけど、世間的にはけっこうレベルの高い芸能になってる証拠でしょう」とポジティブな方向に解釈していた。 >>たけし、マヂラブをめった斬り「これで優勝しちゃったの?」 人気芸人らを瞬殺、鋭い指摘に驚きの声<< このほか、矢作は「優勝したからこそ論争になる。5位なら論争にならない。だからマヂカルラブリーは時代を変えたな」とも話し、これには小木も「論争になるほどのもので優勝するって一番格好いいじゃない」と共感を寄せていた。ネット上では「これはいいエールの言葉だな」「おぎやはぎならではの視点だと思う」といった声が聞かれた。 さらに2人は、「M-1」の裏優勝コンビには5位だったニューヨークの名前を挙げていた。おぎやはぎは、コントはうまいが漫才が下手なニューヨークにダメ出しをしていたようだが、それが良い方向に転んだようだ。矢作はニューヨークにも「最高に面白い漫才をやってくれた。ありがとう」とメッセージを向けていた。
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芸能 2020年12月25日 12時50分
マヂラブ野田、“漫才じゃない”評価されたネタだけの大会を企画?『NOT.M-1グランプリ』動き出すか
マヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)が優勝をして幕を閉じた『M-1グランプリ2020』(ABCテレビ・テレビ朝日系)。大会が終了して数日が経つが、ネット上では、いまだに彼らのネタが『漫才である』『漫才ではない』という意見で割れている。 マヂカルラブリーの漫才は、野田の暴走に村上が的確にツッコミを入れていくスタイル。大会終了後、従来の“掛け合い”という点においては、ほぼ皆無のため、「あれは漫才なのか?」と疑問の声がネットで散見された。そんな中、『モヤモヤさまぁ〜ず2』の元ディレクターで、現在は、お笑い色の強いゲーム番組『勇者ああああ~ゲーム知識ゼロでもなんとなく見られるゲーム番組~』の演出を担当するテレビ東京の板川侑右さんのツイートに、多くの絶賛の声が集まっている。 板川さんは「『これは漫才じゃない』って言われたネタもしくは言われそうなネタだけを集めてただワイワイやるネタの祭典『NOT.M-1グランプリ』どうですかね」とツイート。彼のつぶやきに『勇者ああああ』にたびたび出演している野田が「全く同じ事を企画しようとしてました」と反応し、「参加の条件は漫才である事 審査基準は漫才ではない事」という具体的なルールまで作られるやりとりまであった。 >>たけし、マヂラブをめった斬り「これで優勝しちゃったの?」 人気芸人らを瞬殺、鋭い指摘に驚きの声<< 「野田は、ネットで話題となっているマヂラブの『漫才・漫才ではない』論争について、『批判されてる方々、擁護していただいてる方々、いろいろご迷惑をおかけしております! 来年は満場一致のチャンピオンが生まれますように!』というツイートもしています。今回の板川さんの案は、ネットの声を逆手に取ったもの。当の本人である野田も同じ企画を考えていたとなると、批判していた人たちは、彼らにいいネタを提供していたことになりますね」(芸能ライター) 彼らの案には「めちゃくちゃ見たいな」「絶対面白いじゃんカオスじゃん」「批判を笑いに昇華させるとか天才かよ」と期待の声もある。実現される日は近い!?記事内の引用についてマヂカルラブリー・野田クリスタル公式Twitterより https://twitter.com/nodacry
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マクドナルドのCMにダンディ坂野、深い縁あり? 他の芸人もチャンスか
2018年12月30日 12時20分
特集
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分